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19.05.05 蓼科99


竜王~8号~米原~21号~坂祝~248号~可児~21号~土岐~19号~木曽~361号~高遠~152号~茅野~299号~中里~462号~児玉~県道~深谷~17号~熊谷~125号~羽生~122号~岩槻~県道~松戸

天気いい日曜日。こどもの日の祝日。GW十連休の九日目。

昨夜は寝るの遅かったから起きるの遅めでもいいや、、とは思ってたけど5時半には目が覚めちゃった。
ので、スパッと6時前の出発。
もう今日は素直にまっすぐ帰るだけのつもりなので琵琶湖の湖岸道路にも出ずに8号を北上。米原で21号に折れた。

21号は朝からやってそうな食堂とかあったような気がしてたけど、見かけずに県境、7時前に岐阜県に入った。

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しばらく独走でスイスイ気分よく進んだ。天気よく眩しく今日も朝からサングラスしてのドライブ。つい二ヶ月前の前回通った時は雲に隠れていた伊吹山も脇に見えてて気分よく走れた。
普段混みがちの関ケ原も垂井もスイスイ抜けてバイパスに出て岐阜を抜けた。順調すぎて書く事がないw

そう言えば以前は長距離ドライブの最終日になると疲れた自分の顔とか自撮りしてたなーとか思い出して、十日分の鬚面を撮ってみた。休職中の頃の漂流者のような鬚になってる気分だったけど、写真で見るとそんなでもないね。。

各務原には8時前。ネタ帳に載せてて前から行こうと思ってた「木曽三川公園」くらいは寄って行こうと思ってたけど、開園9時半で合わずに通過。(喫茶店でモーニング休憩でもしてから行けばいいのに、、)
坂祝バイパスをまわって248号を経由して木曽川を渡り、横目に火の鳥(鳳凰)みたいな雲を見ながら御嵩に進んだ。

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土岐に下って19号に出たのが8時半過ぎ。前回はすぐ先の瑞浪でデジカメを買ったのが昼だったから凄くいいペース。滋賀の出発時点で一時間くらいしか差はない筈だけど、、(前回は童夢や神社に寄ってるからね)

竜吟の滝くらい寄ろうと思ってたのにうっかり通過、、19号もすいててガラガラで車線争いもなく悠々進んで、中津川を過ぎて木曽の山間の谷の道に出たのが9時半。こんなに調子いいと次回この道通った時につらくなりそうw

そして県境、長野県に入った。
今回は256号には逸れずにそのまま19号で木曽川を遡る。
まだ山頂が白く険しく聳えて見えてたのは中央アルプス木曽駒ケ岳とかかな。でも九日前の行きの冬みたいだった山間部はすっかり忘れたようないい天気で、段々暖かくなって少しづつ窓を開けて走れた。

で、幾つもの道の駅もそろそろ開き始めてたようだけど、さっそく混雑してたみたいでスルーして進行、定番コースの361号に逸れて権兵衛トンネルに進んだ。こっちは少し車が多かった。

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伊那への長い下り坂は、以前は芝桜だらけだったような気がしたけど、今はほんの一部だけで少々ガッカリ。
その代わりというわけではないけど坂の途中で毎回見かけてて閉まってた店が開いてるようだったので寄って食事休憩した。

11時半前の出発。日地続き長い下り坂をまっすぐ下って伊那市街に突入。少々細い361号をトレースしながら抜けて天竜川を渡った。
そして高遠。あ、高遠そばも食べてみたかったんだ。。いつも夕方で通過するだけの高遠を結局今回も通過した。(城跡も寄ってみたかったし)こんなペースの時でもなければ寄れないのになぁ、、とか思いつつもすっかり帰路モードでスイスイと152号に出た。

ちょっと遅めの車の列に追いついちゃったので杖突峠はゆーっくり登った。上の方ではまだ桜が咲いていた。
そして町と八ヶ岳をチラチラ眺めながらゆーっくり峠を下って茅野市街に出た。

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茅野から素直に20号とかでもよかったんだけど、やっぱ前回と同じはつまらないので152号で突っ切って、ビーナスラインへの少々の渋滞を抜けて299号に出た。

えーっとこの道は冬季閉鎖解除されてたはずだよな、、と不安もありつつ蓼科の別荘地の上り坂をクネクネ登った。
時々追いつく前車もすぐに別荘に捌けてほぼほぼ自分のペースでグングン登れたけど、別荘地先の開いた冬季閉鎖ゲートあたりで遅めの列に追いついちゃった。。
なので、林を抜けたすぐ先に見かけた展望台の駐車場に寄って休憩した。

出発してまたしばらく独走。標高2000mを越えると道脇に雪が見え始めた。まぁ2000mだもんなぁ。
そして麦草峠2147m。昔は群馬の渋峠が有料道路だったからか、ここが国道最高地点って出てたんだよね。

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その先の白駒池とか歩いてみようかな、、と思ってたけど、ちゃんとした登山スタイルの人しか見かけなかったのでヤメて通過。(駐車場も有料だし)
299号をそのまま下るとまた前の車に追いついた。なんか排ガス臭い車だった。。せっかくの八千穂高原の白樺林の道なので車間あけてゆっくり下った。

山を下ると沿線にずっと花が続いてて「大石 花ももの里」という幟が立っていた(前日だったらイベントもあったらしい)。雪から花で一気に春に戻った。しばらく続く赤や白の花ももの道をゆっくり下った。

八千穂で141号に合流しつつスライドして引き続き299号を東に進む。
このルートは少々道が狭いためもあって一つ北の254号内山トンネルのコースより時間がかかるイメージ。行きと同じ道は通りたくないから仕方ないけど、もうそういうこだわりは捨てようかなぁ、、とか思いつつ、逆にこだわってるからわざわざ帰りにこんな道通れるわけで、楽しめてるからヨシとしよう。

十石峠に登り切ったのが2時半前。ここが県境で群馬県ん進入。九日ぶりの関東地方、帰ってきちゃったんだねぇ。

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峠を下ると少し先で通行止め。。迂回路の林道の入口なのでそっちの道に逸れた。
この矢弓沢林道は前にも迂回で通った気がするけど、思ってたより全然走りやすいいい道だった。
現299号も元は黒川林道という名の道で未舗装が舗装されたくらいの差でそんなにいい道ではなく、むしろこっちの方がいい道に思えた。それに距離も近道なんじゃない?って感じで気分良く山を下った。

県道を経由して299号に戻ると後はもう走りやすい道でスイスイ。
寄ろうと思ってた上野村の道の駅は混雑してそうで腰引けて通過。。

中里から299号を折れずに462号に進むと、正面に荒々しい姿の岩山が聳えて見える。
カッコイイんだけど、これは石灰高山で山頂を切り取られた姿なんだそうだ。
その先の道の駅は逆にガラガラ過ぎて閉まってそうなので通過。

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神流町万場では溪谷に鯉のぼりが吊られてて「鯉のぼり祭り」とか開催してた。
これは寄って行こう!と思ったけど、道路からもよく見えたので別にいいかな、、とか思って通過。
せっかくいつものルートじゃない道を通っての帰りでも、やっぱりすっかり帰路モード。好奇心が行動につながらない、、

少々水位の低い神流湖を眺めつつ鬼石の先で神流川を渡って県境、3時半過ぎ強で埼玉県に入った。
児玉に進んだけど、さてここからどう進むか、本庄には出たくないし254号じゃ遠回り、ナビ地図探って児玉から県道を辿って深谷に出た。

あ、そういえば深谷駅ってカッコイイんだっけ!とか思い出してちょっと駅前に出て見た。
帰路モードに負けないように頑張ったけど赤レンガ風の駅舎は背中の眩しい西日が逆光でよく見えず、車停めて歩いてみるほどの興味も沸かずにロータリーをひとまわりして抜けた。
駅には「渋沢栄一生誕の地」の幟が並び「祝新一万円札 渋沢栄一翁」の懸垂幕が吊られてた。あれ?よく通る生家の近くではそんなに見かけなかったけど、駅あたりでは盛り上がってるんだ。。とか思ったけど、その後出た17号でも陸橋に「渋沢栄一生誕の地」と見掛けて市を上げて盛り上がってるように見えた。

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ってわけで後はそのまま17号。渋滞するのは知ってたけど思った通りくらいの混み具合で熊谷まで進む。
熊谷で125号に曲がったのが5時過ぎ強。普段の休日は17号は混んでも125号バイパスは左程混まないんだけど今日は混んでてペース悪かった。

羽生で122号とちょこっと合流するけど、いつものように125号へは進まずに122号をそのまま進んでみた。
ら、やっぱりこっちの方が道は混んでたかな。騎西で詰まった。
その騎西では「騎西藤まつり」の看板を見かけてて気になってて、寄ろうかなーと思ったけど帰路モードで通過。
(樹齢450年の大藤があるそうで、寄ればよかったなーと後から思った)

122号は東北道沿いから岩槻市街に入った。ここらで6時半、背中に日が暮れた。最後の夕日は写せなかった。
そして元荒川を渡って折れて松伏への県道に出た。この道は空いててやっとスイスイ。混雑で下がった燃費を少し取り戻した。

ファイル 67-9.jpgそして江戸川に出て野田橋を渡って県境、7時過ぎに千葉県に帰ってきた。
今日はえらくペースいいし寄道らしい寄道もしてないから、もっと早く帰れるかと思ってたけどやっぱ夜にはなっちゃうかぁ。
岐阜で寄道してたらもっと混んだ道を帰って来てたのかもしれないか。
長野あたりでは、ペースいいし、まだ明日もあるから少し遠回りして福島の方に廻って帰ろうかな、、なんて考えたりもしてたんだけど、あの事件で最近印象悪い新潟県は通りたくないので素直に帰って来た。

自宅到着ぴったり8時。(本日の走行距離は535.7Km、燃費は20.1㎞/h)
あーあ帰ってきちゃったなぁ。大型連休あっという間だったな。


平成から令和への十連休

一日残して九日間のドライブ、走行距離は4551.8Km、燃費は20.6㎞/h。たっぷり走りまわれて、ヘタることもなくトラブルこともなく楽しく過ごせた。
正直言えば帰って来た時は九日間も走りまわっていたという実感はなく、普段のGWのちょいワイド版ってくらいの感覚で、まだあと何日か走りまわっていたいくらいだった。(けど、日誌作業始めてみると九日間は長かったんだなーと実感、作業も長かった、、)
十連休あったらもーっと余裕あって、どこぞの市街で一日過ごしちゃったり、港に車置いて離島で一日とか、気ままに過ごしてもまだ日数余りそうなそんなイメージだったけど、思ったよりも普通に九州まわって普通の遠出な感じだった。
十連休、毎年あってもいいよなぁ。。(なんて言ってるのは自分くらいで他では聞かず恥ずかしいww)
そして新元号の「令和」
僕は免許取ったのがギリギリ昭和なので三時代ドライブしてる事になるけど、道的には昭和より平成の方が道路も整って断然良くなったと思う。
けどこの先の令和の交通状況の未来を夢想するとあまり明るい想像は出来ない。。
平成は良かったなぁ、、なんて思わないで済むようないい時代になればいいなぁと願います。
 

