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16.08.01 安塚33


神岡〜471号〜平湯〜安房峠道路経由)158号〜松本〜19号〜明科〜403号〜小千谷〜117号〜田沢〜353号〜石打〜17号〜渋川〜県道〜大胡〜17号〜熊谷〜125号〜加須〜県道〜幸手〜農道〜松伏〜県道〜松戸

天気いい月曜日。三連休の最終日。
この8月1日は駐車場の場所の入れ替えなので有休取った平日。多分余裕で宿もとれただろうけど、車で全然問題なく寝れた。やっぱ山間は夏でも涼しくなきゃね。

朝はまた早めの3時半前に目が覚めた。昨日より30分早く寝て30分多く寝れた。ササッと着替えてササッと支度して半過ぎに出発。
まずは引き続き真っ暗な471号を東に進んだ。

他に車はなかったけど、たまにアナグマみたいなの飛び出すしライトも暗いのであまり飛ばさずに走行。最初は気温標示21度とか出てたのが進む内にどんどん下がって、旧上宝村では15度や14度まで下がった。こっちの道の駅まで進んで寝てたら少し寒かったかもね。

平湯まで進んで安房峠道路。今回は有料のトンネルを通行。4時半前に長野県進入。
そのまま158号で少しづつ明るくなりかけてきた谷間の道を悠々と走る。

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この158号はこのあいだ通ったばかりだけど、暗い内だしガラガラだしで全然違ってて新鮮。松本電鉄の線路沿いまで下ると正面の山の上の空が朝焼けのピンクがかって見えて、気分良くそのまま(前回迂回した)松本市街に進行。19号を北に折れた。

ここらでまた燃料やばいので給油。久々のセルフじゃないスタンドで窓拭いてもらって気分良く朝のリスタート。

平日だけあって19号は早朝5時過ぎからダンプや大型が続いちゃってたけど、みんな明科で犀川橋に折れていって捌けた。まぁ自分もすぐ先で403号に折れるので関係ないけど、同方向への車は皆無で楽々悠々ドライブ、、と思いきや、折れてすぐは昇ったばかりの朝日が正面で眩しく、その眩しさを堪えて峠を登って筑北村西条に抜けると今度は濃霧に突入。。慎重に進んだ。

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しばらく覆われてた濃霧は麻績村でまた山に登るとスポット抜け出られた。峠の道で少し雲海っぽく見下ろせた。もう少しいい展望所を知ってれば寄ったのに、、

で、登り切った上には山上湖の「聖湖」がある。駐車帯もあったのでちょっと休憩。朝の湖岸を散歩した。

30分ほどのんびりして出発。403号で猿ヶ馬場峠を下る。
木洩れ日の森の道と眺めのいい道で、クネクネと下ると姨捨の先に展望公園の駐車帯がある。ここは何度も寄ってて点景にもしてるから通過、、のつもりだったけどやっぱ寄って眺望休憩。

ぐんぐん下って千曲橋を渡って屋代市街に出た。
さすがに7時過ぎでここら辺は通勤渋滞。夏休みシーズンながら自転車の高校生も多かった。
二日前に通った18号を舐めつつすぐに403号に折れた。

しばらくは細めの町中軒先区間が続く道、、だと思ってたけど、もう町中区間は降格しててやや郊外をツルッと通過。
そういえば城跡に寄ろうかと思ってた松代の町も気付かずにツルッと通過してた。ずっと流れてはいたけど、その松代の先の関崎橋手前の土手道がコッテリ渋滞。ぬけるのに十数分かかった。。

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そこだけ抜けたら後は流れた。
少し進むと暖簾を掛けてたおやきの店を見かけた。まだ8時だけどやってるのかなぁ?と疑いつつ通過しちゃったけど気になったので取り敢えず戻って来てみた。ら、ちゃんとやってて店内でも食べられるようなのでここで食事休憩。

