どらいぶ日誌
2013/8/4

信濃〜県道〜飯山〜117号〜下条〜県道(休)〜岩沢〜117号〜小千谷〜17号〜長岡〜351号〜栃尾(食)290号〜新発田(食)(休)460号〜水原(休)49号〜西会津〜400号〜南会津〜352号〜上三川〜4号〜小山〜市道〜結城〜県道〜松戸
ぐっすり眠って朝は6時過ぎに目が覚めた。起きたら寒かった。。スゲー寒かった。。寝袋で寝れば良かったってくらい寒く感じた。(ぐっすり眠れたけど)
トイレ行ったら他の人も震えてた。長袖シャツ持ってきてて良かった。
寒いけどそれは此の夏の盛りには寧ろ歓ばなくてはいけないこと。気合い入れて屋根開けて出発。
道は少し18号を戻って野尻湖湖岸に出てみた。
2010年の酷暑の夏に来て暑くてガッカリして以来だけど、さすがに今日はひんやり肌寒い湖岸で印象挽回。
走ってる学生を避けつつ細めの湖岸の県道を下から西に廻った。

県道、信濃町野尻。野尻湖湖岸→
over!&click!走ってる学生を避けてゆっくり進んだ。

←県道、信濃町古海。野尻湖南西岸。
細いクネクネ道。幅2.0m。
over!木々の合間の湖。
ずっとチラチラとしか見えなかった湖は西の端の奥で広く姿を現す。後に黒姫山も見えた。

でもここで県道は湖を離れて山を登り、斑尾高原に向かう。

ぐんぐん登るとゴルフ場のリゾート高原。雲は多いけど正面から日が差して眩しかった。

←県道、信濃町古海。

と、思いきや、すぐ先の県境で新潟県に入ると一気に曇って小雨降ってきた。。
寒いし屋根閉じようかな、と迷いながら進む。

ホテルのある斑尾高原の正面で、またすぐに長野県に戻って山を下る。
その下りの途中から雲が切れて、これまた一気に晴れだした。少しは周りの山も眺められて気分良く一気に飯山の町に下った。

県道、飯山市飯山。over!ぐんぐん街に下る→

でもまた飯山の街に下ると曇ってきた。雲が多くてはっきりしない天気。
でも山を下って気温はちょうどいいくらいで走るには楽だからいいか。

飯山城址とか寄ろうかと思ったけど、曇ってたのでやめてそのまま117号に出て北に走った。

←117号、飯山市飯山。ややドンヨリ。
over!横目に山のシルエットはいい感じ。

117号は千曲川に沿って進む。
えっと、、この区間は去年も走ったかな。あんまし新鮮味なかった。

117号、飯山市瑞穂豊→
over!対岸にJR飯山線が通過。

また少々小雨が舞いながらも気にせず進んで県境で長野県終了が8時前。
新潟県に入るとまた「大地の芸術祭の里」の幟が並んでた。

今年も何か気になるような題名の作品が案内されてたらちょっと寄ってみようかなー、、とか思いながら、津南、中里と進んで十日町に来ちゃった。

←117号、十日町市山崎。旧中里町田沢の町。
over!十日町市寅甲。バス停は「十日町本町3丁目」だけど住所は「本町」じゃないんだね。

十日町市街を抜けて、今回はスルーかな、、とか思ってたけど、十日町市ラストの下条で「うぶすなの家」というのが気になって、県道に折れてみた。

最初は走りやすい棚田の田舎道だったんだけど、意外と町から距離あって奥の奥でグングン進んで細めの県道に折れた。

県道、十日町市東下組→
横目に谷間の田圃風景。

細いけど舗装がきれいで安心の道を進むと、願入の集落にちゃんと駐車場の案内もあって「うぶすなの家」到着。車を停めて見物。

そしてそこですすめられた「みしゃぐち」というトコにも行ってみた。

小雨が舞ってたので屋根閉じたまま、道路上に転げ落ちてきたウリを拾うおじさんを待って出発。

ナビ地図で見ると、この県道はドン詰まりではなく、寧ろ大きく廻ることもなく117号に出れるようなので、そのまま進んだ。

道は細く、うわーこれ対向車来たらやだなーと思いながら小さな丘を越えて坂を下ると、すぐ横に池があった。鏡のように静かにひっそりしてた。
なーんて溜池を眺めてる場合ではなく、、気付けばその先は未舗装だった。。
えー、どうするー?
と思っても、転回するスペースはないしバックでクネクネの細い坂道を登るなんて無理だから進むしかないよね。
で、覚悟決めて進んだら、これまたなんとも草ぼーぼーの道で心細かった。。
心細いどころではなく、徐行で進む程にどんどん草は深くなり、雑草が腹を撫で、脇の草はとうとうブラシ状態の藪漕ぎ県道。なんじゃこりゃ。

