2013/9/23
美深〜40号〜音威子府〜275号〜浜頓別〜238号(休)〜稚内(休)道道(食)〜天塩〜232号〜苫前道道で三渓まで往復)(休)239号〜士別〜道道〜滝上〜273号〜紋別〜238号〜湧別道道で登栄床まで往復)242号(湯)〜本別(寝)
朝は未だ暗い4時過ぎに目が覚めた。
寝袋なくても寒くも暑くもなく丁度イイくらいで気持ちよく眠れた。ここ数年で一番寝やすかったような気がする。

少し道の駅を歩いて、裏の池(三日月湖)を眺めたりしてから出発。肌寒いけど着込んだままで屋根は開けて出発した。

道は引き続き40号、5時近くなって少しづつ青く明るくなってきたけど、霧が濃くて周りは何も見えなかった。

やっぱ少し寒くて足元ヒーターガンガン焚いて進む。やっぱ露天はいい。冬に比べたら全然楽勝。手袋いらないし。

←40号、音威子府村音威子府。(「おといねっぷ」と読む)

少し走って音威子府で275号に折れた。
今回の道北は、まだ通ったことの無かったサロベツの「オロロンライン」を走ってみたかったので、まっすぐ行って朝霧じゃ勿体ないから後回しってことで東まわり。こっちの方が朝日が差すのも早そうだしね。

ここら辺から道の脇の葉っぱが黄色くなってて、秋が始まった感じしてた。

それよりも沿線に「シカ注意」の標識がかなり並んでたので、よっぽど出るのかと(時間も時間だし)思い、速度控えめで注意して進んだ。

けど、シカの横断は一回だけだった。これは咄嗟ながらカメラも追いついた。
後は道脇にキツネ二回。と、少し離れた場所にやや大型のシカを見掛けただけだった。こんなもんか。少し拍子抜け。
275号、浜頓別町楓。朝だ→

一気に浜頓別まで来ると、霧も晴れて一気に朝日が眩しく登場。
気持ちいい朝だったけど少々腹の具合が緩かった。浜頓別の町でコンビニあったら寄ろうと思ったけど、此処らのコンビニって24時間じゃないからまだ開いてないかも、、、
と、思ってて思いついたのが観光地のトイレ!浜頓別市街のすぐ裏のクッチャロ湖に行ってみた。

したら、広い駐車場とキレイなトイレがあった。ナイス!
トイレはこんな早朝の6時から湖の説明と共に「白鳥の湖」とか音楽流れてた。
このクッチャロ湖は白鳥で有名な湖らしい。逆に言えば、白鳥のいない季節は特にアクセントもない広いだけの湖って感じだった。。
でも清々しくて気持ちよく、少し休憩がてら湖畔を歩いた。パノラマ写真だけ。2000×450
浜頓別の町で238号オホーツクラインに出た。もちろん北に進む。
ここら辺、ナビ地図で見るとクッチャロ湖も含めて湖沼が点在する地域。車からは見えないけどね。
そんな湖沼区間を抜けて浜猿払で海沿いに出た。広く長い海岸線で朝日を背にドライブ。

238号、猿払村浜猿払→
over!横目に見るオホーツク海は靄が浮いてた。

少し走ると「猿払パーキングシェルター」というのがある。冬期の吹雪よけ緊急避難用覆道。
中は駐車帯の形でパーキングになっててトイレもあるらしい。ここでトイレ行っても良かったかも。(ネタ的にも)

←238号、猿払村芦野。パーキングシェルターover!&click!

ここら辺の湿原とかちょこっと歩けそうだったら寄ってもいいかな、、とか思いつつも、まっすぐな道が気持ちよく海も広く見えてきて足を止められなかった。猿払の道の駅も何箇所かナビ地図に見かけた原生花園も通過(この時期は花もなさそうだしね)極力寄らずにドライブメインというのが常日頃理想としつつ達成できない目標でもあるんだけど、やっぱり北海道ならバッチリだね。
波打ち際が見える位の脇を走ると、浜辺の釣り人の並べ立った竿が何本も見えた。海には船も浮かんでて、、、あれ?島みたいなのも見えるな。(↑右画像over! え?オホーツク海のこんな方向に島なんかないだろう、、、しかも3つも。蜃気楼か?なーんて気にしつつ不思議に眺めて走った。
道はいよいよ稚内市に入ると原野の丘っぽい起伏あるコースになった。
ここに至ってもまだ島っぽいのはずっと見えてて、三つの島だと思ってたのが一つの大きな島に繋がり始めた。
あ!
解った!あれはロシアの樺太じゃん!(ナビ地図にもないわけだ)天気いいとこんな近くにハッキリみえるんだ。へー。
丘を縫ってクネクネ曲がって真北に向かうと正面に大きく見えた。

