松山~196号~小松~11号~西条~194号~吾北~県道~越知~194号~高知~55号~香南~県道~南国~32号~池田~192号~鴨島~318号~白鳥~11号~鳴門~神淡鳴道・阪神高速・中国道・近畿道~摂津~府道~寝屋川
天気いい日曜日。代休を含む四連休の三日目。
朝5時半からの最上階の露天風呂で奥道後温泉の湯、いやぁ朝から温泉でホクホクで気分良くチェックアウト。今日もまだ暗い6時過ぎの出発。
どう廻るか決めかねてたので、とりあえず松山市街を北上して196号に進んでみた。
市街を抜けると段々と夜空が白んできたけど、思えばこちらは日没側なので海沿いに出てもずっと暗く陰のままだった。
けどまぁ、これはこれでいい景色。瀬戸内海のまだ目覚めてない島々を眺めつつドライブ。駐車帯で停めて海を眺めようかとも思ったけど、釣り人が多かったので通過しちゃった。
太陽石油の工場手前では「今日も一日ありがとう」という看板を見かけて苦笑。。
その先で灯りが点いてる店があったので、何か食べれるもの買えるかな?と思って寄ってみた。
7時半前に今治に出て道の正面から朝日に照らされた。お遍路さんも歩いてた。そう言えば今回の四国で初めて見るお遍路さん、ああそう言えば四国だった、、と妙なとこで実感。
今治からは、しまなみ海道を渡って山陽方面へのドライブ、、という選択肢もあって少し考えたけど、やっぱり今回は四国メインと思いそのまま196号で通過。
湯ノ浦温泉の道の駅は横目に朝市っぽいのやってるのが見えたので、少し先から戻ってきて小休止。
さて、196号の今治の半島東側は残念ながら海沿いの区間がほとんどなく(だったら海沿いに出ればよかったんだけど)海を輝かす朝日はホンの一瞬だけ南の四国の山を見返す方向で見れただけだった。
けど、それよりも、山の上の雲が朝日を隠して、その狭間から零れる陽光と山のシルエットとが広く見えて何かイイ感じだった。この四国山地の高い隆線は快晴でもいいし、こういう朝日にまみれた姿も隆々としてカッコイイね。
壬生川で少々混みつつ、そんな山並みに向かって進んで小松で11号に出た。
あとはこのまま東に進んで香川をドライブかな。行ってみようと思ってたスポットが二ヶ所はあったよな。。とか思いつつ、194号でまた高知に戻るって選択もあるな。。と少し迷った。
取り敢えず194号の交差点は通過したけど、まだ少し迷ってて、取り敢えず西条の町に折れて惑い乍らフラフラしてみた。
西条では「陣屋跡」という案内で向かってみてて、どこがそれだかわからなかったけど、高校の周りが水堀になってたのでこれかなと、周りを廻ってみた。雰囲気良かったけど駐車場が見あたらずまわるだけで11号に戻った。
で、やっぱり11号は市街の続く道なので、ドライブなら山方向だよな!とか思って194号に出て高知に向かった。
194号の愛媛側は朝は四国山地の山の陰で、眩しい区間もありつつも日陰が多かった。凍結はないだろうけど、山の上の方は白く雪を纏ってるのが見え、雄峰ラインはアウトだろうな。。と思えた。
車は全然おらずにスイスイ!道もキレイで愛媛らしい青い路側帯を辿りつつ気分よく走れて寒風山トンネルで県境。8時半過ぎ強で高知県に入った。
高知側は逆に眩しい区間が多く感じた。少し進むと日陰の谷間に道の駅があったので休憩した。
食事もしてゆっくりして9時半前の出発。
少し進むと吊り橋のある駐車帯があった。ちょっと渓谷を眺めようかと思って小休止。
引き続き194号。あれ?194号って昔は結構細い区間あるマイナーな道だったよなぁ、、とか思い返しながらも、もうそんな面影もないイイ道で快走。ずっと独走で充実したドライブ。
