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20.07.25 阿仁32


三本木~4号~古川~47号~鳴子~108号~雄勝~13号~秋田~7号~鷹巣~105号~本荘~7号~鶴岡

天気悪い土曜日。海の日とスポーツの日を含む四連休の三日目。(ドライブは二日目)

朝は夜明け前にいい温度でスッキリ快適に目覚めた。
外に出ると霧雨以下の気にならないくらいの雨が舞う程度で、傘なしでトイレに行けて準備も楽々。窓のくもりも薄くエアコンで飛ばせてすぐの出発できた。

ファイル 204-1.jpg4時半過ぎの出発で引き続きまた4号を北上。気温は21度と出てた。
10分と走らない内に古川の市街に入った。もう少し進んでもよかったけど47号がここからだったので曲がってみた。考えなしに進んでると岩手県に入っちゃいそうだからね。(未だ感染者数0の岩手県はなんか怖いから立ち入りたくなかった)とかいいつつ、なんとなく秋田方面というくらいしか考えはなかったんだけどね。

47号はガラガラ。前に通ったのはいつだろう?あ、前の車(Z)の最後の遠出で紅葉時期に通って以来かな。その時は岩出山から先が渋滞で全然動かず鳴子まで行かずに途中で引き返してたっけ。そんな場所をスイスイと抜けるのはたとえ小雨でもなんか気分よかった。

鳴子温泉の先で108号の分岐があったので、あー秋田に向かうならこっちか!と、気づいて108号に折れた。
この108号は鳴子ダムの先までバイパスのキレイな道だけど、その先は以前のサイズのローカル国道。雨がしっかり降ってきてたのでゆっくり走りたかったけど、後続のSUVに追いつかれぴったりついてきてたのでイライラさせないくらいの速度で走行。(先ゆずればいいのに、、)

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県境の鬼首峠は険しい道だから引き離せるかな、、とか思ったけど、そんなの何十年前の記憶だか、、今はバイパスのトンネルでスイスイ。5時半過ぎに秋田県に入った。

秋田県側は雨も弱まってなんかスッキリ。山にかかる雲も形が見えてていい感じ。
谷を下って暫く進むと県道が合流する交差点に水汲み場が見えたので、咄嗟に寄り道してみた。

後続もいなくなって悠々と108号を進み、雄勝で13号に出て北上。
無料高速の湯沢横手道路には乗らずに13号を進んですぐ先の道の駅でトイレ休憩。

こんな天気ながら朝から寄り道できていい気分。その先の13号も雨も気にならない程度で景色もくっきり。こんな感じならむしろ涼しくていいや!と窓開けてのんびり進行。これで朝からやってるおいしい飲食店でもあれば言うことないよなぁ、、とか思ったけど、そういえばあるじゃん!
土砂降りで通ることが多い印象の湯沢の町を抜けて十文字の道の駅で停車。すぐ近くの店「味一番」で食事休憩。

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7時半出発で引き続き13号。
横手で横手城とか寄ろうかとも思ったけど(模擬天守に入れる時間だったら、と)通過。。美郷でイバラトミヨを見ていこうかとも思ったけど(前回寄ったときは雨降ってきちゃったから)それも通過。

大曲を過ぎる頃にはすっかり雨はやんで路面も乾きだしていた。。雨やんでるならどこか寄ってもいいなーとか思いつつ、その先で特に気になるところはなく(唐松城は有料の資料館だし)そのまま窓開けてのんびり進むと、秋田市に入るころには薄日が差して更に進むと雲が割れて青空ものぞけた。晴れたわ。まじか。

そのまま秋田市街に進入。さすがに市街は車が出始めててスイスイではなかった。信号待ちでふと横を見ると「秋田まるごと市場」というのがあったので休憩がてら寄ってみた。

一気に暑くなったのでもう窓は開けずに出発。
7号に出て北上。個人的に秋田で印象的な建物は丸い変な形の体育館と秋田港のタワー。秋田を実感しつつ通過した。
町を抜けるとまた一気に曇ってきて小雨降ってきた。7号はトラックやダンプ特車も多くて濡れた路面の泥飛沫を上げて一番車が汚れるやつ。ペースは悪くないけど団子でつまらないので昭和で横道に折れて道の駅に寄った。

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車が列の団子になるのもタイミングのようで、7号に戻ったらスイスイだった。前の団子に追いついても面白くないからあまり速度上げずにすまし餅を食べながらのんびり走行。
いつも寄る琴丘の道の駅は今回はスルー。男鹿半島へも曲がらずにまっすぐ進み、秋田道無料区間も乗らずに浅内沼をチラ見しながら能代に進んだ。

能代では前回寄ったときは雨で歩かなかった風の松原にまた行こうかとも思ったけど、また雨降ってきたらヤだからヤメ。今回は青森まで行くつもりもないので102号にも折れずにそのまま7号で通過。まぁ寄り道は気分次第、とりあえず鷹巣でバター餅が帰ればそれでいいやと7号を進んだ。

そして鷹巣の手前の二ツ井では、前回寄った道の駅が無くなって更地になってて、すぐ先に大きくリニューアルオープンしてた。次の鷹巣の道の駅に行くのでここは寄らないつもりだったけど、やっぱり気になってどんな感じか覗くだけのつもりで寄ってみた。

おもいのほか充実の道の駅で昼だけど食事もせずに30分ものんびりして12時半の出発。
ここで買ったバター餅とコーヒーを堪能しながら御満悦のドライブ。なので鷹巣の道の駅には用もなく通過。大舘-十和田は前回走ってるから今回はこの鷹巣で折り返し、105号で南下した。

この「秋田浪漫街道」とある道はなんか車が多く、流れてはいるけど長い道で前に何台も連なってるのを見ると窮屈に感じた。
途中285号の交差点で「比内」の地名を見かけて比内地鶏を食べに行こうか!折れようかと思ったけど、そっちに進んだら岩手に向かっちゃいそうだからパス。。んじゃ温泉でも寄ろうかと思ったけど見かけた看板はそういえば以前に寄ったことあるトコでパス。。おとなしく進んだ。
旧阿仁町に入ると木彫りの像が並んで「マタギ街道」と表示。マタギは判るけど浪漫は何だったんだろう?