 
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19.05.04 庄原98


美都~191号~広島~487号~宇品~瀬戸内シーライン~三高~県道~江田島~487号~呉~185号~阿賀~375号~高屋~375号~三次~183号~庄原
庄原~183号~日野~180号~米子~9号~大栄~県道~倉吉~179号~湯梨浜~9号~京都~8号~竜王

天気いい土日曜日。みどりの日の祝日。GW十連休の八日目。

朝はまた4時過ぎに起きた。
やっぱり停まってる車は増えておらず静かな道の駅で、「令和」の電飾は消えていたけど、中央の電光掲示板は派手に光り続けていた。。
気温低く冷えていたのでまた缶コーヒー飲んで、軽く窓拭いて半の出発。少し夜白み始めてた。

道は引き続き191号を進み、20分ほど進んだ6時前に県境で広島県に入った。
元々昼間でも空いてる印象の区間だけど早朝は全然車がおらずスイスイで、あっという間にお馴染みの戸河内に出た。
お馴染みとはいえさすがに早朝から道の駅がやってるわけはなく通過。空はもう充分明るいけど周りが山なので朝日はまだ出てなかった。

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戸河内からは186号と合流して割と近年も通った馴染みの道。大田川に沿ってクネクネ進むとすぐに可部(安佐北)の市街に出た。いつも渋滞するイメージのここらもガラガラで、印象的な可部勝木台の平らにした山の住宅街がよく見えた。

そして可部から54号可部バイパスに折れて一気に広島市街へ進んだ。

可部も広島市なのでどこからが広島の市街というわけではないけど、山陽道の広島ICを過ぎたのが6時。そこから新交通AGT高架下を進んで15分で広島城。そのまま真っ直ぐ中心を抜けた。
平和大通りはフラワーフェスティバルの屋台が閉じて並んでて沈黙してた。昼間だったかさぞかし賑やかなんだそうな。

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そのまま路面電車の線路に沿って南下。路面電車はこの時間からもうバンバン走ってて停車場ごとくらいいた。
宇品に進んで宇品公園で休憩しようかな、、とか思ってたんだけど、その前に港に寄ってみるかとフェリー乗り場に行ってみた。
ら、ガーラガラだったけど始発の船は6:55だそうで、今、6時半。わぁ丁度いいくらいじゃん。とか思って乗ることにした。
切符は自動券売機(前は人いたよね)ちゃんとJAF割りの切符もあった。とくに案内もなく船が来たら進んで乗船。気軽過ぎていいね。乗った車は自分入れて二台だけだった。
で、気まぐれな三十分の渡航で能美島の三高港へ渡った。
 
 
7時半ちょいの上陸。
能美島は江田島と繋がった島の西側の大部分を指すようだ。この江田島・能美島は2002年の夏に一度来てて二度目の渡島だけど、前回は江田島の切串港に渡って国道中心に廻っただけなので、こっちの方には来ておらず初めての地。
さっそく島の周りをまわる県道を反時計回りに進んでみた。
ら、
前回の印象は工業的な印象が強くて離島な感じが薄い所に思えてたけど、こっちはさっそく瀬戸内の海と島が見えて、全然離島なゆっくりした雰囲気。いい感じでスイスイ快適にドライブ。なんか思い込みだけじゃなくて色々回ってみるもんだなーと思った。

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少し進むと「この先工事中 通り抜けできません」の看板が立ってて、前の車がターンしてた。。けどどうせ休工中だろうとよく見ると「大型車」とあったので安心して進んだ。ら、未舗装の道で通れた。土砂崩れか地すべりかそんな感じかな。
「走行注意レベル4」と出てた。(度合が分からないけど)

その北西の部分を抜ければ後は楽々悠々な沖美町の海の道。海にはポッカリと大黒神島が浮かんで見える瀬戸内海。
しばらく海沿いを南下した後、峠を越えて487号に出た。そして北に進んで中町で県道に折れて江田島側に進んだ。
この区間は途切れる国道の補間として前回も通ってる道、ぜんぜん憶えてなかったけど江田湾をまわって江田の兵学校まで来たら見覚えあった。

そしてまた487号に出て北に進んだ先の自衛隊基地の方が憶えが強かった。(当時事件に巻き込まれてて、基地の裏で車を停めて警察のからの電話に対応してた。。)

487号の奥へは進まずに北への県道で幸の浦峠(ここも走行注意レベル4だった)を抜けて江田島の北側の海に出た。
県道をそのまま海沿いに進むと切串港、前回渡ってきた港でここから487号を進むと最初細めの道で海沿いに出るとなるほどクレーンの並ぶ工業的な海。ここをダンプの後ろについて進んでたら面白くない印象になるわな、、と納得。今日はスイスイなので印象良くなった。何度でも来るもんだ。

小用から県道に逸れて尚も江田島の東側の海沿いに進んで、廃材所の壁や細い区間などを抜けつつ江南に進み。柿浦港をまわって大君でやっと487号に出た。この出る交差点の前の港に公園があったのでちょっと立ち寄って休憩した。

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30分ほどのんびりして9時半前の出発。素直に487号を進んで白いトラス橋の早瀬大橋で倉橋島に渡る。
そして倉橋島も487号を進んで赤い音戸大橋を渡って本州に渡った。
一周は道が繋がってない能美島の南側はともかく倉橋島の南側の大部分も前回まわってなかったので、今回はゆっくり廻るつもりだったんだけど、鳥取から九州に帰る友達と互いの中間で落ち合おう!と連絡ついたので、廻らずにツルツルと国道で抜けた形。だけど、地図で見たら倉橋島は国道より北側の県道の方が近いし、第二音戸大橋に進めるので全然早かったようだ。
音戸大橋に昇るループの部分からその新しく立派な第二音戸大橋が見えてて少々悔しかった。

そのかわりと云っては何だけど、音戸大橋を渡った先に「第二音戸大橋」というのがあり展望台があるようなので折れて向かってみた。
すぐ上のパーキングは何もなさそうなので通過して坂を上ると、一番上の「高烏台」への道は通行止めになってた。。仕方ないのでそのまま進み、「見晴町」というバス停付近に路駐して少し眺めた。

バス停から先は細過ぎる道になってて、そのまま進むのは冒険過ぎるので途中まで来た道を戻り坂を下って487号に戻った。けど、すぐ先でうっかりしてて曲がり忘れて国道からはずれちゃった。けど鉄工場の横を抜けると潜水艦が見えたのでナイスかな。
そして10時頃に呉市街に進むと、自衛隊集会所の壁に「この世界の片隅に」のロケマップが大きく描かれてたのを信号待ちでじっくり見れた。(作品は好きで円盤も買ったけど、聖地巡礼とかは考えておらず、この壁見ただけで満足した)

そして灰ヶ峰を正面に「すずさんの家はどこらへんだったのかねぇ」とか思いながら185号を進み、トンネル抜けた先の阿賀から375号の無料バイパスの東広島呉道路に乗った。
375号は一昨年前に逆から通ったばかりだけど、この道は走ってなかったので新鮮。とはいっても高速みたいな急ぐだけの道で、流れのいい長い道をツルツル進んで30分弱で山陽道との高屋JCTのちょい先まで一気に走った。

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少し県道で西高屋駅を抜け、後は黙々と見憶えある375号を進んだ。
要所要所渋滞しつつも焦るほどでもなく抜け、強い日差しに焼けた右手が痛いのでタオルで隠しながらも窓開けて走行。日差しより解放感大事。
そしてワニ料理のトコとか前に停まったホテルとか抜けて丁度12時に三次市街。183号で東に折れて庄原に向かった。

20分ほど進んで待ち合わせのコンビニに到着。友達のくにさんはもう来ててすぐにわかって合流した。

どこいこうかと少し話してすぐ出発。くにさん先で183号を進んで少し先にあった「国営備北丘陵公園」に入った。
今日は無料入園日だそうでゲートは通過。でもすぐの駐車場には誘導されずに園内東側に廻って広い園内を少々ドライブ。大きな池の裏側の第四駐車場もいっぱいらしく先に行けと誘導されて、その先の芝生の臨時駐車場に誘導されて並んで駐車。しばらく公園でゆっくりした。

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2時間ほどゆっくりして2時半の出発。
出る時は誘導する人がいなくて前の道に出るトコが分からずに困ったけど、困ってたら誘導員が出てきてくれた。
で、また公園内の来た道を進んで183号に出た。
そして少し東に走って「食彩館しょうばら ゆめさくら」という所に行き、その食堂で食事休憩した。

そして3時半過ぎに分かれて出発。僕は東へ、くにさんは西へと183号を進んだ。
ほんの3時間だけだけど友達とのんびり話せて良かった。前回は忙しくパーキングだけで会っただけだったからね。(でも実質一時間しか違わないのは意外に思えた)

後はもう帰り道モードでおとなしく進む。バイパスのような区間じゃなくても車少なめでスイスイだった。
40分ほど走って県境、鳥取県に入った。

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鳥取県も変わらずスイスイ。ここら辺は今から田植えのようで水を張った静かな田圃が広い鏡面のようだった。

日南町でバイパスのような新しい道に乗ったけど、すぐ先に道の駅の案内があったので降りて、結局旧国道を進んで道の駅で休憩した。

その先もバイパスに乗れる箇所は無く旧国道を進んだ。むしろ独走でこっちの方がよかった。
で、バイパス終点で183号に戻ったと思った次の交差点で180号と合流。ここで183号の単独区間は終わり、(183号は日野から181号に重複して米子に進む道らしいけど)ここから180号を北に折れて米子に向かった。

こっちの道もしばらく独走。とくに何か気にかかって寄道という事もなくスイスイ進んだ。(菅沢ダムの日南湖では「巨根橋」という橋が名前的に気になったけど寄るほどではないよね)

で、5時半過ぎに米子で市街には入らずにバイパス扱いの山陰道無料区間に乗った。
ここはさすがに車多めだったけどスイスイいい感じで流れててストレスなく通行。大山もきれいに見えた。
この道をこっち方向で乗るのって珍しいような、、あまり見ない角度の景色って感じで、その後ほぼずっと180°見える日本海の海は角度浅くて広いけど小さく見えた。

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終点で降りると北栄町。6時前なのでこれはお気に入りのラーメン店に行くのに丁度いい時間!と勇んで、台場公園の道の駅を県道に曲がった。
この道はやたらと歩行者が歩いてて何かと思ったら、コナンのファンの人ね。あちこちにある像とかで写真撮ってた。
そしてすぐ先のJR由良駅に行き、駅前のラーメン屋「香味徳」に行ってみた。が、閉まってた。。「ス-プ切れのため終了しました」と張り紙があった。がーん。またか、、(お気に入りと言いながらもう10年以上食べれてない、、)

しからば切りかえて、JR山陰本線に沿った県道を進んで倉吉に向かった。
そして倉吉市街のラーメン店「香味徳」に行った。こっちは開いててバッチリ。食事休憩できた。

満足して7時過ぎの出発。さすがに日も落ちて暗くなってた。
素直に179号を北に進んで羽合で9号山陰道バイパス、、と思ったけど国道から直でバイパスには出れないのね。。下をくぐって海沿いの9号に走った。羽合の海沿いはまだギリギリ夕日の赤さが残る明るさでいい感じだった。