←238号、稚内市宗谷村。
真北向きの下り坂。樺太
over!&click

何度か走ってるこの道だけど、そういえばいつも天気悪くてこんな晴れてたのは初めて。クッキリ見えた樺太に気分沸きながら走ってたら、あっという間に宗谷岬に着いた。

何度か立ち寄ってる場所だけどもちろん休憩。今日は天気いいから丘も登っちゃって展望しようかな、とか思い、車を停めて歩いた。

たっぷり北端を味わった後はまたのんびりドライブ。
引き続き238号を稚内に向かう。さっき宗谷岬の海岸で見ていた浅瀬で何かを採ってる(後で聞いたトコによると天然のモズク漁だったそうだ)人達はこの先の暫く多く見掛けてて、穏やかな海を演出してた。
南西に向かう形なので道はやや丘の影を踏んで進む。
海にはさっきまで気になってた樺太に変わって、今度は何やら富士山っぽいカッコイイ山が見えた(←over!。。 ん?稚内あたりにあんな山あるか?とナビ地図見たら、あれはその先の利尻島の利尻富士。おお!天気イイと色々見えていいな。
ってわけで暫くはそのカッコイイ利尻富士を見ながらドライブ。

段々近づいてくるとホントにでかい山でエッジが効いててカッコイイ。
海からいきなりで標高1700m級は凄いよな。

238号、稚内市声問村メクマ→
長い直線の先の利尻山。
ズーム。カッコイイ
over!

なんか山に見惚れてたらアッという間に稚内市街に出ちゃった。
ここで40号とちょっとだけ合流して稚内港に進む。

今日はここまでコンビニにも寄ってなかったのでもう腹ぺこ。稚内港あたりで何か食べられないかな、、と、思えどまだ8時。苫小牧みたいにはいかなかった。。

とりあえず国道を走りきって防波堤ドームに行ってみた。
何度来ても雰囲気あって面白いトコだよな。(ってまだ2回目だけど)手前から写真撮りたかったけど、堂々と路駐してる車が邪魔だったので写真より駆け抜けて楽しんだ。

稚内市開運の「北防波堤ドーム」→

近くに道の駅もあったので寄ってみた

9時までのんびりして出発。
市街中央の道道を北に進んで稚内半島の先っぽの野寒布岬に向かった。この道は岬までまっすぐで、赤白しましまの稚内灯台が道の先に見えていた。

←道道、稚内市ノシャップ。正面に稚内灯台。

これまたアッという間に野寒布岬に到着。取り敢えず軽く岬と灯台を見て、その手前にあった「うに丼」の幟の食堂で食事した。

さて満足の食事で満ち足りた気分になったところでドライブ再開。
此処までの道も気持ちよかったけど、ここからがメインイベントの「オロロンライン」。まだ一度も走ったことのなかった道道のサロベツ原野の区間。以前は国道ばかり走ってたから見逃しちゃってたんだけど、ここの直線は素晴らしいとの評判で前々から来てみたかった。

もうノシャップから南下始めたあたりから広い道で気分よかった。まずこの稚内半島は丘の脇を走る。(まだオロロンラインではないらしい)

そして半島が終わって稚内市街から横断してきた道と合流する。これがオロロンライン。
丘も伸びて広がって、どんどん原野っぽい景色になってきた。

ずっと見えてた利尻島はよりクッキリ。広くてもダイナミックな景色のドライブ。

北海道の後頭部の抜海村あたりが利尻島の正面らしく、海を挟んで目の前に大きく見えた。景色の主役だね。じっくりは見てられないけど、山肌も相当細かく見えて皺々の険しい姿に見惚れた。
道路の起伏は真っ直ぐ緩やかで、昨日のジェットコースターの路ほどではないにしても上ーーーって下ーーーってと言う感じは面白かった。

