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19.05.01 呼子95


水俣~3号~熊本~3号~植木~208号~佐賀~203号~唐津~204号~肥前~県道~鷹島~肥前~204号~伊万里~202号~早岐~205号~東彼杵~34号~大村~444号~鹿島

天気いい水曜日。天皇即位の日の祝日。GW十連休の五日目。
今日から令和。だから?って感じだけど、平成になった時は普通に働いて自粛ムードでつまらなかったから、それに比べれば暢気に連休を楽しめてて嬉しい。

朝は3時半に起きた。雨は止んでた。まだ早いから二度寝しようと思ったけどトイレ行きたかったから起きちゃった。
水俣の道の駅には江口寿史のイラストポスターが貼られてた。江口寿史は水俣市出身だったんだ。(?流山じゃなかったんだっけ?)

今日はどう廻るかまるで考えてなかったので、ゆっくり地図見て4時過ぎに出発。
結局どう廻るか考えつかず取り敢えずは引き続き3号を北上。走り出してすぐにまた雨が降ってきた。。暗くて雨はテンション下がるなぁ。(まだ寝てればよかった)
バイパスの南九州道には乗らずにしばらく黙々と下を走ってたら、田浦で営業中の弁当惣菜店を見かけたので咄嗟に寄ってイートインで食事休憩。

隣の道の駅に戻ってトイレ寄って、もう一回地図見て5時半前の出発。
やっぱりどう廻るか考えつかず取り敢えずは引き続き3号、少しづつ明るくなって日奈久温泉では海が見えるくらいになった。

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八代市街も3号で抜けて、いまだに熊本はどうまわろうか定まらず、もう一回地図見てじっくり考えようかと寄ろうとした道の駅は以然苦い思い出のあるとこだったのでついつい通過。。まあいいかとそのまま黙々と3号。ラジオを聴きながら進んだ。

その先では沿線に「ヒライ」を何軒も見かけて「ああ、熊本では普通によく見かける店だったんだ」と(ちくわサラダチップスを食べながら)思った。そんな熊本のスタンダードで始まった朝だから、今日一日は熊本をじっくり廻りたいとは思いつつ、アイデアは出ず天気も悪く、天草方面に折れることもなくそのまま3号を北上。

熊本市街に入ったのが6時半ごろ。雨は本降りくらいの強さでテンション落ちながらも、すいてる市街を少しウロウロしようと県道に折れて市街中心の熊本城に向かってみた。
熊本城は一度はじっくり見てみたいなぁと思ってて、だからこそそんなに余裕のない九州へのドライブでは寄れなかった城。こういう長い連休の今回こそはチャンスだと思うけど、雨だしなぁ、、
取り敢えず城の周りはまわったことがあり道を憶えてたので一回り、塀が倒れたままの二の丸の裏を抜けて「わーやっぱ地震の影響スゴイんだ、、」と思いつ二の丸広場の駐車場に来てみた。けど、有料駐車場は8時からで閉まってて、坂の途中からもう車を停めて待ってる車とかいた。。いやーいくら時間に余裕ある連休でもここで一時間半待つ気はなくターンして戻った。
天守閣がよく見えた桜馬場の駐車場もやっぱり8時からで通過。表の通りに出てこれで一周。稲荷神社のコインパーキングに入れれば歩けそうだったけど、雨だからやっぱいいやと熊本城はあきらめてカッコいい路面電車と並びながらそのまま通過しちゃった。

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3号に戻って引き続き北上。印象深いバイパスの長い直線の坂を上り、何度か寄ったお気に入りのラーメン店を横目に過ぎて熊本を後にした。
さて、このまま福岡の市街が続く3号を北上しても面白くないのでいい加減そろそろ進路変更、植木町で208号に逸れてみた。熊本はもうこのまま通過で佐賀方面だ!熊本城は時間合わなかったけど名護屋城はゆっくり寄れるだろう!と、やっと方向が定まった。

208号を進むとすぐに「金栗四三」の幟を見かけた。ああ、今の大河ドラマの主人公の金栗四三はこっちの出身だっけ。
しばらくは田原坂への案内板のほうが目に付いてたけど、田原坂を過ぎて玉名市に入ると金栗四三だらけ。玉名市街には国道沿いに大河ドラマ館を見かけた。あー時間が合えば寄りたかったなー。とは思いつつ、丁度いい時間に通ってたら渋滞しそうだから助かったなーていう方が強かった。
その玉名ではもう雨はやみ、雲が切れだしていた。ラジオの天気予報は昼には天気回復と言ってたので早めの朝からの回復の兆しで希望が持てた。

8時前に県境、福岡県に入った。
さて、目標が定まることはいいことでもあり悪いことでもある。一応道すがら気になったとこには積極的に寄ろうとは思いつつも目的地あるとあまり探すことなく、何か目についてもそれより目的地へとつい先を急いてしまう。
ガラガラの大牟田市街を抜けて、見慣れない西鉄電鉄の車輛に抜かされつつ、ラジオを聴きながらおとなしく進んだ。

