加賀~8号~糸魚川~148号~大町~147号~松本~254号~上里~県道~ 幸手~農道~松伏~県道~ 松戸
天気いい火曜日。文化の日の祝日。
週末と文化の日を有休で埋めた四連休の4日目。
朝は普通に5時半に起きた。朝風呂も食事もない宿なのでササッと支度して6時にチェクアウト。
朝の人けのない駅前の駐車場からそろりと出発。やっぱり変な気分。
大聖寺城跡というのを朝歩いて見ようかな?と思ったけど、ナビ地図をパッと見てどこら辺にあるのか目にとまらなかったのでヤメ。市街を横切る305号に出て素直に8号に出た。
今日はさすがに休日の朝で、8号もガラガラすいすいで日の出前の空を見乍ら悠々と走れた。
そして(東方向に山がなくなって)日が昇った。やっぱ陽が昇るのを見ながら走るのは気分いい。昨日はずっと雨だったしね。
そして腹減った。朝からやってる店なんかないだろうなーとか思って走ってたら、沿線にやってる弁当惣菜店を見かけた。あ、前に能登半島でも見かけて気になってた店だからチェーンかな。この先でまた見かけたら寄ってみよう!なんて思う時に限って見かけないもんだけど、今回は野々市で対向車側に見かけられた。ので、すぐ先でターンして寄って食事休憩。
7時半の出発。引き続き8号を進む。まだ早朝だから金沢市街をフラフラしてもいいかも、、とも思ったけど、前にもフラフラしたし金沢で次に行きたいのは城か餃子かハントンライス。どれも時間早いのでパス。北陸道の高架下を抜けて金沢スルー。
津幡へのバイパスもすいててスイスイ。あーまた能登半島にまわりたいなぁ、、なんて思ったけど、そこまでの時間の余裕はないだろうから素直に8号で半島の首を横断。
倶利伽羅の山間に入ると霧が立ち込めていた。
朝日が眩しく乱反射して何かイイ感じ。霧が無かったら朝日眩しくて仕方ない区間なので丁度いい。霧は深くなったり薄くなったりで日陰から差したりして天使がカーテンに隠れたり覗いたりしているような朝って感じだった。
幾つかのトンネルを抜けて倶利伽羅トンネルで県境、8時前に富山県に入った。
谷間の坂を小矢部に下った。アウトレットもまだ開いてなくて混雑はゼロ。そのままバイパスを直進したら能越道の福岡ICに直通の道だった。。いけねいけね。裏の県道に逸れて福岡で8号に戻った。
そのまましばらくはスイスイの8号を走行。
富山で少しは寄道したいなという思案とトイレで射水の道の駅で休憩した。
9時過ぎの出発。結局富山での寄道は何も思いつかず(空腹じゃないから鱒寿司も入らないし、、)、そのまま8号を進む。
さすがに少し車は増えてきたけど詰るほどではなく流れて富山市を通過。天気いいから見えるかなーと思ってた立山連峰は朝日モヤーっとし雲がかってて見えなかった。けどそのまま8号を進んで少し近くなって角度変わったら少しは見えた。
あー寒い季節だけにタラ汁も食べたかったなぁ、、と思いつつ結局道の駅の休憩だけで富山横断。
10時半前に県境で新潟県に入った。
そして親不知の絶壁海岸洞門コース。カープが多いので低速の車が蓋してかなりの鈍行。途中工事区間もあった。ので、暗い洞内から外の海が写せるバランスを計りながら写真撮ったりしてたけど、やっぱうまくいかないもんだね。ここの絶壁感とか写したいんだけどなぁ。
糸魚川に11時前。このまま8号を海沿いに走って、たまには能生の道の駅でカニ食べてこうと思ってたんだけど、直江津から18号はわりと通ってるから、この糸魚川から148号の方がしばらく通ってなくて道的には新鮮だよなぁ、、と少し迷いつつ、カニより道をとって148号に曲がった。
148号は太陽正面で眩しくポカポカだった。車は続いてたけどペースは悪くなく、姫川に沿ってツルツル進めた。
谷間に入ってまた洞門の続く道では、昔VAIOでナビさせてた頃はGPSが捉えられずにヤキモキしたなぁ、、なんて思ったり、林道に興味持って蓮華温泉に行き赤った時期もあったなぁ、、なんて思いながらのんびりドライブ。
そういえばここら辺に道の駅なかったっけ?とか思ってたけど、それは湯原トンネルの県境の先で長野県に入ってからだった。あー新潟は完全に素通りだった。
で、小谷の道の駅で小休止。
11時半過ぎの出発で引き続き148号。山の合間から白い雪山が時折のぞけてたけど、白馬に出たらそんな白馬連峰の山が一斉に並んで見えた。青空を背に聳えてて壮観だった。こういうのは直に見ないとだねぇ。そして止まって観るより流れて見まわす方が実感できていいよね。てなわけで足を止めることなく白馬を過ぎた。
以前寄った姫川源流の森を抜けると青木湖に出る。ここからは紅葉区間。
静かな湖面と彩の山のコラボ。鮮やかに真っ赤という訳ではないけど、優しい橙と茶の赤さと黄色さでイイ感じ。紅葉は見るものではなくて包まれるものだね。
