いの町脇ノ山の194号沿いの吉野川(大橋貯水池)に架かる吊橋。
小さなトイレのある駐車帯に見かけた吊り橋で、ここまで朝日が眩しくて横を流れる川をよく見えてなかったので、少し端から眺めてみようかなと思い寄ってみた。
この吊り橋は「木の根ふれあいの森」を歩く「木の根三里遊歩道」というコースの入口の橋だそうで、木の根三里の由来と遊歩道の案内板が立っていた。由来は要約すると、木の根が張り出した原生林のような街道の難所だったということらしい。
まぁ取り敢えず橋だけ渡ってみた。
橋は1988年竣工幅員1m、橋長100mの吊橋で、しっかり安定しつつ、、程よく揺れつつで、臨場感ある面白いくらいの橋。
見下ろす渓谷は渓流かと思いきや大橋ダムから続く細い湖(貯水池)だった。まぁ、それはそれでありかな。
水面に反射した朝日が眩しかった。
渡り切るとすぐ森で少し細めの遊歩道。少し進んでみたけどすぐに急勾配の登りだったので、登らずに引き返した。
振り返っても吊り橋はよく見えないくらいで、岩肌に生えたシダ(タマシダ?)や木漏れ日があたった苔とか、ちょこんと芽を出したヒノキの幼生なんかを眺めつつ橋に戻った。
吊り橋はやっぱり揺れを楽しんで、時折止まって下を見下ろしたり景色眺めたりとゆっくり歩いた。
北方向に見える山はやっぱり山頂付近が白く、今度はちゃんと雪のようだった。