そしてその阿仁の道の駅で休憩。食事した。

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2時過ぎの出発、道の駅の情報案内で「マタギの湯」という温泉が気になったので向かってみた。
105号のすぐ先で曲がった県道は、山に向かってどん詰まりの道だからマイナーな細い道かと思いきや、国道並みに走りやすいいい道だった。秋田内陸線の線路に沿う道なので町としてはその先の105号よりこっちの方がメインのようだ。

で、トンネルで山を越える線路と別れて「マタギの湯」。。でも一旦通過。もうひとつ気になってた「くまくま園」に向かってみた。
んー熊だらけの動物園、面白そうだけど場違いだよなーと怯みながら思い切って寄ってみた。

40分ほどゆくりして3時の出発。来た道を戻って「マタギの湯」で温泉休憩。

建物内にある「マタギ資料館」も見て4時の出発。スイスイの県道を105号に戻った。
湯上りは窓開けても風が気持ちよく感じた。山林の谷の道は木漏れ日もいい感じで爽やかだった。
峠への途中の工事区間の信号待ちで後続車のS660がピッタリ付いて来てたので、イライラされないように少し気合い入れて走った。ら、大覚野峠を越える頃にはミラーに見えなくなってた。そんなに飛ばすつもりはなかったようだ。。

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そのまま速度上げ気味に山を下ったけど、前の車には追い付かずスイスイの道だった。あれ?105号で混んでたのは阿仁までだったのかな。(みんなくまくま園に来てたんじゃないかなw)

田沢湖には寄らずに真っすぐ南下して角館。武家屋敷の市街にも寄らずに通過して南下すると大曲もすぐだった。
あー角館から大曲は去年秋に逆から通った道だわ大曲のホテルが印象深かったなー。と思い出しながら大曲市街も105号で通過。雄物川を渡ったトコで見掛た「姫神公園」の案内に「新秋田観光三十景」とあって気になったので、少し先で引き返して案内の道を曲がってみた。

これが雄物川の土手を進む細めの道で不安に思いつつ、三十景っていうくらいだからちゃんとしてるだろうと進んで細い山道を登った。
勾配はやや急だったけどすぐ上り終えて山の公園に出て広い駐車場あってホッとした。停めて展望休憩した。

6時ちょい前の出発。日が暮れる前まで寄り道できて今回は秋田を堪能しまくれた。
雄物川を見ながら来た道を返して105号に戻った。

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後は夜飯と寝るトコだけど、夕方になっても気温は左程落ちずに26度くらい。んー今日は宿とろうかな。。
と、ぼんやり考えつつスイスイ進んでたら旧大内町に道の駅があったので寄ってみた。
初めて寄るトコで売店食堂は閉まってたけど併設された日帰り湯に食堂はあった。ここで食事、、とも思ったけど、食事時だけに少し混んでたので怯んでヤメ。まだいいやと出発して「あ、いけね、宿の検索しようと思ってたんだっけ」と気づいた。まぁまだいいやとそのまま進んだ。

時間は7時前で日が暮れて暗くなってきたけど、正面の先に見える鳥海山のその手前の雲が夕焼けに照れてピンクに光って青い周りから浮いて見えてて綺麗だった。

あー今日は天気よかったけど夕焼けは見れなかったなー
なーんて思って進んでたら、本荘市街の飛鳥大橋で横に暮れ残りのオレンジの空が見えた!
105号に沿って進むと今度は背中でミラー越しのオレンジ。逆方向かと思いきや道はカクカク折れて真横に見えた。

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そして、107号と合流して正面に。前の車が邪魔に思えたけど二車線でJRを跨ぐ陸橋で抜かせて広く見えた!ナイス。
しっかりと燃えた夕焼け。青と橙と赤を混ぜだマーブルの雲の空。芸術的。
海辺で見たかったけど十分だよね。むしろ正面で見れて丁度良かったと思う。

で、その先7号に出て南下。海が見える区間に出る頃にはもう夕焼けはしぼんでたけど、ちょこっと残り火の用に水平線はピンクに見えた。大内で道の駅に寄らなければ―とか思ったりもしたけど、いやー充分でしょ。

あとは7号をのんびり。日が暮れてもやっぱり気温は落ちず25度、やっぱり宿だなと思いつつ西目の道の駅はうっかり通過。
まぁまだ次があるとそのまま進み、日本海東北道の無料区間にも乗らずに進んで象潟の道の駅で停車。ここで宿を検索し予約した。すんなりと安く取れた。
で、道の駅の店は閉まってたけどそういえば道の駅の手間で食堂を見かけたな、、と、ちょこっと道を戻ってその店で食事休憩。

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これがまた満足の魚料理で御満悦。8時半過ぎの出発でひき続き7号を黙々と進んだ。
9時前に県境で山形県。あとは宿で寝るだけだから急ぐ必要もなくゆったり走行。

45分ほどで鶴岡に到着。宿は鶴岡ICすぐ近くで分かりやすく、駐車場がいっぱいだーと思ったけど奥に第二駐車場もあって悠々停められ本日のドライブ終了。(本日の走行距離は582.2Km、燃費は22.4㎞/h)今日は本当にドライブの神様の恩恵に与った一日だと思えた。
 
 
三日目につづく
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