彦根~県道~守山~県道~竜王
竜王~県道~能登川~県道~岡田~307号~信楽~422号~上野~368号~名張~165号~桜井~169号~奈良~県道~木津川~24号~城陽~府道~山科~1号~栗東~8号~彦根
天気いい日曜日。山の日の祝日。三連休の二日目。
今日は午前中、竜王で開催されるフェスのイベントへ行った。
朝は早く起きれたら琵琶湖一周するくらい廻って向かおう、、とか思ってたけど、起きたらもう明るく日も昇ってた。
じゃあもう軽く小回りでいいやゆっくり行こう、とホテルの朝食までゆっくりして8時に出発した。(たいした朝食じゃなかったから少しでも早く出ればよかった、、、と思った)
まず、県道城西通りで線路を越えて、城を見つつ彦根市街を横断、県道さざなみ街道で琵琶湖に出て湖岸道路をドライブ。
朝の琵琶湖というと連休ドライブの最終日とかで草津方面から北上してくることが多く、いつもと逆方向でまだ帰りでもないのが新鮮で楽しかった。
写真では水平線と道脇の柵が同じくらいの高さで紛らわしいかもだけど、朝から見る琵琶湖は青くて気持ちよかった。
そういえば戦国時代は安土城の際まで湖面があったそうだから、昔はきっと今の8号かJRの線路のあたりまでの広さだったんだろうな。。とか考えつつナビ地図見てたら、その名残のような沼が点在していた。どれか寄ってみようかなと思い、宇曽川で道を折れて少し東の広域農道に出て荒神山の裏の森の日陰のクネクネ道をスイスイ走って曽根沼湖岸緑地公園に来てみた。茂みに隠れたような駐車場は意外と広く悠々停めて少し歩いた。
引き続き広域農道を進んだ。
道は広ーい田圃の中を横断。この田圃も干拓された元湖面なんだろうな。。なんて思いつつ進むと、道はそのまま宅地も横断した。広域農道にしては珍しいよね。
道はいつの間にか県道になってたけど、雰囲気は相変わらずで、広い田圃と宅地を抜けた。
どこら辺を走ってるのかはナビ地図で分かってたけど、右斜め前に一度行ったことあっ大きな水車が見えて「あーここか」と把握した。
その水車の前に広い沼(伊庭内湖)があり、少し先には西の湖も見えた。これも昔の湖の名残だろうな。(実は戦後に大規模に干拓されたのはこの間にあった大中湖という内湖だけだそうで、江戸中期には今の湖岸とそんなに変わらなかったそうだ。。)
そして近江八幡の町に出て竜王に向かおうかと思ったけど、まだ9時前で、(早く着いてもしょうがないし)んーもうちょっと廻れるかなとまた琵琶湖に出た。
なんか湖岸道路はこっちからの方が琵琶湖がよく見えるような気がする。
夏休みシーズンだけに雰囲気よさそうな浜はキャンプ場で有料駐車場になってたけど、途中一ヵ所だけ普通の公園みたいな停まれそうな駐車場があった。寄ればよかったけど対向車側で出る時面倒かもと思って通過しちゃった。。ヘタレ。
で、一時話題になったピエリ守山を過ぎて琵琶湖大橋前の477号を東に折れた。
477号は竜王に向かう道だけど遠回りなのでトレースせず、真っ直ぐ県道で守山市街に進んだ。でかいパチンコ屋の狭間が真っ赤な谷のようで印象的だった。
野洲川を渡り、近江富士の三上山を見ながら新幹線をくぐって8号抜けてそのまま県道を進んだ。
菩提寺という所は見覚えあるなぁと思ったら、以前に石塔(石造多宝塔)を見に来たトコで、ここも地図がつながった気がした。その菩提寺を北に折れて竜王町に進んだ。
ゴルフ場の裏をそのまま進めば竜王ICに出るんだけど、ナビ地図見ててこっちの方が早いかな?と横の道に折れてみた。
ら、えらく細い茂みの道。。前の車がいなかったら入り口でターンしてたかも。。
進んだ先は通行止め。(これも写真見たら工事は来週からだった。。)先の道にまわったらいきなり住宅街に出て驚いた。住宅街ならその先は広い道、、と、思いきやまた狭い田圃の道で不思議だった。
何とか477号に出て県道に出てみたら全然混雑してなかった。普通に来ればよかったww
そして目的地の竜王町総合運動公園に着いたのが丁度10時。駐車場の予約券を出してスムーズに入って駐車。駐車場も悠々だった。そしてイベントを楽しんだ。
昼過ぎまで充分楽しんで、「駅まで乗せて」と言われたオタ仲間の(千葉から来てる同士でもある)さかささんを乗せて1時前に出発。
僕はこの後は気侭にドライブ。さかささんは夕方からの大阪のライブにも行くそうで「もっと先の駅でも、なんなら大阪まで行ってもイイよ」と提案したけど、「連泊してるホテルでシャワー浴びていきたいし、青春18切符だから乗らないと勿体ないから駅でいいよ」だそうで、少し鉄オタでもあるんだと聞いた。
道は取り敢えず県道を北に向かって8号に出たけど、「琵琶湖を見たことがない」と聞いて「じゃあチョコっとだけまわって琵琶湖見て行こうか」とすぐまた北への県道に折れて琵琶湖に向かった。
