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家傳にしんそば 横山家

ファイル 712-1.jpg江差町姥神町にある老舗の豪商「横山家」のニシン漁全盛期に建てられた鰊御殿という屋敷を見物しようかな、、と思って来てみた。

ら、有料だそうで、、
ちょっと迷って外に出て、フト横見ると続隣の門に「にしんそば」の暖簾が出てた。
ああ、じゃあ取敢えず蕎麦でも食べるかと暖簾をくぐてってみた。

ファイル 712-2.jpgなんか、立派な年季入ったお屋敷。
こういう、おうちに上がっての食事は沖縄以来かな、喜多方でも食べたな、なんかいいな。

食事は献立なく「にしんそば」のみ。
壁にかかってた「江差横山家の由来」というのを読みながら蕎麦を待った。
意外とニシンだけにはこだわらずに機転利かせて先と風を読んで明治期には米問屋、資材問屋などを営んだ豪商だったらしい。
「このような歴史の中で伝統あるにしんそばが作られました」という結びはしっくりこないんだけど、、

そしてその歴史あるにしんそば。昔からのままの味だそうだ。

ファイル 712-3.jpg

んー。普通に美味しい蕎麦だった。

いやー実はね、蕎麦は好きなんだけど、ぶっちゃけニシンソバってよくわからないんだわ。
名物ってことで前に関西で食べたことあるけど、そばにニシンを乗せる必然性がわからなくて、、
ニシンが乗ったから味わいが変わるってことでもないだろうし、特別スゲー旨い魚ってわけでもないし、、

こうして「伝統の」という元祖のにしんそば食べたら少しはなるほどと思えるかな?とか期待したけど、、
んー、よくわかんなかったですゴメンなさい。

とかなんとか言いながらも、美味しくペロリと完食。
暑い夏だけど汁も最後まで飲みほした。


ファイル 712-4.jpgさてさて、食後にさりげなく「隣の建物は見学とか出来るんですか?」とかとぼけて聞いてみた。
食事したらからどうぞどうぞと通されるかと思いきや
「ええ、入館料かかりますけどね」と、、
そんなに甘くなかった。。

まぁいいか、あまりニシンには興味ないからパス。
入口だけチラッと見て車に戻った。

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