2013/7/14
十和田〜102号(休)〜弘前(休)県道(休)〜松神〜101号(食)〜五所川原〜339号〜弘前〜7号(湯)〜琴丘(寝)
朝は5時前に目覚めた。
ブランケットで寒くも暑くもなく心地よく眠れた。やっぱ東北に来てよかった!熱帯夜の関東とは別世界だね。
↑道の駅「とわだ」。雲がモコモコ。over!窓拭いてたら日が昇った。

窓拭いて屋根開けて5時過ぎに出発。
まずは下北半島を廻ろう!と思ってたんだけど、やっぱ爽やかな朝に奥入瀬とか良さそう!と思いついて咄嗟に変更。道の駅から目の前の国道には出ずにそのまま真っ直ぐ進んで十和田市街に進んだ。

いやいや一応長袖のシャツ積んでて良かった。肌寒いくらいの風浴びて走れる。
でもあまり速度あげても寒いのでゆっくりドライブ。
昨日、金田一温泉で買った南部煎餅を食べながら進行。
←金田一の小笠原煎餅店「昔っこ焼き南部せんべい」
十和田市街を抜けて102号に出るともう他に車はおらず道はガラガラ。
印象的な松並木を気分よく駆け抜けて奥入瀬に向かった。

102号、十和田市赤沼沼袋→
とぎれとぎれながら何ヶ所か続く高い松並木。

そして独走で奥入瀬渓谷。
いつ来ても清々しい森だけど、特にこの朝は爽やかで気持ちよかった。
蒸し暑い夏の世界とはもう完全に別の国に来た気分。
道も緩やかな曲線や傾斜でほどよく楽しく軽やかに走れて最高。

←↓102号、十和田市奥瀬。

←白布の滝
over!&click!
←白糸の滝
幾つもの滝を横目に見ながら、渓流も何度か渡って絡みながら、しばらくはやっぱり止まるのが勿体なく走行。
そういえばデルソルで来るのは初めてだったかな?頭上の木々の緑に包まれて走るのは気持ちいい。

でも急ぐわけでも無し、駆け抜けちゃうのも勿体ないかな?とか思い始めた終盤で「銚子大滝」というトコに駐車場もあったので停めて少し歩いた。

そして奥入瀬渓谷の森を抜けて十和田湖に出る。山に囲まれた大きくきれいなカルデラの山上湖。
でも雲が多く対岸も見えず、湖面も霧に覆われて水面もはっきり見通せなかった。ちょっと残念だけど朝らしいといえば朝らしい。

←102号、十和田湖。遊覧船乗り場前。

十和田湖は引き続き102号で北側を走る。
いつもは長く湖岸を走れる南側に廻ることが多いのでちょっと新鮮かな。
その北側の102号は、少し進むと湖岸から離れてクネクネと山を登る。
少々細めの道だけどやっぱり独走で優雅に走行。峠道は濃い霧に突入しちゃったけど、登り切ると霧を抜けて抜ける青空と眩しい朝日がお目見え。
山頂には「御鼻部山展望台」の広い駐車場があったので、少し休憩。
十和田湖は見えるかな?と展望台に登ってみたら、濃い霧で真っ白。。カメラ構えて霧晴れ待ちの人も数人いたので、少しのんびり待ってみた。けど、逆に霧が濃くなっちゃった。二十分ほど待ってみたけど諦めた。
山の天気は微妙なモンで、ちょっと走るとすっかり霧は晴れてまた快晴のドライブ。
心地よく尾根を走って、滝ノ沢峠で十和田湖を離れて温川渓谷を下る。

こっちの道は奥入瀬ほどのスペシャル感はないけど、自然で爽やかな渓谷の道。日が差してまた違った感じで楽しく独走。

↑102号、平川市切明。温川渓谷。

そして森を抜けると青空。
このくらい日が差せばもう暑くなりそうな気のするけど全然そんなことなく楽園の気温。気持ちいい。
虹の湖というダム湖を抜けてスイスイと黒石市街に下った。

