どらいぶ日誌
2013/7/15

琴丘〜県道〜寒風山(休)農道〜北浦野〜県道(休)〜男鹿〜101号〜潟上〜県道〜秋田(休)13号(食)〜米沢〜121号〜会津若松〜294号〜守谷〜県道〜松戸
夜中に一度、強い雨で目が覚めたものの、そのまま寝て4時前に目覚めてみると、朝はすっかり止んで青空見えてた。おお!ナイス。
すぐに窓拭いて屋根開けて地図見て出発した。

←道の駅「ことおか」。
夜明け前の空だけど、雲も散ってて抜けていた。

晴れたし早起きできたから、今日は少し秋田県を廻って帰ろうと思い、琴丘からは7号を跨いで県道に出て西に走り、八郎潟を横断した。

県道、大潟村方口→
干拓された八郎潟を横断する道。

途中で「生態系公園」というのが気になって寄ってみた。
ら、9時開園の野外植物園だった。。駐車場でターン。

そして八郎潟を抜けて寒風山に向かう。

←県道。男鹿市脇本百川矢口。細いけど男鹿街道。

ちょっと細めの村落の中を抜ける県道をくねくね進んで、寒風山パノラマラインに出た。

寒風山パノラマラインは2度目の走行。
最初は細めの舗装もイマイチの冴えない森の道だけど、少し登って森を抜けると途端に草原の眺めいい山肌に出る。
独占で気分よくスイスイ走って寒風山を登る。
←↑県道、男鹿市脇本富永寒風山。
寒風山道路、通称「パノラマライン」
over!
眺めもよくコマーシャルのようなロケーション。でも霧が出てきちゃった。
頂上には「回転展望台」というのがある。早朝はどうせ入れないけど道の一番上なので一応行ってみたら、濃い霧で何も見えず。。で、一段下の駐車場に下りて休憩。
30分ほどのんびりして霧も消えて見通し良くなって出発。寒風山パノラマラインを西に下る。
山を下りきって国道に出る手前から広域農道の「なまはげライン」に折れる。

この道は長い直線で起伏をまっすぐ越える道。ちょっと小雨降ってきちゃったけど、濡れない速度で走り抜けるとじきにやんだ。

←男鹿市男鹿中滝川三ツ森下台。
広域農道「なまはげライン」

男鹿半島北側の県道に出る。ずっと路面濡れてたので、寒風山でのんびりしてたのは正解だね。

そして半島の先端の入道崎の岬に出た。
本当はもっと昼間に来たかったけどいいや。。取敢えず広い駐車場にドカンと停めて岬を歩いた。

6時に出発。
もう雨はないかなって感じで空も少し明るくなってきたかな。道は引き続き県道を進んで男鹿半島の西側の日本海真正面の道。丘の上を昇り降りしながら海を見下ろす良いコース。
前回来たときは火口湖を巡ってみたり沿線の滝を探したりしてたけど、今回はずっと独走だったので気分良く一気に駆け抜けた。

←県道、男鹿市戸賀加茂青砂中台。

しばらく走ると、だんだんと雲が割れて日が差してきた。

県道、男鹿市船川港本山門前祓川→

南側に回る角の下り坂の途中に「五社堂」の駐車場があった。ここは入道崎での案内板で見て興味持ってたので寄ってみた。

7時に出発。気がつけばすっかり青空見えてて、海も青く眩しかった。男鹿半島西側は丘の上の道だったけど、一気に七曲りを下って南側は浜を走る。

←南西角の下り坂。正面下に潮瀬崎。

←赤神神社。
麓の拝殿は七曲の下にあった。本来はここから登るもんだったのかな?
坂を下った本山門前の漁村には大きな「なまはげ」が置かれた駐車場があって、そこに漁民のカキやサザエ・アワビなどの産地直売の露店が幾つか出てたので停めて覗いてみた。over!
何か食べれるかな?と訪ねてみたら「前はすぐここでカキやサザエを食べさせられたけど、今は保健所がうるさくて食べさせられない」とかで、丁寧に謝られちゃった。んー残念。
少し先には「ゴジラ岩」というのがあった。
パっと見ではどれがゴジラかわかんなかったから、ちょっと寄ってみようと思ったけど、下の駐車スペースは水溜りだらけだったのでヤメ。えーみんなわざわざこんな水溜り越えて駐車してるの?
県道、男鹿市船川港小浜下台→

取敢えず寄り道せずとも、晴れて海沿いドライブは気持ちよく、角度によっては眩しく煌めく海を眺めつつスイスイ走った。

←県道、男鹿市船川港台島鵜ノ崎。
南磯の岩礁への広い海沿い。
over!