しばらくそのままガラガラの海沿いを走って、魚見台を下った八束水でバイパスからの9号と合流した。ら、こっちは車が多く詰まり出した。まぁこの時間じゃしょうがない。ゆっくりトロトロ進んで空港手前で片側二車線になったら流れだした。

後はスイスイと車線取りも調子よく一気に鳥取を抜けた。

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岩美の道の駅にトイレだけ寄りつつ、8時半に県境で兵庫県に入った。
真っ暗な山間の9号の道で、兵庫で印象的なのは花村温泉の左右を立派な温泉ホテルの入り口に挟まれた所。明るくていい感じ。
その先に幾つもの道の駅が続き、どれかで寝ようと思ってたけど、速度ものってたし時間もまだ早いかとどれも通過。停められなさそうなくらい混んでそうなところはなかった。

次の県境には9時半過ぎ強。京都府に入った。
こっちもまだ幾つかの道の駅が続いていたけど、やっぱり通過しちゃった。

で、結局、京丹波で給油するだけで一気にひたすら京都市街まで突っ走り、12時に通過。行きで見る事の方が多いオレンジの坂道を上った。

で、ここまで来たらば降県境も過ぎて滋賀県まで。
前によく行ってた草津の道の駅に行ってみようかなー、と思ってたけど、やっぱり最近行ってる太い道沿いで楽な竜王の道の駅に1時に入った。

ここで8日目のドライブ終了。(本日の走行距離は731.2Km、燃費は21.9㎞/h)
朝は気まぐれに島に渡り、昼は友達と会ってゆっくりできた。午後は帰路モードで、ちょっと勿体ないくらい黙々と進み続けちゃったけど、鳥取の牛骨ラーメンで満足。終盤ながら充実しすぎたいい一日だった。
寝袋に入って、寝落ちる前に日誌の速報メモを上げてからストンと寝た。

 
九日目につづく
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19.05.03 山口97


日之影~218号~延岡~388号~北浦~県道~波当津~東九州道~佐伯~10号~大分~210号~夜明~211号~嘉穂~322号~小倉南~九州道~八幡~都市高速~門司~関門橋~下関~県道~安岡~191号~特牛~435号~山口~376号~徳地~489号~阿東~9号~益田~191号~美都

天気いい金曜日。憲法記念日の祝日。GW十連休の七日目。
正直言えば十連休とはいえ丸々全部ドライブするつもりはなく、後半の方が道混みそうだし、体力的にもキツイだろうから三日間くらい残してこの辺りで一旦帰ろうかなと思っていた。(テレビの予約録画も七日間しかできないし)
んだけど、やっぱりそんなにあっさりとはいかず朝はまだ宮崎。
体力的にもキツイどころか全然調子よく、天気が回復したとこで先日雨だった宮崎と鹿児島を二周目行っちゃおうかな、、なんて考えてたくらいだった。

で、この日もまだ真っ暗な4時に起きた。寝たの早いからね。
丁度いいくらいの肌寒さで窓を軽く拭いて地図を見た。
どう廻るか考えてたけど、ちょっとまてよ今日何日目だったっけ?とふと考え、もう後半の七日目だと思ったらなんかもうそんなに気ままに廻り過ぎてもマズいような気がしてきた。(イヤ冷静に考えれば残り四日もあるならまだ平気だしそのつもりでこっちに進んだんだけどね)
なので、そろそろゆっくり帰る方向で廻ろうと思った。

4時半の出発。
引き続きバイパスのものすごくいい218号で一気に山を下る。
で、30分走って空が明るくなってきた5時に延岡市街に進んだ。

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帰る方向とはいえ急ぐ必要はないので東九州道(無料区間)には進まずに延岡市街に進み10号を北へ。
ホンのちょこっと三日目と同じ道を戻りつつ、すぐに388号に逸れた。取り敢えず同じ道は回避。
走ってる車を全然見掛けない静かな道をスイスイ独走。
少し走って海に出るかなーと思ったトコで道の駅があったので寄って小休止。

6時前の出発。388号は少し進んで北浦の町で県道に折れた。
道の駅の案内で見かけた近隣のスポットで「地下の茶山展望台」というのが気になったので向かってみた。んだけど、町中から狭い軒先県道で不安になりつつ、町を抜けたら抜けたで森の細道。なかなかの険道だけど、まぁ388号も以前のままなら県境でこんな感じなので、これが当たり前だと思いつつ対向車が来ないことを祈って進んだ。

そして途中で「茶山展望台」の案内に従って市道に曲がって進み、山を登ると視界が開けて茶畑が見えた。

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けど、取り敢えずは展望台を探しつつ止まらずに通過。。してたらグングンと下り坂。折り返して中腹でも茶畑が見えたけど、やっぱり展望台は見あたらずに通過。下から見上げるタイプの展望台かなぁ、、とか思ったりもしたけど、結局停まるところはなく北浦の町の奥の388号まで来ちゃった。。これはおかしいと転回して戻った。

で、ゆっくり注意しながらまた茶畑をグングン登って進むと、山の上の方の最初の視界が開けたトコに「地下の茶山展望所」とパネルがあった! え?展望所って道から眺めろって事?駐車場も広場も何もないんかい。。
まぁどうせ車なんか来ないだろうと高を括り、車を停めて少し眺めた。

さて、そのまま市道を県道へ戻った。そして引き続きの険道ドライブ。漁村と小さな湾を見下ろせる箇所もありつつ、落石あったりトンビが飛び立ったりの道で、6時半にやっと県境を越えて大分県に入った。
このまま海沿いに県道を進もうと思ってたけど、なんかもう充分だったので県境すぐ先に現れた東九州道の入り口(蒲江波当津IC)から無料の自動車道に乗っちゃった。

なんかやっと一息ついた感じ。昨日買った「麻花兒」という菓子を食べながらゆったり走った。

で、無料区間のラストの佐伯で降りて10号に出て北上。かろうじて三日目の道は踏まずに抜けられた。

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10号は黙々と大分市まで進んで210号に出た。
大分県は去年来た時にあちこち寄りまくって、現在点景が九州で断トツなので少しバランスを考えて今回は極力寄道しないようにしよう、、なんて思ってたので、色々見かけても気にしなかった。

210号は大分川とJR久大本線に沿って走り、山を見つつ由布から湯布院に抜けて、また面白い形の山を見ながら九重から玖珠(と似たような名前の隣り合った町々)へと進んだ。
玖珠からの210号は去年も通った道。思い出しつつツルツル進んでそろそろトイレ行きたいなぁと思った頃にちょうど道の駅があったのでここだけは寄道した。

ここらへんからの210号は暗い時間に通ってたら結構な谷間の峡谷のような気がしてたけど、明るい時間に通ったらそれほどの景色とも思えなかった。。

そして日田は町を迂回するバイパスになってるけど、対向車がビッチリ長々と渋滞してて不憫だった。
日田の先で211号に折れて夜明大橋を渡った。このあたりもやっぱり対向車側が渋滞。ご苦労様です。

この211号を少し北上すると県境。10時半前に福岡県に入った。

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前に棚田と奇岩群の神社を見た東峰村を過ぎて、その先の小石原への上り坂は途中からビッチリ渋滞、、「民陶むらまつり」という幟を見かけてヤバいとは思ったんだけど、ここまで混むとは思わなかった。。

10数分かけて坂を上って大混雑の小石原の町を抜けた。ここまでチョコチョコと渋滞はあったけどここが一番ハマった感あった。(呼子よりも距離があった)
そして町の先は対向車線の長ーい渋滞が続いてた。今回はしっかり詰まったのでその分悠々と流れて憐れんだ。

山を下るとやっと広く青い麦畑の道。青空も広く和んだ。
その先の嘉穂の町は、前に朝に来てスタンドが開いてなくて慌てた街。日田も東峰も嘉穂もそれぞれ別の機会の思い出の場所が並んでるというのも不思議に思えた。

そしてちょうど昼の12時にその嘉穂から322号に折れた。
322号はすぐに大隈峠の上り坂。日陰のコントラスト強い峠道を独走で少し元気に駆け上ると、峠付近で対向車線側が崩落してて相互通行だった。

下った山田の町を抜けて田舎道を進むとまっすーぐなバイパス道路に出た。すいてて気分良く流してたけど、このバイパスは未開通のようで「通り抜けできません」とあった大任町で県道に折れた。
ああ、これって大任の(シジミソフトの)道の駅からの道かぁ。何度か帰り道にしてた見憶えある道。正面に見えた香春の鉱山に向かって322号に戻り、前寄っておいしかったうどん屋も混雑してたから通過して北上。

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福岡県内も何か気になったら寄り道回り道して行こうと思ってたものの(平尾台とか)、すっかり帰り道な雰囲気でのんびりドライブ。
平尾台の東の鉱山を見ながらすいすいとバイパスを進んで、その先の小倉南ICから九州道に乗っちゃった。昼の北九州の市街は大混雑だろうからね。

けど、、おーっと大分方面じゃねーよと逆に進んだら福岡方向でそっちが逆だった、、
あちゃーまたやっちゃった。高速逆方向。まあいいか、次の八幡で都市高速にまわろうとJCTで逸れてまわったけど、ここってこっちからだと料金所から一回外に出るのね。で、出てすぐ入り口だったけど、ここもうっかりして通過。。なにやってんねんwさすがに疲れたのか?
まぁいいさと少し高速沿いの200号を進んで次の馬場山ICから乗った。
そういえば九州道は新門司から渋滞って出てたけど。こっちはずっとスイスイでかえって良かったかも。
門司でその九州道と合流すると混んでてトロトロになった。少しだけ我慢して、関門橋手前のめかりPAに入って休憩した。

20分の休憩で2時過ぎの出発。関門橋を渡って九州を抜けて山口県に入った。
橋は意外とすいてて順調に渡れてよかった。トンネルだったらどんなだっただろう、、で、すぐ次の下関ICで高速を降りた。

下関も少しウロウロしようかなーとは思わなくもなかったし、行こうかと思ってた所(火の山パークウェイとか)もあったんだけど、なんかいいやとそのまま市街をつるつる進んで191号に出て海沿いをドライブ。

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やっぱドライブは寄り道より駆け抜けるのこそがドライブよね~とか思いながら、しばーらくはきらめく海を眺めながらのんびり走行。車は並んではいたけどいいペースでしばらくはストレスなく走れた。そしてこの区間ではかなり遭遇率の高いJR山陰本線も見かけた。黄色い車輛じゃなくて赤いキハだった。かわいい。

しばらく走って豊北町の和久で渋滞。。「わくわく港祭」と看板が出てたからそれかーと思ったけど違って、じゃあ道の駅かーと思ったけど違いずっと続いてたから、あーこれは角島に夕陽を見に行く車だな、、と思い、避けてすぐ先の特牛で435号に折れた。

435号は番号のわりに走りやすい道で、風車の山を見ながらすいすいドライブ。
そういえば最近減ったと感じてた山口の黄色いガードレールだけど、こっちの方はまだたくさんあるなぁと写真みて思った。

