4/30 fri 2日目
9号〜下関〜関門トンネル〜門司〜県道322号経由)〜直方〜県道〜宇美(宇美八幡を散歩)
県道〜太宰府(太宰府近郊、大野城を散走)
県道〜鳥栖〜34号〜佐賀(佐賀城跡を観光)
34号〜武雄〜35号〜早岐〜202号(外海の道の駅で車中泊)
六時に起きた。
車から出てみたら目の前が海のかなり眺めのいい道の駅だった。お〜♪

目の前の海の眺めのパノラマ 2200×600

海を眺めてたら、車中泊してた人に話しかけられて、デルソルでの車中泊を驚かれた。。
そりゃ1BOXで寝る人からすれば根性で寝てるように見えるんだろうね。

半に出発。少々肌寒かったけど快晴だったので、朝から屋根を外して露天ドライブ。

この日は平日。でも通勤渋滞もなくスムーズに走れて難なく益田通過。日本海を離れて内陸に走る。
なーんかこの朝はナビの調子が最悪。うるさいくらい再起動を繰り返してた。(やっぱ本体のせいじゃなかったんじゃん。。電装屋め)この先ずっとこうかな、、と思うと気が滅入るなぁー。

その先の道の駅「シルクウェイにちはら」でトイレ休憩。「朝定食」と幟が出てたのでここで朝食。

津和野の手前で正面に大きく青野山が見えた。

9号、津和野町 直地。青野山→

山も恰好いいけど、麓が濃い赤で彩られてた。何の花だろう?毒毒しい赤。
近づいてもわからなかった。(ツツジかな?それにしては濃い赤だよな。。)

津和野を通過。少し車が減った。
横目に見えた山の頂上に津和野城址が見えた。山の上の城壁はカッコイイなぁ。いつか行きたい。
天気良く眩しい新緑を抜けて山口に出た。

ここに至ってナビの不調が絶頂で、とうとうGPSを読まなくなっちゃった。。再起動の度に位置と方向が狂ってトンチンカンな所を走り出した。。
信号待ちの度に自車位置変更で対応。

9号、山口市 上竪小路→
なるべく信号待ちをしたい山口市街なのであった。

小郡から2号と合流。ナビを見ると海上を走ってた(笑)

あまりに酷いのでコンビニで停めて、表部分のコードの抜き差ししてみた。そんな事しても無駄だろうと思ったけど、GPSは読むようになった!えー?接触の問題?
でも相変わらず再起動は繰り返してた。色んな要因が重なってるのかもしれない。使い込んだナビの付け替えは難しい事なのかもね。
ナビを気にしてたら、いつもは九州への気持ちで焦って、長く感じる下関までの道も短く感じた。

ずっと道は流れてたけど九州方面に曲がる所は詰まってた。
でも曲がる車がみんな九州に行くのかと思えばそうでもなく、地元の車も多かったみたい。

←9号(2号重複)下関市 長府 印内町。
九州への曲がる交差点。
over! ここら辺は沿線のツツジが綺麗だった。

そして今回は関門トンネルで九州に渡った。

関門トンネルは屋根閉じたかったけど、、そのまま進入。
スゲーうるさくスゲー空気悪く息が詰まる思い。
お腹の中のオナラってこんな気分かもね。

関門トンネル。ジッと我慢の県境→
over! 出る。。出る。。 click! 出た〜ぷは〜っ!(失礼しました)

抜け出た時は解放感でスッキリ!いち早く拡散したく、混んでそうな3号には進まずに県道で企救半島の東側を走った。

さて、九州はどう走ろうか? 決まってたのは二日後の朝に鹿児島ってだけ。余裕余裕。
今回、気になってたのは鹿児島と逆の長崎方面。とりあえず向かってみるかと、道を探した。
素直に西に向かういい道は3号と201号以外見つからなかったけど、(201号は去年走ったばかりだし、渋滞だった)今回は県道を辿って福岡市方面に向かう事にした。
まずは高速に添う形で322号に出た。
この道は白バイにつけられて、おとなーしく通過。

←322号、小倉南区。モノレールの守恒駅付近。
ツツジもキレイだけど、後が気になる。。

そして徳吉で県道に出た。
市街地を抜けてやっとのんびりした里の道を走れた。

ここらは竹林公園とかあって竹の子が名産らしい。
合馬の峠を登ると山の中も竹林だらけだった。
深い竹林は涼しげだったけど、タンクローリーの後でちょっと残念。途中で先に行かせてくれたけどその前にも黒煙トラックが。。