四国の深部の酷道439号(ヨサク)が合流分離して、もうすっかり細い道より走りやすい道ばかりのドライブだなぁ、、とか思ってた先で案内板に「越知」という地名を見かけ、ん、越知?越知って何かあったな、、と気になって停止、なんだっけと検索して、あーあーあー今年見たアニメ映画「竜とそばかすの姫」の舞台のトコだ!と行ってみたかった場所を思い出せた。ナイス!と仁淀川沿いの県道に折れて向かってみた。
したらこの県道、途中結構細めの区間も少しあってちょっと気分出てきた。しかも対向車が多く気を抜けなかった。
でも杉の木の合間に仁淀川が見え、沈下橋も見えて気分上がった所で越知町浅尾の集落に到着。なんと警備員さん出てて駐車場へ誘導してた。(っていうかいなかったら分からずに通過してたかも。。)
細い坂道を下って川原の駐車場に停めて橋に歩いた。
ゆーっくりして11時前の出発。いいトコに来れた。
地図を見ると33号に出た方が近そう(だし、道も良さそう)だったけど、33号はなんかよく通るし昨夜も通ったのでつまんないので、来た道を引き返した。やっぱし細い区間で対向車来たけど、それも味だと楽しんだ。
194号に戻ってさっきの続き。仁淀川に沿って南下。沈下橋は他にも幾つか見かけた。
少し進むと「水辺の駅」という広い駐車場のドライブインぽいのがあったので寄ってみた。
194号の少し先には寄った憶えのない道の駅があった!んーでも今寄ったばかりだし、食べたばっかだし、、と通過。取りこぼしも大事、また次回ね。
そして合流する33号の仁淀川橋が見えた。その橋の手前の川原も何気に「竜とそばかすの姫」で出たトコだそうだ。
33号と合流して伊野の町に進入。昨夜はバイパスの方だったのでまだ少し重複ではない区間。
伊野駅と駅前のコンビニも「竜とそばかすの姫」で出たトコ。バスでこの駅に出て高知市内に通学って大変だよなぁ。(ちなみにバス停は道の駅の手前あたりだったらしい、ホントはそのバス停の前の別の沈下橋の設定なのかも)
そして33号バイパスと合流して重複の道。でも鏡川橋は渡らずに空いてた方の車線で56号の方に抜けた。
この鏡川沿いのアニメでよく出たトコも行ってみようかと思ってたけど、場所うろ覚えで億劫になってヤメ。そのまんま通過して鏡川大橋から(五台山に向かって空港への高知道に出るつもりだったけど、曲がり損ねて)32号に出た。
少し混雑した32号を西に進むと対向車側に広いコスモス畑があった。やっぱり四国は今時季なんだ。。寄って行こうかと思ったけど、その先右折車で詰ってたし駐車場あるのか分からないので通過した。
そして高知市を抜けて55号を香南市まで進み、県道に折れて香我美町山北に来た。
この山北は高知のみかんの産地で、この日は高知のグループ「たとえばかわうそ34」とのみかん狩りツアーが開催されるそうで、自分は時間の関係と未だライブも見てない遠慮から参加を申込んでないんだけど、集合にだけ顔出して、見知ったオタさんやあわよくばメンバーと会えたら、、とか考えて来てみた。けど、申込んでないから集合場所は知らず、ミカン畑と農園を見ながら行ったり来たりしてみた。
やっぱり集合場所は分からず、こりゃダメだと諦めかけてたトコで、見かけた車を追ってみたら思った通り知り合いの車で集合場所に到着。ナイス。(っていうかホントはこんなのダメだよね)
で、開始までのひととき、オタさんやメンバーと話して楽しく過ごせた。
みんなに「えーミカン行かないの?」と言われ名残惜しまれ、最後まで手を振ってくれたメンバーを見送って、冷やかしのつもりだったけど不覚にも寂しく感じながら2時過ぎに出発した。