湖の手前で「今前に見える林から先が湖で、かすんで見える山が対岸だよ」というと「え、そんなでかいの」と驚かれ、湖岸道路に出て琵琶湖沿いを走ると「うわ、でかいなぁ」と素直に驚いてて「霞ケ浦や猪苗代湖もでかいと思ったけど、やっぱり琵琶湖はちがうなぁ」と、そういえば僕も始めて来た時は(いや、初めて来た時は大津から大橋までだから別の時かな)同じように思ったなぁと思い出して懐かしく、朝見たばかりの琵琶湖もまた新鮮に見えて楽しかった。
長命寺で内陸に向かう県道から逸れてあくまで湖岸を進むちょっとマイナーな県道に進んだ。
何度か通ったことある湖のすぐ脇で景色いい道。今回初めて湖岸に「亀石」「三つ岩」「槍石」「展望岩」と名前が付く岩に気が付いたけど、どれも小さな岩でパッとしなかった、、(と思ってたら、写真見たら亀石が思ってた以上に亀っぽくて面白い)
道は後半半分は森の中の細い道、対向車が多くてせわしなかった。
昼間からヒグラシが鳴く涼し気な道だけど、温度計はえげつない数字を示しててエアコンが有難かった。
確かここらに水汲み場があった筈、、と思ってたけど見過ごしたか失くなったかそれとも別の場所との勘違いか、見かけずに通過した。(日誌を見返すと場所は合ってたけど、汲んだのは12年前の07/9/12なのでなくなったと考えたほうが自然かな)
湖岸道路の広い道に戻って少し先を曲がってまっすぐ進めば目的の能登川駅。あまり大回りもせずに琵琶湖を走れた。
さかささんは途中で見かけた案内の「能登川水車」に興味を示してて、僕は一度行ったことあったので「大きいけど観光用に作っちゃった感がある水車があるだけの所だよ」と余計な事をいいながら向かってみた。公園の駐車場に停めて少し休憩。
そして真っすぐ能登川駅へ。
駅というかホテル前に送ろうと思ってたけど、道が一通がおおくて曲がれずに駅の反対口の方に出ちゃった。「すぐ近くだから駅前でいいよ。ありがとう」と言われ駅前に送った。ドライブも感謝されて嬉しかった。
ってわけで2時の能登川駅からは完全に目的なしの気侭なフラフラドライブ。
どっち進もうか考えながら取り敢えず県道を進んで8号に出て、㇞型に曲がって愛知川沿いを進んだ。
川沿いの道は広く走りやすかったけど、途中で川から離れて南への道になった。もう少し西に進みたいので途中の県道を曲がったら、これがまた随分と細めの宅地の軒先の道だった。
対向車こないように祈りつつ進んでたけど、それよりも「飛び出し坊や」がやたら多い道で気になった。あーあーこれはこの東近江市旧八日市場が発祥の地なんだっけ。さすがというかやりすぎというか。。子供に注意して進んだけど子供は一人も見かけなかった。子供より看板の方が多いんじゃないか?
そして307号に出た。北に曲がるか南に曲がるか一瞬迷いつつ何となく南へ曲がった。
307号は走りやすい郊外の道。421号か477号で一旦三重に抜けて伊吹山に行ってみようかとも考えたけど、くそ暑くて考えるのも面倒で、なーんかしばらくビューンと流したくなってたのでそのまま307号を進んだ。
日野、水口と過ぎて3時過ぎに見憶えの濃い信楽に出た。
ICのあたりから車が増えて、タヌキの焼き物だらけの町中で少々渋滞。タヌキを眺めながらトロトロ進んでたら、植え込みのコキアもタヌキっぽく見えてきたw(っていうか、これ絶対ねらって植えてるよね)
町を抜けて流れた先で、逆光ながら前に寄ったことあるタヌキの店を見かけて寄って食事休憩。
このまま307号を進んで、結局大阪に向かっちゃって夕方のライブに駆け付けちゃうっていうのも気まぐれすぎて面白いかも、、なんて思ったりしたけど、やっぱりドライブメインと首振って、307号を進んだすぐ先の422号に折れた。
422号は走りやすい道で山に入る。あれそうだっけ?割と酷い道だと記憶してるけど良くなったのかな?とか思いつつ桜峠で県境。4時に三重県に入った。
そして峠を下っりきった所で右折すると大雨時の通行止めと幅員規制の警告板が出て、そこからが記憶通りの酷めの道になった。軒先ゾーンの先に細い山道、対向車も先行車もなかったから楽しく通れた。前は確か此処を夜に通過してたよなぁ。
ちょっと焦ったのは山を越えた先の集落で道路わきの日陰で立ち話してた人、気付くのが遅れてドキッとした。
その先ではナビ地図にないきれいで新しい道に出た。伊賀コリドールロードという広域農道の一部らしい。え、ってことはこの手前も細い区間通らずに高域農道で来ればスイスイだったのか、、
そしてその先の伊賀上野まではそのきれいな道が国道になってて、三田坂トンネルを抜けると陸橋で盆地を見下ろしながら一気に下れた。
この区間が国道になってるのに、手前の区間は農道指定なのは、ひょっとしたら酷道好きに配慮して残したってことかな?