←道道、稚内市抜海村。over!&click

そして後頭部の部分を過ぎると後はまーーーーーーすぐ南下する長ーーーーーーーい道。これは感覚が鈍るくらいの局地感。えっと此処は何処だったっけ。日本だよね。カリフォルニアの砂漠をドライブしたときのような広大な開放感。速度上げてもあまり変わらず、のーーーんびりたーーーっぷり味わって進んだ。
途中で「サロベツ湿原センター」とか行ってみようとも思ったんだけど、寄り道なんて余計なことのように思えてとにかく走っていたくて通過。
何もない太陽と青空原野と海の道を呆けたようにひたすら走った。建物も信号も何もないけど途中、ダンプは多く、追いついて抜かしてを繰り返した。
そして久々の建築物の並んだ風車は、かなーーり手前から見えてたんだけどなかなか近づかなくて不思議だった。

で、やっと近づいた。これがこのオロロンラインの写真とかでよく見掛ける風車。近くで見たら、割と小さめの簡単な造りの風車だった。

道道、幌延町浜里。オトンルイ風力発電所脇。over!

道の最後の方の天塩川河口近くでは、河川工事と共に道路も工事してて相互交通の信号で久々の停止。ちょっと我に返った瞬間。

そして天塩川を渡って長い道はひとまず終了。天塩町の町に入る。

さてさて、一気に駆け抜けちゃったサロベツ原野だけど、今回のドライブは道北メインのつもりだったからやっぱり湿原は寄れば良かったかな、、、
232号から40号に戻ってもう一回サロベツに裏からまわって、グルグルと道北を回ろうかなー、、
でもあんまし北でウロウロし過ぎると帰れなくなりそうだなー、、
とか考え迷ってたら、232号に出たトコに道の駅があったので、少し地図とニラメッコするつもりで寄ってみた。
てわけで、サロベツ原野に戻るのは何となくヤメて、そのままの流れで232号を南下した。
取りこぼしは次回の楽しみに繋がるからね。また来れたらいいよね。

232号は何度か走った道だけど、ここもやっぱり雨だったり夜だったりで、青空の下に走るのは初めて。
さっきの道ほどでは無いにしてもやっぱりダイナミックに思い切り走れる長い道で、起伏もあって変化あってイイ感じ。

←232号、初山別村大沢。

そして海も広くて青い。
さっき主役だった利尻島はもうとっくに彼方に消えてて、今度はそれに代わって平らな島が見えてきた。
何だろ、、とナビ地図見たら、焼尻島と天売島だそうだ。へーそんな島あったんだ。知らなかった。

232号、初山別村豊岬→
右手に焼尻島と天売島。拡大
over!

←232号、初山別村初山別。まっすぐ通過。

そして、たまに通過する小さな町がホッとするのは北海道ならではの感覚。道の駅もちょくちょくあったけど、さすがに各駅停車は避けて暫くは通過。

海はその向きによって色を変えて細かくキラキラと煌めいててこれもまたキレイだった。

232号、初山別村栄→
先に見えるのは羽幌から苫前の丘?

その先に道の駅がまたあったので寄って、、みようと思ったら温泉ホテルの駐車場が道の駅という形で面白くなくてヤメた。
ナビ地図見たらそのすぐ隣町の苫前にも道の駅があったので、そっちでいいやと進んだ。

←「道の駅 ほっと?はぼろ」。ホテルじゃん。パスパス。
over!「道の駅 風Wとままえ」。なーんかこっちも、、、

その隣の苫前の道の駅に寄ってみたら、、、こっちはこっちで日帰り温泉施設だった。温泉利用者以外は居心地悪いような気がしたけどまあいいか、、と寄ってみた。

このまままだ暫く日本海側を走るつもりだったけど、道の駅で見た案内で以前ウェブで記事を読んで気になってた羆のスポットがこの近くだと知り、ちょっと恐そうだけど行ってみることにした。
まず町役場を横目に、少し232号を進んで古丹別川を渡ったトコで239号に折れた。
この239号、前通った時は夕方で、凄い密度でキタキツネが現れた道だったけど、今回も昼間なのに早速キツネ登場。わお。
苫前町役場前→
「とままえ だ ベアー」だそうだ。。熊がマスコットでいいの?
少し内陸の古丹別の町で道道に折れた。

