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20.08.09 七尾32


魚津~県道~富山~415号~新湊~415号~氷見~160号~七尾~159号~金沢~県道~野々市~157号~大野~158号~高山

天気いい日曜日。山の日を含む三連休の二日目。
起きたのが遅く出発はなんと9時ちょい。(駐車場では隣の車が土浦ナンバーでちょっとホッとした)
朝の空は薄曇りで気温は25度くらいあったけど湿気がそんなでもなくいい感じなので窓開けて出発。
魚津市街をゆるゆる進んで海沿いの「しんきろうロード」という道に出てみた。ここら辺の海沿いの道は前に夜に通った憶えがあって、橙の街燈と暗い海の雰囲気も良かったけど、やっぱり明るい時間で海が見える方がいいね。
だけど、朝のテレビでコロナコロナ言ってて出掛けるのが後ろめたく感じてたのも事実で、人が少ない時間に廻って、人が集まらなさそうな所だけ廻って、早めに帰ろうかな、、と弱気になっていた。

だので、今日は寄道も最小で、、なんて思ってたんだけど「米騒動発祥の地」なんて言うのを見かけてさっそく寄道。まぁ誰もいないし。

そのまま海沿いの道を進み西魚津で県道に出た。すぐ先に魚津水族館があった。日本一古い水族館という事で興味あったんだけど今日は寄れないよね。。(っていうかどうせ開館時間前だったし)と通過。
滑川市に入ると細めの軒先の道になった。ここも何度か通ってる道。でも明るい時間にゆっくりと走ってると意外と古風な建物もあって雰囲気いい道。「宿場回廊」というコースの案内板もあった。

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富山市に入ると細い区間はなくなって、たまにかっこいい松の木が見えた。古くからの街道って感じだった。
岩瀬浜の富山港線の終点駅を曲がると「富山港展望台」という案内が見えたので運河沿いの道に折れてみた。運河から海沿いになるとすぐに展望台が見え、公園になってて駐車場もあって停車。展望休憩した。

かなーりのんびりしたつもりだったけど20分ほどで次に来た人たちと入れ替わるように車に戻った。
それまでもやーっとしてた空も青空が見えてしっかり晴れてきて厚くなってきたのでもう窓は開けずに進行。415号に出て荻浦橋で神通川を渡った。車が増えたけど富山ナンバーしか見かけなかった。。
そして四方の町は新しい県道で迂回しつつ415号を進みつつ、富山新港の手前で新港大橋への道へ折れた。町を迂回する新しい道や港を渡る橋が開通してもクネクネ曲がる415号のルートは変わらないんだね。。

そして新港大橋を渡る。ここは開通する前から来て見上げてたこともあり開通後も夜に通っただけの橋。二年前に見た航空自衛隊のアニメ(ひそねとまそたん)で主人公がスクーターでダイブするシーンで見た場所。なるほど橋の上は風除けのフィンが脇に張り出してるからダイブしやすそうだった(いや、無理だろww)

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そして大きく高い橋だけに下りの眺めは広く見下ろせて能登半島方面に万葉ラインの二上山がよく見えてた。(向こうからこの橋も見えてたしね)能登半島の先はもうもやっちゃってよく見えなかったけどいい眺め。空気済んだ季節なら逆方向に渡れば立山連峰とか見れそうだけど、この季節はこっちの方がいい眺めだと思う。

港の西側には海王丸とかあるけど前に寄ったので通過。それより何か食べられそうなその横にある「新湊きときと市場」に寄ってみた。駐車場はほとんど富山ナンバー(たまに石川・金沢)だった。

10時の出発。奈呉の浦の海沿いを走って荘川の土手下に廻って415号に戻った。
土手から逸れると少し混んでたけど415号に沿って北に折れるとすいてた。

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で、小矢部川の河口もぐるっと回って伏木に出た。
前に国分寺とかウロウロしてたのはいつ頃だったっけねーとか思い出しながら整った並木道の坂道を通過した。

その伏木の先で富山湾の広い海沿いに出た。
ここにある雨晴海岸ってちょっと寄ってみたかったんだよなぁ、、とか思ってたら道の駅があった!いつの間に、、
でも手前の第二駐車場に入ってみたけど満車。。先の駐車場も満車だった。無理ならいいやと出ようと思ってたらタイミングよく出る車がいたので停められた!ナイス。無事に休憩できた。