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美祢市に入るとこでようこそのゲートがあった。その美祢の市街に4時半過ぎ。町の中心に化石館という博物館があったけどもう閉まってた。
その先の秋芳洞も一度は行ってみたかったけどもう時間外だろうなと通過。(5時半入場が最終だそうだから、行けばギリギリ入れたようだ)一人で鍾乳洞はどちらにしても腰ひけてたけどね。
で、「またどうぞ」のゲートで美祢市を出ると山口市に入る。

そして9号に合流。山口の市街はいつも9号で通過するだけだからたまにはどこか寄っていきたいなぁ、、とか思いつつも興味あるとこも無く、給油だけしてそのまま通過。。 しかけてたけど「宮野のミツガシワ自生地」という大きな案内が気になって咄嗟に横道に折れてみた。
ら、案内の大きさとは逆に道は細く狭い宅地の間を進んで、少々不安になった坂の先の法明院 という寺に着いた。裏の駐車場に停めて歩いてみた。

坂の道を下って9号に戻った。この先もどう進むか考えてなかったけど、9号そのままじゃつまらないからと、すぐ先で376号に逸れてみた。
この道は、、ああ、まぁまぁよく通る道だ。仁保川にかかってた鯉幟を横目にその先の道の駅に寄って地図見て作戦休憩。

このまま376号進むと道の駅とか少なめな山陽方面に出ちゃうのでやっぱり9号方面に戻ろうと思い、荷卸峠を越えて佐波川を渡った徳地で489号に折れて北上した。

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もう6時半を過ぎてたので山間の489号はもう日陰になってた。
この国道は初めて走る道かも、、番号のわりに走りやすいいい道だなぁ、と思ってたけど、大原湖の先で少々狭い区間があった。始まったかーと思いつつそういう区間はチョコっとだけでスイスイ進めて阿東で9号に出れた。

で9号を進んで、県境ギリギリ手前の道の駅「願成就温泉」によって温泉休憩した。

45分の休憩で8時前の出発。すぐに県境で島根県に入った。
後はもう真っ暗。津和野の町の入り口の鳥居を見つつ通過すると後は黙々と闇の道。一気に益田まで進んだ。

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そのまま9号で山陰へと思ってたんだけど、益田の市街で191号に曲がっていく車が一台もいなかったのでなんとなく気侭に191号に曲がってみた。こちらに進んでも先に道の駅があるのようなので気侭と言いつつ候補くらいには思ってたけどね。

町を抜けてまた真っ暗な道を進んでたら美都町の先にライトアップされた斜面があった。樹を照らしてるようで公園か何かかと思い脇道にそれてみたけど公園でもなんでもなくてすぐに戻った。なんだったんだろ?桜の木が新緑になってもまだ照らし続けてるだけって感じかな?
そしてまた暗闇を進むとすぐ先に派手な灯りの道の駅があった。
取り敢えず寄って停まると、まだ早い時間だけど寝れそうな感じだったのでここで寝ることにした。

ここで七日目のドライブ終了。(本日の走行距離は624.0Km、燃費は21.0㎞/h)
もう帰る方向へとは思ってたけどもっとゆっくりのつもりで、ホントは夜くらいまで九州を廻るつもりだったんだけどね。。ついつい早め早めで九州を抜けてきちゃった。渋滞個所も多かったのはやっぱりGW後半の本番って感じ。だので丁度いいくらいだったと思う。

 
八日目につづく
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19.05.02 長崎96


鹿島~207号~大浦~207号~時津~206号~長崎~251号~島原~九商フェリー~熊本~266号~嘉島~445号~山都~218号~日之影

天気いい木曜日。祝日間の休日。GW十連休の六日目。
朝は4時半前に起きた。まだ真っ暗だけどちょっと道の駅を歩いて海を眺めた。

そして空が白み始めた5時半前の出発。207号を南に進んだ。
さすがに道はガラガラで、モヤーっとはしてたけど海沿いを気分よくドライブ。潮が満ち始めてた干潟は残念ではあるけど走りながら白く靄がかった海を走りながら見る分には満ちてた方がイイね。

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20分ほど進んで、ああもう佐賀県終了かぁ、、と思ってたトコで「竹崎城址展望台」の案内を見掛け、そういえば前回気になったトコだと思い横道に折れて行ってみた。
この竹崎城址は陸と繋がった竹崎島にあって、県道で渡ってグングン坂を上るとすぐに展望台に出た。駐車場に停めて展望休憩。

来た道を戻って207号に戻った。
朝日が昇った有明海と竹崎島を横目に見つつ進むとすぐに県境。6時半前に長崎県に入った。
この区間の207号はフルーツ型バス停休憩室の並ぶ道。(「ときめきフルーツバス停通り」というらしい)イチゴの粒とかメロンの皺とか結構リアルな造りのフルーツバス停を眺めながら進み、前回通ってきた堤防道路には折れずに真っすぐ進むとほどなく諫早市街に入った。

諫早から東の大村湾側は雲が立ち込めてて天気悪そうだったけど臆することなく進行。
ちょこっと57号に合流したすぐ先の34号との合流する交差点で、進む車線を間違えてて34号を逆の北方向に進むというマヌケをしつつ、少し回って南東方向の34号に戻ってすぐ先で207号に逸れた。忙しない町だった。

さてここからの207号の大村湾海岸沿いの区間は、すぐに細くなってやや酷道チックなリアスの山肌のクネクネ道。でも以前よりはキレイな区間も伸びてたし道幅拡げたっぽい箇所も多く楽になってた。

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ドンヨリ雲も割れ始めてて、モヤった海面には手前の鹿島と竹島がよく見え、内海だけに鏡面のように静かな水面に岬(鼻)を写してたり、少し先に長崎空港の島も見えていた。
意外と対向車はたまにいて気を張りつつ、東側の長与町に入ると晴れ始めて一気に青空になった。
全面ミカン畑っぽい山肌と三条このような入り江の海を見ながらゆっくり進んで長与港へ進むと、運動公園の前に直売所があったので立ち寄ってみた。

引き続き207号をトレース。長与川沿いの細い区間も抜けつつ、長崎市街には少し遠回りの時津の市街に進んで給油した。
この時津で207号は終了。車の多い206号に出て長崎市街へ南下。
下り坂から見る山の上や斜面に立ち並ぶ建物が長崎っぽくっていい感じ。少し進むと赤泊からは路面電車が並んで走る道、休日とはいえ8時過ぎの朝だけに電車の本数が多くひっきりなしに通って見掛けた。

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長崎ではどこか寄りたいなぁ、、と思ってナビ地図見てて、取り敢えず目に付いた稲佐山公園に向かってみた。
平和公園の先で国道から逸れて、梁川に折れてその対岸の坂を一気に上った。
クネクネと少し大回りしつつ、ここはちゃんと稲佐山公園の案内が続いてたので間違えることもなく廻って山を登った先に公園の広い駐車場があったので停車。展望休憩した。

1時間半で車に戻って10時過ぎの出発。
なんか無駄に汗かいて損した気分。暑いからもう空調つけて眩しいからもうサングラス掛けて進んだ。
道は戻らずに稲佐山登山道路を進んで下り坂。勾配が急な分眺めのいい坂で長崎市街を見下ろしながらゆっくり下った。

202号の稲佐橋を渡って206号に戻り長崎駅前を通過。稲佐山公園に行く前はこの午前中はゆっくり長崎をまわって少し歩くなり伊王島とか行ってみるなりとかも考えてたんだけど、なんかもう暑さにやられて疲れちゃって歩く気も廻る気もせず、気になる物とか探る気もせずに文明堂で34号に曲がってそそくさと長崎市街を西に抜けた。

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少し混み合ってたけど前の車の殆どが長崎道のICへの道に逸れて消えて日見バイパスはスイスイで気分良かった。けど、バイパスの終わりはその長崎道のICからの車が合流してまた混んだ。。でもすぐに251号に逸れると流れた。

そういえば有料だった筈の矢上大橋はとっくに無料化してた。(2012年に無料開放。前に来たのは2010年か、、そんな前だったっけ)
道はしばらく山間に入るけどキレイな道でスイスイ。そして有喜町でまた海に出ると高低差ある海側の眺めと真っ直ぐ長い道でいい眺め、車は増えて並んではいたけど詰まるほどではなく流れてた。ウネウネの坂も面白かった。
最後に印象的な広い芋畑のゆるく長い登り坂でちょこっと詰まりながら愛野で57号に合流した。(ああ、9年前って雲仙鉄道小浜線廃線跡道路を通ったとき以来か)

57号も引き続き走りやすく時折眺めもよく流れてて良かったけど、11時をまわって空腹だった。っていうか、長崎で食事くらいして来ればよかった。。こっちの方って道の駅もないし前来た時も食事にありつけなかった気がする(日誌見たら売店で買った蒲鉾食って走ってた)
ってわけで、見かけた飲食店で車停められそうなら怯まずに積極的に寄ろう!と思ってて、小浜温泉で見かけた「小浜ちゃんぽん」の店に入ってみた。 、、けど暖簾かかってるのに準備中で「2時より営業致します」と張り紙。えーせっかく停められたのに。。(やってなかったから駐車場あいてただけだろうけど)

結局やってる店はもう混んじゃっててアウト、ってわけでそのままドライブ。
この小浜で57号は雲仙へ折れて登っていくけど、僕はまっすぐ251号。こっちはガラガラでスイスイ。まぁみんなが食べてるような時間は走ってた方が利口だよね(まけおしみ)

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島原半島の一番奥の南東側に出てしばーらく海沿いを進むと、海側に「加津佐道路公園」という駐車帯公園があったので寄ってトイレ休憩。海は広く見えるけど口之津の愛宕山と岩戸山が見えるだけで向かいの天草までは見えず、手前の海岸も石ゴロゴロのパッとしない感じだったので点景は割愛。

口之津ではスーパーの駐車場に大量の鯉のぼりが風に揺れてきれいだった。
そのすぐ先の口之津港からは前に乗った天草下島へのフェリーが出てるけど、フェリー乗り場付近は混雑してて道向かいの駐車場までいっぱいだったのでスルー。やっぱこの大型連休のフェリーは難しいのかぁ。

ってわけで引き続き251号。
次の南有馬町は原城跡のある町。原城は島原の乱で一揆軍が籠り奮戦した城。世界遺産になったんだっけ。
落城して処刑された一揆軍3万7千の遺体が城跡に埋められてるそうで「霊感強い人は行かない方がいいですよ」と昨日の名護屋城のガイドさんが何度も話題にしてた城。僕は強くないので案内に従って寄ってみた。

けど、駐車場は本丸の近くにはなく離れた海沿いにあった。。 えーここから歩くの?あーもう今日はあんまり歩きたくないなぁ、、と駐車場をぐるっとまわってそのまま引き返しちゃった。 したら、復路でシャトルバスと離合。なんだバスが出てたのなら寄ればよかった。。

そのまま251号に戻って引き続き進むと、少し先に変な建物の駐車帯があったので寄ってちょっと休憩した。

南島原の有家の町を過ぎるともうすぐ島原。本当はここら辺に気軽に島原素麺の食べれる店とかあると嬉しいんだけどね。(たまに見かける飲食店はどこもちゃんとしてて混んでそうだった)
そして島原で道の駅に寄ってみた。予想どおり混んでたけど駐車場はすんなり停められて無事休憩。

