富山市東岩瀬町海岸通りにある展望塔。
もっと簡素な公園の一角にあるいつでも登れるくらいの展望台を望んでたんだけど、思ったよりも大きくちゃんとしてた。
あーこりゃ朝の9時前じゃ開いてないかも、、
と、思ってたけど、来てみたら入口開いてた!
9時かららしいけど5分前に既に入れるのは嬉しいし、疫病の流行で閉鎖されててもおかしくない昨今なので余計にうれしかった。(むしろいつでも登れるような展望台の方が閉鎖されやすいかもね)
入口の案内板はチラ見で早速中に入ってみると、内部一階は資料展示もあって塔や港の案内パネルや昔の富山港の絵図などが並んでいた。
階段は四角い塔の胴に螺旋状にあり中心は空洞だったので、パッと見上げた感じ高くて登るの怯んだ。。
けど、今日はもう他ではゆっくり寄り道してられる雰囲気じゃないかもしれないという思い込みから敬遠する選択はなく、資料展示をぱーっと見てまわってから階段をずんずん登った。
そして20mの展望室に到着。
意外と運動不足でも一気に登れるくらいの階段だった。(ハーハーいいながらだけど)
展望室は大きなガラス窓の室内で、他に人もおらず貸し切り状態。
階段登ってきて汗だくだっただけに冷房効いてて有り難かった。
高さは20mとはいえ他に高い建物もなく充分なほどよく見渡せた。
富山港の中ほどなので北側の富山湾の海までは距離があるけど、「富山港展望台」という名のままに目の前の港は一望。湾内には中古車を乗せたような怪しいタンカーが一隻いるだけだった。
港は運河になって富山市街に続いてるので真南が富山市街の中心。
東側は低い瓦屋根の宅地で、すっきりした天気なら立山連峰が見えるらしくガラス面に山の位置案内が書かれていた。もやっとした季節で何も見えないけど想像しやすく楽しめた。
「案内用テープ始動ボタン」というのがあったので、押してガイド音声を聞きながらのんびり展望。富山湾の事がしっかり開設された。下の案内パネルはじっくり読んでなかったから丁度良かったし、展望室の案内パネルも音声で分かりやすくてよかった。
壁にあった黄色い注意書きにの一枚はコロナ対策の見学の注意、もう一枚は展望台の周りにいる「オオハキリバチ」は人を襲わない花蜂なので駆除対象ではないけど、刺激しないようにとの注意書き。
こんな高いところにそんな蜂がいるの?と思って手前を見ると、けっこうウジャウジャいた。。展望では遠くを見るから気が付いてなかったw
っていうか、こんな上に巣をつくってるの?花の蜜集めて20mも上がってくるのか。ご苦労さんだなぁ。
ガラス窓は全部しまってるので気にせずのんびり展望した。
湾内の水上を飛ぶアオサギがカッコよかった。
そして登る前よりも晴れ始めてて青空が見え始めて日差しもでてきてて気分良く眺められた。
ガイド音声が終わっても回りながらゆっくりして階段を下った。
階段途中にある小窓のガラスは羽板が上向きに開いたルーバー窓で、風が上向きに入ってくるので下りは涼しかった。(ハチは入ってこないのね)
そして下に降りて公園側に歩いて展望台を眺めてみた。
港の南西の金毘羅神社にある常夜燈をモデルとした展望台。なるほど、言われてみればそんな形だわ。
公園内にあった錨は何の船のかとか解説はなかった。そして公園内は雑草多くとにかくもう蒸し暑いので外でノンビリはしてられずに車に戻った。あとから来た人たちと丁度入れ替わりくらいで出発できた。