北上~107号~大船渡~45号~津山~45号~東松山~三陸道~仙台~仙台東部道・常磐道~山元~6号~我孫子~県道~松戸
天気いい日曜日。
目覚ましかけなかったら普段と同じ5時半に目覚めた。。サーっと風呂入って6時にチェックアウト。
まずは北上の市街をちょこっと北に進んだ。思った通りここら辺が飲み屋街。朝で静かだったけど、夜来たら昔言った店を思いだしただろうか、、なんて思いながら抜けて、東に折れて北上川に架かる珊瑚橋というカッコイイ鉄橋を渡った。
その北上川東岸の丘に沿って少し南下したトコが「展勝地」。名前的に前から気になってたトコだけど、行こうと思ってたのはそこを見下ろす展望台の「陣ヶ丘」ホテルにあったイラストの観光案内を見て気になった。
けど、その展望台への道は気付かずに通過。南部家の幟と伊達家の幟が並ぶ先でターンして戻った。ここが伊達と南部の境だったのかな?(そうらしい)
展勝地の駐車場に戻るとその前に陣ヶ丘への道があった。けど、ほっそい道だから車で進んでいいのか迷った。取り敢えず展勝地の駐車場に入って周辺地図を見て少し歩いた。
そして「みちのく民俗村」の駐車場が一番近そうだったので向かってみた。
というわけで、行ったり来たり迷ったり登ったりして出発は7時になった。わぁもう7時かぁ。
今日は盛岡から秋田にまわって日本海側、、なんて思ってたけど、素直に太平洋側の方がゆったり楽しめそうだよなぁ、、と思い、107号に出た。
この107号がガラガラで気持ちいい最高の朝の道。東方向なので太陽モロ逆光で眩しかったけど色眼鏡で無問題。もやーっとした田舎道をビューっと駆け抜けて爽快爽快。
少し進むと釜石道の入口があったけどもちろん乗らずに下道を楽しんだ。(この辺りは無料区間かと思ってたけど有料だった)で、樺峠から田瀬湖の間は濃霧で眩しく幻想的だった。
283号とちょこっと合流しつつ遠野には進まずに107号を南下。ここらから車が増えて独走じゃなくなった。けどペースはよく、天気も良く、気持ちよく走れた。あまり書く事は無いけど、やっぱドライブは気持ちいいと味わえた。
そして107号を大船渡まで走って、すぐに45号には折れずにそのまま県道で盛町の市街に進んでみた。
ここらは新しく建てた町という雰囲気ではなく、津波から助かった町なのかな。町を抜けると一気にガランとした。
そして大船渡駅(現在はBRTのJRバス駅)あたりは新しくできたような買物街が並んでて、朝からやってるような店はないかなぁ、、とグルグル廻ってみたけど見当たらなかった。。
食事もともかく休憩できるとこないかなぁ、、と、街角に置かれた木造船(震災に耐えた木造の復元船「千石船気仙丸」だそうだ)を何度も眺めながらグルグルまわった。
で、やっぱ調べなきゃダメだと思って路駐でスマホ検索。朝から営業の店を見つけて向かってみたけど、食事は11時からだった。。でもその近くに展望台っぽいのがある公園を見かけたので行って休憩した。
出発したのが9時になってた。。のんびりグルグルしすぎなのは県内ばかり廻っててついたクセかも。
町の南は港だった。漁港なら朝からやってる食堂とか、、と思ってて見かけた店に寄ってみた。けど日曜は休みだった。。
(ナビ地図は震災前ので頼りにならず)そのあとも「←陸前高田方面」の案内に従って進んでたけど、ここ入っていいの?っていう港の裏に進んでしまい、最後は行き止まり。。引き返して細い道から何とか県道らしき道に出て45号に出た。
三陸道(無料)の入口がすぐにあったけど乗らずに下の45号を進んだ。(前に高波かぶった広田半島へも進まなかったw)
クネクネの峠を楽しんで登ると通岡峠の上には赤い派手な洋城があってパチンコ屋だった。眺め良さそうだから寄ってみたら、日帰り湯や満喫や釣堀まである施設で「朝食」という店も見かけたのでラッキーと思ったけど、朝食バイキングは9時までとかで空振りだった。。そっちか。
そして峠を下って陸前高田に出た。
ここはもうキレイな道が開通してて迂回路でまわされることもなくなってた。まっすぐ道の駅に進めたので寄ってみた。
10時前の出発。がんづきを食べながらキレイな道を進むとすぐに県境、宮城県に入った。
唐桑半島も16年ぶりに行ってみたかったし、一昨年開通したという気仙沼大島大橋を渡って島にも行ってみたかったけど、それよりも食事がしたかったのでスルーして気仙沼に進んだ。
県道で市街に逸れて港へ進むと、ないわん商業施設「迎ムカエル」というのがあったので寄ってみた。
観光遊覧船の港と一緒になってたけど船は出たばかりだった。飲食店もあいてたけど洒落すぎててこりゃ違うなと思い、二階のデッキから港だけ眺めて退散した。。
えーもう昔酔ったトコみたいな観光市場っぽいのは無くなっちゃったのかなぁ?とか思いつつ進んでたら「海の市」というのがあった。あ、ここだ!魚市場の前だし!と喜んで入った。