↑102号、平川市葛川。スイスイの走りやすい道。
over!黒石市二庄内、虹の湖を渡る二庄内橋。まぶしい。

102号は東北道のインターを過ぎると一気に片側三車線の広すぎる道になる。
車も増えてきたし、なんか少し雲って来ちゃった。

←102号、黒石市中川篠村。
車多かったけど縫って抜かしてたまたま独走状態。

ちょっと一休みで田舎館の道の駅に寄った。

そして102号から真っ直ぐ弘前市街。
あれ?東側から真っ直ぐ進入したのは初めてかな?思ってた印象より栄えた感じの朝の静かな繁華街を通過した。

県道、弘前市土手町→

弘前城に出た。9時なら開いてるかな。と、寄り道。でも此処っていつ来ても駐車場がどこだか分かんないんだよね。
ぐるっと回って裏の民間の店の駐車場に停めて歩いた。
弘前城藤田記念庭園
9時前から歩いて、車に戻ったのが11時半。じぇじぇじぇ、のんびりし過ぎた。昼前の2時間半はドライブ的には勿体ない事をしたなぁ。。
空は曇ったまんまだったけど屋根また開けて出発。道は弘前市街を横に進んで西に抜けた。

走りやすい県道をスイスイ進んで西目屋村を抜けて世界遺産の白神山地に向かう。
この道「白神ライン」を走るのは二度目。

道はしばらく立派なままで、やっぱ世界遺産にもなると道も立派だよなぁ、、なんて思ったりしたけどそうではなく、その先のダムのお陰の道らしい。ダムの脇で上に工事中の道を見て、いい道の終わりを感じた。

←県道、西目屋村砂子瀬。

白神山地の道の入口の「アクアグリーンビレッジ」という施設を過ぎると道は唐突に未舗装に変わる。
42kmの砂利道。未舗装路も一度通った道なら不安もなく進入。前来たときは雨降ってた上に今より車高低いCR-Xだったしね。
道は相変わらずで対向車も多かったけど、やっぱり道幅がちゃんとあって離合に難がないから気が楽。
かえって細い酷道なんかよりよっぽど走りやすい。(いや、それはそれで楽しかったりするんだけどねw)
たまに舗装が復活するけど、これはほんのインターバル。
ホッとしたかと思えばホンの数十メートルくらいですぐにまた未舗装に戻る。これが何回か繰り返す。何か意味あるのかな?何かの目安?
しばらくずっと緩やかなアップダウンとくねくねの砂利道。あまり変化無いけど森の感じはしっとりしてイイ感じ。やっぱ屋根開けてると森の感じが匂いと共にグッと実感。いいね。

たまに森から抜けるけど、この区間に眺めいいトコは殆どなく、ほんのちょこっと山が見渡せる場所が一箇所あったくらいだった。

そして未舗装路に進入してから二十分ほど進むと上り坂の先で津軽峠に到着。

ここはバス停がある変わった峠。(え、ここバスも通るの?)ずっと案内が続いてた「マザーツリー」というのはここから歩いてすぐらしい。
そして峠の西側にトイレ&休憩小屋と駐車場があった。駐車場は満車だったけど手前のスペースに停められたので、「マザーツリー」に歩いてみた。

津軽峠。over!&click車停めた駐車場脇→

引き続き「白神ライン」。
ここからは多少勾配急だったりして奥めいてきた。
道路脇の滝→
↑「地すべり区間通行注意」だってさ。
over!ここか。。click!うへえ。
←道路脇のブナ
←砂利が少なく土っぽい路面の区間も出てきた。
まだまだ長い森の道。変化あって楽しく進めた。

眺めが良い区間も何箇所かあって、また横目に山並みが見えたんだけど、進むごとにどんどん雲が増えてきちゃって、そろそろ雨降ってきそうな雰囲気になってきた。

天狗峠。ここらで砂利道ちょうど半分くらいかな→
over峠の先の道脇に天狗峠展望台というのがあった。

天狗峠を越えて深浦町に入ると、とうとう小雨が舞いだした。
パラパラ来てもホンの一時的だったりしてたのでそのまま進んでたけど、ワイパーいるくらいになった時点で車停めて屋根閉じた。

路面も濡れて轍に泥の水溜りが出来てたりしてイヤーな感じだったけど、降りが強くなることはなかった。

雨を我慢して進むと意外と早く舗装路に抜けた。(天狗峠は半分じゃないね、、)
で、気がつけば雨は止んでて、舗装路は路面も濡れておらなかった。
少し進んでみて、やっぱもう雨なさそうだなと思えたので、また路肩に停めて屋根外した。

