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増山城跡

ファイル 2033-1.jpg砺波市増山にある城跡。

「国指定史跡」の案内に惹かれてついついきてみた。
ら、思いのほか折れてすすんで駐車場は和田川の谷の手前。
駐車場から歩いてみたら和田川ダムがあった。

ああ、やっぱこのダムを渡った先の山が城跡なのか、、と進んでみたら、ダムの上でカエルちゃん登場。
おやおや可愛いアマガエル。なんか歓迎された気分で戯れて進んだ。

ダム湖は雨の後らしく流れてきた枝葉などが集まっちゃってたけど、その先の水面は静かでモヤも出てて雰囲気よかった。

ファイル 2033-2.jpg

で、思った通りダムの先に城跡の案内板と門があった。
うわぁ朝から山登りたくないから、ここで案内見るだけでいいよな。サンダルだし。。(でもけっこう早朝は山城に登ってることが多い気がする)

と、思ってた筈なんだけど、どのくらいの坂だろう、、少し登ったら何かあるかな、、なんて進んでみちゃったりして、引き込まれるように気がついたら登ってた。(なんか危ないなw)

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この増山城は南北朝時代からの古い城で、戦国時代には上杉謙信や佐々成政が来たりと戦乱をくぐりぬけ越中三大山城と呼ばれた堅城。江戸時代初期に廃城になったらしい。(名前すら全然知らなかった、、)

やっぱ運動不足だよね。割と涼しげだったのにすぐに汗ダラダラ。
少し登ると「大手口」とあり、案内は充実していた。その上には「F郭」という曲輪があって簡単な柵があった。
これは登ってくる人に矢を射りたい場所だね。一網打尽にしたいね。

と、まずは長めの上り坂を登って一呼吸。
その先の坂が急な段で手こずった。一足一足あがってなんとか登り切ると上は「一の丸」の曲輪になっていた。

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広場だけど真ん中の道になっている部分以外は草が茂って、雨の後だからあまり歩きたくない状態だったけど、ちょこっと縁にまわってみたら眺めよかった。下の和田川のダム湖のモヤと、緑の田圃とその先の砺波市街を木々の間ながらよく覗けた。
けど、その外側をまわって曲輪を下りる道はしっかりしてない道で、滑りそうな斜面をゆっくり下った。

その次が「二の丸」。あれ?この城跡は「一の丸」の方が外にあるんだ、、
その二の丸の前の塁に「石垣跡」とあったんだけど、跡ってことはもう石垣は喪失しているのか?斜面は草に覆われちゃってよく分からなかった。

そしてその二の丸にあがると、一の丸より広く平らで奥の林に続いていた。
この二の丸は展望が開けてなかったので一の丸で眺めてきててよかった。

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「神水鉢」というのがあった。この木の名前かと思ったらそうではなく、その根元に真ん中が窪んだ石があった。この窪みの水は涸れることがないそうだ。

この二の丸の奥につながった部分が主郭の本丸って事でいいのかな?
その一番奥に「鐘撞堂」という塚があったけど、つまり櫓台ってこと?ここが頂点のようだけど、登る道がぬかるんでたので無理して登らずに引き返した。(下りる方が怖いから)
この本丸の縁に石垣みたいなのが見えたけど、よく見ると丸太を積んだ物だった。まぎらわしいw

二の丸を下りて「馬洗池」って方に進めばまだまだ幾つもの曲輪とかがあるようだけど、もういいや。主郭を登ったのでとりあえず満足。
蚊にもさされたし、ちょっと違うチクッとするやつにも刺されたっぽいし(両足ふくらはぎまで軽く腫れた。短パンサンダルでこんなトコ来ちゃダメだね)そっちには進まずに来た道を戻った。

一の丸の坂は下るときは恐怖。滑りそうだし落ちそうだし、周りを掴みながらゆっくりゆっくり下りた。
雨降らなくてよかったーとか思ってたけど、下りる途中では森の木々の合間に一瞬日が差したりもした。
下りは20分(登りは25分)で登り口の門まで下りてホッとした。

