加賀市熊坂町にあるJR北陸本線の駅。
別に駅に興味があるわけでも駅前に何か興味の対象があるわけでもなく、ただただたまたま予約したホテルが駅前すぐ横にあり、駐車場が満車でこの駅前ロータリーの駐車場(それか加賀市役所の駐車場)に停めて下さいと言われて、不安もありつつ停めていたので今日はここからのドライブ開始。
っていうか、駅前に停めさせるホテルというのも初めてだし、有料なり何なりの駐車場が全然ない市役所所在地の駅というのも珍しいような気がする。
そしてレンタカーではなく自分の車なのに駅前からスタートというのも初めてなのでなんか面白く、滅多にない変なシチュエーションだから点景にしとこうかなと思った次第。
で、ホテルはこの横のアパ。順番逆だけどその部屋の階の廊下の窓から見下ろした風景が駅のホームと裏の工場のノコギリ屋根。ホームの前の線路には赤い除雪車(モーターカー)も留ってた。
さて、ロータリー駐車場には「古九谷發祥の地」という柱が立っていて案内板もあった。古九谷は大聖寺焼の色絵磁器のことだそうで、大聖寺藩二代目藩主前田利明の時代に金山だった九谷に出た陶土で作られたんだそうだ。
陶器には疎くよくわからないけど、ここ大聖寺は金沢前田の分家の藩があった地で、文化も産業も栄えた地だったんだなというのはわかった。
今では寂しい駅前で、夜に飲みに出ようかと思うような店も見当たらない静かな所だった。もっとも昨夜は小雨降ってたから店見かけたとしても歩こうという気はなかっただろうけど。
さて夜きたときにはポツポツ空いてた駐車場も朝見ると空きはなく、やっぱり他府県ナンバーのホテル客っぽい車が並んでいた。まだ出発する車はいなかったみたいだ。
「長時間」とか「旅行者」の駐車禁止とか書かれた看板を見つつ車に乗り込んで出発した。