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30分ほどの休憩で1時半過ぎの出発。さてここからはどう進むか。。どっちに進んでも昨日の道と重複しちゃいそうだよな。。っていうかその前に食事したいよな、、島原の商店街でも歩いてみようか?とか考えながら横目に雲仙の山を眺めつつ少し進むと島原外港のフェリーターミナルがあった。ダメもとでちょっと寄ってみたらそんなに混んでおらず、全然余裕で次の便に乗れるというので此処から熊本への船に乗る事にした。
車を停めて手続きして、食事しようと付近を歩いた。

で、2時半チョイ前に車に戻って乗船開始。
なんだなんだ大きい船だとこんなに余裕なのか。。ちょっと驚いた。
で、14:50の定刻出港で一時間の船旅休憩。

熊本港に3時前の上陸。
この港は人工島なんだね。熊本港大橋を渡ってまままっすぐその県道を進んだ。
で、西熊本の手前で北に曲がって西廻りバイパスという道を進んでまっすぐ熊本城へ。何度も見送って周りを回るだけだった熊本城だけど、いやぁまさか歩けそうな時間に熊本に戻ってこれるとは思わなかった。ナイス。

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藤崎台隧道をくぐって一気に城の脇に来たものの、曲がりそこねて行き過ぎた。結局正面に廻っちゃってまた城の周りをひと回り。何かイベントでもあったのかってくらいの歩く観光客を見ながら廻って、またダメもとで二の丸駐車場に上ってみた。ら、すんなり停められた。そんなもんか。城歩き休憩。 そして途中で食事も。

一時間半まわって6時に車に戻った。ここの駐車場、6時半までの筈だけどまだ残ってる車は全然沢山あった。大丈夫なのか?
地図見てどう進むか少し考えてから出発。まだ出口も詰まっておらずスムーズに出れた。
で、何度も廻ってるから道分ってるくせにまた行き過ぎた上に折り返そうと思った交差点は左折ができず、まぁいいかと熊本駅まで行ってUターン。熊本駅って初めて来たわ。
黒くてカッコいい二両編成の路面電車を見ながら代継橋まで戻って266号に出た。

もろ夕方なので市街を走る266号は渋滞気味。実はまだどっちに進むか決めかねてたのでゆっくり進みながら考えた。
で、266号で天草方面というのはヤメて嘉島の分岐で445号を進んだ。

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445号は九州道の御船ICを過ぎるともうガラガラで、御船川の土手の道はスイスイだった。
で、御船町で交差する443号、これで八代に南下して熊本南部の日吉方向というのも考えてたけどそれもヤメて素直にそのまま445号を東に進んだ。
御船町から先の445号は地図で見るとクネクネで番号的にも細そうな気がしたけど全然普通に走れる道で、上り坂も登坂車線があったりしてちゃんとしてた。

すっかり暗くなった7時半に山都町に出て、218号を東に折れた。
真っ暗だったけど(先日鹿児島で知った岩永三五郎の架けた)聖橋のとこは分った。そんな大きな橋じゃないよね。

20分ほど進み蘇望橋で県境。8時前に宮崎県に入った。
山間ながら道は交通量多く列で走行だったけどペースはよかった。こうあってほしいものだ。

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そして高千穂まで進んで横道に折れた。前に友達に連れてってもらった日帰り湯「高千穂温泉」で入浴休憩だ!と思ってたんだけど、来てみたら「本日休館日」と。がーん。諦めて218号に戻った。

この先の218号はバイパスのものすごくいい道。ナビ地図にはない新しいトンネルも明るくスイスイだったけど、その間の真っ暗なトコにナビ地図にはない道の駅「青雲橋」というのがあったので寄ってみた。
小さい道の駅で構内は全面未舗装の駐車場で外灯もなく真っ暗だった。花輪があったのでオープンしたてのようだった。(っていうかまだ未完成なのでは?)まだ早いけどいい位置で停められたからここで寝ちゃうことにした。

ここで六日目のドライブ終了。(本日の走行距離は316.8Km、燃費は19.9㎞/h)
山の道の駅で気温低めだったので今日は寝袋に入った。

 
七日目につづく
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19.05.01 呼子95


水俣~3号~熊本~3号~植木~208号~佐賀~203号~唐津~204号~肥前~県道~鷹島~肥前~204号~伊万里~202号~早岐~205号~東彼杵~34号~大村~444号~鹿島

天気いい水曜日。天皇即位の日の祝日。GW十連休の五日目。
今日から令和。だから?って感じだけど、平成になった時は普通に働いて自粛ムードでつまらなかったから、それに比べれば暢気に連休を楽しめてて嬉しい。

朝は3時半に起きた。雨は止んでた。まだ早いから二度寝しようと思ったけどトイレ行きたかったから起きちゃった。
水俣の道の駅には江口寿史のイラストポスターが貼られてた。江口寿史は水俣市出身だったんだ。(?流山じゃなかったんだっけ?)

今日はどう廻るかまるで考えてなかったので、ゆっくり地図見て4時過ぎに出発。
結局どう廻るか考えつかず取り敢えずは引き続き3号を北上。走り出してすぐにまた雨が降ってきた。。暗くて雨はテンション下がるなぁ。(まだ寝てればよかった)
バイパスの南九州道には乗らずにしばらく黙々と下を走ってたら、田浦で営業中の弁当惣菜店を見かけたので咄嗟に寄ってイートインで食事休憩。

隣の道の駅に戻ってトイレ寄って、もう一回地図見て5時半前の出発。
やっぱりどう廻るか考えつかず取り敢えずは引き続き3号、少しづつ明るくなって日奈久温泉では海が見えるくらいになった。

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八代市街も3号で抜けて、いまだに熊本はどうまわろうか定まらず、もう一回地図見てじっくり考えようかと寄ろうとした道の駅は以然苦い思い出のあるとこだったのでついつい通過。。まあいいかとそのまま黙々と3号。ラジオを聴きながら進んだ。

その先では沿線に「ヒライ」を何軒も見かけて「ああ、熊本では普通によく見かける店だったんだ」と(ちくわサラダチップスを食べながら)思った。そんな熊本のスタンダードで始まった朝だから、今日一日は熊本をじっくり廻りたいとは思いつつ、アイデアは出ず天気も悪く、天草方面に折れることもなくそのまま3号を北上。

熊本市街に入ったのが6時半ごろ。雨は本降りくらいの強さでテンション落ちながらも、すいてる市街を少しウロウロしようと県道に折れて市街中心の熊本城に向かってみた。
熊本城は一度はじっくり見てみたいなぁと思ってて、だからこそそんなに余裕のない九州へのドライブでは寄れなかった城。こういう長い連休の今回こそはチャンスだと思うけど、雨だしなぁ、、
取り敢えず城の周りはまわったことがあり道を憶えてたので一回り、塀が倒れたままの二の丸の裏を抜けて「わーやっぱ地震の影響スゴイんだ、、」と思いつ二の丸広場の駐車場に来てみた。けど、有料駐車場は8時からで閉まってて、坂の途中からもう車を停めて待ってる車とかいた。。いやーいくら時間に余裕ある連休でもここで一時間半待つ気はなくターンして戻った。
天守閣がよく見えた桜馬場の駐車場もやっぱり8時からで通過。表の通りに出てこれで一周。稲荷神社のコインパーキングに入れれば歩けそうだったけど、雨だからやっぱいいやと熊本城はあきらめてカッコいい路面電車と並びながらそのまま通過しちゃった。

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3号に戻って引き続き北上。印象深いバイパスの長い直線の坂を上り、何度か寄ったお気に入りのラーメン店を横目に過ぎて熊本を後にした。
さて、このまま福岡の市街が続く3号を北上しても面白くないのでいい加減そろそろ進路変更、植木町で208号に逸れてみた。熊本はもうこのまま通過で佐賀方面だ!熊本城は時間合わなかったけど名護屋城はゆっくり寄れるだろう!と、やっと方向が定まった。

208号を進むとすぐに「金栗四三」の幟を見かけた。ああ、今の大河ドラマの主人公の金栗四三はこっちの出身だっけ。
しばらくは田原坂への案内板のほうが目に付いてたけど、田原坂を過ぎて玉名市に入ると金栗四三だらけ。玉名市街には国道沿いに大河ドラマ館を見かけた。あー時間が合えば寄りたかったなー。とは思いつつ、丁度いい時間に通ってたら渋滞しそうだから助かったなーていう方が強かった。
その玉名ではもう雨はやみ、雲が切れだしていた。ラジオの天気予報は昼には天気回復と言ってたので早めの朝からの回復の兆しで希望が持てた。

8時前に県境、福岡県に入った。
さて、目標が定まることはいいことでもあり悪いことでもある。一応道すがら気になったとこには積極的に寄ろうとは思いつつも目的地あるとあまり探すことなく、何か目についてもそれより目的地へとつい先を急いてしまう。
ガラガラの大牟田市街を抜けて、見慣れない西鉄電鉄の車輛に抜かされつつ、ラジオを聴きながらおとなしく進んだ。

柳川市街の水郷の雰囲気よさそうな街角の水路をチラ見しながら街をフラフラまわってもいいような時間だったけど、やっぱり市街へ逸れることなく迂回する形の208号を進んだ。
まぁ、国道からもチョコっと水路が覗けてたけど、車からじゃよく見えず写真に撮っても何が何だかって感じで、大川市に入って水路が川っぽくなった写真で「ああここまでの写真は水路を撮ろうとしてたのね」と思い出せたくらいだった。

筑後川で大川橋を渡ると県境、9時前に佐賀県に入った。福岡県もどこも寄らずだったけど、まぁ福岡県はどうせ帰りにまた通る筈なのでいいでしょ。

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川の中の島が県境なので佐賀側も似たような白い鉄橋の諸富橋を渡る。前に歩いた「筑後川昇開橋」の赤い鉄橋が横目に見えた。

今日は熊本県改め佐賀県メインのドライブ。佐賀を巡るぞー!とは思いつつ、朝からの流れでそのまま大人しく道を逸れずに進行。
前回佐賀に来て気になってた「三重津海軍所跡」くらいは寄ろうかと思ったけど、それ寄ったら「じゃあちょこっと有明海の干潟も見たい」ってなるのは目に見えてたしw やっぱりまずは名護屋城跡という目標に向かおうと、佐賀市街もつるっと抜けて203号に出た。

203号はもう唐津の東松浦半島へ向かう道で気まぐれな進路変更もないだろうから、そろそろ寄り道してもいい頃なのに「多久聖廟」とか惹かれつつも慣性の法則で逸れずに通過。。
坂を登った厳木町の道の駅でやっと小休止。少々混んでたけど誘導もあってスムーズに停められた。

10時の出発。203号は厳木バイパスを指していたけど、うちの古いナビではこのバイパスは全開通してないので下をそのまま進んだ。ら、そっちはもう降格して県道になってた。とっくにバイパスは全開通してたらしい。まぁ、しっとりした谷の道を下るだけだからいいか。
JR唐津線に沿って谷を下り203号と合流しつつ唐津に進んで204号に出た。