さて、ここからは「ゆっくり室戸にまわって海みながら帰る」なんて話してたけど、高知は十分満足で蛇足の大回りって感じに思えたのでヤメた。55号には戻らずに県道で野市の市街を抜けて南国から広域農道に出て北上。南国ICの先から32号に出て、くねくねと根曳峠を越えた。この道はいつも高知の出口って感じしてて、「さらば高知!またいつの日にか」って気分。
あとはずっと日陰がちな峡谷の道をスイスイ進む。明るくても意外と長く感じる区間で、峠から40分走った3時半前に県境で徳島県に入った。
徳島県側は大歩危小歩危の観光地的な峡谷。でも国道からはほとんど見えずにスイスイ通過。更に30分走って4時前に池田で192号が合流。わかれる32号には進まずに吉野川沿いの192号を進む。
ここら辺は暗くなってから通ることが多い気がしてたので、明るい時間なら半田素麺を食べれる店があるんじゃないかと注意いして見ながら進んだけど、販売店はあっても飲食店はなかった。。けっきょく貞光の道の駅まで来たので素直に寄って食事休憩。
5時の出発。さて、あとは徳島に進んでフェリーで和歌山かな、と思って黙々と進行。暗くなるにつれて車も増えてきた。
そう言えば時間はどうなんだろと途中で検索してみたら7時前で丁度よさそうだけど、料金諭吉でちょっと待てよと、、高速なら日曜割りだから結構いけるぞ、、と考え直した。あーせめて道の駅で気付いていれば瀬戸大橋の坂出に出る438号に進めたのになぁ、、と少々後悔しつつ、まぁいいや帰りも同じ神淡鳴道で渡ろうと思った。
段々道が混んできて、そういえば鳴門なら別に徳島に出る必要もないな、、と思えてきた。(今回は徳島ラーメンももう食べてるしね)なので鴨島から318号に折れてみた。
318号はスイスイだったけど、周り真っ暗で何も見えず、吉野川を渡る阿波中央橋とダム公園の道の駅と県境を越える鵜の田尾トンネル以外は真っ暗だった。6時過ぎに香川県に入った。
なんか今回の香川はあっという間で、あっという間に白鳥に抜けて11号に出て、あっという間に引田で真っ暗な海に出て、あっという間に県境で半前には徳島県に戻った。なんか香川に出ずに吉野川の北の県道で素直に鳴門に進んでもよかったなぁ。。
で、鳴門ICから神淡鳴道に乗った。大鳴門橋はライトアップしないので(してる日もあるらしい)暗いまま淡路島に渡って暗いままの道を進んで、淡路島南PAで休憩。ここの建物はえらく眩しく光ってて驚いた。
宿の検索で一時間もゆっくりして8時に出発。後はずっとナビ任せの高速ドライブ。また暗い淡路島を進んで、ライトアップキレイな明石海峡大橋を渡った。やっぱこの橋のこの方向は夜だなぁ。本州兵庫の光の世界に飛び込んで食感じがたまらない。
いまいち関西あたりの高速はよく分かっておらず、ナビ通り布施畑JCTで阪神高速に出るともうどこら辺をどっちに進んでるかよく分からなくなった。白川PAでトイレ休憩。トイレだけで出発。
西宮山口JCTから中国道、これも初めて走る道。9時半に大阪府。豊中でモノレールと並走。どんどん都市部に入り込んでる感があって楽しく走行。
吹田JCTからは近畿道。色んな道があるのね。。そして南摂津ICで降りた。摂津という地名は旧国名では知ってたけど市になってるのは知らなかった。。初めて通った。
淀川を渡り、1号を少し進んで府道に折れて、予約した寝屋川のビジホは京阪電鉄の高架線路沿いだった。
この宿には駐車場はなく、周りにいくらでもあるコインPに停めて下さいとのことで、真正面の高架下の駐車場に停めて10時過ぎ強にドライブ終了。(本日の走行距離は562.2Km、燃費は21.5㎞/h)
風呂は大きい浴場でゆったり楽々だったけど、部屋からちょっと遠かった。