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陣ヶ丘

ファイル 3107-1.jpg北上市立花の「展勝地」の前にある丘の上の展望所。

南側から上がる道があったけど歩いて登りたくなくて、北側の「みちのく民俗村」の駐車場が丘の上っぽかったのですぐ行けるかもと来てみた。
ら、ちゃんと「陣ヶ丘」の案内板があった! けど、まだ早朝で駐車場はロープで閉鎖されてた。。
んー、駐車場の前で路駐して歩いちゃおうかなぁ、、なんて思ってたら、警備員の人がいたので「すみません、ちょこっとだけ停めてていいですか」を声をかけてみた。そりゃ当然最初はダメと断られたけど、「陣ヶ丘はすぐ裏なんですよね、すぐ戻りますから」と頼んでみたらOKもらえた。やった。

ってわけで民俗村の駐車場から歩いてみた。
ここからちょこっと登ったとこが丘だと思ってたけど、道は折り返してまだまだぐんぐん登った。。実はこの駐車場はまだ全然中腹で、あと半分くらい登る感じ。ほんの数分だけど、やっぱり登るのかぁとがっかりしつつ、許してくれた警備員さんの手前のんびりはしてれないなとキビキビ登った。

汗かきつつも一気に登ると上にも案内板があり、見ると「史跡陣ヶ丘(中世の城跡)」とあった。あ、城だったのか。まぁ名前からしてそれっぽいけどねぁ。

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説明によると、古くは1062年の前九年の役で源氏が構えた陣の跡と伝承されてるそうで、後に戦国時代には和賀氏の城があり、目の前の谷の沢が境で江刺の葛西氏と対峙してたそうだ。その和賀氏と葛西氏が天生11年(1590)に豊臣秀吉に滅ぼされた後は南部と伊達の境になり、江戸時代には関もあったそうだ。
江戸時代は「陣ヶ森」と呼ばれてたそうで、城としては和賀氏とともに廃城って事かな。城というより砦だよね。

それはそうと、この頂上は裏の山側は開けてて朝日が照らしてたけど、正面の西の川側は開けておらず展望はなかった。。
あれ?おかしいな。と思いながら先に歩いてみると、堀割とされる下に東屋が見えた。ああそっちが展望台かなと下りてみた。

ら、正解。この堀切の溝の先が下からも見えていた展望所になってて、展勝地と北上川とその先の北上市街が見下ろせた。
なるほどいい眺め。桜が咲いててたら更にいい眺めなんだろうね。

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それはそうと、後ろの東屋には四五人の人が集まってて、並んで正座して能楽?を唱え始めた。練習なのかそういう会なのか知らないけど、風流と思うべきかなんとも分からないカテゴリーだったので驚いた。
邪魔しちゃいけない気もするし、遠慮する必要もない気もするけど、まぁもともとゆっくりしてるつもりはなかったので静かに裏にまわった。

そして副郭(二の曲輪?)の方の頂点の歌碑を見つつ(こっちも展望はなかった)下って戻って主郭の丘には戻らずに脇の周りを進んでみた。色の落ちた葉の草が赤い実をつけていて秋っぽかった。

見下ろす下の公園のような中に、どうやら南側からの道のドン詰まりが見えた。駐車場は無く折り返すスペースだけだったのでやっぱり車で登らなくてよかったと思った。

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ファイル 3107-5.jpgそして朝日のあたる丘の中腹の西側をぐるりと回った。清清しく気分のいい山の丘の朝の散策。来て良かった。

最後に民俗村への下り坂をゆっくり下りた。朝日は山に隠れてまだ夜明け前に逆戻り。駐車場前で遠くにいた警備員さんに会釈して車に戻った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:川 景:町 観:城 植:実

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