唐津市街は迂回する204号のバイパスだったので(唐津城とか)寄道を考えずに通過。途中渋滞してて「うわーこの先の半島はずっと渋滞かー?」なんて慄いたけど、詰まってたのはホンの一ヵ所で街を抜けるとスイスイだった。

唐房で他の車はみんな真っ直ぐ呼子に向かう県道に進んでいった。ので、自分は204号に沿って折れて半島外周をドライブ。細めの港町もガラガラでスイスイだった。

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まぁ聊か曇りがちではあるけど、これだけ空いてたら海沿いドライブの方が全然楽しい。時間は11時、真っ直ぐ向かってもどうせ呼子で大渋滞だろうから、手前で寄道して食事でもしてから覚悟決めて呼子に進むのもアリかな、、とか思った。
ってわけで、呼子のちょい手前で横道に折れて土器崎の岬に進み、唐津からの案内表示が気になってた「七ツ釜」に向かってみた。
道の先は広い駐車場になってて、思ったよりすいてて奥の方で停められて観光休憩。

たっぷり楽しんだけど車に戻ったのは12時過ぎ、ほんの一時間だった。駐車場前の店で食事して行こうかな、、とも思ったけど出発。(後から思えば食事しとけばよかった、、)

204号に戻って呼子に進むと、さっそく町の前で渋滞してた。覚悟はしてたけど中々コッテリ詰まっててチョコチョコしか進まず堪えた。
下り坂の先を見ると行商のおばあちゃんの手押し車で対向車が詰まっていて、こっち車線も停車した車をよけられずに詰まるというヤレヤレ状態。そしてみんな駐車場への右折の頭突っ込み勝負で大変そうなのを横目に通過。長く感じたけど時間を見ると10分ほどだった。
実は時間と船があったら壱岐とかまた行ってみてもいいかも、、なーんて思わなくもなかったけど、港に行く気も車を停める気にもならずに呼子は通過。

ファイル 63-5.jpg

港前を過ぎるとスイスイでこっちよりも長ーく詰まった対向車を見ながら気持ちよく町を抜けた。

道の駅には寄ろうかと思ったけど道すいてたから後でもいいやと通過して目的の名護屋城跡に到着。
意外とここの駐車場もすんなり停められて(昼頃はみんな港で食事なのかね)城歩き休憩。
 
 
こはさすがにじっくり、三時間半ほど歩き回って4時前の出発。
すぐ手前の道の駅に戻って何か食べようかーとも思ってたけど、そのほんのちょこっとも戻らずに204号の先を進んだ。せっかく天気が回復してきたのでドライブ優先。名護屋城周りの各武将の陣跡を通過して東松浦半島の西側にまわった。

少し先の「浜野浦の棚田」は車を停めて眺めようと思ってたんだけど、随分手前から脇道に停めてる車が見え、近くは路駐がズラリと並んでてなんか停まる気もせずに通過、、へたれー。道路上から棚田はひとめも見えなかった。

まぁいいか、それよりドライブ。日が暮れる前にもう少し走り廻りたい。と、いいわけしつつ先に進み、リアスっぽい入り江の海を眺めつつ、肥前町で県道に折れて鷹島に向かってみた。

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鷹島は橋で渡れる島。そして道の駅もあるので出発前に地図見てまず行こうと思ったトコ。県道からさっそく島が見えていい景色。島に渡る鷹島肥前大橋は立派な吊橋で海峡を横目に一気に渡った。
この橋は県境でもあって鷹島は佐賀県ではなくて長崎県だった。。知らなかった。

そして渡った先にすぐ道の駅があり立ち寄って休憩した。

ここで食事も軽食もして満腹で満足。その後は島内をドライブしようと思い、案内を見てて元寇の役の合戦場とか海中ダムとか気にはなったけど、、この島はT字の島の中央に道がのびてる形でどっち方向へも往復するだけの形で気が向かず、燃料も少ななかったのでここで折り返して橋を戻っちゃった。

204号に戻って進んだ少し先に見かけたスタンドで給油。ちょっと高かった上に(めずらしく)カードも使えなかったのでケチって10Lだけ入れた。

その204号は妙に変なルートで、その先半島の中央まで切り込んでまた折り返して海側に戻る形。なのでショートカットする県道に折れてみた。
ちょっと細めで農耕車が出てたりする道だったけど、道路脇に棚田が覗けていい道だった。そうだよね別に名のあるスポットじゃなくても棚田が覗ける所はあちこちあるから人が混んでるところで無理して停まることないんだよね。
(展望台も案内もなかったけど「中浦の棚田」というスポットだそうだ)

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また204号に戻ると更にガラガラの空いた道。連休も場所次第だよね、気分よくスイスイ進んだ。
海に出てポッコリ見える小山の島が福島。これも橋で渡れるし、こっちは海沿いに一周できる県道がある島。んー行こうか少し考えたけど、もう5時半前だし空もドンヨリしてたから渡らずに通過。

でもその先の伊万里湾に出たら日が差してきて、海がキラキラが輝いて見えたので福島に渡ってもいい景色が見れたかも。。ちょっと悔やみつつ、目の前の景色には満足しつつ伊万里市街に進んだ。(写真の島は伊万里湾の陸繋島の「釘島」)

それはそうと、その先はどう進もうか考えもなく伊万里に来てしまった、、(やっぱり福島をまわってればよかった、、)
平戸に行くか、山越えて佐世保に進むか、素直に南下して長崎に向かうか、裏を取って佐賀に戻るっていうのもあるな、、と悩みつつ、やっぱり素直に202号を南下した。

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どう進むか考えながら進んだらあっという間に有田に出て35号に合流。西の長崎方面に進むとすぐに県境、6時過ぎにまた長崎県に入った。
道はJR佐世保線の線路に沿って進んでて、オレンジの派手な車両に抜かされた。「特急ハウステンボス」だそうだ。

三川内で渋滞。まぁ夕方なので仕方ない。ゆっくり進んで早岐で道を逸れて市街に進んだ。
ホントは202号に進んで外海の方から長崎に進もうと思ってたんだけど、もう夕日に間に合わないし、かといって外海の道の駅で寝るには早すぎるしでヤメて、先に風呂を検索して早岐の市街の日帰り湯に向かった次第。
川のような早岐瀬戸と雲間に隠れる淡い夕陽を横目に街を進むと、検索してた日帰り湯「うずしお温泉」はホテルの建物の風呂だった。まぁいいやと入浴休憩。

あがるころには日も暮れて7時半の出発。もう202号に出る気もなくそのまま南下。205号に出て明るいハウステンボスを眺めながらのんびり進んだ。
夜の大村湾の景色も暗く、黙々と進んで東彼杵で34号に合流。ずっと南下して大村市街に進んだ。

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で、市街で国道を逸れて向かったのは長崎空港。前に来た時に野生のタヌキがワラワラ出てきてかわいかったスポット。
海に架かったながーい箕島大橋を渡って離島の空港へ行ってみた。ら、なんかその昔とは違って立派な空港に変わってた。。
車の往来も多くもう適当に路駐して休憩できるような感じでもなく、タヌキが出てきそうな雰囲気もなかった。
前来た時はもっと遅い時間だったのかな?(日誌で見ると9時過ぎらしく一時間しか変わらないようだ。っていうか12年も前だったのか、、そりゃ変わるよなぁ)グルグルと二周して諦めて橋を引き返した。

さて、もう後は寝るだけ。長崎県って道の駅少ないよね。。島原にまわろうかと思ったけど、痛風の発作が出た思い出があるのでヤメて大村からは真っ直ぐ444号を東に進んで半島の山を越えて佐賀県に戻った。

そして鹿島に抜けて207号に折れた。で、すぐ先の道の駅で停車。広い駐車場ではあるけど連休のわりには空いてて楽に停められた。
ここで五日目のドライブ終了。(本日の走行距離は405.7Km、燃費は20.8㎞/h)
今日は天気回復してきたので割りと観光っぽく寄り道でゆっくり。日数に余裕ある時に来ようと思ってたトコに寄れて満足。
丸めた寝袋に足のせてブランケットにくるまって、SNSや日誌の速報メモを上げてから眠った。

 
六日目につづく
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19.04.30 鹿児島94


鹿屋~269号~根占~県道~鹿屋~504号~福山~220号~国分~10号~鹿児島~226号~平川~県道~枕崎~270号~市来~3号~水俣

天気悪い火曜日。祝日間の休日。GW十連休の四日目。

今日は4時に起きたけど天気悪いし慌てることもないと二度寝。
で、6時半に起きて7時に出発。やっぱ宿泊だと出足鈍るね。っていうか、この時間になるなら朝食つけとけばよかったかも。。
ホテルを出た時には雨は上がっていて寒くもなくしっとり程良い気温。んんん車で寝ててもよかったかも。。

どう廻るか決めてはいなかったけど取り敢えず鹿屋市街を進み、海自航空基地へ行って前の道から静態保存された二式大艇を眺めた。史料館は9時からだから今日はこれで満足。十年前に寄ってるし。

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せっかくだから大隅半島もひと回りしとくかと思い、269号で広大な航空基地の横をまわりながら南下。丘を越えて鹿児島湾の海沿いに出た。
しばらくは海沿いの道。曇っててあまり眺めはパッとしないけど道も空いてて悠々ドライブ。
でも少し走って錦江の道の駅あたりからまた雨が降ってきちゃった。。やっぱダメか。

大隅半島は通った事ない道だらけだからごちゃごちゃと走りまわりたいトコではあるけど、天気悪いのでそこまでの気も乗らず、最南端の佐多岬までも行く気もなく(19年前に行ったキリだけど)、錦江町で448号に曲がろうかと思ってた。

けど、やっぱ変更。448号には折れずに南大隅町に進み、根占港に行ってみた。
ここからフェリーで薩摩半島の指宿に渡っちゃおう! と、思ったんだけど港の入り口で詰まってて「港はもういっぱいで次の9時の便には乗れない」と言われた。。
うへぇ、やっぱ連休は混むんだねぇ。諦めて転回した。

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んーやっぱ大隅半島の奥の方まで廻ろうかな、、それとも448号に戻ろうかな、、と迷いつつ269号を根占の町に進んだら「雄川の滝」の案内が出てたので、それ行ってみようかなと県道に折れてみた。

県道は走りやすい道だったけど、すぐ先の滝への道に逸れると少々心細い狭目の道になった。
そして雨も本降りで普通に考えて滝なんか見に行って楽しめるような感じでもなかったけど、周りの草木の鬱蒼とした感じや岩山の聳えた感じが密林ぽくて冒険ぽくて少しワクワクしてきた。

対向車も数台すれ違ったので駐車場はちゃんとしてそうだと思って進んだけど、行きついた先は思ってた以上に広い砂利の駐車場で鯉のぼりとか吊られてて観光地だった。車を停めて傘さして歩いた。
 
