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山中城跡

ファイル 2385-1.jpg三島市山中新田の1号沿いにある城跡。
山中城トンネルというのが出来て1号は新しい道でこの城跡前を通らずともスイスイ抜けられるようになってしまったんだけど、今日みたいなそんなに遠くまでいくつもりもない日には丁度いい寄道かな。
駐車場も混んでおらず悠々停めれた。

先に食事できるならと思った売店はまだ支度中。
なのでまた朝飯前の城歩き。なんか遠出のドライブの定番みたいな状況。いつも空腹で城に登ってる気がするww

城跡の入口の説明板によると戦国時代に小田原防備のために築城した北条の山城で、秀吉の小田原征伐の時には17倍の軍勢に半日で落ちてしまったそうだ。

順路に沿って歩くと、そんな戦国時代の城のわりにかなり整備されてて公園の様、まずは立派な三の丸の堀に沿って進むと池に出た。(あれ?三の丸はどこだ?)

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そこから塀のような土塁に沿って周り込むように(ヒ―コラ言いながら)坂を登ると虎口に出て、左に西の丸が見下ろせた。眺めよさそうだけど、先に右の二の丸に進んだ。

二の丸の郭は広場になってたけど、斜面と言っていいくらいの傾斜があって往時はどう使われてたのか昔は平らだったのか気になった。

その奥に進むと深い堀で切られた先が本丸だった。堀の上の橋から覗くと畝に仕切られた堀だった。整備され過ぎてて凄い。

本丸は二の丸より狭くパッとしない所だった。
藤棚の位置に本丸広間が建てられてたそうだ。

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その本丸の奥から周るような坂を上ると天守櫓跡に出る。天守がある城だったんだ。
この坂の途中に「矢立ての杉」という杉の木があって樹齢500年以上のものだそうだ。城の時代から残る現存物だね。

そして天守櫓跡はこの城の頂上で標高586mだそうだ。本丸を見下ろせた。

天守櫓跡から裏に下りると橋の先に北の丸があった。
杉林に囲まれて日陰も多く場所的にも裏って感じだけど、こっちの方が広くて平らで四角くてちゃんとした二の丸って雰囲気。
なぜかポチポチとツツジが咲いていた。

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北の丸は四方を掘りで囲まれ、、という説明板があったけど、見下ろすと堀なんて言う深さじゃなくただの谷に見えた。(谷の縁に堀があったのかな?)
そしてその谷の杉林の方に伸びる本丸の裏の道を進んでみた。

この細い尾根みたいな道は帯曲輪だそうだ。
本丸側には深い堀があって畝堀になってるそうだけどうまく覗けなかった。
それより、登って汗ばんで熱くなってた体に日陰の杉林の下り坂は安らげた。往時は杉林もなかったんだろうけどね。

そして裏から廻って西の丸に登る。
この西の丸は対豊臣用に増築したものだそうだけど、一番広くて眺めよくて散策のメインになりそうな場所。よく知らない人や案内図を見ずに歩いてる人ならここが本丸だと思うんじゃないかな。
その先には見張台という塁があって展望台になってた。
まず振り返ると、森に押される形の本丸の先に箱根の山が見えた。
そして向いの西櫓跡から下の帯曲輪と北西側の展望が見れた。富士山も見えていたけど雲が多く隠れ気味だった。

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ここの見所は見張台の奥から覗ける足元の障子堀。障子の枠のような枡形に仕切られた堀がこんない良く観れる所に来たのは初めて沸いた。
こんなところで折り返し。下の帯曲輪へは廻らずに駐車場に向かって下った。
その途中でも長い畝堀がよく見えて面白かった。

キレイに整備されてるだけのこともあって結構歩いてる人も多く賑やかな城跡だった。

駐車場に戻るともう売店もやってたので食事しようと入った。
そばか何か食べようと思てたけど、やっぱここの名物という「寒ざらし団子」にしてみた。
これから揚げるそうで席ついて休んで少々待った。
売店といっても売ってるものは少なく普通に小さな食堂。だけど、ちょっと覗いていくだけのお客さんも多かった。日本100名城の城のスタンプを捺しに来るだけの人も割といた。