引き続き403号。「こねつけ」を食べながら進む。道は須坂、小布施、中野と市街を通るけどもう渋滞というほどの混雑はなくのんびり流れた。
小布施の郊外の田圃の長い直線で片側だけだけど沿線にずっと白い花の咲く草が植えられててキレイだった。なんていう花だろうね。(白蝶草(本名:ガウラ)というらしい)

中野からの403号は292号に引き抜かれたように山側に進んでわざわざ高杜山の裏へまわる道。北志賀のスキー場のための道って感じの割には細い区間もあって、その区間で工事して迂回させられた。
そして木島平村に出るともう山には用はないって感じでぐんぐん下る。そんな坂を下りきった所に新しい道の駅があった。
寄ってみたけど、やたらと洒落てるだけで惹くものはなくトイレは分かりずらく小さくて面白くない道の駅だった。

飯山の中央橋で千曲川を渡って117号に合流。この中央橋はその先に一気に山を登る凄い傾斜の道が見えてギョッとしたけど、橋まで来るとそれは道じゃなくてスキージャンプ台だった。。

117号は走りやすい上にガラガラで気分良くしばらく快走。
特に千曲川の谷間の区間は気分良く走れた。 このまま走っていたくなったけど、少し先で403号は分離。赤い橋を渡って対岸を少し進んで山に折れた。

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この403号の飯山市照岡から県境への道がなかなかの険しい道で、道幅狭い上に雑草で視界狭く、走り初めにイヤーなトコで対向車来ちゃってバックで少し下がったりして先が思いやられていたけど、対向車はそれ以降現れなくて助かった。

クネクネぐんぐん登った上に広い田圃が広がってたり大きな溜池があったりして開けた感じが不思議に思えた。この道は前に一度逆側から通ってる筈だけど、全然憶えてない場所だった。(、、と思ってたけど、帰ってから日誌を振り返ると通ったことなかった区間だった。この池から先は国道は途切れて未開通区間だったようで、前に長岡方面から403号を辿って松本まで走った時はこの区間だけ405号に迂回してた。実質この区間は林道代用区間という事のようで地図によっては途切れてるし、通行止めになることも多いそうだ)
その溜池から先は地図通りやっぱりクネクネの細い道なんだけど、舗装が新しかったので走りやすく気楽に進めた。(ありがたい)
対向車も誰もいなかったけど、溜池があるせいか路上にヒキガエルが多くて山の上って感じがしなかった。。(ヒキガエルって平野のイメージ)けど、しばらく進むと曇って来て涼しげだったので窓開けてドライブ。やっぱ山の上はひんやり涼しいね。

そして道的には登りのピークを越えて少し下った先が県境の「伏野峠」。県境の標識も国道マークもなかったけど「信濃トレイル」の道標に「伏野峠」とあった。
越えて新潟県に入と、そっち側の下りはカーテンのような濃霧に突入。すぐ下に展望用の駐車帯があったけど何にも見えなかった。。
また少し下ると「不動滝」の駐車場があった。けど、「歩いて15分」とあって急峻な下り坂なのでヤメた。

再びクネクネと峠を下ると、所々日が差し初めて霧のカーテンからも抜け出た。したら、その先の道は山の上を実感させるいい眺めの道でああ、来てよかったと、たまには酷道もいいもんだと思わせる素敵な道だった。

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ぐんぐん下ると、数年前に冬季閉鎖で折り返した場所は憶えてた!(2012/5/27/その時はこの道は通ったことないって知ってたみたいだ。。)そして温泉があるスキー場を過ぎて道の駅で休憩。。。と思いきや「休館日」あらあら。月曜日は休み多いんだよね。
そのまま下って安塚の町に進んだ。意外と町だった。その安塚で403号は東にカクっと折れた。