笹内川沿いの舗装路区間→
屋根開ける時見たら車体側面ドロドロ。

そのまま日本海側の101号に抜けるつもりだったけど、途中で十二湖に抜ける案内の道があったので曲がってみた。

この道はナビにない道だったけど、不安はまるでないしっかりした道。観光用に整備した林道ってとこかな。

ところが来てみたら十二湖はガッツリ連休モードの観光地。観光客で溢れてて、有料の駐車場は満車。

奥十二湖駐車場。over!落口ノ池→

迷うことなく停まらずに通過しようと思えば、道はふざけたような低速車が蓋してトロトロ通行。。あーこりゃ大失敗。
イライラしながら進んで、日本キャニオン手前で脇道に逸れた。そしてスイスイの回り道で日本海に抜けて101号に出た。 

ここらで2時半。あー昼前にはこっち抜けて龍飛まで回れるかとか思ってたけど、もうそれは無理だな。
雨はないけど雲もくもくの低調な空。少し午後の弛んだ感じでのんびり北に進んだ。
少し進むと「不老不死温泉」の案内があった。ああ、前回寄ろうと思いつつ雨が強かったから通過しちゃったトコだ。
ってことで今回は寄ろうと折れてみた。

←深浦町舮作。海が広く見えた。

海へ下る道を進むと、宿泊用のホテルへの道と日帰り用の「黄金の湯」へのY字分かれ道にでた。

日帰りの道に入ると、下り坂の上の方からもうビッチリ路駐の列。うわ、こりゃダメそうだと思いつつ進むと、やっぱりその先の海岸の駐車場は満車。空き待ちの車が邪魔だった。。坂の上の方に停めて歩けば入れるけど、これじゃ風呂も混んでるだろうと思いヤメ。引き返した。
101号に戻って引き続き北へ。
前回(11年9月)に雨でのんびり休憩した深浦の町は今回は素通り。ツルッと通過。
↑101号、深浦町深浦。

101号、深浦町追良瀬→

深浦の町を抜けると車が増えた。
ゆっくり海岸沿いを進んで少し先にある道の駅に寄ってみた。ここも混んでたけど停められないほどではなく、休憩。

お腹ちょっと物足りないけど出発。まぁこの先にも何か面白い物あるだろうし(イカ焼きのおかわりとか、、w)

とか思ってたら、その少し先の北金ケ沢に「いこいの駐車帯」という駐車場があって、売店の面白そうなメニューの幟が並んでいた。
さっき道の駅に寄ってからあまり間が空いてないから、、とか思って一旦通り過ぎたけど、やっぱり戻って休憩した。

鰺ヶ沢はバイパスに行かずに町への旧国道を進んだ。
なのでイカ焼き小屋の並ぶ「焼イカ通り」を抜ける。んーいい匂い。やっぱドライブ的には道の駅で食べるよりこっちの方が雰囲気好きだなぁ。顎が強ければおかわりもアリだけど。。(イヤ、満腹で無理)

県道、鰺ヶ沢町赤石町「焼イカ通り」over!
鯵ヶ沢には「焼イカ通り」が何ヶ所かあって、これは町の西側。僕は東側で買って食べる事が多い。

←鰺ヶ沢町本町。港側の道。

そして鰺ヶ沢町役場と港の近くのドライブイン「海の駅わんど」に寄った。
ここはネタ帳に二項目、「ヒラメのヅケ丼」と「あんきもアイス」が気にはなっていたんだけど、満腹で空振り。
ここでは土産の買い物だけした。(またこよう)

町を抜けてバイパスで逸れてた101号と合流。
鰺ヶ沢の東側の「焼イカ通り」を抜けると、道は海を離れて津軽平野の広い田畑の道に入る。

101号、つがる市木造越水→

そうそう、ここら辺と言えば「木造駅」という土偶をモチーフにした奇妙な駅が有名。寄ってみようかと思ったけど、、思いながら通過。

←国道から見えた「木造駅」の背中。
あ、あれか。後ろからじゃ土偶か何か分からないけど。。
だのに、何故かなにげに見かけた「日本最古のりんごの木」という案内には妙に惹かれて、道を折れてみた。

案内に沿って旧柏村へ進む。
「柏」って地名に少し親近感をおぼえつつ、まだ先かまだ先かと進む。要所要所に案内がずっと続いてたので安心だったけど、行きついた先が普通の林檎農園。。

ここ入り込んでいいのかな?と不安になりつつ農園の細い道に入るとY字路があった。
これは左っぽいけど扉が半分閉まってるし、、

←林檎農園のY字路。右へ進むと。over!+click!