県道、小倉南区 合馬の竹林→
over! しばらく竹だらけだった。横目に竹林。

峠を越えたら雲ってきて、山を下ると小雨がパラついてきた。んーどうしよう。。

211号を進んですぐに給油。
これから降りだすのかなぁ?っていう微妙なくらいの空だったけど、迷って進むのもつまらないので屋根を閉じた。

が、、直方で県道に出て少し進むと雲が割れて日が差してきた。

んー失敗。
宮若市竹原の少し広い路肩に停めて、また屋根を開いた。
全然手間じゃないけどね。少し雨を気にし過ぎだな。濡れるってくらいまで動じなくていいかも。
←県道、宮若市 福丸。犬鳴川沿いののんびりした道。

まだ不安定なナビ地図で福岡の先をどう進もうか見てたら、宇美町という地名が目についた。
ああ!宇美八幡って行ってみたかったんだ。

長崎に向かうにはちょっと南に逸れるけど、今日は移動メインって訳でもないので、少し回り道もいいかな。

久山町から県道を折れて宇美に向かった。
須恵町から近道で宅地の道に入ったら、バス通りで、ずっとバスの後だった。。。

県道、宇美町宇美→
宇美の町はしっとり瓦屋根が目につ町。
over! 宇美八幡の駐車場。

一時に宇美八幡に到着。
参拝客用の無料駐車場も広く(参拝はしないけど、、)、悠々と停めて神社を歩いた。

何か食べようかと思ったけど特に目を惹く店も無く出発。

今度は道路標示に「大野城」と言う地名が目についた。
ああ!大野城って行ってみたかったんだ。大和王朝の頃の石垣が残る巨大な城跡だったよな。
ってわけでその城跡を探しながら大野城市に向かった。

が、城跡らしき場所は見つからず、車を停めて携帯で調べてみたけどよくわからなかった。。迷ってても勿体無いから大野城はやめて、太宰府あたりを回ろうかと県道を走った。

少し進むと「水城跡」というのがあって駐車場もあったので寄ってみた。

ここに有った近隣の地図にバッチリ大野城跡とか大宰府跡とか出てた。ナイス!
こういう近隣観光地図が目的で寄ったんだけど、この「水城」も同時代の大和王朝が建設したものだったようだ。折角だから少し歩いた。

大野城に行く道すがら大宰府政庁跡に向かった。

太宰府は大和朝廷の九州の一大拠点。その府政庁跡は広い野原の公園になってた。
公園のすぐ脇の道を進んでみた。まるでここも公園の一部ような木陰の涼しい道だった。

←大宰府政庁跡の脇の道

裏から覗いた政庁跡→

これだけ広くキレイになってる国府跡も珍しいんじゃないかな?とか思ってたけど、国府は別なんだそうだ。

なんか水城といい大野城といいこの政庁といい、パッと見には九州王朝説なんてのもまんざらじゃないかもとか思えてくるね。常に都合いいように語り継がれるのが歴史だからね。

他にも色んな跡地があるけど後は割愛。先を急いで太宰府駅に向かった。
駅前は連休らしい凄い人混み。太宰府天満宮への客かな?ナビで見ると博物館から遊園地まであるようだ。
その駅の先から四王寺山に登る道に出た。
この四王寺山というのが大野山とも言って、まるまる大野城跡らしいんだけど道に案内はまるで無かった。そんなにマイナーなの?

峠な道を気持ちよく登ってたら岩屋城跡というのがあった。いやいやこれは確か戦国時代の城跡。無視して進んだら大野城城門跡というのがあった! が、車を停めるトコがなーい(T_T)

↑あ。道路脇に石垣、、
ってこれは何でも無いでショ。

ガッカリしながら進んでたら峠の頂き近くにちゃんと駐車場があった!
良かった。ここは丁度太宰府の町を見下ろせる展望所になってた。
それとハイキングコースと広めの野原があり、一応大野城の建造物の石積跡もあるらしい。大野城跡は展望とピクニックのオマケ的な扱いだった。
とりあえず展望 2500×550
そして少し歩いた

まだピンときてない大野城の大きさに驚きながら、四王寺山の中のカルデラに下る。ここが大野城の本丸ってことになるのかな。

そのまま進むと北の城門位置に石垣があった。
先程の駐車場での案内板で有るのは知ってたけど、こんなに大きく立派だとは思わなかった!!

ここは広めの路肩で車を停めてゆっくり眺めた。
此処にもちゃんと案内板があって解説されてた。

↑横目に百間石垣。over! 車を停めて百間石垣。click!