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そして和田川ダムを戻る。あーコンクリは歩きやすいなぁ。
ダムの操作室の窓に色々貼り紙があってダムカードの紹介もあったので、渡ってからいちおうダム管理事務所に行ってみた。
いやー朝の8時前からカードはもらえないでしょーなんて思ってたらアニハカランヤ。ちゃんと貰えて有り難かった。

城山とダムをバックにカードの記念写真。こうしてみるとそんなに高くなさそうな小山なんだけどね。。そして手前の公園で足洗って車に戻った。

いやぁーこんなに歩くとは思わなかった。

タグ:観:城 観:石 観:堰 観:蛙 景:川 楽:触 楽:登 楽:眺 楽:証

みどりと森の運動公園

ファイル 2032-1.jpg新潟市西区板井の広域農道沿いにある運動競技場。

ここは、なにがあるってわけじゃないそのままの運動公園。
「みどりと森の運動公園」というそのままのNGTの曲があってMVロケ地にもなっているのでちょっと来てみたという次第。
いい曲なんだわ。
「青春時計」のラブラ「Maxとき」の萬代橋と来たので流れできてみた。

ファイル 2032-2.jpgで、
ここはひろーい田園地帯の中に造られた運動公園で、なんと森はありませんw
公園に植えたばかりの樹があるだけで「みどり」は田圃の稲のことかな。(もちろんスキー場もありません)

MVの冒頭で印象的な公園部の塚に登ろうかと思って歩いてたら雨降ってきちゃった。。

ので、すぐに車に戻った。

ファイル 2032-3.jpgそれだけの短い間に横の高架を新幹線が何本も通った。本数多いね。
(二階じゃないからMaxときではなかった)

ここもとくに「おー」と思うでもなく「ふーん」ってくらいで、あまり感慨なかった。鈍感なのかな?
ロケ地とか舞台になったトコとかって、来るまでは楽しみだけど、来てみると普通なんだよなぁ。
見て知ってるしね。
100年前に○○だった場所、とか誰それが暮らしてた場所とかそういう方が「おー」となるかな。

点景にするほどのネタでもないんだけど一応記録として。

タグ:観:園 観:ロ 観:鉄

LoveLa万代

ファイル 2031-1.jpg新潟市中央区万代にある商業施設。

ファッションブランドショップが集まってて、正直、ドライブに出るような格好で来るようなトコじゃないんだろうけど、まぁたまにはいいでしょ。
見たいところもあるし、ついでに買えたら欲しいものもあるし。

まず先に向かったのは一階にあるバスターミナル。
そこの立ち食い蕎麦屋のカレーライスがいろんなテレビで紹介されてて有名で気になってきてみた。(カライの苦手なのに)

で、その万代バスセンター。
もう入口からカレーの匂い。(カライの苦手なのに)
店に進むと女性の一人客もいてオープンな気軽な雰囲気。(カライの苦手なのに)
券売機を見ると「ミニカレーライス」もあってありがたかった(カライの苦手なのに)

ファイル 2031-2.jpg

立ち食いなので調理はすぐで、受け取った。
店の人もテレビで見たことあるけど、話しかけるようなヒマはない。
横にはお土産用のレトルトかれーまであった。人気なんだね。

で、「ミニカレーライス」
見た目、立ち食いそば屋のカレーって感じそのままで、からくなさそうに見え、意を決して食べてみた。

ファイル 2031-3.jpg

うん

からい

ごめんなさいね、他の感想はないです。カレーはからい。
半分だけ頑張って残そうかな、、と思うくらいだったけど、食べてる横でなんか店員さんが券売機を開けてて、あとから来たお客さんに「ごめんなさいねカレー終わっちゃった」と言ってガッカリされていた、、
これは残したらバチがあたりそうだな、、(もう当たってるような感じjだけど。。)と、頑張って食べた。

もう、垂れてるのが汗なのか涙なのか鼻水なのか分らないけど、愚痴は垂らさず、
ひょっとしたらおいしく食べれるんじゃないかと思った自分を悔やみながら、
そしてひょっとしたらこれを機に少しずつでも辛いのに近づけるんじゃないかなんて甘いことを思った自分を軽蔑しながら、
ゴメンなさいゴメンなさいと念じて、何とか食べてその場を後にした。