たっぷり1時間半もゆっくりして出発は昼。え?もう昼か。
少し戻って気仙沼大島大橋に行ってみようと思ってたけどヤメ。また今度来ようと45号を南下した。
それでもドライブは楽しみたいと三陸道には乗らずに45号を進んでたら、昼だけに道は少し混んでいた。あーここの「岩井崎」っていうのも行ってみたかったんだけどどうしようかなぁ、、と思いつつ通過。下走る意味無いじゃん。。
道はどこもキレイになってて、無機質な護岸の堤が気持ち悪い感じもしたけど、大谷海岸では浜辺を見下ろせていい感じ。道の駅も立派にリニューアルしてたけど、腹減ってないしここも次回にと通過した。
その先も道は驚くくらいキレイになってて、南三陸志津川でも迂回路なくさんさん商店街の前を通過。
そして並走するような気仙沼線の線路跡にある道はBRTの専用道。その専用道を走るバスを始めて見た。タイヤか鉄かの違いだけど、やっぱり味気ない変な気分に思えた。
そして45号はその先の戸倉で海から離れて内陸に入る。ここんとこ、右には旧線路跡でガードレールがずっと繋がったBRT専用道があるけど、左にもなんか新しい道の堤ができてたけどこれはなんだ?いずれは新しい線路で鉄道復活?なわけないか。
あ、この道といえばウグイのお寺のあるトコだよな!と思いだし、池見るくらいならそんな時間もかからないだろうから寄ろうと思った。けど、前に来た時と逆方向だったからついつい通過。少し先で折り返した。(途中でBRTのバスとすれ違った。。あれ?お前は専用線走らないの?)前来たのは夕暮れ時で全然雰囲気違っててこんなとこだったけ?という道を進んだら、前と違う裏の駐車場に出た。停めて池見休憩。
魚のスポットでちょっとで済む分け無いじゃんね。。後ろ髪惹かれつつ30分で車に戻って2時前の出発。
もうあとは帰路モードで黙々と帰るしかないかなーと思い、津山町柳津で県道に逸れて三陸道のインターに向かったけど、北上川の新旧分かれる中島に「歴史公園」というのがあって気になったので寄ってみた。細めの道で水門を越えて島に渡ると駐車場とトイレもあったので小休止。
対岸の水門も渡ってみたい気分だけどさすがにヤメて来た道を戻って県道に出て、すぐ先の桃生津山ICから三陸道に乗った。
いやぁ朝の頭では日本海にまわらずにこっち方面なら余裕だろうと舐めてて、昼前には松島で牡蠣食べてるつもりだったけど全然だね。無料区間ラストの奥松島で降りる気もせずそのまま有料三陸道に進んで松島はスルー。利府からはそのまま仙台東部道に進んで仙台もスルー。
そっかー10月だよなーはらこ飯の季節だよなー亘理(鳥の海)で降りておやつに食べてっちゃおうかな―――というのはマジで迷ったけど、もう3時なのでヤメておとなしく山元まで進んで降りた。
あとは6号。帰りの道(国道沿いのはらこ飯やってる店は車満杯だった)。少し走ると県境で3時半前に福島県。
極端に遅い車もおらずまぁまぁのペースで進めた。以前はわりと午後になると混む道だった。相馬をぬけて南相馬(原ノ町といった方がピンとくるけど)。小腹減ったので道の駅に寄ろうかと思ったけど、どうせならもう一つ先で寄ろうと通過して、浪江まで進んで道の駅休憩。
出発は5時前。ちょうど西の山に日が落ちるトコだった。
6号に戻って引き続き南下の帰り道。この先の帰宅困難区域はいくらか通りなれてきた風景ではあるけど、勢いよく茂る雑草とうらはらに家や建物は取り壊されて空き地になったような箇所が多く、日が暮れてより寂しく感じた。
遅めのペースの列も楢葉の二車線で追い越し抜けるとあとは流れよくスイスイ進んだけど、久ノ浜で見えた海はもうすっかり暗くなってた。
いわきは渋滞かなぁ、、と身構えてはいたものの、詰まるほどの事は無く、夕方はトロトロのイメージの小名浜も流れてた。思いのほかすんなりとバイパスを抜けるとすぐに県境、6時半に茨城県で関東に戻った。
え、こんな真っ暗なのにまだ6時半なの?っていうのと、6時半なのにまだ茨城の端っこかぁ、、という複雑な気分のままゆっくり進んだ。
車は多かったけど、大渋滞の印象の日立や石岡も割と流れててスムーズに抜けて茨城縦断。取手で利根川渡って千葉に戻ったのが9時半。それでも3時間はかかるのね。
我孫子で県道に逸れて手賀大橋を渡り、大津川コースではなく県道に出てドラッグストアにだけ寄って帰った。
自宅到着10時ちょい。(本日の走行距離は583.4Km、燃費は21.6㎞/h)
んー1時間くらい遅くなっても「はらこ飯」は食べてくるべきだったかなぁ。。
十月の週末二日間 千葉を出ないドライブで過ごすのも滅多に無い期間と、少しは楽しんでいたつもりだったけど、やっぱいざ緊急事態やマンボウの全国一斉解除となると、解放された気でとにもかくにも飛び出した週末。 |