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19.07.28 黒石32


三戸~県道~諏訪平~4号~十和田~102号~黒石~県道~弘前~7号~碇ヶ関~282号~八幡平~県道~岩手~281号~葛巻~340号~岩泉~340号~新里~106号~宮古~45号三陸道~釜石~283号~遠野~釜石道~江刺田瀬~107号~北上

天気いい日曜日。有給とって三連休の二日目。

朝は4時過ぎに目が醒めた。いやいや蒸し暑くて寝苦しいかなと思ってたけど、意外とちゃんと寝れて朝も涼しげだった。とはいえ実質4時間はちょっと睡眠足りてないかな?とも思ったけど、もう明るくなってきてたのでスパッと起きちゃった。
車を降りてトイレに行く時に朝焼けが見えてキレイだった。

道の駅を少しウロウロして近隣の案内とか見つつ地図も見つつ、どう進むか少し考えて、4時半過ぎ強の出発。
涼しいおかげで窓全開にできた。やっぱ朝くらいは開きたいよね。
取り敢えずは道の駅の案内にあった「三戸城跡」に行ってみようと思い、4号をちょこっと戻って三戸市街への県道に折れて坂を下った。

三戸市街へ進んでナビ地図で見ると城跡は町の脇の山の上らしい。。歩いて登る気はないからひと回りするだけでいいかな、、とか思ってたらアニハカランヤ、ちゃんと車で登る坂道があって上に広い駐車場があった!(ナビでは縮尺大きくしないと出てこない道だった。。)
ってわけで本丸跡の駐車場から少し歩いた。

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そしてこの城跡は本丸の周りを舗装路で周れた。車でぐるっと進んでみたら先の方が展望台っぽかったのでそこらでも停めて歩いた。

朝から気分よく展望できて朝日も見れていい気分。
城山公園を下って町は来た道を戻らずに裏にまわってひと回り。城山の南にまわって県道を進み、馬淵川を渡って東側のリンゴ畑の道をスイスイ走った。
細い集落の区間では立派なケヤキの古木がある十二神社を通過。(駐車場あったら寄ったのに)その先で4号に戻った。

この4号がなかなか雰囲気よくて長い下りの直線に車は少なく、先の方はモヤっと霞みつつで朝日の薄明光線(天使の梯子)がこぼれつつの神々しい感じ。
スイスイ進んで十和田バイパスに進んで、ちょうど6時に十和田の道の駅を通過。ホントは三戸じゃなくてこっちで寝るつもりだったんだよね。でも三戸城跡に行けたのであっちでよかった。

102号に折れて十和田市街を通過、西に進んで奥入瀬渓流に進んだ。

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朝の奥入瀬渓流は対向車も先行車も少なくガラガラでほぼ独走。もう何度も通ってる道(年に一度くらい来てそうな感覚だったけどそこまでではなく実はちょっと久しぶりだった)なので途中で停めて降りるとか、渓流や滝の写真撮るとか余計なことは考えずに(いつも思うけど、渓流の写真はプロのを見た方がイイ)ドライブに専念。クネクネすいすいと渓流の流れを遡るようにカーブと勾配の森の道を気持ちよく進んだ。
やーっぱ気持ちいい森林だよね。渓流も道と高低差少なくてよく見えるし、緩やかだけど岩ゴツゴツの部分もあるし。道が空いてる時間は尊いわぁ。

そして奥入瀬渓流を走り切るとその先は十和田湖。
そういえばいつも十和田湖は時計回りのイメージ。今日はそのまま102号で反時計回りに進んだ。
まがってすぐの桟橋の駐車場〈遊覧船の子ノ口港)は昔初めて十和田湖に来た時に休憩した場所。なんかそれ以降来てなかったような感じがしたけど、こっちの東岸の道はどのくらい久々なんだろうか? 湖のすぐ脇の道なのは他と変わらないけど、ほとんど湖を覗ける区間がなく閉じた印象で意外だった。

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そして十和田湖の北側だけは湖岸に道は無く、102号は峰を登って岸から少し離れる。この登り坂の途中で湖がチラリと見えていたので、今日はこの先の「御鼻部山展望台」から展望できそうだ!と思って進んでみた。
けど、
標高1011mの山頂のこの展望台はガッツリ霧の中だった。。
わーやっぱダメかぁ。ここは今まで何度か来てるけど毎回キリで展望できたことがない。霧は流れてるようで真下の水面は見えていたので暫し待機。だけど、逆に霧は濃くなってきちゃってダメ。20分粘って寒くなって諦めて7時半の出発。気温は20℃だった。

引き続き102号。残りの燃料を気にしつつ森の下り坂をクネクネ下った。
十和田湖西岸からの454号と合流する滝ノ沢峠にも展望台があったみたいだけど気付かずに通過。102号は十和田湖を離れて北西に下った。