もう汗まみれ。(汗だと思う)
止まらぬ汗を引かすために冷房のかかった店内へ歩いた。

そうそう見たいとこと欲しいものあったんだっけ、、と、上の階に進んだ。
見たいとこはフーンてかんじで感慨なく(カレーのせい?)欲しいものもあったけど何故かケチってやっぱいいやと購入せず(カレーのせい?)おりてきちゃった。

最後に2階テラスのステージやその前の交差点を覗いた。

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ここはNGTの「青春時計」のMVロケ地でCDジャケットでも見てる場所。でもやっぱりフーンって感じで普通に納得。(カレーのせい?じゃなくて自分のせいでしょうがw)

少しウロウロしようと思ってたけど、見るからに怪しい暗雲が流れて来てて雨降ってきそうだったので、駐車場へ戻った。

タグ:餐:飯 餐x辛x 観:ロ

胎内昆虫の家

ファイル 2030-1.jpg胎内市夏井にある博物館。

胎内市出身の子が、虫が苦手な筈なのになぜかオススメしてたのを憶えてて来てみた。
有料だけど、まあいいかな。

けっこう他にも人が来てて、家族連れ意外にもおっさん同士の組み合わせもいて、子供向けだけのスポットでもない雰囲気だった。

入口の発券も受付も人一人でいそがしそうだったので、写真OKか聞けなかったけど、禁止とはどこにも書いてないからいいんだろうな。(といいつつあまり撮らなかった)

まず、カブトムシとかヘラクレスとか触れるコーナーがあった。

そして水生昆虫の水槽展示が多く充実してて楽しめた。ゲンゴロウとか先週栃木で見てたから興味持てた。
いろいろ見てて今さらながら、あ、自分てけっこう昆虫が好きだったんだ、、と気付いた。

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そんな水生昆虫も触れるコーナーがあって驚いた。
タガメとかミズカマキリとかを可哀想な状態で掴んで喜ぶ子供をみると、良いのか悪いのか判らないけど、、

標本も解説もたくさんあって、先週見れなかったハッチョウトンボも標本であった。新潟にもいるらしい。

館内は順繰りに見ながら階段を下りるのが順路。
一番下の階には大きなモニターを三つ並べて使ったVTRがずっと流れていた。

その奥のラストに網小屋に出れるドアがあり、蜜のペットボトルが置かれていた。
へーこれでチョウが集まってくるのかーと、一つ持って出てみた。

ファイル 2030-3.jpg

ら、
おおーホントに嬉しそうにすぐヒラヒラと黒アゲハが下りてきて止まった。
パッと見、もう二匹飛んでたけど、他のが吸ってるところには来ないようで順番待ちのように、入れ替えで止まって面白かった。

小雨降ってきちゃったから中に戻ったら、タイミングの悪い親子連れがやって来て、雨が止むのを待っていた。(結局やまなかった)

ファイル 2030-4.jpgと、けっこう楽しい施設だった。
来たコースを戻って館を出た。
 ら、けっこうな雨。
急ぎ足で車に戻った。
 けど、座席に着いた途端にダーッと滝のような土砂降り。。
しばーらく車内で様子見て休憩。

五分位して降りが弱くなったので出発した。

タグ:観:館 動:虫 楽:触 楽:映 楽:験

らーめん麺楽

ファイル 2029-1.jpg胎内市久保田の県道沿いにあるラーメン店。

そういえば胎内は「ニラ南蛮ラーメン」がオススメって聞いた憶えがあったので、それで検索して来てみたお店。
ニラ南蛮って辛いんじゃないか?と思ったけど、ネットにはラーメンはあっさり豚骨と出てて安心した。(チキン南蛮や鴨南蛮も辛くないしね)

で、来てみたら意外と町はずれの田圃の脇にある店だった。
けど、みんな車だから関係ないよね。駐車場は大きかった。

店はいるとけっこう混んでたけど、おひとりさまはカウンターですぐに席に着けた。
(たまたまかもだけど、カウンター席の他の客はどれもカップルだった、、)
とくに迷わずに当店おすすめNo1の「ニラ南蛮ラーメン」をたのんだ。