いやー太陽出ても「アツイ!」じゃなくて「気持ちいい!」って感じの気温って心地いい。入り込む風が涼しくてベトつかず爽快で、この爽やかさをお持ち帰りしたい気分。夏はこうあって欲しいものだ。

嬉しいくらい気分良く走って男鹿市街に抜けて101号に出た。

101号はこの区間は立派な広い片側二車線の道が続く。対向車がやたら多く混みがちだったのは、道沿いに並んでた幟の「海フェスタ おが」というやつかな?朝市でもあるのかな?
興味あったけど引き返す気にはならずにそのまま進んで秋田に向かった。

101号、潟上市天王蒲沼→

天王町で折れる101号は気にせずに県道を直進。
何でこっちが国道じゃないんだろう?ってくらいの走りやすい松の防潮林の長く広い道をスイスイ進むと秋田港に出る。

そして港に沿ってくねくねと進むと、秋田ポートタワー「セリオン」が見えた。そこってちょうど道の駅になってるんだよね。そういえば寄ったことなかったのでちょこっと寄ってみた。

←秋田市土崎港西。秋田ポートタワー「セリオン」正面。

さて、まだ8時過ぎ。
あまり寄り道することのない秋田市街だけど、朝だから少しウロウロしてみようかな。。とか思ってた矢先「秋田城跡」という案内を見かけたので向かってみた。
勝手な勘違いで「久保田城址」だとばかり思ってて、「あれ?こんなトコだったっけ?もっと市街の中心じゃなかったっけ?」とか訝しみつつ案内に沿って宅地の裏に回ると幟も並んでた。取敢えず駐車場らしい空き地に車を停めて歩いた。
気が付けば10時過ぎ。じぇ。
今日もまた思ったより随分とのんびりしちゃった。急ぎ屋根開けて出発。

ホントは軽く城見て市街をウロウロして、また久々に「ももさだカエル」でも見て日本海側に走るか、、なんて思っていたのだけれど、思いの外のんびりしちゃったのでヤメ。
真っ直ぐ市街を抜けて13号に出た。

←秋田市寺内油田。

13号は秋田道の秋田ICまで片側二車線の広い道。でも車は多く、ICを過ぎてやっとガラッと空いた。

13号、秋田市上北手古野寺田→

天気いいだけあって少しは暑くなってきたけど、それとて風が気持ちいい程度。モクモクの白い雲を見ながらのんびり進んだ。

しばらく進むと道の駅があったので寄り道。ここは初めて寄った。

引き続き13号。
雲が青空に映えて気持ちよく走っていたけど、先の方は雲が厚く暗く見えたので、ずっとどこかで雨降られるんじゃないかって気がしてた。

←13号、大仙市花館萩台。

で、大曲を過ぎると若干日陰がちになってきた。

13号、湯沢市表町。雨きそうだけど、雲の割れ目も見える→

湯沢に出た。前にここでいきなりの雨で濡れちゃったことがあって、今回もか?って空だったけど、今日は降られずに無事通過。

結局雨は降らず、雲と青空を交互に出たり入ったりで流れた。
いやーな色の雲も混ざっているものの、雲はクッキリ相変わらず面白い。

←13号、湯沢市桑崎野崎。
湯沢横手道路の無料区間。

13号、湯沢市上院内。秋田県ラスト→
ずっと13号を流れて昼過ぎて、1時に秋田県を抜けて山形県に入った。
ラジオで山形県はまだ今日も大雨警報が出てる箇所があるとか耳にしてて、少々身構えた。
けど、とりあえず天気は秋田とそんなに代わらなかった。
いつも蒸し暑いイメージの山形だけど、今日は丁度よく、道も流れててのんびり。
っていうかちょっと秋田で時間使いすぎた気がしてて、ずっと寄り道せず13号を黙々と進んだ。