こんな海の真ん前で眺めいい道の駅じゃ駐車場もなかなか空かずあふれちゃうよなぁ。。とか思いつつ自分もしっかりゆっくりして11時過ぎ強の出発。
引き続き415号で氷見市街に進んだ。
やっぱ氷見の町は160号で通過するよりこっちの方が雰囲気あっていいよね。道もすいていてゆっくり進めた。
アーケイドの商店街では、あれ?以前は藤子不二雄Ⓐのキャラの像が立ち並んでたけどなくなっちゃったのかな? とか思ったけど、それがあるのは中の橋の先の区間で、今でもちゃんとあった。

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市街を抜けてそのまま県道に進む。氷見の道の駅はパス。前に寄ったしお腹いっぱいなので。
その道の駅から続く公園の先で海沿いに出た。
湾曲した浜の先に軍艦島の艦首のようなカッコいい崖が見えた。能登半島はキレイな崖ができやすい地質なのかなーとか思いながらナビ地図見ると、その崖の上は城跡らしかった。興味持っていこうかと思ったけど、その先の県道からその阿尾城跡への道は細かったので曲がるの躊躇して通過しちゃった。。(駐車場なさそうだし、、とか思っちゃってたけど調べたらあったらしい。。次回は寄ろう)

で、阿尾の先で160号に出た。
この160号が意外なことにガラガラでしばらく完全に独走。富山湾沿いの道を気持ちよくスイスイ悠々と快走。窓が開けられればもっといいんだけど、試しに開けてみても「むりむりむりむり」とすぐ閉じた。

したらすぐに県境。石川県に入っちゃった。。あれ?
富山って氷見までなんだったっけ?うっかりしてた。なんか七尾まで富山のつもりでいて、今日は富山メインだから七尾で折り返そう、なーんて思ってたけど、こりゃいけねぇ。どーしよっかなー、、、とか考えつつもスイスイの海沿いの道が気持ちよく、まぁいいかとそのまま七尾に走った。

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そして12時過ぎに七尾市街。
七尾は割と思い出の地。初心者マークの頃に無謀な週末ドライブで来ちゃったトコでもあるし、その数年後には友達同士車二台五人で能登半島に旅行に来た時に泊ったのがこの七尾の少し外れの赤崎温泉ってとこで、夜は七尾市街で飲んでカラオケしたりした。
けど、その後は道の駅になったフィッシャーマンズワーフに立ち寄ったくらいでほぼほぼ毎度通過。あとは夏祭りの渋滞がキツかったくらいで初期の思い出だけの町だった。

ので、あらためて七尾を折り返し地点として目標に、、とか考えてたものの、とくに何処に寄るとかあるわけでもなく行けば何かあるだろうと言ういつもの悪い癖。とりあえずスタンドで給油。(初めて来たときと一緒で今回もちょっと燃料残量キツかった)
そしてー取り敢えずまた道の駅に行くという芸のなさ。っていうか少々暑さにやられてバテ気味だったので、涼むだけでもというつもりで休憩した。

結局寄るトコ探すのも忘れて出発。思い出があるんだからいいだろうと159号で市街を出た。
けど、少し走ったら「七尾城跡」の案内を見かけて、あ、これ行こう。と県道に折れてみた。
ナビ地図見ると山の上まで県道が続いてるし、途中の案内も絵入りでちゃんとしてそうだから大丈夫だろうと、その先で細めになった山道をグングン登った。
そしてちゃんと上には駐車場があって一安心。(安心したってことは半分は訝しんでたんだな)停めて城歩き休憩。

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軽い寄り道のつもりが1時間半の山歩きになってしまった。。汗だくで2時半に車に戻ってエアコンで落ち着いてから出発。
七尾湾を眺め下ろしながらグングン山を下った。この城跡への県道と上の駐車場だけは他府県ナンバーだらけで対向車に関東ナンバーも見掛てそういう意味でも安心した。

そして159号に戻って南下。国分寺跡の歴史公園とかあったけど今日はもういいや、、へとへとだし満足だから(国府じゃないし)と通過して広く眩しい能登の田んぼ道をのんびりドライブ。薄めの雲は割と長く多く少しは陽光を和らげてくれていたのかな。