ら、先に「お好きなだけ乗せて下さい」とツボが出てきた。
片方はキムチ、、そしてもう一方がニラ南蛮だそうだ、、
こ、こ、これがニラ南蛮?やっぱ辛いんじゃん orz

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ちょっと、これは失敗したかな、、、
辛いのが苦手なぼうやが立ち入るような場所ではなかったのかも、、
と、恐れながら待つと、ラーメンが出てきた。
おお、これは見た目普通の白豚骨で辛くなさそう。
、、、でも、ニラは乗ってないね。

ファイル 2029-3.jpg

きっと汁にニラを摺って溶け込ませて、、、なーんてことあるわけもなく、普通においしいあっさりめの豚骨ラーメン。
このままだったらおいしく食べられるけど、やっぱりこれって、ニラ南蛮を乗せないとニラ南蛮じゃないよね。(当たり前じゃないかw)

ファイル 2029-4.jpgってわけで、冒険。
ちょこっとだけ乗せてみた。

これは辛い
一瞬感じたニラの風味は、その手を掴むことなく業火に消え去り、ニラを救うどころか自分が炎まみれ。。 うぎゃぁ。

さいわい、ちょこっとだけだったので、匙で赤いのが広がらないようにして辛抱するトコだけ我慢して、なんとか残りは普通に食べた。
あれ?この人トッピング知らないのかな?なにやってんだ?と思われようが覗かれようが、黙々と汁は白いままで食べて逃げるように席を立った。
ごめんなさいね

あーあ ニラ大好きなんだけどなぁ

タグ:餐:ら 餐x辛x

道の駅 胎内

ファイル 2028-1.jpg胎内市下赤谷の県道沿いにある道の駅。
去年来たばかりで三度目の来訪。

先週、胎内市出身の子に「今度、胎内に行ったら道の駅だけじゃなくて色々まわってみるね」なんて言ってたのに、結局とりあえずは道の駅によってて反省。。
いやいや、まずはここでその子が薦めてた胎内のスポットを思い出しつつどうまわろうか作戦練るのが目的。健全な道の駅の利用方法だよね。

まず、店の前や駅構内はあちこち胎内市のゆるキャラ「やらにゃん」だらけだった。(去年来たときもこうだったっけ?と写真見たらちゃんと写ってた、、気にするのと気にしないのとでは全然違うもんだなぁ)

ファイル 2028-2.jpg

面白いのは自販機、「あたりが出たらやらにゃんグッズ、あげるニャン!!」だそうだ。ちょうど来る途中で汲んだ水は飲み終えたトコだったので天然水を買ってみた。 けどハズレ。
まぁそんなもんでしょね。

そして店を覗いてみた。(前回は早朝でまだ閉まってた
 ら、 中もやらにゃんだらけだった。
っていうか家族が沢山いるというのは知らなかった。。

ファイル 2028-3.jpg

やらにゃんストラップを購入。
ティッシュがサーピスで付いた。

ファイル 2028-4.jpg外に出るとプレハブの別棟で「たるが橋観光交流センター」というのがあった。
入ってみるとウルトラマンのフィギュアや、NGT48の新聞記事が飾られてて、ちょこっとした売店になってるけど、観光とかを促す感じには思えなかった。

とりあえず行きたいトコ決まったので出発した。


で、
後ほど、奥胎内にまわってたら土砂降りになり、雨弱まって出たものの走ってたらまた土砂降りになって、また一旦この道の駅に退避。
車から近かったプレハブの方に入って雨宿り。

お客が自分だけだったので店の人(観光協会の人)
「胎内を少しまわってきたけどNGTの貼り紙とかはここでしか見かけませんでしたよ、地元の子いるからもっと見かけるかと思ったけど、、」と言って暫し話した。

イベントとかで呼びたいけどスケジュール(と、ギャラ)が難しくてなかなか実現しないそうだ。「隣の村上市は出身の子がソロでイベント参加してるのに、胎内の子はソロでは呼ばせてくれない」とぼやいてた。