 
往復2.5㎞の滝の道を歩いて一時間ほどで戻った。汗ふいて9時の出発。
来た道を県道まで戻り、根占には戻らずに県道を北東へ進んだ。
滝で大隅半島は満足した気分だったので448号にも曲がらずに突き抜けると、広域農道があったのでそれを曲がってみた。
「肝属グリーンロード」という道で元々進もうとしてた県道の先に出る近道ルート。走りやすく長い道をスイスイ進めた。まぁ雨は相変わらず降ってたから飛ばさなかったけどね。

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県道に出て北上、広域農道の続きには折れずに県道を進んで吾平の町に進んだ。初めて通った町だけど吾平は「あいら」って読むのか、、平仮名表記の施設とか見かけても最初は気がつかなかった。。

そのまま県道を進み鹿屋に戻って昨夜の道と交差。220号鹿屋バイパスで市街を北に迂回。
曲がろうと思ってた504号は橋の下で通過しちゃった。。
じゃあ504号はやめてこのまま220号で海に出ようかな、、とも思ったけど、そういえばこの道は4年前のネズミ捕りの道。面白くないのでヤメてすぐ先で曲がった。

畑の道を下って城山公園の裏から鹿屋市街に出た。鹿屋って平らな町という印象だったけど、城山(鹿屋城址)の裏はボッコンボッコンの坂で面白かった。

そしてまた昨夜曲がったホテルへの道の交差点を逆に曲がって504号に出たのが10時。三時間でふりだしに戻った。そんなもんか、、もっと廻った気がしてた。

この区間の504号はたしか一度も通ったことのない未踏区間。今日は根占からずっと初めての道を走ってて新鮮で冒険なドライブなんだけど、やっぱ雨が上がった気分を下げて均すね。
っていうか、せっかくの初の道も鹿屋市街を抜けるとどんどん雨が強くなって土砂降り状態。どっかで休憩しようと思ったのにそういう時に限って前の車に先を譲られたりして止まり難く、、しばらく進んで高隈ダムで停車した。一応傘さしてダムを歩いてみた。

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雨は少し弱まったかな、十分ほどの休憩で出発。
引き続き504号。この道は険しい区間もなくダムからの山を下って輝北の町を抜けた。
雨も小降りになってきたけど福山町(霧島市)に出ると今度は濃霧に包まれた。そんなに特徴ある景色の道ではなさそうだけど、やっぱり初踏の道でキリはくやしいね。

霧から抜けたあたりであいてるラーメン屋があった。こんな郊外でと気をひいたし鹿児島のラーメンも一度食べてみたかったので寄ろうかと思いつつ通過。どうせ食べるなら店を調べて行きたいとも思うし、気が向いたとこで食べる方がドライブだ!とも思い、引き返そうか迷いながらも直進。。やっぱ引き返そうと思ったトコで「黒酢のつぼ畑」という案内が気になり、ターンついでに寄ってみようと県道を曲がってみた。
けど、近くではなかったらしくしばらく進んで坂を下り出しちゃった。あ、これはこのまま海に下っちゃうな、、ヤメて引き返そうと思い、見かけた公園の駐車場に入った。せっかくなので車を降りて休憩した。

で、結局ここから504号に戻るのもわざわざって感じなのでヤメ。そのまま坂を下って220号に出た。
そういえば結局「黒酢のつぼ畑」という場所は無く、時折横目に並んだ黒酢工場の壺が覗けるくらいだったけど、220号に出たら大きな黒酢会社があってその情報館で壷畑見学ができるらしかった。なんかちょっと騙されたような気がして寄る気もせず通過した。

ほどなく10号に合流。こっちは車が多く詰まり気味。っていうかゆるーくずっと渋滞してた。
国分から隼人、加治木から姶良と続く市街を抜けて海沿いに出てもずっと混んでトロトロだった。

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別に急ぐわけでもないからとのんびり渋滞に参加して流れた。雨は止んで見通しはよかったけど、雲は低く立ち込めてて山は裾しか見えず、海の向かいにある筈の桜島は全く見えなかった。

隼人から鹿児島まで一時間かかって12時半になった。相変らずトロトロの10号は観光客で賑わう仙厳園の前から海沿いの旧国道に逸れてみた。
こっちはガラガラ。解放されて気楽になったトコで「両棒餅」という看板があちこちにあって目についた。気になったので停めやすそうな駐車場の店で停車。軽食休憩。

全く知らなかった鹿児島名物を食べられて良かった。けどまた雨が降ってきちゃった。。
引き続き海沿いの道を進んで祇園之洲で途切れてる10号バイパスに出ると、すぐ先に「石橋記念公園」というのを見かけて気になったので寄ってみた。

思いのほか充実してたトコでゆっくり楽しんだつもりだったけど40分程だったようで1時半過ぎの出発。まだまだ早い。
そのまま進んだ10号バイパスはいつの間にか国道じゃなくなってた。何だこの道w

桜島のフェリー乗り場を過ぎ、種子・屋久島のフェリー乗り場も過ぎ、奄美・沖縄のフェリー乗り場も過ぎた。
奄美大島とか予約なしのキャンセルで乗れるかな?とか思いつつ金銭的に港を覗く気も起きずに通過。っていうか、昔の自分はリッチだったんだなぁ、、、ww

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225号に出るとやや渋滞。大型店舗に包まれて混雑した幹線道路の雰囲気に堪えつつ流れて、南鹿児島で産業道路に曲がる車で少し空いて、笹貫で伊作街道に折れる車で空いた。脇を通る市電やJR指宿枕崎線を見ながらのんびり進んだ。

そして225号が別れて226号になるとガラガラの独走になった。正面の錦江湾公園の丘の上にはロケットが立ててあるのが見えた。
けどそんなスイスイの266号もすぐ海に出てお別れ。県道に折れて知覧に向かった。

この県道は車多かったもののいいペースで流れてて、地図で見るほどカーブもきつくなく楽々で丘を登って知覧は思いのほかすぐ着いた。
武家屋敷は歩こうかなと思ってたけど、観光客多く歩いてて混んでたし駐車場も有料ばかりっぽかったので通過。
そのまま目的の「知覧特攻平和会館」へ行った。3時の到着。こっちの広い駐車場は無料ですんなり停められた。傘さして歩いた。
裏の店で食事もした。

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4時半の出発。差し当たっての今日の目的だったんだけど、あまり満足感なかったのでテンション低く取り敢えず適当に県道を南下。そのまんま枕崎に進んだ。(けど、指宿の池田湖に行ってオオウナギを見ようと思ってたのを忘れてた。。)
道は一面の茶畑で丘から下る道なので眺めよく広々してて気分良かった。もっと海から離れてるかと思ってたけど意外と海まで見渡せてて左手の海の先に見えてた雲に隠れた山の裾は開聞岳だったのかな?晴れてたらなぁ。
鹿児島は大隅半島といいこの薩摩半島といい僻地感がすごいね。ドライブし甲斐があるわ。

そして枕崎の手前でも丘からの長い下り坂で町の先の岬まで見渡せて、岬の先に立つ岩が気になった。
枕崎に着いたのは5時。お土産屋とか閉まっちゃいそうな時間だけど、まずは(カツオだしのにおいがする)市街を抜けて港に出て海沿いの道を南下してその岬に進んでみた。

岬は「火之神公園」という公園になってて駐車場に停めて海辺を歩いてみた。
そして少し車で移動して公園の奥の方の展望台にもまわってみたりした。

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来た道を町に引き返し、ちょっと気になった塔の所に進んでみたら、それは薩摩酒造の「明治蔵」だそうで一応行ってみたけどもちろん閉館。5時半過ぎじゃ仕方ない。
枕崎はカツオの町でカツオのラーメンとかバーガーとか食べていきたいトコだけど、知覧でラーメン食べてきたばかりだったのでそんなに食欲もなく、町も雨のせいでか人通りがなく静かだったし、やってる店が目に付くこともなく素通りで抜けちゃった。まぁ岬で満足してたからいいけど、せっかくの遠いい南の町だからもう少しゆっくり廻ったりしてもよかったかな、、と思いつつまた雨も降ってきてたのでスルッと町を抜け270号で北に進んだ。

ペースよく40分ほどで加世田の町。薩摩半島の踵をまわる酷道の226号の終点。いまだに険しいのかな?雨じゃなければそっちの道をまわってもよかったんだけどね。(昔通った時はウサギが沢山出てきた道)
万之瀬川を渡る橋では「吹上浜砂の祭典」のピンクの鮮やかな旗が並んでて違和感あった。

270号は最後に東市来で少しの間海沿いを走る。雨は降ってたけどギリギリ明るく浜が見えた。
そして7時に3号に合流。すぐ先の串木野は甑島へのフェリーが出てる町、興味ある離島なのでどんな感じか港を覗いてみようかな、、と思ったけど、夜に船出てるわけないし、運賃も安くはないだろうし、天気も悪いので逸れずに通過。やっぱり離島はそんな気まぐれでは渡れないよなぁ。(隠岐島や五島列島に気まぐれで渡ったりしてた昔が懐かしい。天気も運賃も体調さえも気にしてなかったなぁ、、)

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南九州道無料区間の10号バイパスには乗らずに下の10号をゆっくり走った。川内市街を7時半、阿久根市街は8時、あれ?そういえばネタ帳に載せてたシャッターアートの街って阿久根だったっけ?夜でも雨でも関係なく寄れそうだけど、、それよりも風呂に入りたいとそっちを優先しちゃった。(後からネタ帳見てみたら載せてなかった、、)なのに、阿久根で検索してた日帰り湯はホテルみたいで入りづらく通過。。
次に検索した出水市街の日帰り湯は想像通りのスーパー銭湯風だったので立ち寄り。入浴休憩と食事もした。

一時間ゆっくりして出たのが9時半。もう後はどこで寝てもいいような頃合。引き続き10号を進むと五分ほどで県境。やっと鹿児島を抜けて熊本県に入った。
その入ったばかりの熊本の水俣に道の駅があったので寄ってみた。なーんかぐるっと回って入るわかりづらい道の駅で、意外とすいてて悠々停められたのでここで四日目のドライブ終了。(本日の走行距離は357.0Km、燃費は18.9㎞/h)

っていうかこれで平成でのドライブ終了。特に感慨もなくこの日も別に殆ど意識することなく過ごした。昭和の終わりは突然だったからそれに比べれば穏やかで、自粛ムードもなくてありがたい。
そんな末日は一日中天気悪かったけど、その割には色々と寄れて歩けて楽しめた方じゃないかな。満足。
昭和の終わりに免許取って始めたドライブ、平成を越えて令和になっても引き続き楽しめるように願います。

少し蒸すので寝袋には入らずに敷いてブランケットで寝た。
 
五日目につづく
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19.04.29 宮崎93


久万~33号~柳谷~440号~梼原~197号~八幡浜~九四航路~臼杵~217号~佐伯~10号~佐土原~219号~宮崎~220号~鹿屋

天気悪い月曜日。昭和の日の祝日。GW十連休の三日目。
朝は今日もまだ暗い4時前に目が覚めちゃった。予定も何もないからゆっくり寝ててもよかったんだけどねぇ。
起きた時は小雨パラパラ程度。寒くは無く窓の曇りも弱かったので軽く拭けばデフでとばせだ。
地図みてやっぱ九州方面かなぁーと決めて半の出発。

