大曲~105号~角館~46号~盛岡~396号~遠野~340号~陸前高田~45号~東松島~三陸道・仙台東道・常磐道~山元~6号~我孫子~県道~松戸
曇った日曜日。文化の日。
起きたら6時だった。また早くも遅くもないくらい。ゆっくりシャワー浴びて半の出発。
あ、駐車場まで歩いて半過ぎの出発。朝に来てもやっぱり住宅街のアパートの玄関側の前で怪しい場所だったw(このアパートの駐車場は反対側にあるようだけど、玄関前がよその駐車場って悔しいだろうね、、)
まず市街をゆるりと進んで105号に出た。市街は桜の木が真っ赤に紅葉しててきれいだったけど、空は魔界とのゲートが開きそうな黒い雲でドンヨリし始めた感じだった。
で、まずこの105号を北東に進む。
南の方が雲が割れてて晴れてそうだったからそっちに行きたい気分だったけど、戻ってもつまらないので仕方ない。
少し進むともう小雨降って来た。。あーあ
そんな小雨の中を進むとほどなく角館に出た。あれ?大曲と角館ってこんなに近かったっけ?山ひとつも越えないんだっけ?とか思いつつ、46号に出る前にちょっと寄り道で市街に廻ってみた。
角館の武家屋敷は紅葉はどうだろうかと期待したけど思ったほどではなく、紅葉してたのはまだ部分的な感じだった。
小雨の朝でガラガラの市街をひと通過。でもそんな部分的に赤くなった所だけは車が止まって写真撮ったりされていた。
そして46号に出た。今回は二日間だけなのでもうこれ以上北に進むつもりはなく東に走った。
すぐ先で見かけた倉庫に描かれたJA秋田おばこのキャラの絵はずいぶんと昔から見てたような気がして「そういえば昔はこういうキャラに対して嫌悪感をもってたんだよなぁ、、それが今では普通だもんなぁw」とか懐かしくなった。(09/05/03の日誌で画像を上げてたけど、今の方が更に幼児化したキャラに差し代わってた。。)
46号は山ひとつ隔てた田沢湖をスルーして仙石峠への山道に進むと、さすがに段々と紅葉が濃くなってきた。
観光地ではないから真っ赤というのはないけど、しっかり秋の色の山の雰囲気は小雨くらいでもいい感じ。トンネルを抜けるごとに色濃くなって最後は仙石トンネルで県境。結局秋田ではどこも寄らないままで7時半過ぎ強で岩手県に入った。
岩手県側は雨はやんでいた。けどまぁドンヨリしてたから紅葉の色合いのトーンは控えめ。
ゆっくり山を下って雫石。ここらは毎回通るたびに雲海っぽくなってる気がする。っていうか今日は上の雲も低く二重の水面下って感じだったけど。
この雫石で給油。何故かすごく安く、今日はこの先でここ以上に安いスタンドを見かけなかった。
そして盛岡に出た。
朝のうちに盛岡城でも歩こうかなと思って真っ直ぐ市街に進入。
城の周りをぐるっと廻って岩手公園の地下駐車場に入ったのが8時半。停めて散歩休憩。
続散歩 続々散歩 更に散歩
車に戻ったのが10時。
これで南に折り返すべく396号に進もうとナビ地図見ながら盛岡市街を進んだ。
けどなんか最初方向感覚狂ってて進んでたのが北方向、、うわ逆だーと折れて上の橋(小説「壬生義士伝」でも出てきてた橋だったらしい)で中津川を渡ると、なんか古風な雰囲気いい道だった。
へー意外と盛岡は中心以外でもいい感じの通りがあるんだなぁと思いつつ進んだら、すぐ先で蜂蜜の店があって気になった。たしかテレビで見た事ある店で、駐車場もあったので停めて寄ってみた。
そのまま進めば4号には出れるけど、適当なとこで南に折れてみた。今日は盛岡市街散策だ。
雰囲気いい神社を二三通過して進むと、細めの寺町の道に出ちゃった。そしてその先に火の見櫓みたいな建物があって「町家物語館」というスポットだそうで駐車場もあったので寄ってみた。 そしてまた散歩
車に戻って出発したのがなんと11時半前。こんなに盛岡でゆっくりするとは思わなかったw
あ、11時過ぎてたらじゃじゃ麺食べれるなぁ、、また市街中心に戻ろっかなぁ、、とか思ったけど、もう流石にそれくらいはまた次回でいいかと諦めて396号に進んだ。
少し先の紫波で別れる456号の方は割とよく通るルートだけどそのまま396号を進むことは滅多になくいつぶりか分からないくらいの道。寄った事のない道の駅があったので寄ってみた。
12時半前の出発で引き続き396号。
あまり大きな町は無くずっと郊外の山間の道だけど、道はキレイで走りやすく空いてて快走。天気こそずっとドン曇りだったけど集中してスイスイ走れてドライブ的には充実の区間だった。
そして遠野に出た。山から下って来ると遠野の盆地は薄い雲海のような雲がかかってるように見えていたけど、下ってみるとそれは田圃の野焼きの煙だった。。
その坂の途中にある南部曲り家の屋敷に寄ろうと思ってたけど修繕工事中だったので通過。遠野の市街も一度はジンギスカン食べに寄りたい場所だけど今日はもう満腹なので通過。
遠野からは283号繋ぎで340号に出た。この340号は前回(じゃなくて去年)北から遠野まで走ってたのでその続き。
この340号は遠野までの北側では道の細い区間があったけど、遠野から南の今日の区間はいたってキレイで走りやすい道。
でも山間でコンビニも何もなく走りっぱなしだったから、ちょっと見かけたカッコイイ松の木で休憩してみた。
住田で一旦107号と合流しつつまた別れて、気仙川沿いに南下すると西の脇の山の上から日が差してきた!