草で視界ゼロ。これマジで屋根閉じてたのがせめてもの救い。。
それと対向車来なくてよかった。。いや、対向車も人も通らないからこれだけ草生えっぱなしなんだろうな。

恐る恐る祈りながら徐行で進むとやがて視界が開けて、また溜池に出た。池to池か。

思えば路面はきれいに均されてて、草と細さ以外はちゃんとしてたのかも。。冬期閉鎖明けに整備してそのまま生え放題って感じだったのかな。。

なーんてホッとしてたら甘かった。まだあった。
ちょーっと勘弁してよ。。これ県道でしょ?「大地の芸術祭の里」から来る人を考えたほうがいいんじゃない?あ、ここはもう市境越えて小千谷市だから関係ないってことか?
そしてやっと雑草ブラシゾーンを抜けて舗装路復活!
人もいる。一安心だ!
とか思ってたら、農作業のカブのおっちゃんに珍しいものを見るような目で見られた。
やっぱ珍しいんだ。この県道を通る車は。
もう少しの間細い道を進んで、まともな県道に合流した。ホントに一安心。いやーすげー長く感じた。

広めの路肩に車を止めておりて、傷とかついてないか確認。草ばかりだったので傷は見当たらなかった。けど、バッタだらけだった。

バッタを乗せたまま出発。
すっかり気楽な下り坂の県道。すいすい下ってたらなんか雲も割れて少し晴れてきた。

←県道、小千谷市岩沢。

これはもう雨はなさそうだなと思い、ボンネットのバッタが消えたところでもう一度車を止めて屋根を開けた。

んーやっぱ圧迫感の後の開放感は心地いい。
まっすぐ下って、岩沢で117号に戻った。

117号はクネクネの信濃川に翻弄されながら緩やかに進む。

山本山高原というのが少し気になったけどしばらくは寄り道はイイやとそのまま117号。
のんびり田圃の緑に癒されながら進んだ。

117号、小千谷市山本→

小千谷の町を抜けると117号終点。信濃川を渡ってきた17号に合流。でもまたすぐに信濃川を渡って東岸を走るので、117号からくると出迎えていただいたような印象。

←17号、長岡市妙見町。越の大橋。

信濃川東岸の17号は長岡までずっと片側二車線のバイパス道路。スイスイと長岡に走る。
長岡では寄りたいトコも頭にあったけど、やっぱり今日はイイやって感じで(草叢で疲れた351号に折れた。

351号、長岡市乙吉町→
over!長岡市北荷頃。山間でバス蓋ドライブ。

でもこの351号、くそ遅い観光バスに蓋されて、山の中を列でトロトロ走行。
最初はまぁいいかとのんびり流してたけど、だんだんイライラしてきちゃったので、栃尾で避けて道の駅に寄った。

栃尾からは290号に出る。
緩やかに山あり谷ありで田圃も青い田舎道。んー何度か通ってる道だけど、なんか印象薄いんだよね。あまり特徴的な道ではないよね。
道もそんなには空いてはいなかったけど、とりあえず大きい車も極端に遅い車も前にいないのでのんびり進んだ。

←290号、三条市長沢。

村松の町に出た。カツカツ曲がる城下町。
でもシャッターだらけで寂しい町並み。日曜日だからだよね。。

290号、五泉市村松→

←290号、五泉市馬下。
阿賀野川に架かる馬下橋。欄干に土器が乗ってた。
over!川は増水して濁流だった。

49号を跨いで尚も290号を北上。
この区間もあまり特徴はない山の脇の道。
以前桜の花咲く季節に通った時は桜の木が続いててキレイだったけどね。

そんな感じで新発田まで走る。

なんか新発田の街も結構シャッター続いてて村松と変わんない感じ、、、あれ?前来た時はもう少し賑やかだったような、、とか思い返してて、その時に入ったラーメン屋がおいしかったなぁなんて思い出したら腹減ったので行ってみた。

昼で混んでるかな?とか思ったけど店前の駐車スペースに空きがあったので無事停められて食事した。

食後は折角だからこのラーメン屋のすぐ近くの新発田城、脇を通るだけチラ見していくかとか思って城への道に入り込んでみた。

←新発田市大手町。
帯曲輪の道から見た辰巳櫓と本丸表門。

でも通り抜けた先の城址公園の駐車場が空いてたので、やっぱ少し歩くかって気になって車を停めた。

通過するだけのつもりの新発田だったけど、思いのほかのんびりしちゃってもう1時半。もっと北上して山形に廻って行こうとか思ってたんだけど、なんかちょっと蛇足かなって気がしたのでもういいや。
ってことで新発田からは少し開いて戻る形の460号を南下した。

この道はさっきの290号と7号の間を走る道。しばらく町が続くけど広い田圃の真ん中に出ると気分いい。

460号、新発田市竹俣万代→
over!広い田圃区間。

ちょっと進むとあっという間に水原の街に出た。
大回りせずに帰るんだからもう少し寄り道してもいいかな?とか思ってこの街に何かないかとナビ地図を探った。
瓢湖というのが気になって、街中を抜けて向かってみた。