取り敢えず引き続き33号を南下。去年11月に通ってる380号には折れずに進んで、柳谷で440号に逸れた。
この440号も去年5月に通ってるんだけどね。
細めの箇所もあるけどほんのちょこっとで小雨なら夜でも問題ない国道、っていうか雨なら獣の飛び出しも無さそうに思えて気も楽だった。(実はそんなことはないらしい、、)

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去年進んだ四国カルストへの旧国道には逸れずに地芳トンネルに進んだ。実はこのトンネルを通過するのは初めて。毎回四国カルストへ行ってるからねぇ。(トンネル開通は2010年だそうだ)で、このトンネルが県境。5時過ぎに高知県に入った。

トンネルを出るとやっぱり雨だった。愛媛側より降っていてちょっとガッカリ。
でも少し明るくなってきたし、トンネルと共に走ったこと無いような区間だし(日誌を見返すと03年11月のもっと暗い時間に逆から一度通ってるだけだった、、)ってことで少しワクワクして梼原川の谷間の道をスイスイ下ってたら、そんなワクワク感も手伝ってか梼原の町の入り口にカッコイイ屋根付き橋を見かけて気になった。ので車を停めて寄ってみた。

5時半の出発でもう周りは白んで来てた。
梼原の町は宿場町風な洒落た通りになっていた。(近年整備したらしい)色々と見所あるらしいけど今回はもう満足なので通過。町の先の197号を西に折れた。

同じような谷の道とはいえさすがの百番台の国道は安心な道。10分とかからずに高研山トンネルで県境、また愛媛県に戻る。
寄り道を含めても正味30分程の高知県「毎年GWには行ってた高知だけど今年は行かないつもり」なんて周りには言いながら端っこだけでも踏み込めて良かった。マジで昨夜56号と33号を間違えてなければ来てなかったので、そういう適当さと気侭な感じに満足な30分だった。またね高知県。

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愛媛側はやっぱり雨はほぼやんで霧雨舞う程度だった。そのまま高知に進んでたら雨キツかったのかな、、とか思いながら独走で気分よく進んだ。
道は日吉からの320号で宇和島に向かうのもアリかとも思ったけど、折り返す形の197号に曲がった。その先の城川の町中に道の駅があったのでトイレ休憩、、と思ったけど清掃中だったので車停めずに出た。

前にトラックが入っちゃったけどペースいいトラックでストレスフリー。燃費もこの区間は23㎞/hを越えていた。
トンネルとカーブでクネクネと細長いダム湖を抜けると肱川にも道の駅があった。ので寄ってこっちでトイレ休憩。

引き続き197号、肱川に沿った道。大川橋で対岸に渡った少し先で川に掛けられた鯉のぼりが覗けた。
大洲に出る手前で少し安いスタンド(ユニペトという西日本にしかないスタンド)があったので給油した。けど、ここは現金紙幣のみだった。千円札は二枚しかなかったから二千円分だけ入れた。

そして56号のバイパスにちょこっと合流しつつ、大洲の町を迂回して197号に下りて戻った。
あとは昼夜トンネルを抜ければすぐに八幡浜。真っ直ぐ市街に進んで港のフェリーターミナルに7時に着いた。

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予約して無いというと「今日は予約なしの車が多くてひょっとしたら乗れない可能性ある」と云われ「積み残し承知 順位8番」の紙を渡された。それを見せて「積残承知」の払戻可乗船券を購入。8:40の船で8時には積込み開始するので車で待機にしてもまだ一時間あるので、ターミナルの売店を見つつ、通りの前の道の駅に傘さして行ってみた。

で、8時前に車に戻ってきた。積込みはホントに8時から始まったみたいで慌てて車に戻る人もいたけど、予約なし列が動いたのは8時半。。無事に乗れたので文句はない。まぁ乗れなかったらやっぱり今日は四国を廻ってまた夜にでも来てみようかな、、なんて気楽に思ってたけどね。
そういえばこの車では初めてのカーフェリー。二時間半の渡航休憩。
 
 
で、臼杵港には11時の到着。五分くらいで船を下りて九州上陸できたけど、その先がなが-い渋滞の列でトロトロだった。
ので、ナビ地図見つつ途中で離脱。商店街を進んだらスイスイと抜けられた。(けど、そう云えばゆっくり臼杵城でも寄って歩こうかとか考えてたのをすっかり忘れてた。。)

217号に出て南下。列にはなってたけどもう国道は流れてた。
雲を纏った鉱山を眺めつつ津久見市街に進んだ。

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津久見から先の217号は海沿い区間。
雨降ってないし、モヤっとしてなくてよく先が見えてるし、このくらいなら曇りでも楽しいドライブ。
県道に逸れて四浦半島とか廻って行こうかな、、、とか思いつつ、いやいやまだ先に進もうと国道だけ走った。

けど、、佐伯まで来る頃にはまた雨が降り出し、市街では強く降ってた。
ここらでちょうど12時。去年寄った回転ずしを横目に市街を抜けて10号に出て延岡方向に南下。
雨が強いから去年友達と別れた「道の駅やよい」で休憩しようかと思ってたけど、それは実は逆方向。見かけずに「おかしいなー」とか思って進んでた。(「カブトムシの湯」のトコまで来てさすがに気がついたw)

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佐伯からは45分で県境、宮崎県に入った。
雨は強くなったり弱くなったりで止むことはなく、横を流れる川も濁ってた。なんか蒸し暑くてエアコンつけた。
道はしばらくは早い先行車だけでスイスイだったけど、北川で326号と合流すると車が増えてゆっくりの列になった。

無料の延岡道路のIC前にある道の駅は絶対混んでるだろうなぁーとは思ったけど、こんな雨じゃ道の駅くらいしか寄るトコないし、休憩はしたいので寄ってみた。

1時から休憩して半に出発。休憩の間に弱くなってた雨も、走り始めたら強くなってきた。。
延岡市街も10号で縦断。中央分離帯の植え込みの樹が赤い実をたわわにつけててきれいだった。(クロガネモチという市の樹だそうだ)
市街の先の防風林の区間は上下両車線共渋滞。
自然渋滞は釈然としないね、原因わからないまま土々呂町では流れてた。(「トトロもトロトロ」って文章書きたかったのに些残念w)

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門川で海沿いに出た。雨降ってると海の景色も荒く感じてパッとしないし、横の窓は水滴で外写せない。テンション下がってきた。。

日向市街を抜け、美々津の手前の道の駅に寄った。道の駅以外で寄るトコ探ろうと思った。

結局、行くとこも見つからず思いつかずで出発。
美々津を過ぎてその隣の都農にもあった道の駅にも寄った。各駅停車だわw

ひきつづき10号を南下、道は空いてた。
まぁ雨の日はこんなもんだろう。遠いい地でどこに行くでもなく面白みのない幹線道路を進むだけの休日なんてある意味贅沢でもある。とかなんとか思いながら、、
そういえば沖縄行った時も初日は雨でテンション下がってフテ腐れてマンガ喫茶とか行ったんだっけ、、とか
長崎で痛風の発作出ちゃった時も土砂降りだったなぁ、、とか
北海道も大概天気悪いよなぁ、、一度も雨降らなかったことあったのかなぁ、、とか思い出しながら進行。

しばらく進んで日向橋で一之瀬川を渡ると宮崎市佐土原町。
道路の標示に「城の駅→」というのを見かけた気になった。道の駅の流行りで「~の駅」というのはあちこちに見かけるけど城の駅って初めてだなぁ、、と思い、咄嗟に案内の指した県道に折れて向かってみた。
けど、
その後県道では一切案内を見かけず、どこにあるのかまるで逆に進んでるのかも分からなかった。。
取り敢えずナビ地図見て佐土原城跡とあったトコに向かってみた。
その佐土原城跡にあった歴史資料館とやらは広い駐車場があったので寄ってみた。

ファイル 61-7.jpg

5時前の出発。目の前の219号米良街道を進んで宮崎に向かった。
宮崎と云えば、、と頭に浮かんだのは神宮近くのラーメン屋。うろ覚えだけど行ってみようと宮崎神宮に折れてみた。
神宮裏から向かってその周りをまわって正面に、そういえば鳥居の近くだったっけと思い出し正面の参道を進むとありました!鳥居の脇に。駐車場は道の向かいにあって停めてラーメン休憩。

5時半の出発。10号に戻って市街を南下するとすぐに背の高いフェニックスの並木が続く。眺めながら、信号待ちでは見上げながら、真っ直ぐ縦断。
で、西に折れる10号には従わずに真っすぐ南下する220号に進む。こっちがフェニックス通り。
そういえば宮崎市街を通るのも久しぶり。宮崎神宮に寄った10年前以来かな。(デルソルでは通ってなかったのか。。)

ファイル 61-8.jpg

フェニックスは運動公園まで伸びてて、終わって加江田川を渡ると片側一車線。
新しい堀切峠トンネルで道の駅を迂回して内海でやっと海沿いに出た。けどまぁこの天気じゃねぇ。。もう6時過ぎてたけど、まだ明るいから雨さえ止んでたら「鬼の洗濯板」くらい車停めて眺めたかったけど、それどころじゃない土砂降り。
割とペースいい列に混じって南下。みなさん強い雨でも飛ばしますね。いいですね。

南郷で海から折れて内陸に入る。JRの線路に沿った道で、途中で一輌だけの日南線とすれ違った。色が昔の常磐線なので違和感あって可愛いい。

串間の市街に出る頃にはもう完全に暗くなってた。志布志湾川の海沿いに出るとすぐに県境、7時半前に鹿児島県に入った。
やっぱり強い雨の海沿いでテンション下降。どこの道の駅まで進むか日帰り湯はあるか探ってみたけど、なんかもう面倒になって宿を取っちゃおうかとそっちも検索。したらこの先の鹿屋のビジネスホテルとか取れたので今日は宿泊することにした。

ファイル 61-9.jpg

なーんて宿が決まってみると雨が弱くなってきた。。志布志の町を出ると雨はやんだ。えー雨降ってないなら車でもよかったかな、、早まったかな、、なんて思った先に大崎町の道の駅があったので寄ってみた。ら、まだ8時過ぎだけどワゴンやキャンピングカーは並んで結構混んでた。そして試しに停めてみたらうるさかったし蒸し暑かった。あーやっぱ宿がいいや。

道の駅を出たすぐ先のスタンドで給油。慌てるほどの燃料残量でもなかったけど気がついたので。一日二回の給油は久々w。
そして220号を真っ直ぐ進むと鹿屋まではすぐだった。手前の林の前から見ると鹿屋の町は燃えるように明るかった。
鹿屋市街中心への県道にまっすぐ進んで、途中軽く酒とツマミ買って8時半にホテルの駐車場に到着。駐車場は手前はいっぱいで奥の方まで進んで停めた。空いてるってわけではなさそうだった。
早めの時間だけどこれで三日目のドライブ終了。(本日の走行距離は430.3Km、燃費は21.2㎞/h)

宿は「ビジネスホテルしらさぎ」という町中のBH。今回はもう町に歩く気もなくすぐに大浴場で入浴、後は部屋で軽く飲んで今日も早めに寝た。
 
四日目につづく
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