右へ進むと完全に未舗装の厭ーな道で農園の奥に出た。
うわぁ。これ以上は進めないよなぁ、、っていうかこんなトコ入って来ちゃマズイでしょ。
慌てて脇に頭入れて細かく切り返して頑張って転回。来た道を戻った。。

うわーイヤな展開。。「もうやめた」と思いながら表の道まで戻ったけど、やっぱ悔しいから林檎農園脇に路駐して歩いてY字路の左へ入ってみた。
こんなもんかな。冷えてきたから屋根閉じて出発。ナビ地図見ながら柏の町内を抜けて、イオンの手前で101号に戻って給油+スルー洗車。

そして五所川原市街に進入。
まったく開いてる店の見えないシャッター通りで寂しい商店街だった。日曜日だからかな。。

101号、五所川原市寺町→

五所川原からは339号に折れた。
急がなくてもいいかなと、339号バイパスじゃなくて鶴田町の町中を抜ける方の道を進んだ。

←339号、板柳町板柳土井。
なんか五所川原より店も開いてて人通りもあって賑やか。

走ってたら小雨降ってきちゃった。屋根閉じてて良かった。 けど、すぐに止んだ。

339号、藤崎町藤崎唐糸→
町の間は林檎農園の道。

←藤崎町では、横目に祭りっぽい夜店が並んだ神社も見かけた。
そして藤崎で7号バイパスに出て弘前に走る。ここらはさすがに夕方で少し混んでた。
7号、弘前市津賀野浅田。特徴的な低い桜並木→
over!弘前市神田。陸橋上の工事で渋滞。

そのままバイパスで弘前を通過。
思ったよりかなり小さくなっちゃったけど取り敢えず青森県一回り。どこ行くってわけでもなかったし、まぁいいかな。

ああ、風呂くらい入りたいな、、と思って走ってたらすぐ先の碇ヶ関の道の駅の裏に日帰り湯を発見。
入浴休憩。
御仮屋御殿 関の庄温泉→
大きくはないけど新しい建物で300円の湯。
風呂を上がると8時前でもう真っ暗になってた。
そして少し走ると矢立峠。青森県終了で秋田県に入った。
←7号、大館市白沢松原。
前方に胸のような形の女神山が見える。
over!横から。

大館の市街はバイパスの大館西道路で迂回。
トラックが多くあまり気持よくは走れなかった。

「あ、トラック降りるぞラッキー」とか言ってて、うっかり自分も降りる筈の大館南IC(下の7号に接続するトコ)で下り損ねて先の終点まで進んじゃった。。
けど、終点に接続する県道は大回りながら信号なくスイスイでトラックレスで気分良かった。

でもまた7号に戻るとトラックに囲まれての行軍。小雨も降ってきちゃっておとなしく進む。

と、その先の鷹ノ巣で横目に花火が見えた。少し距離があり、見え隠れしながらも割と見えてた。
鷹ノ巣を過ぎる辺りで道も混んできたし、トラックばかりだし、そんなに急ぐこともないし、ってことでちょっと気分転換に廻って花火見て行くかと思い、県道で折り返すように鷹ノ巣市街に向かってみた。

進みながら見ようとか思って打ち上げ方向に進んでたんだけど、道は曲がってて花火が真横に見える辺りで路駐して見てる車が多かったので、僕も中に混ざって路駐してしばし見物。 んー涼しいけど夏だねぇ。
そしてまた7号に戻って黙々と進む。

←7号、能代市二ツ井町荷上場。きみまち大橋の工事片側通行。

小雨だった雨はだんだん強くなって普通の降りになった。夜の雨って結構神経使うよね。
まぁ、秋田県内に入っていれば明日一日あれば難なく帰れる距離(週末ドライブとかでも来てたりする)。とりあえず7号を一時間ほど走って、八郎潟脇の琴丘の道の駅で停車。

時間は丁度10時。うん、丁度イイかな。雨だけに昨日よりは少し蒸す気がしたけどブランケットにくるまって就寝。
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