こっちの下りも浅瀬石川の渓流の道に沿った道。だけどやっぱ奥入瀬とは違うんだよね。普通にスイスイとアクセル踏まずに下って、この調子なら町まで燃料余裕そうだとひと安心。下りの途中の虹の湖というダム湖の横に道の駅があったのでトイレ休憩。
8時なので店はまだ開いておらず、ちょうど本日「ダム湖ふれあいデー」の開催らしいけどそれも9時から。点景ならず。

黒石に下ってみると対向車側にしか開いてるスタンドがなかったけど給油した。
燃料落ち着いたとこでそろそろ暑くなってきたので窓閉めた。やっぱ猛暑だわ。ターンするのも面倒なのでちょっと気まぐれで102号から離れて黒石の市街に進んでみた。

朝食になりそうな開いてる店とか無いかなーとか思って進んでみたけど、そんなの見つかるわけなさそうなので黒石駅前で停車。奥の手のスマホ検索。
朝から焼きそばが食べられる店というのを見つけて行ってみた!
けど、飲食店ではなくて商店だった。買った焼きそばを持って手前で見かけた「東公園」に移動して食べた。

この公園がすごく良かった(この日一番いい印象の場所だったのでこの黒石を表題にしちゃった)。気分よく9時過ぎの出発。
102号には戻らずに県道をのんびり進んでみた。ら、少し曇ってきちゃったけど隣の町は田舎館。県道沿いに田圃アートの展望所の村役場がったので、まぁたまにはいいかと寄ってみた。

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そのまま県道で弘前市街にまっすぐ進むと弘前城に出た。えーっと食べ物以外で弘前で興味ある物ってなんかあったようなー、、とは実は朝からずっと考えてたことで、最近Webで見かけたのと少し前にTVで見かけた何かがこの弘前市街か近辺だった筈なんだけど、それが何だったか結局弘前に見ても思い出せなかった。やっぱネタ帳に書いとかなきゃだめだな。。(帰って来てから思い出したひとつは「エメラルドグリーンの温泉」だったので思い出してても寄ったかどうか、、もうひとつは思い出せない)

で、ナビ地図見てたら「りんご公園」というのが目にとまったので行ってみた。
夏の子供遊ばせ系スポットっぽい感じだったけど、トイレにも行きたかったので寄ってみた。

そしてまたりんご農園の道をぐちゃぐちゃと進んで弘前を南側に進んで7号に出た。
東北というと毎回青森県がメインになってるから、今回の青森県はさわりだけで岩手県をメインにジグザグに回ろう、、とか思ってた筈が、結局濃かった青森県。だので後はしばらくおとなしく一気に南下しようと思った。
けど、なんかお腹がゆるくて青森を出る前の碇ヶ関の道の駅で休憩。

おかしいなぁ、今日はアイスとかは食べないようにしてるんだけどなぁ。と首ひねりつつ12時の出発。
7号を進んで5分ほど先で282号に逸れた。そして10分も進まずに県境。秋田県に入った。
午前中には青森を出るつもりだったんだけどなぁ。(腹のせいだ)

この282号は東北道に沿った道。割とよく通る道でもあるけどいつもは遅い時間が多いかな。今日はまだ昼で気分も余裕だからかガラガラで長い森の道を気分よく走れた。

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森を抜けて花輪盆地に出て、十和田南で桃豚の店によってイートインで食事休憩。

ああ、そういえばタコヤキ食べちゃわないと、、と思って、鹿角市街の入口あたりに見かけた「もしもしピット」で小休止。さめてショボショボになったタコヤキが好きなので丁度いいくらいだった。

おなかいっぱいなので鹿角の道の駅は通過した。
味の濃い桃ジュースを飲みながら引き続き282号を進んで、盆地を抜けてまた東北道に沿った森の道。
1時半に県境で岩手県に入った。

この区間もやっぱり遅い時間が多いのでなんか気持ち余裕で気分よく走れた。
余裕なだけに何か気になるトコ見つかるかな?と思ってたけど、とくに見当たらなかった。
この道で毎回気になってたのは道脇の杉の木。祠があるから古い木のかな。(神社跡ってことらしい)

あーあと南部煎餅の看板のある店とかくらいは寄ればよかったかな。

あとはJR花輪線を見たり、安比高原の前森山を眺めたりして進んでたけど、このまま進んでたら4号にでて盛岡に行っちゃうなーと気がつき、東に進む県道に折れてみた。

そういえば岩手県内ではあまり県道を走る事がないから、どんな道かと構えてはいたけど、全然国道以上の走りやすい道でスイスイ。広大な東北の道を悠々走ってあっと言う間に岩手町に出た。

ファイル 89-6.jpg

4号を跨いでそのまま県道で町に進み、いわて沼宮内駅に出た。いつも夜に見て暗い中で一際明るい目立つ駅。でも駅前は思い切りローカルで何もなかった。
県道に沿って沼宮内の町を抜けて、城山の先で281号に出た。

この281号がまた走りやすい道で、大坊峠では長い距離の登坂車線があってビュンビュンだった。
けど、登坂車線アルアルだけど終わった先で遅い車に追いついたりするよね。。今回も思った通り追いついちゃって峠を下った。
けど、すぐ先に道の駅があったので丁度良く休憩。