柳川市街の水郷の雰囲気よさそうな街角の水路をチラ見しながら街をフラフラまわってもいいような時間だったけど、やっぱり市街へ逸れることなく迂回する形の208号を進んだ。
まぁ、国道からもチョコっと水路が覗けてたけど、車からじゃよく見えず写真に撮っても何が何だかって感じで、大川市に入って水路が川っぽくなった写真で「ああここまでの写真は水路を撮ろうとしてたのね」と思い出せたくらいだった。

筑後川で大川橋を渡ると県境、9時前に佐賀県に入った。福岡県もどこも寄らずだったけど、まぁ福岡県はどうせ帰りにまた通る筈なのでいいでしょ。

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川の中の島が県境なので佐賀側も似たような白い鉄橋の諸富橋を渡る。前に歩いた「筑後川昇開橋」の赤い鉄橋が横目に見えた。

今日は熊本県改め佐賀県メインのドライブ。佐賀を巡るぞー!とは思いつつ、朝からの流れでそのまま大人しく道を逸れずに進行。
前回佐賀に来て気になってた「三重津海軍所跡」くらいは寄ろうかと思ったけど、それ寄ったら「じゃあちょこっと有明海の干潟も見たい」ってなるのは目に見えてたしw やっぱりまずは名護屋城跡という目標に向かおうと、佐賀市街もつるっと抜けて203号に出た。

203号はもう唐津の東松浦半島へ向かう道で気まぐれな進路変更もないだろうから、そろそろ寄り道してもいい頃なのに「多久聖廟」とか惹かれつつも慣性の法則で逸れずに通過。。
坂を登った厳木町の道の駅でやっと小休止。少々混んでたけど誘導もあってスムーズに停められた。

10時の出発。203号は厳木バイパスを指していたけど、うちの古いナビではこのバイパスは全開通してないので下をそのまま進んだ。ら、そっちはもう降格して県道になってた。とっくにバイパスは全開通してたらしい。まぁ、しっとりした谷の道を下るだけだからいいか。
JR唐津線に沿って谷を下り203号と合流しつつ唐津に進んで204号に出た。

唐津市街は迂回する204号のバイパスだったので(唐津城とか)寄道を考えずに通過。途中渋滞してて「うわーこの先の半島はずっと渋滞かー?」なんて慄いたけど、詰まってたのはホンの一ヵ所で街を抜けるとスイスイだった。

唐房で他の車はみんな真っ直ぐ呼子に向かう県道に進んでいった。ので、自分は204号に沿って折れて半島外周をドライブ。細めの港町もガラガラでスイスイだった。

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まぁ聊か曇りがちではあるけど、これだけ空いてたら海沿いドライブの方が全然楽しい。時間は11時、真っ直ぐ向かってもどうせ呼子で大渋滞だろうから、手前で寄道して食事でもしてから覚悟決めて呼子に進むのもアリかな、、とか思った。
ってわけで、呼子のちょい手前で横道に折れて土器崎の岬に進み、唐津からの案内表示が気になってた「七ツ釜」に向かってみた。
道の先は広い駐車場になってて、思ったよりすいてて奥の方で停められて観光休憩。

たっぷり楽しんだけど車に戻ったのは12時過ぎ、ほんの一時間だった。駐車場前の店で食事して行こうかな、、とも思ったけど出発。(後から思えば食事しとけばよかった、、)

204号に戻って呼子に進むと、さっそく町の前で渋滞してた。覚悟はしてたけど中々コッテリ詰まっててチョコチョコしか進まず堪えた。
下り坂の先を見ると行商のおばあちゃんの手押し車で対向車が詰まっていて、こっち車線も停車した車をよけられずに詰まるというヤレヤレ状態。そしてみんな駐車場への右折の頭突っ込み勝負で大変そうなのを横目に通過。長く感じたけど時間を見ると10分ほどだった。
実は時間と船があったら壱岐とかまた行ってみてもいいかも、、なーんて思わなくもなかったけど、港に行く気も車を停める気にもならずに呼子は通過。

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港前を過ぎるとスイスイでこっちよりも長ーく詰まった対向車を見ながら気持ちよく町を抜けた。

道の駅には寄ろうかと思ったけど道すいてたから後でもいいやと通過して目的の名護屋城跡に到着。
意外とここの駐車場もすんなり停められて(昼頃はみんな港で食事なのかね)城歩き休憩。
 
 
こはさすがにじっくり、三時間半ほど歩き回って4時前の出発。
すぐ手前の道の駅に戻って何か食べようかーとも思ってたけど、そのほんのちょこっとも戻らずに204号の先を進んだ。せっかく天気が回復してきたのでドライブ優先。名護屋城周りの各武将の陣跡を通過して東松浦半島の西側にまわった。

少し先の「浜野浦の棚田」は車を停めて眺めようと思ってたんだけど、随分手前から脇道に停めてる車が見え、近くは路駐がズラリと並んでてなんか停まる気もせずに通過、、へたれー。道路上から棚田はひとめも見えなかった。

まぁいいか、それよりドライブ。日が暮れる前にもう少し走り廻りたい。と、いいわけしつつ先に進み、リアスっぽい入り江の海を眺めつつ、肥前町で県道に折れて鷹島に向かってみた。

