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24.11.09 近所

天気いい土曜日。

今日は(九日間が上がったので)夏からずっと計画してた「涼しくなったら部屋を片付ける」計画を実行すべく、こーんなに青くて眩しくていい天気なのに、ゴミ出しして近所で買物した後も車へは行かずに帰って来てた。

のに、

結局だらけてしまって手つかず。。
気が付けば日が暮れてしまっていた。。

ファイル 713-1.jpgなのでいいわけのパターン。夜に映画だけでも見に行って「今日は何もしなかったわけじゃない」という誤魔化しの甘やかし。つくづく呆れてしまう。

ってわけで8時前にササッと外出。近くのモールのシネコンへつるっと移動。それだけのドライブ。
勝手知ったる屋上の駐車場の奥の奥の入口付近は少し混んでたけど、まぁまぁ近くで停められて20分からの上映に間に合った。

今日見たのは「本心」というヒューマンミステリー映画。
「自由死」が認められた世界のAIによる人格仮想再現を背景に、過去や噓と向き合う物語。
母親がなくなる前に自分に言いたかった「大切な話」を聞きたくてバーチャルで再生したけど、簡単に聞き出せずむしろ過去や欺瞞を知ってしまうという展開。
シン仮面ライダーで煮え切らない本郷剛を演じてた池松壮亮が、やっぱり煮え切らない主人公をうまく演じててのめり込めた。
あとヒロイン役の三吉彩花はシャワーのヌードシーンとかあって驚いた。
そして母親役の(僕の45年前に他界した母親が似てると言われてた)田中裕子は物凄くミステリアスでよかった。
 
自分も母親と話しがしたくて恐山の「イタコの口寄せ」に行ったこともあった(それ以来スピリチアルなのを一切信じなくなったw)ので、感情移入してボロ泣きかなと覚悟して観たけど、まぁ自分の母親は病死なのでこの話とは全然違うし、もっとドロドロしたいろんな問題を抱えた背景なので素直に映画として観れた。
 
「本心」はとどのつまり「相手の幸せを願ってしっかり嘘をつきたい」という優しさ。それが胸に沁みたいい映画だった。
ただちょっとダークな背景と救いが薄く後味つらめで★★★☆☆。

帰りはモール前のコンビニが潰れてたのでちょこっと廻って帰宅。11時過ぎてた。

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