3時の出発。もう午後も遅めなのであんまり大きくは廻れないなと思い、281号は久慈までは進まずに葛巻で340号に進んで南下。
ああ、この340号は去年通ったばかりの道だとすぐわかった。一本松までの距離感も思ってた通りだった。

峠を越えて455号と合流。その455号とともに岩泉から海の方に出ようと思ってたんだけど、455号に別れる少し前で「名水 金成清水」という案内が目に付いて気まぐれでその横道に曲がってみた。
その道は林道らしいんだけど、国道と変わらないくらいのちゃんとした道で全然難なく進めた。
けど、7㎞先で見かけた「名水 金成清水」のその場所は駐車場もなく、ぱっと見たとこ水汲み場らしい場所も見当たらず、よくわかんないから通過しちゃった。。どっかでターンして戻ろうと思ってたけど、ナビ地図見たら県道経由で340号に戻れそうなのでそのまま進んでみると、峠は長いトンネルで通過、その先の下り坂も舗装キレイで最後まで楽々な道だった。
けど、、その先の県道が細かった。工事個所も多いし対向車も多くて些気が抜けなかった。

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340号に出てまっすぐ東に進んで少し戻る形で455号に、、と思ったけど、もうここからじゃそれは遠回り過ぎかぁ、、と思ってヤメ。340号を南に進んだ。
この区間の340号も工事個所が続き、もともと狭く、そして過疎な村落を抜ける谷の道。去年通った時以上に廃屋が荒れて見え、藁を掛ける柵も倒れそうに見えた。

そんな酷道の途中で、カモシカの親子を見かけた。
親の方はガードレールの前から脇に逃げて行ったけど、子はガードレールの下をくぐれずに慌てて道の先に逃げた。舗装路で滑る蹄でぎこちなく走ってたのでゆっくり徐行。なんか追っかけていじめてるみたいでイヤだった。谷の先まで進んでやっと脇に逃げてくれた。

谷の道はしばらく細かったけど対向車は無くて楽だった。
そしてずっと下って一旦道が広くなると後は悠々。廃線になったJR岩泉線の線路や駅が「レールバイク」用に残っているけどもう人もおらず静かな日陰になってた。

茂市で106号に出た。去年は340号を辿って遠野に進んだけど、今回は東に折れて宮古に向かった。
夏だからやっぱひと目くらいは海を見たいなー、と思ってたけど、道は都の市街よりずっと手前で45号のバイパス(三陸道無料区間)に出る道があったので素直にそっちに進んじゃった。

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なので、今日見た海は自動車専用道路での横目に遠目に見た海だけだった。もう5時半だからね。でも逆に高いところからの視点だから青い海がより青く見えてたのかも。

そして一気に走って釜石で降りた。(眠気が出てきたので早くおりたかった。やっぱ上は面白味薄い)
下の道は283号から県道で市街に進んでみた。製鉄工場も煙をはいてて活気が感じられた。
市街では見かけた店に入って食事しようと思いつつ、港で海が見れないかなと、まず先まで進んでみたけど、埠頭にはまわれなさそうなので引き返した。意外と道がわかりづらい町だった。
で、最初に見かけてた店に戻ってみたら、店前の路肩の枠内駐車可の枠がひとつ空いたままだったので停めて食事休憩。

食事終えて車に戻って、すぐに出発はせず今夜どうしようか考えた。
昨夜問題なく車で寝れてたけれど、今日の午後は眠気が強かったので、やっぱ蒸し暑くて眠りが浅かったのかもしれない。と、思って今日は宿とるかとスマホで探した。日曜だから余裕で安く取れるだろうと思ってたけど、そんなでもなかった。。

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宿決めて予約して7時の出発。引き返して283号を西に進む。けど、やっぱ上に乗ろうとすぐ先の釜石仙人峠ICからバイパス釜石道路に乗った。
この道、遠野から先は有料かと思ってたけど、そっちも無料だった。
なので一気に進んで江刺田瀬ICで降りて107号に出た。

降りたらもう北上はすぐだった。8時過ぎには駅前近くのホテルに到着。でも駐車場の空きが無かった。。
少しウロウロして、あ、ここ開いてる!と停めたトコは別のホテルの駐車場だったので慌てて出た。ホテル入口で停めてロビーで聞くと目の前の立体に入れれば無料になると教えてもらい、そっちに駐車。
8時半前と早いけど二日目のドライブ終了。(本日の走行距離は566.4Km、燃費は20.9㎞/h)

北上は昔友達の親父さんが単身赴任で住んでて、友達と来て泊めてもらったことがあり、その夜に連れてってもらった居酒屋の大きな牛串焼きが美味しかったのが印象的だけど、さすが店の場所も名前も憶えてない。
それに疲れてたし夜も暑いので、町には歩かずに大浴場で風呂入ってすぐに寝ちゃった。

 
三日目につづく
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