ここからは「ベアーロード」だそうであちこちに愛らしい親子のクマちゃんの絵がほがらかに描かれてた。。

↑239号に折れてすぐのトコでキツネ。

苫前町古丹別。「ベアーロード」→
熊って可愛らしいマスコット的な印象の動物だけど、遇いたくはないよね。キツネで十分。

そこから先が思ってた以上に長かった。

最初はのんびりした川沿いの農耕地だったのが、いつしか家はなくなり、まだかまだかと思ってるうちに道は森に突入。うへーこんな奥なの?
森ではふれあい動物園かってくらいキツネがウロウロ。都内の市街地のネコ以上に横断してた。

道道、苫前町三渓。熊笹もたっぷり茂ってる→

そしてナビ地図の道道もドン詰まりの終点で到着かと思いきや、その先に未舗装の林道が続いてた。。えーこれ進むの?
でも目的地は細い未舗装入るとすぐだった。こんな距離なら舗装してくれよ。。演出か?
ってわけで衝撃の熊ちゃんスポット「三毛別羆事件復元現地」に到着、車を停めた。
この林道も「小平へは抜けられません」とあったので来た道を戻った。(なくても進まないけど)
大概来た道を戻るときって、来た時よりは戻る方が短く感じるんだけど、ここはやっぱり長く感じた。

森を抜けて民家のあるとこまで来るとホッとしたw
ちなみにその事件後、集落の人々は怖くなって転居して廃村になったそうな。。
いやーそりゃそうだよね。

さて、道は日本海側に戻って留萌・増毛とか思ってたけど、もう海沿いは満腹かな。。と思い、古丹別の町まで戻って、239号を引き続きの内陸方面に曲がった。

←239号、苫前町霧立。

クネクネの面白い山道をのぼって霧立峠を越えた。そういえばこの239号も夜しか通ったことなかった道だったんだけど、思えば日が暮れて間もないくらいだったようで、ばっちり見覚える道だった。

239号、幌加内町添牛内→
特にこの岩肌の崖に見覚えがあった。

峠を越えて盆地に下ると温根別町の直線の片側がコスモスの道になってた。
写真的には雲が翳ってたりピント暈けてたりでイマイチだけど綺麗だった。そういえば今年はコスモスの道は此処が初かも。。
↑239号、士別市温根別町。
「温根別町コスモスロード」
over!

それと、遠目に見えた縞々の丘が面白かった。これはどういう刈込だろう。走りながらのズーム画像がちゃんと写っててくれて嬉しい。

239号、士別市西士別町→

そして士別の町では40号を突き抜けてそのまままっすぐ東への道道に出た。
この道は初めての道。だけど、なんかすっかり曇ってきちゃったし、午後の緩い感じでトーンダウン。
この先どう回るかとかいう考えもなく、ちょっと力抜いた感じでただただ進んだ。
盆地の端へ進むと山への入り口部分にダムがあった。
岩尾内ダムだそうで、ダムの脇を通って橋で湖を渡った。北海道でダム湖を渡る橋って珍しいかも。。
妙に北海道っぽくなくて面白がってたら、渡った先に管理事務所があった。あ、ここでもダムカードとか貰えるのかな?とか思いついてちょっと寄ってみた
さて、ちょっと休憩したら気分も回復。なんか休憩入れないとキツい歳になったかな、、、なんてことは考えずにスイスイ進む。っていうか天気が回復して気分良くなっただけかも。
道はそういえば岩尾内湖から先は逆から来たことあった。興部から旭川に走ったときだ。それも夜だったんだけど、ノーシェルターの覆道が続く峠道で印象的だった。

←道道、士別市朝日町岩尾内。覆道内はかなり明るい。

でも峠付近は開けてて眺め良さそうだった。駐車場とかあったかのかな?止まる気皆無で通過。でも前の車に追いついたらヤダからそんなには飛ばさずにスイスイで気分いいくらいの速度で快走。

道道、滝上町サクルー原野→
over!南側、天塩岳方面の山々。

←道道、滝上町の市街。over!ダッシュボードの目の前にテントウムシが乗車してきた。「二十八星」かと思いきや「並」だった。かわいい。

ずっと独走で一気に走って、4時前に滝上町の市街地に出た。
さてさて、ここまで来たらそのままの方向でオホーツク海に抜けるしかないだろうとは思ったけど、もう夕方だから明るいうちになんか面白いトコあったら寄ってみてもいいかな?
とか思って、取敢えず273号に出て道の駅に行ってみた。

