盛岡市若園町にある蜂蜜専門店。
なんと明治34年(1901)創業という老舗の専門店。
たしかここはテレビで見て知ったのかな。。いやWebで見かけて知ったのかな。
蜂蜜の販売店だけど面白いものが食べられる興味深い店ということで、寄って見たいなと思いつつも、ネタ帳に記するわけではなく場所も把握してなかった。
けど、通りかかったらすぐピンときて思い出して咄嗟に寄れたのはうれしい。駐車場があるのもありがたい。
さて、興味があるのはその喫茶コーナーの方だけど、手前の販売店の外見もややレトロでカッコいいので、いったん通り過ぎて店を俯瞰で眺めた。
写真見て気づいたんだけど、隣の建物も「養蜂百年館はちみつ村」という別館みたいな店になってた。(こっちでも販売とテイスティングや資料展示などあって食事はちゃんとしたものが食べられるそうなので、空腹だった僕はそちらに入るべきだったのかもしれない、、)
さてさて、元の気になった軽食スナックコーナーの方の戻って店に入った。
こちらのメインはジェラードやソフトっぽくフリーザケースにアイスが並んでたけど、さすがにアイス食べたい気温ではないし空腹なのでそれは無視。
幟や張り紙で気になった「栃みつ焼」というのを買った。
おなじく幟にかかれてた「南部金だこ たこ焼き」というのも気になってはいたけど、たこ焼きはやめて「盛岡うす焼き」というのをたのんでみた。
あーそれとやっぱり朝食的な意味でも気になった「ハニートースト」とか素直にたのんで席で待った。
で、まずは「栃みつ焼」
「あん胡桃」と「ハムマヨ」のふたつ。(他にはチョコとクリームと有り少々迷った)
つまり蜂蜜テイスト生地の大判焼き。それに店内で食べるなら蜂蜜かけ放題。
まず普通に食べて、割ってから蜂蜜たらして味わった。
「ハムマヨ」は蜂蜜かけたらおいしくなりそうだと想像ついたけど、クルミあんこは甘甘でくどくなるだけじゃないかな、、と思いつつ食べてみたら、あんこに蜜って別の甘さで面白くおいしかった。
そして「盛岡うす焼き」
これは普通に素直な粉ものおやつ。
埼玉でいうフライ、山形でいうどんどん焼き、西日本でいうはしまきってトコかな。
「昔なつかしい」と書かれていたから忘れられそうな駄菓子メニュー的なものなのかもしれない。
これも蜂蜜かけるのかなぁ、、、とも思ったけどこれは普通に食べた。シンプルな薄味ながらエビや天かすの味が生きて思った通りのおいしさだった。
ナイス。ぺろりと食べた。
そして「ハニートースト」。
蜂蜜を味わう食べ物と言えばトーストかパンケーキが王道だよね。で、朝食的な方ならトーストだな。
こちらも蜂蜜かけ放題。
だけど、「栃みつ焼」で出された蜂蜜は栃の蜜、で、こちらで出されたのはアカシアの蜜とちゃんと分けて選ばれていた。さすが専門店。(ちょっと比べてみたい気もしたけど)
こんがりバターで焼けたトーストに蜂蜜かけていただきまーす。
んーこれは止まらない。もう一気に流れ作業のように食べちゃった。
食べ終えて、土産にハチミツでも買ってってやろうとか思って店も見てたけど、あ、そういえば妹はハチミツ嫌いじゃなかったっけか、、と思いだして買うのはヤメといた。(あとで確認したらやっぱり苦手だと言っててホッとした)
たっぷりハチミツ三昧でとろけるような甘い朝を堪能できるとは思ってもみなかった。盛岡市街をフラフラ廻っててよかった。
次はジェラードを食べに来れたらいいな。