そして盆地に下りると正面ちょい左に上野城の天守が見えた。あ、そういえば上野城って行ってなかったっけ。と思い出し向かってみた。
422号を西大手まで進んで東に曲がると、怪しげなバスとすれ違った。忍者のラッピングのコミュニティバスだそうだ。窓ガラスまで塗られてて凄い見た目だった。
そして伊賀上野城に来てみた。誘導されて駐車場に停めたのが4時半ちょい前。「ホントはここは4時半まで有料なんだけどね」と(ほんの数分だけど)無料でオマケしてもらって城歩き休憩。
一時間で戻って5時半の出発。
まだ日があるのでもうちょっと廻ろうと365号を南下、名阪国道を跨いで進むと片側二車線のバイパス道路になった。けど、夕方だけに交通量多くゆっくり目な長い列で名張に進んだ。
名張の市街で165号を西に折れた。
今度は渋滞は対向車側で少し可哀そうなくらいびっしり渋滞してた。道が西向きになると傾いた日が山の上ギリギリから照らして眩しくサングラスで進行。
市街を抜けるともう山影。宇田川沿いに出てすぐに県境、6時半前に奈良県に入った。
スイスイ進んでたけど榛原の町でまた少々渋滞。でもほとんどの車は南に折れて行ったので165号はスイスイだった。
その先はお気に入りの区間で、棚田に沿った谷間の坂を下る道。
ホントここはどこか車停めて眺めるところがあればいいのに、、とか思いながら坂を下った。
桜井ではバイパスに進んで165号から離れた。中和幹線という県道で赤く雲に沈んだ夕日を眺めつつ高架の道を進んだ。
そして169号に折れると三輪大社の大きな鳥居が見えたので、どこかやってる素麺店無いかな、、と思って参道に曲がってみた。
奥の参道口の駐車場まで来てみたけど開いてる店は一軒も見かけず、神社ももう暗い森の中で参道に続く燈籠の灯りを見つつ停まらずに折り返した。時間見たら7時前だもんね、おそいよね。
169号に戻って北上。田圃の先の盆地の逆側の山々の影と暮れなずむ夕空の赤さを眺めて進み、試しに窓開けてみたけどやっぱり暑くすぐに閉めた。一瞬だけでも田んぼのにおいが嗅げた。
天理に進むころにはもうすっかり夜で、争点外の先の道では屋台の灯りがが並んでた。
天理スタミナラーメンが辛くないのならどこかに寄りたいところだけど、やっぱ冒険だし、車下りたらラーメン食べるような気温じゃないだろうから通過した。
そして奈良はけっこう渋滞。詰まってるときに興福寺の五重塔が見えたので何枚か撮ってみたけど全然まともに写ってなかった。。奈良公園は歩行者も沢山歩いていて賑やかだった。
真っすぐ県道に抜けて8時前に県府境、京都府に入って木津川に抜けた。
24号に出て北上。しばらくは木津川に沿って進み、土手の区間はスイスイでその先の街の灯りも見えていい感じだった。
城陽からは旧国道の県道にまっすぐ進み大久保から宇田への県道に折れる。
けっこう細めの道で対向車も多くスイスイとは言わないけど、気合入ってなんか楽しい道。
山科に進んで1号に出た。
後は普通に1号。すぐに府県境で滋賀県に戻ったのが9時。もうそんなに混んでないけど信号多い大津を抜けて、栗東から8号に出ればすぐだろうと思ってたけど意外と長いんだよね。
彦根には10時半過ぎに着いた。昨日の駐車場はもういっぱいかな、、とか思ったけど全然空いてて停められて二日目のドライブ終了。(本日の走行距離は346.8Km、燃費は17.7㎞/h)
応援するグループの出演時間とか具体的な予定を知らされるのが遅くて、先に連泊でとっちゃってた滋賀のホテルだけど、逆にお陰で大阪まで追いかけずに午後からドライブ!と吹っ切れて楽しめた。滋賀からひとまわりして滋賀に戻る気ままなドライブなんて初めてだ。
午後だけじゃたいして廻れないかな?と思ってたけど、まぁまぁ進めて満足。(実は和歌山まで行きたいトコだったけど、それは全然無理だったw)
三日目につづく
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