←460号、阿賀野市(旧水原町)北本町。
落ち着いた町並みにすごく目立つ蛇口。

その瓢湖では「ハスまつり」の幟が並んで横目にも結構咲いているのが見えた。おお、なんかいいじゃん。駐車場に車を停めて歩いてみた。

小雨降ってきちゃって屋根閉じたまま出発

時間も2時半で、これで終了かな、あとは素直に帰る道かな、と思って49号に出た。ら、出てすぐのところで何やら櫓らしきものと「越後府跡」というのを見かけた。気にはなったけど、もう今回はいいよな、、また次回にしよう。と通過したものの気になって、すぐ先の信号待ちで引き返して寄った。

あとはお馴染みの49号を黙々と進んだ。
雨は降ったり止んだりだった。

49号、阿賀町五十島→
阿賀野川に沿って続く取上洞門。

洪水被害の復興からか立派になった洞門や新しげなバイパスの道などで元々スイスイだった道は更にスイスイになって、流れて新潟県を抜けた。
走りやすくなったのはいいけど、景色は以前の方が断然良く、残念さも多少ある。

49号は、福島県に入ると雨はなく路面も乾いていた。けど屋根は開けずにそのまま進んだ。
西会津まで走って今回は道の駅には寄らずに給油だけした。
まだ少し余裕だったけどここで入れとかないと暫く辺鄙な道に入るから。ってことで400号に折れた。

←400号、西会津町下谷。

割とよく通る西方街道のコース。
やっぱ屋根開けようかとは何度か思いつつも、只見川に抜けて252号に合流すると小雨が降ってきたから開けないでよかった。

252号では「沼澤湖水まつり」の幟や横断幕が出てて気になった。ちょっと寄ってみようかとも思ったけど、もう4時過ぎてるからヤメた。(けど後から地図で見ると特に遠回りでもないから通るだけ通ってみても良かったかもしれない)

小雨はパラパラのお天気雨になって、金山まで進むと雲が割れて陽も差した。やや濁流の只見川も輝いて見えた。

400号(252号重複)、金山町川口→

金山から252号と別れて山に入る。しばーらく独走でスイスイ黙々と進むと山の中に水汲み場があった。ああ、いつも見かけつつ通過してたトコだ。今日は車停めて水を汲んだ。
そして田島に抜けて121号に合流。

んー5時半に田島ってあまり余裕な時間じゃないよな、、とか時間の計算するのもつまらないので、深く考えずに呑気に流れた。
朝から変わりやすい天気の一日だったけど、最後に夕日が見れると悪くない空だと思える。

←121号、南会津町糸沢。

少し休憩しようとその先の田島の道の駅に入ってみたら、、
林間学校だか何かの中学生らしき集団でいっぱいで賑わってた。
こりゃ休憩にならないやと思いヤメ。駐車場を廻ってスールして道に戻った。。
そして福島県終了。
上三依では前の車がみんな400号に進んでいったので、僕はやっぱりすいてそうな121号に進んだ。

流石にしばらく独走で、くねくねの楽しい121号を進む。

でも五十里湖まで進むとトラックが蓋した列に追いついちゃった。。
少しイライラしてきちゃったので、気分転換に湯西川の道の駅によった。

サッパリして7時前の出発。日没過ぎてどんどん暗くなってきた。しばらくは遅い車もなく気分良く流れたので丁度いい休憩だった。
スイスイ走って、明るい今市の街に出たのが7時半。
そのまま121号で例幣使街道の杉並木。
夜の細い杉並木はホント真っ暗でクネクネで面白くちょっと楽しんで走れた。
けど並木も半ばで前の車に追いついちゃって、後半はのんびりの暗闇ドライブ。

鹿沼に抜けて352号に出て上三川。
4号バイパスに出たのが8時半。だけど、なんかバイパスは混んでた。。幹線道路ってダメだねぇ。

少しは混雑にまぎれつつ車線選んで進んでたけど、小山市に入ると渋滞っぽくなった。詰まって止まったトコで迷わず迂回。市道でナビ地図探って結城に抜けた。

あとは馴染みのいつもの県道で関宿渡って野田に抜けて帰る。
自宅到着は10時半。まあまあまともな時間に帰って来れた。山形に廻らなくてよかった。

今回は夏休みではなくて自分のマヌケからの早退による2.5連休
でも申し訳ない気分は見事に引きずらずにたっぷりドライブ
楽しんじゃいました
なんと言ってもこの猛暑の夏に
寒いくらいの朝を味わえただけでも贅沢でナイスです

でもやっぱり能登半島は二日間でちょうどいい距離のようで
もう少し細かくゆっくり回れば良かったような勿体無い行程になっちゃった
それでも三日目はその分大きく回ろうと思ったんだけど
草叢ドライブで気力を消耗
それはそれで振り返れば面白いけどやっぱ勿体無い行程だと思えた
いやいやもともと勿体無いくらいの適当な愉しみなんだから
これでいいのだ
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