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で、「寒ざらし団子」
揚げたお団子で、外側はこうばしくアラレのようにカリッとして、中は柔らかい餅でおいしかった。特にヨモギの方は風味もよかった。
これでお腹ふくれることはなかったけど、追加で蕎麦たのむ気もしなかったのでおやつだけで終了。車に戻った。

タグ:観:城 楽:眺 景:山 植:樹 植:花 餐:餅

道の駅 どうし

ファイル 2363-1.jpg道志村の413号沿いにある道の駅。

この413号道志みちは富士五湖から帰る時のイイ裏道的な国道、である以外にも沿線にキャンプ場やオートキャンプ場が並ぶ穴場的なレジャー地帯の大動脈。そしてコンビニも少なく休憩するところのあまりない谷あいの田舎道でもある。
そんな道にある道の駅だからそりゃ混んでサモアリナン。前月通った時も、駐車場に入りきらない待ちの車が国道にまで列をなしていたのを見て迷うことなく通過した。

でもさすがに月曜日ともなればそこまでの混雑もないので立ち寄った。リベンジというほどでもないが、毎回そんな感じでしばーらく寄れてなかったので久々だった。(多分、07/10/13以来の11年ぶり)

さてタヌキのゆるキャラ像を見つつ直売所に進んだけど、その前の変な岩が気になってみてみたら、これは「道志村の地形を象った湧水モニュメント」だそうでその真ん中に道志川らしく水が流れていた。

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そして手前にも「道志七里 清流の水」が流れ出ててPETくらいなら汲んで行けそうな感じだった。けど、今は水は充分あるのでちょこっと手を浸して涼むくらいで満足した。

そして店に入る。
店の奥の方がレストラン。食事食事。面白いメニューないかなーと見てたら、ここはクレソンが名産らしくケーキとか蕎麦とかクレソンの料理が目に付いた。
ので、「クレソンつけめん」を食べてみた。

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えっとクレソンてどんなんだっけ?(上に乗ってるけど)練り込んだという緑の麺はとくべつ強い香りがするでもなく苦みがあるわけでもなく、かといって普通の蕎麦というわけでもなく、冷麦みたいなモチモチ麺で爽やかな夏向きのメニューだった。あまりピンと来なかったけど、まぁおいしく食べられた。

ファイル 2363-4.jpg食後また店の方を見て歩いてみたら、なるほどクレソン商品も多く、クレソンアイスキャンディーなんていうのもあったので買ってみた。
こちらも、とくべつ強い香りも苦みもなく、緑色だから「お茶」といわれればそうかなと思っちゃいそうな普通のおいしいアイスキャンディーだった。(沖縄のゴーヤアイスくらい強い個性で話にしやすいのを期待したわけではないがw)

食べながら裏の川に歩いてみた。
キレイな水の流れある川で水遊びしてる親子も何組かいた。
足ポチャするなら河口湖よりこっちの方が気持ちよさそうだな、、とか思ったけど、山間で日が陰るのは早くのんびりする雰囲気でもなかった。

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タグ:餐:麺 餐:冷 観:水 観:石 観:キ 景:川 楽:浸 道の駅

道の駅 かつやま

ファイル 2362-1.jpg富士河口湖町勝山の河口湖畔南岸の県道沿いにある道の駅。

ここは随分前の冬に一度休憩で寄って(05/02/27)以来きてなくて二度目。
河口湖がよく見える道の駅で、駐車場で湖を背景に停めた車の写真を撮った憶えがあるけど、木が増えたか夏で草木しげったからか駐車場からは湖なんて写真撮るほどよくは見えなかった。

焼トウモロコシの屋台が気になった。そういえば河口湖から甲府に抜ける道はトウモロコシ街道だったりしてこの辺りはトウモロコシがおいしい地域という認識があった。

けど残念ながら、お腹空いてるわけではないので通過、、しようとしたら、直売でもトウモロコシを売ってて生で食べてもおいしいモロコシを試食にいただいた。
ら、おいしかったので土産に買うことにした!