←13号、新庄市泉田往還東。
萩野駐在所前に一本だけ残った「泉田の大杉」が印象的。

自動車専用道のバイパスも積極的に使い、尾花沢からは347号とか、東根から287号とかに逸れようと思っていたけど、それもやめてまっすぐ13号を進んだ。

13号、東根市神町西。ずっとこんな感じ→
over!頭上の雲はこんな感じ。

幾つかの道の駅も寄らずに流して来たけど、天童の道の駅は気まぐれで寄道。

一番雲ってたのは山形市街で、道も少し混んでたけど気にならない程度で通過。
なんかいつもは13号の山形の横断は凄く長く感じるんだけど今日はそんなでもなく淡々と進んだ。
すっかり帰路モード。
ちょっと勿体ない気もしないでもないけど、この空と雲見ながら流れるだけでも気分よく、飽きはしなかった。
これは絶好の露天ドライブ日和だね。

13号は米沢まで走って121号に出る。

←121号、米沢市塩井町宮井。
米沢市街手前の舘山バイパス。山の眺めもいい。

米沢からは山越え。この区間も雨降られることが多い区間。でも今日は降らずに抜けられた。
道はガラガラではなかったけど丁度いいくらいの速度で流れてた。 けど、一台減り二台減りで先行車が消えてトンネルに入る頃には独走になってた。

大峠トンネルで福島県。
その先の七色分のトンネルを抜けると、カーブの先で猿が飛び出した。ドライブ中猿を見掛けるのは珍しくないけど、ココで見たのは初めてでスピード出てたから少し焦った。

121号、喜多方市熱塩加納町熱塩。向坂トンネル前→
数匹の猿が登場。
over!&click!

そして猿の先でトンネルを過ぎると、今度はいきなりの大粒の雨で焦った。

うわー。どーする?どこで止める?
なんてあたふたしてる内に雨は嘘のようにパタっとやんだ。ものすごく局地的な雨。狐に騙されて冗談で水掛けられたかのような感じだった。

ってわけで、すっかり晴れた喜多方で給油。満タン入れたら抽選クジ引けて保冷袋が当たった。これで生ものの土産も買える。。。(迷惑なようなwww)

そして喜多方を抜けて、日が傾いた会津の盆地を走る。

121号、喜多方市塩川町新江木→
西側横目に田圃と雲と太陽。
over!東側の磐梯山は雲に覆われてた。

会津若松の市街には向かわずに河東町で県道に折れて49号に抜けて、猪苗代湖の手前で249号に出た。

早くも山間か雲間に日を落としてずっと日陰になってた294号をまっすぐ走る。
この道はもうすっかりホームロード。まだ福島でももう半分帰り着いた気分。ツルツル流れてまずは白河へ走る。

←294号、会津若松市湊町赤井。

ずっと日陰で気温下がってきたので、途中の天栄村の道の駅で早々と屋根を閉じた。

白河では山影に落ちた陽がほんのり赤く淡い夕焼けになってた。
4号と289号で市街を迂回して白河を抜ける。

4号、白河市金勝寺。ほんのり赤い空。over!

そして栃木県に進入、東北を脱して関東入り。
心なしか湿気が増したような気もしたけど、まだ気温は涼しく気持ちよく走れた。

北関東の249号は、空いてもなく混んでもなく普通な感じで進んで一気に茨城県。
なんか、意外なことにこっちの方もさして暑くなく、まるで僕が東北の涼しさを引き連れてきたかのような過ごしやすい気温だった。あれれ?嬉しいやら悔しいやら拍子抜けな気もした。

そしてもう10時前なので混んじゃいないだろうと守谷から新利根大橋を渡る。でも橋の先からすこし詰まり、6号は混んで渋滞してた。手賀沼に逃れて廻って帰った。自宅到着は10時半過ぎ。秋田からほぼ真っ直ぐの帰路ドライブだったけど、普通な感じで帰って来れた。

いやー猛暑から逃れて心地よいドライブ
爽快で最高でした
出発前の予報やドライブ中のラジオや友達のメールで
気になってた大雨の天気もうまく躱せて晴れ間さえ見えた東北だった
(妹の電話では東京で降った雹をライブ中継されたりした)
道的には新しいルートは皆無で知った道ばかりで思ったほど廻れなかったけど
ただ走ってるだけで気持ちいいという初心のようなさっぱりしたドライブで良かった
やっぱ夏は涼しいところがイイネ
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