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18.08.26 高取43


大和郡山~県道~奈良~169号~高取~169号~大淀~370号~橋本~371号~龍神~424号~みなべ~42号~尾鷲~紀勢道~長島~42号~松阪~23号~四日市


天気いい日曜日。有休つけた四連休の三日目。
今日はちょこっと早めの6時過ぎの出発。本当はもっと早く出るつもりだったけど起きたら何時もの5時半だったので仕方ない。この時間なら7時からの風呂と飯を頂いてからでもいいのでは、、と思ったけど、ちょこっとでもドライブモードに戻したくて思いきって出かけた。

今日は紀伊半島をドライブ。
と、漠然とした目標だけど、取り敢えずは少しまだ奈良県内をふらふら。宿前の県道を北に進んで奈良市街に行こうかと思ったけど、行きたいところがあるわけでもないのでやっぱヤメ。すぐ先の県道を東に曲がった。
帯解駅を通るその県道は奈良らしい町中の細い道で朝日も眩しかったけど、サングラスしてスイスイ抜けた。
そして169号を南に折れると、天理の市街に出た。やっぱり朝の天理は黒い法被を来た人だらけ。日曜朝から沢山歩行者歩いてた。

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天理の町を抜けると田圃の道。田圃の区間だけは広くて開放感。そんな田圃の合間に古墳が並ぶ。奈良は田圃と池と古墳だらけだった。

桜井市に入ってバイパスには進まずに町への169号を進む。
その先の全国の三輪神社の総本山「大神神社」に行ってみようかと思ってたんだけど、あちこちに三輪素麺の看板が出てて、どうせなら素麺が食べられる時間に来たかったな、、とか思ってヤメて通過した。。

桜井で折れて165号と合流して橿原でまた169号で南に進む。なんか、またどこも寄れずに奈良県抜けちゃいそうな感じだなぁ、、とか思ってたトコで開けた草原の古墳があって車が停められそうだったので寄ってみた。

その先では道の駅の標識があったので曲がってみたけど、ただの近鉄「飛鳥駅」の駅前だった。(いずれここが道の駅になるらしい。っていうか成ってから標識出してくれよ)

ちょっと寄り道モードになってきたところで、次は「高取土佐町並み」という案内を見かけたので道を逸れてみた。
ここは高取城の城下町なのかな。グングン坂を上る真っ直ぐな道沿いに古い町並みが見えた。
途中に観光駐車場もあったけど、歩く気はなく細い道だけど朝だからと車で通り抜けて見て楽しんだ。

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そして街の奥を廻って折り返して中ほどを横に通り抜けた。ら、こっちの道は更に細くて軒先を徐行して通り抜けた。一方通行だから対向車の心配はないので古い家並みを通り抜ける感じはこのくらいの方が面白かったりする。

街を抜けて出た県道はすぐに169号にも戻れるけど、逆にいけば山城の高取城の頂上付近まで行ってそうな道。ちょっと行ってみようと登ってみた。
グングンクネクネと走りやすい道を上ると観音様が見えて壺阪寺という寺の広い駐車場があった。五重塔っぽいのも見えたけど通過して登り続けた。

壺阪峠の上は南に下る県道との交差点、帰りはそっちに廻ろうかと思ってたけど通行止めで閉鎖されていた。。。
そしてここから先は道が細くなって、落ち葉、落ち枝、小石が落ちてて、苔生えてるところもあって少々荒れた路面。ちょっと面白くなりつつも、やっぱ勾配はキツくえっちらおっちら登った。
途中で城の案内があったのでここらで停めて歩くべきなのかな、、とも思ったけど、取り敢えず行けるだけ進んでみた。

県道の最後は地図通りでその先は未舗装の道が少しだけ続いてた。駐車場はないけど少しは広くなってて、二台ほど停めてる車もいたので先の先まで進んで転回して思いきり寄せて停めた。ここには城の案内はなかったけど、ナビ地図的にそんな距離でもなさそうなので歩いてみた。

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車に戻ったのが8時半前。さすがの日本三大山城!クタクタだけど満足で出発。でももう暑くて窓は閉めたままで空調浴びてゆっくりと山を下った。

169号に戻って芦原トンネルを抜けて大淀町に入るとすぐ先の下りの坂の途中に道の駅。食事休憩した。

9時半前の出発。大淀町は吉野川の突き当り手前で少々渋滞。空いてる方の西に曲がって309号を舐めつつ370号に進み、濁流の吉野川を見ながらスイスイ進んで24号に出た。
最近は京名和道バイパスの方ばかり通ってるからちょっと久々の24号、五条の町では「明治維新発祥の地 天誅組資料館」と言うのが気になったけどついつい通過。やっぱ戻って寄ろうか、、と迷ってる内に県境を越えちゃってヤメた。10時に和歌山県進入。