大野城の北の要だったそうで一番守りを固めてた所らしい。150mに及ぶ1,350年前の石垣!これ、お城好き必見だよね。ちゃんと調べて時間をかけて来なきゃ勿体ない城跡だわ。
斜面を登る道で石垣の上からも眺めたかったけど、ちょっとキツそうだったので、それはやめといた。。(へたれなエセ城好き)

山を下って、さっき宇美から来て曲がった交差点に出た。大野城を大きく一周して戻った形。
気まぐれな寄り道の積もりだったけど思った以上にたっぷり大野城を楽しめて満足。っていうか、迷いながらも「水城」「府庁跡」「大野城」と、計ったようにいい順番で廻れた。ナイスナイス。
その交差点を今度は南に曲がった。
混んでそうな太宰府天満宮を避けて、少し東に逸れながら県道を南に進んだ。

この県道、筑紫野市に入ると広い麦畑の新しいバイパスみたいな道になった。

少し雲が増えて来たけど、鳴きながら飛ぶヒバリを横目にのんびりドライブ。こういう何でもない所が一番ドライブを慢喫できる道かもね。連休はまだ長いし、とりあえず行けるトコまで行けばいいだけだし。

でも、行けるトコまで走らずに途中の小郡で500号に出た。ここら辺は下校の高校生だらけだった。そうか今日は平日なんだったっけ。
500号、小郡市大板井。宝満川を渡る大板井橋→
雲間から溢れる陽光。っていうか、すっかり曇っちゃった。。

この500号をちょっと走って鳥栖市街に進入。
そして34号に出た。
おお。やっと長崎に向かうような道に出たぞ(笑)

34号と言えば、武雄にも大楠の巨樹があるんだよな。今からなら日が暮れる前に着けそうだから行ってみよう!
と、思って進んでたけど、、一日の内にそう何本も見たんじゃ巨樹も有難味薄れちゃいそうだなぁ、、と思ってヤメた。

ってわけで、武雄の代わりってわけでもないけど、丁度近くだったので佐賀城に向かってみた。
夕方でさすがに少し混んだ34号を進んだら、小雨がパラついて来た。屋根どうしようか迷いつつ我慢して進んだら小雨はやんだ。ヨシヨシ。
佐賀城は佐賀の県庁や中心機関をニノ丸に収める形で大きく四角い堀を残す城。その東の本丸一郭が城跡の歴史博物館になっている。堀の周りを走ってみた。

←207号、佐賀市 松原。佐賀城の堀の前の道。
左の奥の建物が佐賀県庁。
over! 堀端西通りで横目にお堀。広く平らな堀だなぁ。

佐賀城で見たいのは現存建造物の門櫓だけだったので、周りを通過するだけでいいかと思ってたんだけど、目の前の駐車場が無料だったので、停めて歩いてみた。

そしたら木造再建された本丸御殿の歴史館も入城無料!うわ〜もっと早い時間に来たかった。

そろそろ日没なので、駐車する時に閉じた屋根のまま出発。207号をちょっと進んだら雨が降って来たので丁度良かった。
今度はちゃんとした降りの雨で、わざわざ屋根開けてたらさぞかし慌てたことだろうな。

←207号、佐賀市 嘉瀬町扇町。

でも34号に出てすぐに雨はやんだ。
今日はこんなんばっかだ。前の車だったらこんな雨は気にならなかったんだろうな。

大町で日帰り温泉の看板を見かけた。寄ろうかなぁ〜と思いつつ通過しちゃった。。

他にも無いかなと思いながら進んだけど、それよか腹も減っていて、武雄市に入った所で対向車側に大きなちゃんぽん屋さんを見かけたので、Uターンがてら夕食にと立ち寄った。

満腹満腹。通り過ぎちゃって良かった。
で、34号を少し戻って日帰り温泉「大町温泉 ひじり乃湯」に向かった。

国道から少し入り込んだ山の中にあって、露天風呂も広く裏の森をライトアップしてていい雰囲気の湯だった。
内湯のジェットバスで足裏の刺激がたまらなく痛気持ち良く、少し長湯しちゃった。耳に入る九州弁も心地良かった。

そして武雄から35号に出た。
長崎方面では、最近橋が無料解放されたばかりの生月島に行きたかったんだけど、夕方の雨が上がってからモヤっぽい感じだったので、また霧の生月島で凹みそうな予感。。それと、そこから一日で鹿児島までじゃ余裕無さすぎな気がしたので、今回はヤメた。

明日の早朝に長崎市内を回るくらいが丁度イイかなと思い、早岐から202号に出た。
川のような早岐瀬戸の先に黄色い月が見えた。

けど、202号を進んで西に向かう西海大橋辺りのしばらくは月も見えず真っ暗だった。

西彼杵半島の西の海沿いに出ると月も姿を見せた。
海をチラチラみながら月夜のシーサイドどらいぶ。よっぽど屋根開けようかと思ったけど、キザな気がしてやめた。

しばらく走った大瀬戸町の先に角力灘の海を見下ろす展望所の駐車場があったので、ちょっと車を停めて海に溢れる月光を眺めた。

←202号、西海市大瀬戸町。唐見崎の展望駐車スペース。
over! 雪浦の湾に溢れる月明かり。
夜景モードでブレないようにに頑張りました!(^^)v

その先もしばらく走って外海の道の駅「夕陽が丘そとめ」で停車。目的の長崎市内もすぐの場所。
ここで車中泊。
ここでも海に溢れる月光を少し眺めて、寝たのは十一時半。
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