もう案内板もみてなかったつもりだけど、宝達志水町に入ると「オムライスの町」という看板が気になった。オムライスのありそうな店でも見かけたら寄ろう!と思ってたけど、店は全然見かけずに249号に合流かほく市を南下。
海からの道に合流するとバイパスになり、津幡町で8号に合流した。

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そして金沢。8号から逸れて159号山側環状バイパスに進む。
で、359号に折れてまた富山県に戻ろうかなーとも思っていたけど、359号もパターン化してて面白味うすいく、どうせまた広域農道で横断するだけになっちゃいそうな気がしたからヤメ。そのまま山側環状を県道に進みぐるっと回った。

この山側環状は前にぐるっと走った記憶あるけど、別の記憶だった、、どこの町だ? 思っていたのと違う風景と大回りくらいの環状に戸惑いつつもそのまま南側まで廻り、白山市に入ったトコで157号に折れて南下した。

そういえば昼らしい昼は食べてないのでさすがに空腹、なんか店あったら入ろうと思って進んでたら道の駅の案内があった。トイレも行きたかったのでその白山の道の駅で休憩した。

出発したすぐ先に「白山比咩神社」の案内を見かけ、そういえば前に行こうと思ってたっけと思い出して道を折れ、少し戻る形で行ってみた。広い駐車場に止めて参拝休憩。

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5時の出発。少し来た道を戻って157号に戻った。
あーあけっきょく何も食べられなかったなぁ、、もう少し手前で何かちゃんと店探して寄るべきだったなぁ(オムライスとか)、、とか思ってたら、「熊丼」という幟を見かけた。熊?食べたい!と一旦通過しちゃったけどすぐ先で転回して戻ってその店に寄ってみた。ちゃんと営業中で無事食事休憩。

満足の食事で6時ちょいの出発。やっぱこっちに廻ってきて良かった。
すぐ先で360号との分岐。その360号の有料道路「白山白川郷ホワイトロード」は通行止めとずっと手前の案内で見てたけど、前の車はみんな360号に逸れてくれてて嬉しかった。
ってわけでその先のダム湖が続く道はガラガラすいすいで気分良くドライブ。そういえば157号はこっち方面から南下するということは滅多にないので見憶えある風景もより新鮮で楽しく感じた。

谷トンネルで県境。6時半前に福井県に入った。
トンネルを抜けると山間に沈みかけた夕日が丁度目の高さだった。眩しくオレンジに照らされながらぐんぐん峠を下った。
勝山に下ると片側二車線の道に出た。この道もガラガラ。周りの山が高いからか夕焼けは見えずにもう日没ムード。寂しげな雰囲気だった。
少しとばして越前大野に進み158号に折れた。

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158号はいつもの帰り道。いつもは最終日の午前中に通過するくらいの位置。余裕過ぎ。
取り敢えず真っ暗になった山間に進行、工事片側相互通行が何カ所かあって団子の列になってしまった。。

ジリジリしながら進んで九頭竜の道の駅で停車。今日の宿を検索。
高山で取れればベストだけど、なければ松本、、は行きすぎだよなぁ、、とか思ってたら高山ですんなり安いBHがとれた。ナイス。っていうか普段のお盆時期だとこうはいかないかもね。

ってわけであとは引き続き真っ暗な158号を黙々と走った。
油坂峠道路のトンネルで県境。8時に岐阜県に入った。

油坂峠でも結構気温下がってたけど、岐阜ではもっと下がって、荘川で20度。夜は虫で窓開けられないから湿気はわからないけど、あ、これは車で寝れたかも。。とか思った。
その先の松ノ木峠では19度まで下がってた。昼間は何度だったんだろう。今年のオアシスは長野じゃなくて岐阜かな。

道はよくスイスイ走れてペースはいいものの、真っ暗な山道で何もなく更に目的地が決まってると時間が長く感じるね。高山には9時半に到着した。県境から高山がこんなに遠いいとは思わなかった。
宿は市街でも街道沿いでもない山間にあるルートイン。(温泉浴場あって朝食付くのに安い上にGoTo割でさらに安かった。車で寝れる気温でもこれは泊まるべきだと思えた)駐車場は入り口近くは満車で少し上った上の駐車場の奥で停められた。9時半過ぎ強の到着。充実の一日だった。(本日の走行距離は389.5Km、燃費は19.4㎞/h)

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