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そして一応奥の物産店も覗いてみた。ら、この建物は屋上が展望台になってるようなので上がってみた。

んーやっぱり木が邪魔して湖を全面には見えなかった。。けど、俯瞰として山に囲まれた湖という景色は感じられたのでグッド。天気もよくて眩しくイイ感じ。

っていうか、どうせなら湖に出てみよう!と下に降りて、前の道を渡って湖に歩いた。

道の駅の前は「小海公園」という芝生の広場になってて、木陰で寝転がって寝る人や日向を駆け回る人、シャボン玉を飛ばしてた女の子などいろんな人が和んで遊んでた。
木になった赤い実(ヤマボウシ?)もなんかおいしそうだった。

そんな公園をまっすぐ横断して湖岸に下りてみた。

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岸は河口湖らしい小石の浜で水もまぁまぁキレイだったので思わず足ポチャ。
時折、ドブ臭い風が吹いて「このみずくさーい」とか言ってる人もいた。何のニオイだろう?ずっとにおうわけではなくたまーににおうんだよね。。

足ポチャするなら西湖ですればよかったかな、、とか思いつつ、水面を見てたら小魚が見えた。
おーけっこう魚いるんだ。
なんの魚かはよくわからなかったけど、数匹の小魚がスイスイと泳ぎ回ってじゃれ合っていた。
よそは子供はおろか犬まで水に入ってたけど、小魚もどうどうとしたもんだ。

しばらく見てたら少々大きめの魚も泳いできてた。ん?この模様は!!
ブラックバスじゃないか。

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この河口湖はルアー釣りにハマっていた中学生の夏休みに友達と泊まりで釣りに来た思い出の湖。
だーけーど、目的のブラックバスは四人揃って一匹も釣れず姿さえ見れなかった悔しい思い出。
その河口湖で、足元近くまでスイスイと泳ぐバスを見るなんて複雑ではあるけどなんか嬉しい。
あれ以来ここで釣りしたことは無く、何気に避けてたのかもしれない。(その後は西湖にばかり行ってた)

そういえば、全然釣れなくてアタリもなくて飽きてきたころに、「水遊びでもしようぜ」と、湖水に入ってみたら、不気味なブヨブヨした生物が底に沢山いて気持ち悪くてすぐに出たりしたっけ。(そしてもう釣りも湖もイイや!と富士急ハイランドに行って遊んだ記憶ww)
今日は見た感じ、そんな生物もおらず藻がついた小石しかなく平和に足ポチャ。

35年前の悔しく気持ち悪い思い出が浄化されたような気になった。来てよかった。

ところでそのブヨブヨした謎の生物は「オオマリコケムシ」というらしく、とくに害はないけど水温が熱くなるとガスが溜まって浮くことがあるらしい。そのガスが臭いらしい、、
あードブ臭いニオイは、どこかで浮いた「オオマリコケムシ」の抜けたガスが風で漂って来てたのかもね。。

タグ:楽:眺 楽:買 楽:浸 景:湖 景:山 餐:菜 観:園 植:実 動:魚 道の駅

クニマス展示館

ファイル 2361-1.jpg富士河口湖町西湖の「西湖ネイチャーセンター」にあるクニマスの資料展示ミニ水族館。
去年来てて二度目の来訪。

おとといから大きな水族館やウミガメのミニ水族館を見てきてて、やっぱり好きな淡水魚もゆっくり見たいなと思ってたトコ。(金魚は見たけどw)
もう前回来た時にじっくり見てるから、今回は気負いもなく軽く楽しむつもりで来てみた。

ファイル 2361-2.jpgけど、思ってたのとは逆で、前回はあまり興味があるわけではない甥を連れてきてたせいか、退屈させてもかわいそうだとあまりじっくり見てなかったことに気が付いた。

こんなに色々解説されてたんだっけ、、

ちょっと今回はじっくり読んでまわって、ビデオ映写コーナーとかも座って見た。

そしてクニマスの水槽コーナー。
配置は去年と一緒かな。でも確か去年は大きめのクニマスが二匹泳いでたのが、今年は少々小型のクニマスで数は多かった。
館の人に聞くと大きめのクニマスは死んでしまって、今のは次の世代のクニマスだそうだ。

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とりあえず数が増えて沢山泳いでいるのは安心できるね。
クニマスの産卵場所はヒメマスと違って湖の深い所だからなのか人工孵化も難しいとか。そして育つのもヒメマスに比べて難しいらしいので水槽でこうして見れるというのはかなりありがたいこと。じっくり見させてもらった。