今日はここまでずっと雨かドン曇りで一日中こんなかと思ってたので日が差したのは感激した。やっぱ太陽は有難い。
そして明るい空の侭2時過ぎに陸前高田にでた。被災地域に下る坂ではエヴァっぽい警告板が連続して並んでた。
坂を下ったトコで国道は工事区間で途切れて迂回。迂回路にできてた大きなショッピングモールでは「産業まつり」とか開催されてて賑わっていたし新しい住宅も建ち始めてはいたけれど、やっぱり平地の大部分は工事中の復興モードで殺伐とした感じだった。
で、45号に出たトコで、崩れた昔の道の駅の横に新しく出来たばかりの道の駅に寄ってみた。
3時半前の出発。もうあとは帰るだけかな。この地点で3時半というのは今日帰るにはきつい時間だけど、明日は朝ゆっくり寝てて平気だし、キツければもう一泊して朝帰るっていうのもありなので気は楽だった。
道はすぐに45号のバイパスの三陸道無料区間に乗ってスイスイ南下。すぐに県境で宮城県に入った。
今回もドライブではこの三陸道から眺めるだけの海になっちゃったなぁ、、とか思いつつ気仙沼を抜けて混んできた普通のバイパスの「花の道45」というを黙々と進んでて、この区間の三陸道は乗り忘れてた。
途中の沿線にすごく曲がった松があって「二本松]とあった。これも津波をかぶって残った松だそうだけど、元はもっとカッコよく近年枯れた部分を切られてこんな形だそうだ。
三陸道じゃなかったのでゆっくり夕方の海も見えた。上記の一文は覆せたw
そして今回は元吉からの346号には曲がらずにそこから三陸道無料区間。
後は一気に仙台を目指す。
東松島で混雑して、あーこのまま仙台まで混雑かなぁ、、と思いつつ、有料区間へそのまま進んだらそっちはスイスイだった。
利府JCTから仙台東道に乗り継いで上でサラリと通過。仙台市を抜けたのが5時半前。なんか順調。
これは思ったよりもまともな時間に帰れちゃうかも?
鳥の海PAでトイレ休憩しつつ、6号と交差する山元ICまで走って下りた。
後は延々と6号。道はほとんどしばらく真っ暗だったけど、移設復旧されたJR常磐線の駅の灯りなどは明るく目立っていた。
ほどなく県境、6時半前に福島県に入った。
真っ暗なだけに相馬のバイパスの工場の灯りもキレイだった。
そして帰宅困難区域。夜に通るのは初めて。やっぱり夜でも始まるところには警官立ってるんだね。
区域内の道は更に真っ暗かと思ってたけど無意味に街灯が照っててそんな思ったほど暗くもなく、むしろ県境付近とかの方がよっぽど暗かった。
不思議なのは廃墟になったような販売店の事務所みたいな部屋に灯りがついているトコがあった。。震災からずっとつけっぱなしなのかな?
そして腹立たしいのが赤信号。交差する道は閉鎖されてて通る車もないし横断者がいる筈の交差点での信号待ちほど空しいことはない。3回も信号停止した。
帰宅困難区域を抜けると一応ホッとする。ここまで来ればもう余裕。
っていうかまだ7時半で余裕過ぎ。どっかで食事してゆっくり帰ろうと思った。
そういえば楢葉町の道の駅はずっと警察署のままなのかな、、とか思ってたけど、通ってみたら二階の日帰り温泉浴室に灯りが着いてたし「臨時警察署」の標示も外れてた。おお!道の駅が再開したのかな?と思わず寄ってみた。
ら、ちゃんと日帰り湯も再開していたので嬉しくなって入浴休憩した。
8時半の出発。引き続き6号を南下。
真っ暗な勿来海岸の先で県境を過ぎて茨城県に入ると、ほどなく雨が降り出した。
あとはもう庭先くらいの気軽な区間。店選ばずに適当なとこで食事して帰ろうと思ってたのに、雨の億劫さもあってついついどこも通過で黙々と帰り道。牛久まで来てやっとラーメン屋に寄れた。
利根川渡って千葉県に入ったのが12時半。わぁ風呂入ってラーメン食べてもこの時間で帰って来れるのか。
我孫子で県道に逸れて手賀大橋を渡り、大津川コースで1時ちょい前に帰宅。
(本日の走行距離は675.4Km、燃費は21.9㎞/h)
十一月の三連休(-1日) 今回は久々のイベントに関係のない純粋なドライブ(三日目がイベントで二日しか走れなかったからまるで関係なくはないけど、、)。割と素直に北に向かって折り返して帰って来た形だけど、所々普段とは違った道に入ってみたりして楽しく廻れた。 そしてメインと云う程のものはなかったけど食べ物もおいしかった。 気まぐれだったけど濃く盛岡を巡れた。 そういえば二十二年前の97年の11月にこの盛岡へのドライブしたのがきっかけでホームページを作ってみよう!と思ったんだっけとか思い出しながらも、こうして時を経ても盛岡市街で発見できて遠出が楽しく思えるなんて思ってもみなかった。いとおかし。 けど、 車で寝るつもりだったのに宿を取っちゃったのは負けた気分。 今年ラストの遠出はコンパクトながら満足感と課題とで、今後のドライブをよく考える機会にもなったと思う。 |