青木湖の先に小さな中綱湖。紅葉の谷間を抜けて木崎湖までがイイ感じ。
あとは盆地に下ってのんびりドライブ。信濃大町は片側二車線の道がガーラガラ。
スイスイ進んでここから147号になる。
その先の安曇野の道もガーラガラ。右手にのぞく北アルプスなのかもっと手前の山なのか白い山も、さっきの白馬の後だとあまりパッとせず、ぼんやーり眺めつつも天気よくいい気分。
で、穂高川の赤い橋を渡る時の「カジカ公園」に行った時を思い出し、そう言えば手前で気になったトコがあったっけと見逃さないように進んで、豊科の「飯沼飛行士記念館」に寄ってみた。
思いのほか興味深く楽しめて今日も文化的ないい寄道できて満足。1時間半ゆっくりして2時半の出発。
引き続き147号を進んで15分かからずにアルプス大橋渡って松本の郊外で254号に進んだ。
坂をグングン登って松本トンネル。有料道路じゃなくなって初の通行、坂の上の料金所がなくなっててサッパリしてた。
そしてトンネルを抜けると秋の里山。進むごとに深くなって、三才山トンネルへの坂を上るといい感じの紅葉区間。谷では日陰にチラチラ舞う枯葉が西日に輝いて綺麗だったけど、そういうのは素人の写真には収まらないよね。
車は多く列になってて、ゆっくりトンネルまで紅葉を眺め包まれて進んだ。
この三才山トンネルも無料になって初通行。いやー早く無料になってほしいと一番に思ってた有料トンネルだったので嬉しいわぁ。こっちの料金所も取り壊した後だった。
そして工事の相互通行の信号で凄く遅い車に列が追いついちゃったようでしばらく更にローペース。自転車より遅そうな列で鹿教湯温泉くらいまで下ったあたりから、さすがにシビレ切らした前の方の車から順々に追い越していってやっと流れた。
武石で152号に合流してマルメロ街道の途中で254号に折れて峠を登る。
この峠道が独走でグイグイ気持ちよくコーナリング。いい気になってたら上の方でトラックに追いついちゃってまた低速。なーんかこんな繰り返し。全体的に遅い車だらけになったね。
このトラックは途中で捌けたので142号に合流した後はいいペースで、いつも渋滞の立科から望月の渋滞はまったくなくつるつる流れて楽だった。
なんか朝の満腹が尾を引いて結局昼は食べずに来ちゃったけど、さすがにそろそろ空腹。ここらといえば「みそカツ丼」を一度食べてみたかったのでやってる店ないかなーと思って進んだけど、よく考えたら毎日カツ丼食べてる気がしたのでヤメた。
佐久には4時。もうすっかり東への道は山の影。コスモス街道ももうさすがに時季過ぎて枯れ枝の寂しい道かと思いきや、意外と咲き残ったコスモスがたまにあって儚く彩っていた。
グングン坂を上ると上の方ではまだ山の上を照らす夕日が見えた。けど、ギリギリ日向には出ることなく内山トンネルに入って県境。4時半前に群馬県。関東に戻った。
トンネルを出てすぐはまだ荒船山の上に夕日が照らしてたけど、グングン下るうちにそれも消えて日が落ちてた。
タンクローリーに蓋されたワゴン車に追いついてずっとその並びで山下り。イライラするほどの低速ではなかったからまあいいか。
下仁田まで下って食事しに町に逸れようかなと思ったけど、あ、ここもカツ丼だわ、、と気づいてヤメ。いや別に三日連続でカツ丼でもいいじゃんw
なんとなく流れで道の駅にも寄れずに食事できないパティーン。そのまま流れて富岡のバイパスもグイグイと車線争って抜けた。
藤岡の夏に寄ったカツ丼の店も止まりずらい場所で通過。254号は藤の丘トンネルを抜けた先で渋滞して詰まりだしたとこで、ずいぶん前に寄ったことあるラーメン屋を見かけて咄嗟に寄ってみた。渋滞のおかげでやっと食事休憩。
6時半の出発。満腹で少々キツかった。。
すぐに県境の藤武橋で埼玉県。渡って県道に沿れて上里を抜け、いつもの角を曲がり損ねてちょっと違う本庄市街を廻りつつも、市街で戻って17号を越えて利根川に沿った埼玉北部の県道で羽生に進み、水路の道に入りつつすぐに県道に逸れて街灯の洒落た羽生市街を抜けた。もう道も流れてるだろうから水路コースにまわるより早いだろうと県道で幸手に抜けて広域農道。独走で雲間に顔出した月が明るく気分よく走れた。
野田橋を渡って千葉県に戻ったのが丁度9時。スイスイ流れて半に自宅到着。(本日の走行距離は535.1Km、燃費は22.3㎞/h)
うわ、思ったよりも遅くなったなぁ。。正直金沢とか富山とか余裕ぶっこいて下手にフラフラしなくてよかったわ。いい天気で流れてるだけでも楽しかったし、逆にいい記念館に寄れた。穏やかな一日だった。
十月の週末からの連休四日間 前回の北海道ではずっと車で寝て宿はとらずに廻ったけど、今回は全日宿とって泊った。Gоtоで安かったからついついというのもあるけど、やっぱ少し寒くなると弱気になってダメだね。年とったね。 |