三春町滝桜久保にある桜の樹。
推定樹齢1000年超、樹高12m、胸高周囲9.5mのベニシダレザクラ。
国の天然記念物で、いろんな100選とか五大桜とかに選ばれているとても有名な大樹。
ウチは福島県に親戚多いけど、みんな「あそこは凄く混むから行かない方がいい」と口を揃えて言うくらい昔から混雑する場所だそうだ。そんなわけで一度も行ったこと無かった。
でも今年はなんか通勤の駅でポスター見て気になってて行きたくなっていて、一度くらいはそんなスンゲ混むトコも行ってみようじゃないかなんて気になっていた。
さて、まずは観桜料金300円払って入園。ケチな僕でも駐車料金は無料なので特に高いとは感じなかった。
さて早速その有名な桜とやらを見てみようか!と行きたいトコだけど、ちょっと空腹だったので先に手前のテント仮店舗の飲食コーナーで軽くなにか食べたいなと覗いてみた。
ら、「三春グルメンチ」なんていう御当地B級グルメっぽいメンチがあったので、少し列になってたけど並んで買ってみた。
これは三春の名物(?)のピーマンが入ったメンチカツで、もう最初から具がソースで味付いててそのまま食べられる一品。
これはおいしかった。
ピーマンもいいしソースの味もいい。ナイスなメンチだった。
そして滝桜へ歩いた。
やっぱ空腹よりはいいもの食べて気分いい状態で観賞した方がいいよね。
で、おまたせしました滝桜。
正直素直に感じた感想としては「思ったほど大きくないな」だった。
広いところにポツンとあって、人ばかりが多かったからか、滝桜というより人が滝のようだ、、なんて思った。
で、せっかくだからそんな飛沫のような人込に混じって滝桜の袂に進んでみると、、やっぱ人が凄くて落ちつかない。。モーターショーみたい。
でも、暫く写真撮りながらゆっくり見ててその雰囲気に慣れてきて、やっとその桜の勢いある咲き誇った姿が実感できた。
なんといっても花の密度が濃くて、なるほど滝のようにほとばしるような姿は圧巻。正に満開でいい日に来れて良かった。
そして正面からぐるっと見て大きく脇に廻って、後の丘に上がった。
その背面の丘の上にも何本もの桜が植わっててこっちはこっちでキレイだった。
多分他だったらこの丘の上だけでも充分な桜の雰囲気なんだろうけど、やっぱ滝桜の存在感が大きくて、花の合間合間に目を引くのはやっぱり滝桜だった。
丘の裏はのどかな農村風景。その中に渋滞の車の列が見えたりして、まだまだ沢山人が来るんだなぁ、、とか思った。
そして最後に滝桜の手前側の脇をまたじっくり眺めながら下った。
うん、こっち側の眺めが一番好きだな。
枝垂れた感じがよくわかり、噴水のように花のしずくが噴出してるように見える。これはやっぱり凄いな。
そして満足したトコで、駐車場へ戻る前に来た時に気になってたものを購入。
三春名物の「三角油揚」だそうで、炙った油揚をピーマン味噌で食べるそうだ。
これがマジふかふかで凄くうまかった!
ピーマン味噌もバッチリいい味で絶品。感激。
それとサクラソフトクリーム。
これはまぁ、そのまんま桜の風味。普通においしく食べえられた。
すっかり暖かくなってたからね。売れただろうね。
桜はもちろんだけど桜以外のもちゃんと楽しめるいいスポット。にくいね。
今年の関東は週末の天気が悪くてイマイチ桜を楽しめなかったおかげで来る気になれて良かった。
例年ならもう桜は見飽きてたりしてそんな桜の為に渋滞を越えてまで見に行こうなんて思わないもんな。
満足満足。天晴れ天晴れ。
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