って感じでゆっくり雨宿りさせてもらった。
こっちでは何も買ってないけど、さっき「やらにゃんストラップ」買ったからいいよね。

タグ:楽:買 楽:推 楽:験 楽:話 観:キ 観:像 道の駅

藤野木直売所

ファイル 2008-1.jpg笛吹市御坂町藤野木の137号沿いにある果樹園の直売所。

この道は焼きトウモロコシの店が並ぶ道で、ずっと昔、初めて通った時に寄って食べておいしかった。その時の記憶をずっと持ったままそれ以降は寄ったことはなく通過ばかりしてた。(青森でもっと安いトウモロコシを食べてから高い気がしてケチってたのかもしれない)

で、今日は思い切って寄ってみたけど、時間が時間なのでひょっとしたらもう終了で炭の火を落としてるかも、、とか思ったけど、覗いてみたら大丈夫だった。

ってわけで、店先のベンチで甥と並んで座って焼きトウモロコシを食べた。

ファイル 2008-2.jpg

あーそういえば、焼きトウモロコシ自体食べるのすげー久々だわ。
トウモロコシは蒸かしたのが好きなんだよね。歯できれいに剥きながら食べれるじゃん。「焼き」だと剥けないで齧るから歯に挟まるんだよねーー
と、いうことをちゃんと顧慮してシーハ―用の爪楊枝が刺さっててありがたかったし、使わなくてもいいくらい崩れずに食べられて味に集中できた。
甘くて醤油香ばしくておいしかったーーー。

ファイル 2008-3.jpg目の前の137号は交通量多かったけど、向かいの電線に止まった鳥(ホオジロ:一筆啓上仕候)の声を邪魔するほどではなかったし、その先の山を見ながらゆっくり食べられていい休憩になった。

ぜったいお祭り屋台で食べるよりおいしいよね。
(お祭り屋台は買うまでの匂いと雰囲気だよね。買う事ないけど)

タグ:餐:菜 動:鳥

西湖蝙蝠穴

ファイル 2007-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンターにある富士の溶岩洞窟。

有料だけど、併設された「クニマス展示館」に来たついでに、せっかくだからこっちも行ってみようよと、あまり乗り気じゃない甥を誘って入った。

まず入場券買うとヘルメットが渡される。おお、なんか冒険風。
そして富士の樹海の森の中の遊歩道を歩く。
森は緑も優しく木漏れ日明るく、遊歩道も木材チップで歩きやすく、気持ちよかった。

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けど、コウモリ穴まで意外と長く、多少のアップダウンもあってイライラ。
道の脇の苔の生えた岩や狭い溝を見て北海道の「苔の洞門」を思い出した。。歩くだけ歩いた先で立入禁止とかじゃないだろうな、、、

5分程歩いてコウモリ穴に到着。
動物よけか不審者よけか、鉄格子で囲まれた入口は開いててよかった。

さっそくヘルメットかぶって入洞。
中はひんやりと涼しくて気持ちいいくらいだった。

ファイル 2007-3.jpg

このコウモリ穴は富士山麓で最大規模の溶岩洞穴だという事で、もっと溶岩溶岩したゴツゴツの痛そうな岩肌を想像してたけど、ぜんぜんそんなことはなく滑らかな岩の普通の洞窟。
「巨人の足跡状広場」とか名前の付いた場所はあり、「溶岩ドーム」とか「縄状溶岩」とかあるけど、鍾乳石とか氷柱とかそういうものは無く、ひたすらコウモリを探して進んだ。

沖縄で行った洞窟のような横の狭さも不気味さもなくて、歩きやすい、、とか最初は思ってたけど、途中からいきなり低い天井のコースになった。。
中腰で進むのがつらくてつらくて、、、デブで運動不足は入らない方がいい場所だった。

現役高校サッカー部の甥はスタスタと先行、「まだずっと低いー?」と聞くと「あと少しで広くなるけど、その先はまた低いー」だそうで、、
無理せずゆっくり進んだけど、四つん這いくらいのコースでもうイヤになった。。
前の職場の仕事で大きな機械の狭い中で作業する時に「頭ぶつけて機械にキズつけたら一億の賠償ですからね」と脅かされた時のことを思い出してイヤーな気分になりつつ、ゴツゴツ平気で頭をぶつけられる今の状況が楽かと言えばそんなことはなくつらかった。。