橋本で370号に折れて紀ノ川を渡った。そしてすぐに371号に折れて山に進んだ。「この先幅員減少 高野山へは370号九度山町経由で」としつこく書かれてたので、狭い道苦手な車はいないだろうと思ってたけど意外といて、追いついて先を譲られ、また追いついてを繰り返した。
ひと山越えるとすぐ脇に見える丹羽川の渓谷のいい景色になった。「玉川峡」というらしい。ああ、他の車はどうやら渓谷の川遊びに向かう車らしく、狭い道の合間の停められそうなところで停車していた。

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川遊びの車が集中してた所から先は急流が続くようで人も車もいなくなり、車の窓からすぐ脇に流れる渓谷を見ながら楽しくドライブ。これはいい景色。日差し眩しく輝いていた。涼しげだけど、試しに窓開けてみたら暑くてムリムリムリすぐ閉めた。。

細いトンネルを抜けて高野町に入ると川からは離れてグングン登って高野山に出た。細い谷の先の山の上に町があるのが不思議な感覚だった。
でも371号だと高野山は町の端の部分だけで寺はない。まぁ寺には興味ないのでそのまますぐに抜けて高野龍神スカイラインに出た。

この道は元有料道路で、有料の頃に一度通った時(02/9/21)以来の二度目の通行。無料化したのを知って「もう一度行ってみようかなー」とか思ってはいたけど、カーブが少なく面白い道という印象でもなかったのでなかなか来なかった。
けど、久々に来てみたら走り易くて気持ちのいい道。まぁ乗ってる車が全然違うからねw それと前回は天気も悪かったみたいで、今日は青天快晴。そして標高1000mでさすがに涼しく窓も開けて爽やかに走れたと言うのも大きい。たしかに眺望が開けた箇所は少なかったけど、その分集中して駆け抜けられて気持ちいい道だった。(けど、有料で2000円払ってまで通りたい道というほどではないかな、、)
道は県境の尾根の上の少し横を進むので、左側の時は何度か奈良県に出てたりしてたみたいだ。すぐに和歌山に戻ってたようだけど道路上に県境の表示はなかった。

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三分の二くらい走ったトコにある展望台の道の駅で休憩した。

12時前の出発。そうまだ昼前だったんだ。。けど昨日の残った疲れに朝の山城の疲れが乗って思った以上に疲れてたのが休憩してたらドッと感じて、ドライブも午前中の町と谷と山で満足してて、なんかいつもの午後遅くみたいなまったりモード。流す感じでスルーっと走って山を下った。

昼で混んでた道の駅をスルーして龍神村へ進み、県道に折れて紀伊田辺へ、、と思ってたのに曲がり忘れて国道を進んでしまった。でもまぁいいかとそのまま素直に424号に進んだ。
この424号もこの区間は久々で、こっち方向から進んだ事は無かったかもしれない道だけど、特に感慨もなく走り易い道でスイスイ進んで、どこも寄らずに南部の町に出た。その南部でも梅振興館の小さい道の駅も寄らずに海に走って42号に出た。
やっぱし県道で田辺に進んだ方が色々あったかもだけど、結局はのんびりモードで通過しちゃってたかもね。こっちルートの方が少し早めに海に出れるからのんびり走るには丁度よかった。

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田辺の町はバイパスでスーッと抜けて、白浜へは進まずに上富田町を過ぎた。
けど、またどこも寄らずにスイスイ抜けちゃいそうだと思って富田川は渡らずに県道に進み、ナビ地図にあった「大ウナギ生息地」って場所に進んでみた。
地図の差してた場所は旧道のようになった細道のカーブの奥で、車を停めて降りてみた。

富田橋で川を渡って42号に戻った。
すぐ海に出てちょい先の椿温泉の道の駅でトイレ休憩。

出発したのが2時ちょい。輝く海沿いの道をのーんびり空調ドライブ。

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先月行った能登半島のように、紀伊半島も走ってれば何かしら目に留まっていろいろ寄れるだろうと思ってたけどアニハカランヤ、まったりモードで気が向く事は特になく、幾つもの道の駅も通過して半島の南に走った。

そして今回の紀伊半島ドライブは、12年前に行った南端の潮岬や紀伊大島の先の樫野崎の灯台に久々にまた登ってみよう!とか思ってたんだけど、串本の町に出たのが3時。んーどうしようかなー思いきり観光地だしなぁーとか躊躇してる内に過ぎちゃって結局岬にも島にも進まずに半島東側に折り返しちゃった。。

