いすみ市大原の太平洋に突き出た岬。
房総半島の太平洋側(外房)には勝浦の八幡岬とここ大原の八幡岬の二つの八幡岬がある。
勝浦の方は何度か行った事ある(→)けどここは初めて来た。
その勝浦の方は駐車場もあって立派な観光的な公園になってたのと対照的に、こっちは駐車場もなく公園にもなってなく漁港の前の民家の奥の神社の丘という感じ。
立派な石鳥居と立派な狛犬の八幡神社で、美咲の丘の頂点に社があって岬そのものが信仰の対象みたいな雰囲気。
よそ者が拝む所ではないような感じだけど、景色見させてもらうのでちゃんと先に拝んだ。
そしてその頂点の社の少し下に一周りできる道があって、あまり整備されてはいないけど、枯れ草の間を覗くように展望ができた。
まず大原漁港と波の荒い平洋が見えた。
そして反対側に回ると道の途中で展望。
裏の浜と南側に連なる崖の海岸線が、傾いた陽の影になりながらもいい眺めだった。
浜に寄せる白い波も輝いて見えた。
そして神社の多くない石段を下ると、今度は正面に大原の町が一望。
町の神社くらいしか乗せられないくらいの小ぶりな丘の岬だけに、市井の視点のような素朴な展望で、なかなかいい岬だった。
参道を逸れてちょっとした広場(祭り用?)におりてみたら、実はここも戦国時代は城だったと表記があった。
えー小さい城。。
神社サイズかい。
郭らしい郭はこの広場くらいじゃん。
昔はもっと大きい岬で崩れたのかな?