そして、ヒメマスや他の魚の水槽もあったけど、こちらもなんか心なしか小さくなったような、、
ヒメマスは明らかにクニマスとは違う色で、一目瞭然っぽい別物に見えるけど、照明の効果が大きいと思う。。同じ条件でのあかりの元で見比べたいなぁ。

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館の人と話してて、西湖にヒメマスを釣りに来た時の話をして「食べると桃色の身のヒメマスと白い身のといるけど、ピンクの方が断然おいしかった」という事を言ったら、色の違いは食べてたものの違いだそうで(そういえば鮭の赤いのもそうだったっけ)「養殖で放流したものはほとんど白身で、桃色は天然ものだから全然おいしい筈ですよ」だそうだ。なるほどー!
ひとりだといろいろ聞けて楽しかった。(いや去年も色々聞いてた気もするけどw)

水族館とかこういうトコは基本一人で来た方がじっくり楽しめていいなーとあらためて思った。
けど、
そんな一人でじっくり楽しめる場所を、自分本位でじっくり楽しむのではなく、一緒に来た人と流れるように過ごす贅沢な時間というのも尊く素晴らしいよなとも思えてご満悦。チグハグではあるけどいい連休になったと思った。

 
前回の

タグ:観:館 楽:映 楽:話 動:魚

さの食堂

ファイル 2360-1.jpg富士宮市大宮町の県道沿いにある焼きそば店。

そういえば点景ではまだ一回も富士宮焼きそばを載せたことなかったっけ。
B級グルメのはやりのハシリとなったB-1グランプリの初代グランプリ(第二回も)がこの「富士宮焼きそば」とはいえ、それももう十年以上前の事。
何度か食べに来たのもそういえば十年以上前のCR-Xに乗ってた頃。なので点景にしてなかったわけだ。(何度かといいつつ三回くらいだけど)

さてそんな富士宮焼きそば。たまにはいいかなと来てみた。
店は検索してたわけではないけど、適当に進んで見当たらなかったら検索しようかな、、なんて思ってたけど、すぐに焼きそばの(駐車場もある)店を見かけて迷わずに入ってみたのがこの店。
11時半だから昼になる前に店に入りたいとも思ってたので色々と丁度よかった。

それでも店内は平日の月曜のわりには意外と混んでて、ぎりぎりスンナリ席につけた感じ。早めにスパッと決めれて良かった。

メニューは定食もラーメンもあったけどもちろん「やきそば」
普通盛りで。(少なめだったらもう一軒行ってみようかなとか思ってた)

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鰯の魚粉がかかったいい味の富士宮焼きそば。麺は意外とモチモチでおいしかった。
そうだったっけ。。前に食べた店はけっこう麺にコシあって主張強い感じだったけど店に寄るのかな。
紅生姜は「ミカちゃん」ではなさそうな一般的な赤いものだったけど、それはどっちでもいいw
食べやすくおいしい焼きそばでペロリと食べた。

けど意外とおなか一杯。
そうだよね普通盛りで量が少ない焼きそば屋って滅多にないよね。満足した。

タグ:餐:や

道の駅 掛川

ファイル 2359-1.jpg掛川市八坂の1号掛川バイパス沿いにある道の駅。
ここは何度も寄ってるけど、逆の下り方向で入ることの方が多いかな。こっち側の駐車場は建物の裏で狭く感じた。
入口の前のいい場所に停められたけど、下水の作業してていやーなニオイがしてた。。

もちろん店の中までは臭わず、入ってすぐに忘れた。
食事食事。
食事でも何度も寄ってて、毎回「とろろ丼」を食べてるので今回は違うのが食べれたら、、と思ってたけど、メインの食堂は朝はとくに面白みのない朝定食だけだったのでやっぱヤメ。
だったらトロロの方がいいや!と思って結局いつものとろろ丼の店「仙の坊」で食事した。

食べたのは「自然薯とろろ丼」いつもと同じ。(と思ってたけど、前は肉入りのメニューがあってそれを食べてたようだ。。)

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美味しいトロロをズズズとご飯と食べれてちょうどいい朝食。ちょっとトロロの方が多くて食べるバランスが難しいけど、それだけたっぷりとろろを味わえた。
もうすっかりトロロの店という認識だけど、実は蕎麦屋なんだよね。たまには蕎麦を食べてみようとも思うけど、やっぱご飯で食べたいよね。