とくに何もないまま273号を紋別に走った。
さすがに国道で夕方だけに車は多く、最初は列になってたけど、進むうちに一台減りまた一台減りで、気が付けばまた前に車もない状態。
日が暮れる前に海が見れるかなと、飛ばしたい気持ちもあったけど、ちょっと燃料の残量が少なく走行距離的に普段ならギリギリだけど、きっと燃費いいだろうから紋別まで保つだろうとタカくくってゆっくり走った。

273号、紋別市上渚滑町上東。牧場のサイロが続く→

5時ちょい前に紋別に到着。
そのまま238号に出て無事に給油。一安心。ホッとしたとこで、せっかく出たオホーツク海側だから、ギリギリ明るいうちにどこか寄れないかな、、とか思ってて、また取敢えず港にある道の駅に行ってみた。
けど、
この紋別の道の駅は「流氷科学センター」という科学館で、もう閉館時間だった。。

じゃあ、ともう一つ気になった「オホーツクタワー」というのにもダメ元で行ってみたけど、やっぱりこっちも閉まってた。。っていうかここは冬に流氷を見に来るトコなのね。流氷砕氷船ガリンコ号乗り場とかもあったし、公園には初代ガリンコ号が置かれてたりした。空振りで238号に戻る

きょうはこんなとこかな、、とか思ってナビ地図見てたら「あ、サロマ湖行きたかったんだ」と思い出した。あー、いや、もうさすがに明るいうちに行くのは無理かな、、道の駅なんか行かなきゃよかった。とか後悔しつつ少し急いでみた。

でも湧別の町のちょっ手前で日没。無念。

238号、湧別町川西→
こういう急いだ時に限って信号待ちとかに引っかかる。。振り返って写真撮るにはいいけどね。

そのサロマ湖で気になってたのは海との境の突き出た砂州の先端部分。野付みたいに両手に水辺の道かなーとか前々から地図見て勝手に想像してた。
なので、
日が落ちた方向に湖を見る角度なので暮れなずむ空を映した湖はまだ少し明るいかな?と思ってとりあえず道道に進んでみた。
ら、
思ったとおりまだ幾らか明るさが残ってた。途中の湖岸に駐車場があったけど、気になるのは先端。そこまで進んだらアウトかな、、と思いつつ横目で通過して先まで進んだ。

←道道、湧別町登栄床。over!横目にサロマ湖。

なんか思ったほど砂洲は細くなくて、海側ずっと防風林だったけど、道道の終点まで進むと開けて展望台があった。思ってたのとは違ってたけど展望台があってくれてよかった。来てみた甲斐があった。
ってわけで、ここで屋根閉じて出発。
真っ暗になった来た道を湧別の町まで戻った。
砂州には港の町があるので、割と対向車も多い道だった。

さて、後は風呂とメシかな。とナビ検索してみたら、この湧別の町の道の駅が日帰り温泉だそうだった。バッチリじゃんナイス。

ってわけで町に戻って242号に出てすぐ先の道の駅に寄って入浴休憩。

ゆっくり食事もして7時過ぎの出発。
湧別は242号に沿って上湧別・中湧別・下湧別と市街が続き、ちょこっと間開けて遠軽の市街が続く、しばらく明るい道。

←242号、遠軽町大通北。

そして遠軽市街を抜けると前を走ってた車はみんな333号に逸れていったので、一人で暗い道をのんびり進む。脇に併走する線路も列車は通らなかったな、、

月が出れば結構明るいんだけど、雲も多く、よく隠れちゃうシャイな月だった。

さて、夜走るのは勿体ないので早めに寝ようと思ってたけど、しばらく道の駅はなかった。
陸別まで来たとこで道の駅登場。ここは前に寄ったことある。鉄の駅一体型の道の駅。(現在は廃線)
ここで寝るか、、、と思ったけど、そういえば陸別って日本一寒い町なんだよね。確か冬にはオーロラが見えるとかで興味あった。でも寝るにはちょっと気が退けるのでパス。通過。

そこからの242号は連続して町ごとに道の駅が並ぶ。ので、すぐ隣の足寄の道の駅も見逃して通過。
そして三つ目になる本別の道の駅に入って車を停めた。
ここも鉄の駅のような道の駅。っていうか廃線になって廃駅になった駅舎が道の駅になってる形で、駐車場の前にホームの一部と渡り階段と線路が残されていた。(前にこの242号を通ったのは2001年だからまだ廃線じゃなかったんだ。。)
北海道はこういうタイプの道の駅も多いな。。とか思いつつ、また着込んで毛布にくるまって寝た。10時過ぎの就寝。
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