ファイル 2007-4.jpg

「この先で行止まりっぽいー」 「コウモリいた?」 「いないよー」
だそうで、進む気なくなって退却。少し戻ってイージーコースで折り返した。

っていうか、ネズミを怖がる甥がよく平気でスイスイと洞窟の奥まで進めたなー、、コウモリに驚くトコ見て笑おうなんて酷いこと考えてたこの伯父の方が、逆にへっぴり腰で笑われる結果になった。。

外で解説をよく読むと
「過去には多数のコウモリが生息していたが、現在は僅かしか見られなくなった」
とあった、、、なんだよーーーいないのかよーーー

またゆっくりと森を歩いて入口に戻った。

ファイル 2007-5.jpgなんか悔しいからまたネイチャーセンターに入ってコウモリの標本だけでも見た。
コウモリは飼えないのかね?
一匹くらいは生きてるコウモリを見たいよなぁ。。
コウモリが見れてたならTシャツとか買ってもよかったけど、、ここでコウモリのグッズのお土産を買っていく人いるのかな?

出る時に「クニマス資料館も見てってください」と声かけられた。。
一般的にはそっちがオマケなのか、、
クニマスのTシャツやお土産もおいてくれよ、絶対買うから。

タグ:景:洞 景:森 観:地 観:館 楽:歩 楽<困

クニマス展示館

ファイル 2006-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンター内にあるクニマスの資料展示ミニ水族館。

なんと無料。

道案内では「西湖ネイチャーセンター」とか「クニマス展示館」とかいうのは見かけず「西湖コウモリ穴」となっている。
どうやらこの「西湖コウモリ穴」に作られた資料館が「西湖ネイチャーセンター」ということのようだ。建物の左半分が「クニマス展示館」になっていた。

さっそく入ると、クニマスの説明パネルと幾つかの西湖の魚のミニ水槽があった。

クニマス(国鱒)というのは秋田県の田沢湖の固有種で、昭和初期の環境破壊で絶滅したとされていた魚だった。
それがこの西湖で試験移入した種が生き残っていたというのが最近になって発見されたという幻の魚。一般で普通に見れるのはここだけの魚。(釣ってもいいのかな?)

そのクニマスの水槽は奥の暗めの部屋にあった。
クニマスは湖の最深部にいる魚だから暗い方がイイのかな?それとも演出?

ファイル 2006-2.jpg

この右側の明るめの水槽の魚はヒメマス。左の暗い水槽にいるのがクニマスだそうだ。
比較のために並べてるそうだけど、大きさが全然違うから比較にならないでしょ、、同じくらいのサイズのヒメマスは捕まえられなかったのかねぇ、、

ファイル 2006-3.jpgクニマスはヒメマスに比べて色が黒く鉄っぽい魚だそうだけど、この照明だと極端に青い魚に見えちゃってよく分かんないね。
館の人(案内係?見張り係?)も「自分でもパッと見た感じでどっちがクニマスでどっちがヒメマスかは判らない」って言ってた。

まぁ、そのくらいの差だからこそ今までヒメマスにまぎれて見つからなかったんだろうね。
むかーし西湖のヒメマスを釣りに何度か来たことあるけど、ひょっとしたら釣って食べてたヒメマスにも交じってたのかも。。

ファイル 2006-4.jpgそれ以外にも少し明るい部屋にクニマスの水槽があった。

こちらは人工交配して育てられた子たちだそうだ。
んーやっぱりヒメマスとの差がよく分からない。。
若干、おでこが出っ張った感じかな。

もともとの生息地では絶滅した魚だけど、移入しててよかったね。
魚の移入はいろいろと問題あるんだろうけど、西湖や精進湖にいる魚は全部移入種だからね。(富士噴火の熔岩流入で絶滅してたらしい)
またいつどんな環境変化が有るとも限らないからね、発見されて良かった。見れて良かった。

タグ:観:館 動:魚

富士湧水の里水族館

忍野村忍草のさかな公園内にある水族館。

前にドライブ仲間と忍野八海から歩いて廻ってる途中で見かけたことがあって、いろいろ見どころありそうな山の観光地で水族館て、ひと入るのかな?なんて思った事あったけど、数年前から興味持って来てみたくなってた場所。