食後は少し売店をまわって外に出た。出たトコにあるのがこの「仙の坊」の長生きの像。「さわって下さい」とあるので撫でてみた。別に長生きしたいとは思わないけどね。

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それと、旧式灯台みたいな塔の休憩室も気になってた。売店では「しばちゃんのジャジーヨーグルト」を買ってたのでそこで食べようと思って中に入ったけど、別に登れるわけではないようなので外で食べた。なーんだ。
ヨーグルトは掛川市内の牧場のものだそうで、おいしかった。けど、逆にのどかわいた。。

ファイル 2359-4.jpgので、また売店に行ってお茶を買って車に戻った。

お茶は「かけがわ茶」
深蒸し茶だそうだ。
静岡茶でも地域によって違って特色あるようだ。
飲みやすくておいしかった。

 
前回の 

タグ:餐:飯 餐:菜 餐:飲 観:像 観:塔 道の駅

日本列島

御津町佐脇浜一号地の埋立地にある公園 (三河臨海緑地)の一部で、日本を模した島になっている区域。
10年くらい前に来て以来の二度目。前はコワクにしてたね。
まずは駐車場から「あかねはし」という橋を渡って、目の前の埋立地との間の海やその後ろの東三河の山並みを眺めた。

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そして入口ゲート。
、、、なんか草生えまくりな廃れた印象。10年たつとこうなるのか。
ここは日本を模した島という事だけど、形はあまり日本ではなく、ゆるーい気分で歩いて楽しむ公園。なので、この入口がどこなのかもよくわからず、案内図ってなかったんだっけ?とチンプンカンプンなまま取り敢えず目の前の丘に上ってみた。

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前は芝生だったような丘も草ぼうぼう。草の中の道を進んで丘を越えると「高知」に出た。(各県の「県の花」が書かれたプレートが地面にある)え、この丘が四国だったのか。。
っていうか、いきなり何も考えずに進んだら高知に出たというのが笑えた。どんだけ高知が好きなんだよw

高知からは目の前の海を見ながら太平洋側を歩いてみた。
海には鷺や鵜の鳥が飛んでたり休んたり、そして水面ではあちこちで魚(たぶん鯔)がぴょんぴょん跳ねていた。魚を写せないかなーとたくさん写真撮ったけど遠景で一枚しか撮れなかった。。

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四国の次は大阪湾かな?と思ったらもう三河湾で現在地だった、、なので関東までもすぐで、房総半島は草ボウボウだった。こんなに高知が近ければ毎週でも行けるのにな。(めったに行けないくらいで丁度いいのだけれどw)

東京湾に進み、東京に上陸したら高層ビルの先の埼玉県は道も草に埋もれてて、軽い藪漕ぎで群馬に進む。
富士山への道はもう途中で閉鎖されていた。富士山は登りたかったなー前来たとき登って眺め良かったんだけどなー。

そのまま草かき分けて下るともう新潟だった。新潟も近くていいわ。

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東北も短くあっという間に青森。そうそう何故か青森だけ立派なんだよね。その先の北海道なんて何もないのに。

そして日陰の太平洋側から北海道へ歩いた。
海では鵜が何度もダイブしてた。海鵜かな川鵜かな?(たぶんカワウ)
北海道の先には橋が架かってるけど、そっちからまわって駐車場へ戻るのは大変なので渡らずに折り返す。

振り返った日本列島は朝なのに太平洋側が日陰で日本海側が日向。あーーそうか、すごく不自然に感じてたのは東西南北逆だからか!一番南が北海道だもんな。

日向の日本海側を引き返した。
こっちにはシギ(黄足鴫)がいた。少し大きのもいるなと思ったらハトだった。ハトは多く、木の上とかにもいて焦ったりした。
そして木にはクマゼミが啼いていた。いつもどこにいるのか見つけられないことが多いけど、ここではすぐに見つけられた。

