浜松市南区中田島町の遠州灘に面した砂丘の海岸。
前々からちょっと気にはなってたものの、浜松バイパスあたりは速度出がちで毎回通過。
それと四年前に行った「浜岡砂丘→」がイマイチだったのでこちらも変わらないだろうと思えて足が向かなかった。
で、今日はポカポカなので「砂丘」としての期待より、ただただ海辺を歩く散歩くらいの休憩のつもりなら気分よくのんびりできるだろうと寄ってみた。
ら、
「よみがえれ砂丘 第十一回砂垣設置プロジェクト」と出てて学生やボライティアらしき人達が沢山来ていた。
公園ぽい階段に入口を登って見ると、
んー
確かに浜岡砂丘よりは広く幾らかは砂丘な感じもするけど、正直に言うならば「砂の工事現場」って感じだった。。
手前にある柵が「堆砂垣」という砂の飛散と海岸の侵食をくい止める垣根だそうで、これを設置しているらしい。
海に出るコースも決まってて、水溜まりのような池を横目にロープで仕切られたコースを進んで砂を登ると現場に向かう工員の気分。
そして丘の上は硬く均されてて舗装道路のようになってた。重機用の通り道?益々工事現場。。(砂丘の景観に配慮した砂山型の防潮堤だそうだ、、、作られた丘か。。)
すれ違う学生の列は遠足気分ぽく割と楽しそうで、突っつきあったり歌をうたいながら歩いていた。
でも、列の後ろでは高齢のボランティアの人が「最近の子はわからなかったら何もせず、自分から質問したりする積極性がまるでないね」等と話して歩いてた。
学校行事で参加してるくらいの学生に何を期待してるのかしらんけど、そんな積極性はウチらが子供の頃から無いわ。
そこまでの興味を持たせようと積極的に話したり指示する大人がいないだけじゃないか!と思えた。(っていうか、昭和の昔は積極的すぎる大人が多く、独善でズケズケと指示し強制してウザかったのを知ってるからやりたくないんだよね)
そして丘を越えて海に出た。
、、、遠いいなぁ。
砂紋は踏み荒らされつつ、残ってる箇所もありつつ、鳥取砂丘よりは残っていた。
浜は浜岡と同じくここも小石で、砂はもう後退しているようだった。ああだから「よみがえれ砂丘」なんだな。
浜には釣りをしてる人も多く、少し眺めてみてたけど釣り上げるところは見れなかった。
そして、
海を見るならただの海岸にすればよかった、、とかぶつぶつ考えながら来た道を戻った。
日差し強く歩いていると汗かくくらいの砂丘の散歩。
人の少ない静かなときに来てたらもっと楽しく歩けて感じよかったのかも。