来てみたら意外と普通にお客さん多くいて驚いた。
ニジマスを見てコイだとか言うような観光客が淡水魚を見て楽しめるのか?とか思いつつ入口に進むと、館前の池の水が早速キレイで、いい型のアユのような清流っぽい魚が群れていた。(ハヤかもしれない、、観光客のこと言える立場じゃないね、、)

ファイル 2005-1.jpg

そして入館。入館料はJAF割引が効いた。ナイス。

ここの目的は、絶滅したと思われていた幻の魚「クニマス」。TVでお馴染み「さかなクン」が発見してニュースになったそのクニマスが見れる水族館だそうで、誰かと行く機会あれば、、と思っていた。(ひとりで来るとどうしても観光地は通過しちゃうんだよね)

で、今回一緒に来てる甥は、魚に興味はないけど水族館は別にキライじゃないっていうくらいなので、あまりひとつひとつ長くならないように見て進んだ。
絶滅危惧種のホトケドジョウが元気に泳いでる姿は湧いたけど見入ることはないように心がけた。

そして外の池が覗ける窓もあって、大型の鯉や虹鱒や蝶鮫がいて(みんな食材だ、、)イイ雰囲気。やっぱり水が綺麗な池だった。さすが湧水の里。

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アカメもいたり、カエルコーナーもあったけど、今日の主役は別なのでトントンと進んで、渓流魚コーナー。
ヤマメのコーナーもイワナのコーナーも、みんな綺麗な個体で元気に泳いでいた。

マス科の魚は肉食でもあって気が荒く、他の水族館だとよく喧嘩してヒレを食べられちゃってたりしてる痛々しい魚が目につくけど、ここのは水のせいかストレスの少ない造りなのか、みんなキレイで感激した。これはすごいよね。(無料の水族館とか小さい水族館とかしか行ってないから、たまたま他が酷かっただけかもしれないけど)

ファイル 2005-3.jpg

そしてヒメマスのコーナー。
よそではあまり見かけないヒメマスが群れて沢山いるのも此処ならでは。富士五湖には沢山いるからね。釣りにいったことあるし。

そこに並んでクニマスのコーナーがあるのかな?と思いきや、それはなくて池や緩い川の魚のコーナーになってた。。

あれ?別の場所に特別展示かな?と思ったけど、後は大きい回遊水槽があるだけでこれで1階は終わり。
階段を上がったけど2階は学習コーナーぽい感じで水槽展示はないみたい。。

真ん中から回遊水槽を上から見ながら下る階段があったのでそこをおりてみた。
しかしこの回遊水槽はすごいね。マス類がわんさかといて元気に泳ぎまくってる。これはここならではの素敵な演出だよね。これなら淡水魚に興味ない人でも楽しいと思うよ。

ファイル 2005-4.jpg

上から横から下から覗けるようにもなってて、賑やかな淵の底から見上げるような感覚で面白い。

でもそういえばクニマスはどこだ?
まさかこの回遊水槽に混ざってるとかじゃないだろうな、、、

分からなかったので入口まで逆走、受付で聞いてみた。

ら、

「クニマスの展示は終了してます」とのこと

がーーーん

まじか、、

今後もずっと展示する予定とかないのか聞いてみたら、受付嬢は一旦裏に行って聞いてきてくれて、
「今後こちらでクニマスを展示する予定はありませんが、、西湖の方に『クニマス展示館』というのがあってそちらに行けばいつでも見ることができますよ」とのこと、、、

ん~~~~ 
先に言ってよーーーー

っていうか入口に書いておいてよ~~~~。
それが目的で来るお客さんていないのかなぁ??

ファイル 2005-5.jpgでもま、ここの水族館は見る価値あったし、甥も楽しんでたからいいけどさ、、

で、入口から出るわけにいかないからまた二階に上がって出口から出た。

「さかな公園」には学習館とか湧水の設備などいろいろあるようだけどもちろんパス。
いちおう甥に「魚スポット続くけどいい?」と確認して西湖の『クニマス展示館』に急ぐべく車に戻った。

タグ:観:館 動:魚