鳥や虫を見て立ち止まったり、日本海に昇った眩しい朝日を変な気分で浴びながらのんびり歩いた。これぞ「散歩!」って感じだった。

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この日本海側もアッという間、さっき横断して出てきた新潟を過ぎると「親不知」「兼六園」「東尋坊」と並んで北陸が一気に終了。気がつけばもう島根で鳥取に気が付かなかった(砂場くらいあればいいのに)
どこから入ってきたのか軽トラが止まってて荷台の水を垂れ流してた。公園管理の車?、、には見えなかったけど。

そして入ってきた口に戻った。
ああ、ここは関門海峡で橋のようなゲートは関門橋なのね。草に埋もれた案内のフグが下関ってことか。
そういえば九州の方は歩いてなかったので、一応そっちにも歩いてみた。

九州は折れて東西に伸びているので、太平洋側も東シナ海側も日当たりよかった。とりあえず太平洋側を歩くと宮崎に立派な休憩所があった。これは何を表してるんだろう?
そんな宮崎にはネコがいた。いやネコはあちこちにいたけど、ここのネコが一番のんびりしてた。

鹿児島湾が一番の日陰。桜島くらいあればいいのに何もない。青森との差がすごい。

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いい感じの島になってた沖縄で折り返し。
前は阿蘇山に登った気がするけど草だらけでスルー。特に何もない東シナ海側を歩いて関門海峡に戻った。

そして渡ってきた茜橋を戻って駐車場。およそ50分の朝の散歩。
形こそイマイチ日本になり切れてない感じだけど、庭園というのはそういうものなんだろう。池を琵琶湖に例えたり岩を富士山に例えたりという庭園は多く、要は見方や想像力の問題だと思う。(石を並べただけの「日本列島の石組み」というのもあったなぁ)
やっぱり僕には、簡単に一周巡れる日本列島は楽しく、簡単にめぐりながらも実際には行くのが大変な北海道や九州沖縄や各地の道のりを想像したりして楽しめた。
 
 
ちなみに前回10年前のコワク

タグ:観:園 観:石 観:庭 観:橋 楽:歩 景:海 動:鳥 動:魚 動:獣 動:虫 植:草

道の駅 つる

都留市大原にある道の駅。

新しい道の駅なのかな?全然知らなかった(2016年にできたらしい)139号にあった案内を見てなぜか妹が乗り気で「寄って行こう寄って行こう」というので素直に寄ってみた。

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道の駅の先にはリニアモーターカーの線路と架橋と実験センターの駅があり、妹は「来たらリニアの体験乗車できちゃうかと思った」そうで、そっちの案内を見てたのね。
「リニアの乗車は抽選予約で、鉄道ファンの友達でさえ滅多に当たらず乗ったことないって言ってたよ」というと諦めた。
そして下からリニアが走るトコが見れるわけでもなし、この時間から有料のリニア館に行くほどの興味はなかった。(っていうかもう閉館時間w)

ファイル 2341-2.jpgさて、店を見てみると、店前にあった車販売の串焼き屋の「富士湧水ポーク豚バラ串」が一本100円というのが気になった。
100円は安いよね。御当地豚の串なら普通300円以上するもんね。と、妹と一本ずつ即購入。
順番で少し待って焼きあがった。

ファイル 2341-3.jpg少し小さめの焼き鳥サイズなので100円はまぁ妥当なのかな。
パッと見、脂身が多いけど、やっぱ豚肉は脂身こそ味わい。おいしかった。一人二本でよかったくらいかな。

この「富士湧水ポーク」は道の駅の食堂でも食べれるみたいなので、次に来ることがあったらそっちで食事もいいかも。

タグ:観:鉄 食:串 餐:肉 道の駅

道の駅 富士吉田

富士吉田市新屋の138号沿いにある道の駅。
ここもいつも渋滞してはいるの大変そうな印象の所で、今までに何回寄ったかなぁ。
自分が幹事をやった河口湖での泊りのオフ会でも集合場所にしてたし、それ以外にも水汲みで寄ったり仮眠で寄ったりしてたので4回くらいは寄ってるのかな。とはいえ全部CR-Xに乗ってた昔のことでかなーり暫らく来てなかった。

今日も別に寄るつもりはなかったけど「水が汲める道の駅で混んでるんだよね」というと妹が「行こう行こう」と乗り気になってしまって寄ることになった。

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来てみたら全然混まずにスムーズに入れて停められた。あら意外。
けど、
以前水汲み場だった一角はガラーンとしてもう水は出してない様子。。
あらあら。