その後も、橋杭岩は割と最近何度か寄ってるから通過も当然だけど、他に気になってた古座川の「虫喰岩」とかも「それより食事がしたいよなぁ、、」とか思って道折れずにそのまま42号を進んじゃった。

太地で新しい道の駅があったので寄ってみたけど、食堂はもう閉まってて空振り。。
太地は「くじら浜公園」の方に行けばまだ食事できるかなぁ、、とか思ったけどやっぱり思いきり観光地っぽいのでヤメ。結局また42号を黙々と進んだ。

そんななので、もちろん那智の滝など行くはずもなく(むしろこの時間から行けば空いてそうでチャンスな気もしたけど)那智勝浦もどこも寄らずにスルー。あ、スタンドで給油だけした。(空調で燃費下がってけっこうギリギリだった)

新宮の町では行ってみたいラーメン屋があったので、路肩で停めて検索してみた。ら、こっちは逆に夕方6時からの営業でダメ。
沿線には「熊野牛らーめん」の看板があちこちに出てて「それでもいいか」とも思ったけど、よく考えたらまだ外は全然暑くて窓開けてみたらラーメン食べたくなるような気温ではなくそのまま街を通過。。(どちらにしてもそちらの店も午後休みで行ってもやってなかったらしい)

町の先の熊野川で県境。4時半前に三重県に入った。
熊野灘の広い海を見つつ、ウミガメの道の駅で休憩。どうせここももう閉まってるんだろ、、とか思ってたけど、逆にここはまだまだ普通に開いてたのでゆっくり休憩した。

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5時の出発。引き続き42号を北上。防風林の松林脇の道を進む。ここらは渋滞のイメージが強いけど、今日は夕方なのにこっち側も対向車側も流れてた。

熊野では「獅子岩」に寄って行こうかなと思ってたら道から見えた。「獅子って言うか人の顔っぽいなぁ、、」と思った岩は別の岩で、その先に吼えた口の獅子顔の岩が見えた。対向車側だったし写真撮れてそうだから通過しちゃった。。

もう一度歩きたい気もあった「鬼ヶ城」ももちろん対向車側だから通過。もう何が気になってもどこも寄らないだろうと熊野の先からはバイパスに出てビューっと一気に尾鷲に出た。

半島の東側で夕陽は見えずすっかり影った夕方なのに、窓開けてみたら全然無理の下がらない気温。わー最終日くらい車で寝ようと思ってたけど、これは三重の山中ではキツイかも、、と、考えながら町を抜けて、尾鷲北から無料開放中の紀勢道に乗った。

岐阜の山まで進めれば寝れるかな?いや今年の岐阜は超熱帯だ。。長野まで?それはキツイし明日つまらない。。とか考えながら紀北PAに寄ってみた。
で、結局ここで検索して四日市のカプセルの宿を予約しちゃった。

紀勢道は有料になる手前の紀伊長島で下りて、42号で海から離れて峠を登った。繰り返すカーブの先の上の「荷坂峠マンボウの丘」の展望駐車場は工事中で閉鎖されていたけど、付近の道から長島の町と熊野灘の海ちょこっと見下ろせた。

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あとは一気に暗くなって夜道のドライブ。
この日寝ようかと思ってた涼しい印象の大紀町滝原の道の駅も、通過するとき窓開けてみたら全然蒸し暑かった。
その先の大台で少々渋滞。事故だった。

42号を黙々と走って8時前に松阪。一人でも気軽に入りやすい松阪牛の店でもあったらなー(あるわけがない)とか思いながら通過して23号に出た。
道はスイスイ流れてて15分くらいで津に出て、9時には四日市に出れた。
宿は市街の中心ではなく、まずは164号で市街に進み、365号を北西に進んで10分くらいで着いた。
混んだ駐車場の端に何とか停めてドライブ終了。カプセルホテルかと思ってたけどそうではなくて、日帰り湯のカプセルコーナーだった。。

洒落た感じではあったけど、館内着はLまでだし、風呂はたいしたことない。
宿泊者全員分のロッカーもなく、ルームは安普請でぜんぜんカプセルじゃなく、TVもないどころか天井が開いてて暗くならない。。
防音ゼロで、日帰り湯の方でさわぐ子供の声が丸聞こえ。多分自分のイビキも響き渡るんだろうな、、とか思ってたら先に他の怪獣が唸り始めたので気にせず寝た。
いままでで一番印象の悪い寝床だった。これならネカフェで充分。昨日の宿が気に入ってただけにこの日は大失敗。場所はいいから気に入ればまた使えるかもとか思ってたけど、もう二度とこない。三重県内でとか考えずに名古屋で探せばよかった。。

 
四日目につづく
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