印西市浦部にある神社。
県道からの案内もなく前の道は不安なくらいの細さなのに、入り口にあった「大六天」という柱は洒落てて棕櫚などの植木も整ってて少し如何わしい感じがしたけど車を停めて歩いてみた。
神社の入り口にはプールがあった。
近くの小学校のものらしく施錠されて監視カメラまでついていたけど、使われてるのか使われてないのか少々荒れてて怪しい雰囲気。ウロウロしてて大丈夫かな?
とか思ったけど、その先の神社は丘の上にこんもり盛り上がった塚のような頂点に残った小さな林になってた。(帰ってから調べたら古墳だったらしい。。)
おお。
これはこれは、どんな神様を祀っているのか知らないけど、随分と神聖でいい雰囲気の漂った場所に思えた。
脇には「印西八景 大六天の手賀沼」という標柱や「手賀沼干拓発祥之地」という大型の石碑も立っていた。へー。
神社としては石祠を覆っただけの小さなものだったけど、この塚林そのものを社と思えば立派な神社。
拝んでから天辺に登った。
その先は思った通り東屋のある展望広場になってた。
この東屋と柵を下の道からいつも見あげてて気になってたのだ。
広場の中央には「高松宮殿下お手植の松」というのあったので、思ったよりもちゃんとしたトコのようだ。
植え込みの整備に切り株の敷石が続いてたりして広場まではウッドチップが敷かれて軟らかく歩きやすく、腰が痛い身にはありがたかった。
いかがわしいなどと思ってしまって申し訳ない。
そして手賀沼方面の展望は思った通り眺めよく、広く大きく見渡せた。
手賀沼の水面としては下沼の一部が見えるだけなんだけど、干拓される前は目の前の広い田圃の全面が手賀沼だったわけで、それを思って心の目補正を加えれば可也のレイクビュー。
「手賀沼干拓発祥之地」の石碑だけじゃなくてそういう説明をした案内板を立ててほしいと思った。
そして今日は薄っすら霞んでたけど筑波山も正面に見えていた。
地面にはドングリが沢山落ちてた。
子供でなくとも少しはしゃぎたくなるような密度。
崖側には柵があったけど丘の先は下に降りられるくらいの斜面になってたりして、公園みたいに区画がハッキリしてるわけでもなく、自然のままの感じもよかったけど、子供連れてたら少し怖いかもね。
整備途中な感じなのでちゃんとした公園になればいいな、、と思う反面このままの穴場であってほしいなとも思える場所だった。
憩えた。
いい休憩になった。ナイスナイス