ファイル 2340-2.jpgと、思いきや、階段の上に「水汲み場」の看板があって、場所を少し外に移動してただけで健在だった。

ので、妹と空きPET500×四本ほど水汲んだ。
妹は「富士山の水だよ」とはしゃいで、その汲んだ水を息子たちへの土産にするなんて言ってたけど、、なんかケチクサイなぁw

水の後は店を見た。
いろいろあったけど気になってたのはソフトクリーム。シャインマスカットという山梨県産の青いブドウのソフトだそうだ。

妹はソフトクリームにはまるで興味なく「一口いるか」と言ってもいらんいらんとそっけなかった。
僕はと言えば御当地名物もののソフトが面白いだけでブドウの品種なんてよくわからず、ああブドウだわってくらいの感想で申し訳ない。おいしかったけどね。

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道の駅の隣にある「レーダードーム館」を眺めながらゆっくり嘗めた。

レーダードームは以前は富士山の山頂にあった気象観測レーダー。それが運用終了後に解体して移設されたもの。
僕が最初に富士山に登った時には頂上にあったなぁ。(一回目は1983年、二回目に登ったのは2002年だから撤去した後らしい)

タグ:楽:汲 観:水 観:建 餐:冷 道の駅

小作 山中湖店

ファイル 2339-1.jpg山中湖村山中の138号沿いにあるほうとうの店。
「小作」は甲斐名物のほうとうのチェーンで、山梨県内に何店かあり分かりやすいので、以前にも「双葉バイパス店」や「河口湖店」「県立美術館前店」で食事したことがあった。

今日は妹のせて気侭に「山梨方面かなぁー」というと「じゃあ、ほうとう食べようよ」と言われ、このクソ暑いのにほうとうなんて食べてられないでしょ、、、と思ったけど、そういえば「小作」には「おざら」という冷たい麺のメニューもあったよな!と思い出し、「おざら食べに行こう」と言って来てみた。

到着してみると駐車場はギリギリ停められたものの、店内は満席の名前書いて待ちで入口が混み合っていた。しかも、記名の紙は何枚目か分からず何名待ちか分からないという状態、これはやめた方がいいな、、とは思ったけど、やっぱりさすがのリゾート地だけに多分他の店に行っても同じだろうと思って気長に待つことにした。

で、待つこと20分で席に通された。
席までの間に他の客を見ると、意外とみんなこの暑いのに熱いほうとうを食べてて驚きつつ、、まてよ、、ひょっとして「おざら」品切れとかじゃないだろうな、、
と不安を感じながら席に着いてメニューを見た。

あれ?
、、、、メニューになかった

店員さんに聞いてみると「他の店にはあるけどこの山中湖店ではやってない」んだそうだ、、、「いつもなら夏でもこの辺りはそんなに暑くならないので、、」だそうだ。いやいやこの灼熱の猛暑はもう7月からずっとなんだから考えてよー

冷たいのが無いならヤメようと店を出るような気概はなく、周りも食べてるんだから暑くてもおいしいんだろうと納得して妹と二人そろって「かぼちゃほうとう」をたのんだ。

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いやー熱い。暑い熱い暑い熱い。
やっぱ暑い時には汗かいて熱いものを食べるのがイイ、、、わけない。
やたら多いゴボウや一つ一つがデカい根菜、妹がキライだからと沢山移植された山菜(こっちからはキライな里芋を渡した)おいしいはおいしいけどなかなか食べ終わらず、ゆっくり食べるうちにさめるということもなく、それでもやっぱり汁も啜って、汁で暑くなった分水飲んで、、タプタプの満腹。何とか食べきった。

妹も水をガブガブ飲んでて 水差しポットの水がどんどん減った。「今年は水がすぐなくなりますわ」と、店員さん。そりゃそうだ。

修行のような食事だった。
けど、振り返ると今年の夏は、、「とり野菜鍋」とか「米粉麺米」とか毎回ひとつは鍋物を汗かきながら食べるような気がする、、
おいしいからいいけどね。
 
 
県立美術館前店の点景 

タグ:餐:麺 食:鍋 楽<待 楽<困