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12.08.27 松前どらいぶ

夏季休三日目。早くも北海道最終日。
いやいや北海道の広さを思うから足りなく思うけど、道央+道南くらいの離島だと思えば十分な行程。

この朝は4時半に起きた。涼しかったけど少し窓は曇った。
拭いて着替えて屋根開けて5時前に出発。

道は少しだけ37号を進んで道道に折れた。

ファイル 315-1.jpg道道32号豊浦ニセコ線という立派な数字の道で、車載の大きい地図にもキレイに載ってたんだけど、その実態は心細い未舗装の狭路だった。。

手前から「この先砂利道」とか出てたけどね、、前に道内で走った未舗装の道道はダンプともスレ違える立派な道だったから油断した。。
対向車くるなよー、、っていうか熊とか出るなよー、、倒木とかあるなよー、、と祈りながら通行。

幸い何にも出会わず、かえって木々の合間から朝日を眺められたりしながら爽やかに通過。
道道914号なんていう下っ端っぽい数字の道と合流すると広い北海道サイズの道になった。
広くなったトコでキタキツネの横断を見かけた。今回の北海道では唯一の野生動物目撃だけど写真撮れなかった。。

山間だけど「昆布町」という所で5号に出た。
少し西に走って蘭越町でまた道道に逸れた。
尻別川に沿って日本海側に抜ける道。
素直に走ってたらいつの間にか道道から逸れちゃってたけど、川沿いの集落を迂回するバイパスみたいな道で真っ直ぐ思い切り進めて道道に戻れた。

ファイル 315-2.jpg港町で229号に出た。
日本海沿岸の「追分ソーランライン」と名のついた道で南に走る。
朝は日陰がちだけど、涼しく気持ちよくドライブ。

えぐれた寿都湾をぐるっと回ると対岸の先の岬で日が差した。
この岬に駐車場があったので小休止。

しばらく走ってまた曇り空に突入。
トンネル越えると茂津多岬灯台というのが「日本一高い」と案内されてたのでちょっと脇道に折れて行ってみた。
ぐんぐん登った先はまたちょこっと未舗装路だったけど、すぐに灯台に到着。小休止。

229号に戻ってその先も瀬棚の町で丘の上に展望台らしみものが見えたので、ナビ地図見て行ってみた。
そのあと少し丘の上の道を廻って229号に戻る。

またしばらく走って乙部町元和の道の駅でトイレ休憩。

またしばらく海沿いを走って、江差町に入ったとこで給油。
L=17.2km。思ったほど伸びなかった。
江差の町は国道より一本中の道が「江差いにしえ街道」という雰囲気ある道になってるようなので、戻る形で進入してみた。

ファイル 315-3.jpg

江戸時代っぽい感じと文明開化の洋館風なのとが混ざった感じで、ストアーやら公的機関やら車のディーラーまで洒落た形で機能してる街。
まだ10時前だからどの店も閉まってたけど停めて歩いてみた。

江差からは国道の番号が228号に代わる。
けどまたしばらく海辺のダイナミックな道を思い切り進む。
前も(04年9/19函館ドライブ)同じ場所の写真載せたけどやっぱここは好きな風景。

ファイル 315-4.jpg

そして松前に出た。
松前では城!に行く前に道の駅があったからちょこっと寄ってみた。

そして松前城。
無料の駐車場に停めて歩いた。
城の後は少し表通りも歩いて昆布の土産を買った。

引き続き228号。
北海道南端の津軽海峡に薄ぼんやり浮かぶ青森の山を見ながらドライブ。
そしてまた福島で一旦海を離れて畑の道。
その間の知内町にまた道の駅があったからついつい寄ってみちゃった。

そしてまた海に出る。
今度は北海道のツチフマズ、函館湾と函館山を見ながらドライブ。
この区間は車が多く列の走行だけど、そんなにペース悪くなく走れた。

ファイル 315-5.jpg函館には3時過ぎに到着。
まずはちょっとウロウロしてから駅前の朝市駐車場に駐車。

目的のラーメン屋に歩いて函館塩ラーメンを食べた。
ついでに少し歩いて朝市周りのまだ開いてる店で買物。

さてまた出発。
まだ早いし船は夜の便でいいからと引き続きドライブ。

278号を西に進で亀田半島を周る。
進みながら、そういえば夜の便とか言いながら予約してなかったのを思いだし、恵山の道の駅まで走って休憩がてら電話してみた。
ら、

「明日の朝までどの船も予約いっぱいです」
げー。。行きがすんなりだったから甘くみてた。。
キャンセル待ちも難しいらしい。
昼に青森到着じゃ帰れないよなぁ。。

イチかバチか高い方の船に電話してみたら、そっちは予約取れた。
6000円くらいプラスになるけど仕方ない。トホホ。

さて気持ち切り替えてドライブ。
山間を抜けて亀田半島の北側に出る。

来る前の友達に聞いたお勧めスポット、南茅部の国宝のある道の駅に来てみたけど、、月曜休み。。あらら。
(休みじゃなくてももう5時で丁度閉館だったようだ。。)
代わりにってわけじゃないけどその先で見かけた「大船遺跡」っていうのに行ってみた。
こっちも展示館は閉まってたけど竪穴住居跡とかは見れるので歩いてみた。

ファイル 315-6.jpg後は走れるだけ走ろうと海岸ドライブ。
東側の海岸なので夕日はたまにしか見えなかったけど、時折差し込んだりホンノリ赤い空と青い海のコントラストを楽しみながら走った。

どんなとこでもやっぱり夕方は帰宅の車が増えて混雑もあったけど、そんな風景も楽しんで鹿部の町を通過。

駒ケ岳の北側に回って道が西向きになったから夕焼け正面か、、と思ったけど、6時じゃ少し遅かったみたいで日は落ちてた。
眩しくなくてよかったと思えばイイか。

278号は森町まで走りきって5号に出た。
5号は少しだけ北に進んですぐに道道に折れた。
この道を進んでグルッと廻って、、、とか思ってたら道がグンと細くなって心細く、、あれ?おかしいな?とナビ地図確認したら、やっぱり勘違い。全然違う道で、ドン詰まりの道だこれ。引き返した。

ファイル 315-7.jpgドン詰まりじゃない道はもっと北の先だった。
5号を内浦湾沿いに進んでたけど、なーんか夜の真っ暗な森の道を大回りしてもしょうがないような気がしてきた。。
なのでヤメ。
それよか風呂だ!と思い近場の温泉を検索。

折り返して5号を少し戻って、また別のどん詰まり道道に折れて真っ暗な森の道を濁川温泉へ走った。
そして「元湯神泉館 にこりの湯」で温泉休憩。

後は5号に戻ってまっすぐ函館に向かった。
早く戻って市街をフラフラしようと思いつつ、まずは先にフェリー埠頭なので途中で227号の方に逸れて、夜景を見ながら坂を下って8時過ぎに函館市街。

予約できた船は10時発。まずはそっちじゃなくて、予約取れなかった方へ往復で買ってたチケットを払い戻しに行った。
こっちの船の次発は8時半。
ダメ元で「すぐ出港になる船は乗れませんかねぇ」と聞いてみたら、、大丈夫らしい!(なんだそれ?)
ってわけでそのまま乗船。
函館で食事とか考えてたけどまあいいか(どうせラーメンだし)
無事に安い方の船に乗れて一安心。
4時間の船旅。
雑魚寝の船中泊。いやいや足伸ばせるのはイイね。