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鷹島は橋で渡れる島。そして道の駅もあるので出発前に地図見てまず行こうと思ったトコ。県道からさっそく島が見えていい景色。島に渡る鷹島肥前大橋は立派な吊橋で海峡を横目に一気に渡った。
この橋は県境でもあって鷹島は佐賀県ではなくて長崎県だった。。知らなかった。

そして渡った先にすぐ道の駅があり立ち寄って休憩した。

ここで食事も軽食もして満腹で満足。その後は島内をドライブしようと思い、案内を見てて元寇の役の合戦場とか海中ダムとか気にはなったけど、、この島はT字の島の中央に道がのびてる形でどっち方向へも往復するだけの形で気が向かず、燃料も少ななかったのでここで折り返して橋を戻っちゃった。

204号に戻って進んだ少し先に見かけたスタンドで給油。ちょっと高かった上に(めずらしく)カードも使えなかったのでケチって10Lだけ入れた。

その204号は妙に変なルートで、その先半島の中央まで切り込んでまた折り返して海側に戻る形。なのでショートカットする県道に折れてみた。
ちょっと細めで農耕車が出てたりする道だったけど、道路脇に棚田が覗けていい道だった。そうだよね別に名のあるスポットじゃなくても棚田が覗ける所はあちこちあるから人が混んでるところで無理して停まることないんだよね。
(展望台も案内もなかったけど「中浦の棚田」というスポットだそうだ)

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また204号に戻ると更にガラガラの空いた道。連休も場所次第だよね、気分よくスイスイ進んだ。
海に出てポッコリ見える小山の島が福島。これも橋で渡れるし、こっちは海沿いに一周できる県道がある島。んー行こうか少し考えたけど、もう5時半前だし空もドンヨリしてたから渡らずに通過。

でもその先の伊万里湾に出たら日が差してきて、海がキラキラが輝いて見えたので福島に渡ってもいい景色が見れたかも。。ちょっと悔やみつつ、目の前の景色には満足しつつ伊万里市街に進んだ。(写真の島は伊万里湾の陸繋島の「釘島」)

それはそうと、その先はどう進もうか考えもなく伊万里に来てしまった、、(やっぱり福島をまわってればよかった、、)
平戸に行くか、山越えて佐世保に進むか、素直に南下して長崎に向かうか、裏を取って佐賀に戻るっていうのもあるな、、と悩みつつ、やっぱり素直に202号を南下した。

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どう進むか考えながら進んだらあっという間に有田に出て35号に合流。西の長崎方面に進むとすぐに県境、6時過ぎにまた長崎県に入った。
道はJR佐世保線の線路に沿って進んでて、オレンジの派手な車両に抜かされた。「特急ハウステンボス」だそうだ。

三川内で渋滞。まぁ夕方なので仕方ない。ゆっくり進んで早岐で道を逸れて市街に進んだ。
ホントは202号に進んで外海の方から長崎に進もうと思ってたんだけど、もう夕日に間に合わないし、かといって外海の道の駅で寝るには早すぎるしでヤメて、先に風呂を検索して早岐の市街の日帰り湯に向かった次第。
川のような早岐瀬戸と雲間に隠れる淡い夕陽を横目に街を進むと、検索してた日帰り湯「うずしお温泉」はホテルの建物の風呂だった。まぁいいやと入浴休憩。

あがるころには日も暮れて7時半の出発。もう202号に出る気もなくそのまま南下。205号に出て明るいハウステンボスを眺めながらのんびり進んだ。
夜の大村湾の景色も暗く、黙々と進んで東彼杵で34号に合流。ずっと南下して大村市街に進んだ。

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で、市街で国道を逸れて向かったのは長崎空港。前に来た時に野生のタヌキがワラワラ出てきてかわいかったスポット。
海に架かったながーい箕島大橋を渡って離島の空港へ行ってみた。ら、なんかその昔とは違って立派な空港に変わってた。。
車の往来も多くもう適当に路駐して休憩できるような感じでもなく、タヌキが出てきそうな雰囲気もなかった。
前来た時はもっと遅い時間だったのかな?(日誌で見ると9時過ぎらしく一時間しか変わらないようだ。っていうか12年も前だったのか、、そりゃ変わるよなぁ)グルグルと二周して諦めて橋を引き返した。

さて、もう後は寝るだけ。長崎県って道の駅少ないよね。。島原にまわろうかと思ったけど、痛風の発作が出た思い出があるのでヤメて大村からは真っ直ぐ444号を東に進んで半島の山を越えて佐賀県に戻った。

そして鹿島に抜けて207号に折れた。で、すぐ先の道の駅で停車。広い駐車場ではあるけど連休のわりには空いてて楽に停められた。
ここで五日目のドライブ終了。(本日の走行距離は405.7Km、燃費は20.8㎞/h)
今日は天気回復してきたので割りと観光っぽく寄り道でゆっくり。日数に余裕ある時に来ようと思ってたトコに寄れて満足。
丸めた寝袋に足のせてブランケットにくるまって、SNSや日誌の速報メモを上げてから眠った。

 
六日目につづく
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