町を出て丘を一つ越えると「坊金の大杉」という案内が目についた。ので、寄れなかった道の駅の代わりの休憩がてらちょっと寄ってみようかと案内に沿って横道に曲がってみた。
したら、案内は続いてて分り易かったけど細い林道を少し大回り。最後は更に細く険しく急勾配の道を不安に思いながらグングン登った。ら、ちゃんと上には駐車スペースがあってホッとした。横道逸れてから10分かかって到着。車を停めて観樹休憩した。

11時半過ぎの出発。来た道を戻る。
急勾配の細い道も復路は気楽で眺め良く楽しんで下った。

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403号に戻ると、やっぱ国道は走り易いわぁー、と更にリラックス。多少の細い区間ももう可愛いもんで景色を楽しむ余裕のドライブ。チョコチョコ棚田も覗きながら進んだ。
そして下から見る分には面白味皆無な星峠の棚田を過ぎるとほどなく253号と合流して松代の町に出た。ここで道の駅に寄って休憩した。

そういえば松代ではいつも見かけると混雑してる「へぎそば」の店で食事しようと思ってたんだけど、逆に空いてて気ずかなかったようで通過してしまった。まあいいか。
町を抜けて403号が253号と分離するチョイ手前に「松苧神社」の案内があった。松代の道の駅で張り紙見て気になってたので横道折れて行ってみた。ら、また奥の細い道、、?っぽかったけど、さっきの道に比べたら楽々だった。
で、道のドン詰まりまで進んだ。ら、そこは神社への山道の入口で「徒歩20分」とあった。坂上田村麻呂が建てたという国重文の神社。。少し迷いつつ、脇の休憩小屋に入ってみたら来訪者ノートがあって、ちらっと読むと結構キツイ山道だったとみんな書いてたのでヤメ。来た道を戻った。

で、403号。ドライブは走ってこそ。寄道は体力削らない程度じゃなきゃね。
この先の403号も細めの道で谷間と棚田の景色イイ道。悠々と走ってあっという間に抜けた。
252号とちょこっと合流する区間に6月に来たばかりの仙田の道の駅があった。此処で食事!と思って寄ってみたけど食堂休み。。(土日祝のみの営業だそうだ)

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ここからの403号はしっかりした道、立派なトンネルで山を越えると広い田圃の盆地の小国町に出た。
ひろーい田圃を眺めながら走ってたら、そんな田圃の中にポツンと茅葺屋根の建物が見えた。ちょっと気になったので横道に折れて折れて行ってみた。今回の横道はもう対象が見えているので無問題。車を停めて小休止。

さて、松本からずっと辿ってきた403号はこの小国では404号にはじかれたように東に折れる。そのまままっすぐ長岡に向かうのは404号、長岡に行くつもりだったのでここで404号へ、、、と行きたかったけど、やっぱり手柄横取りみたいな404号に進むのは面白くなく東に折れた。

けど、そんな403号は一山越えると117号に突き当たって単独区間終了。
あとは117号との重複で長岡に行くのがルート。んー、、一度避けちゃった長岡だし重複区間に魅力ないしもうここで2時なので折り返し。117号を南に折れて進んだ。

117号は幹線道路。平日モードなので車が多く自分の前は常に大型。捌けたり抜かしたりして部分的にはクリアに走れたんだけど八割方大型に遮られてのドライブ。どこかで蕎麦屋に寄りたいな、、と思ってたんだけど前が見えないので店もわからず十日町市街も通過通過。

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そして十日市の先の越後田沢で353号を北に折れた。
かなり国道らしくない宅地の細い軒先を通過して町の裏の信濃川を渡って宮中ダムに行ってみた。ここも来てみたかった場所。魚道の観測室がある筈だけど、、何の案内も無かったのでダム管理の人に聞いてみたら、対岸の方だそうでダムの道を渡って行ってみた。あーこれは知らなきゃ分からないわ。ちゃんと駐車場あるのに勿体ない。で、停めて魚道観察休憩した。

新潟県にいることも忘れてのんびり見てる内に雨が降ってきた。。夕立って感じですぐに止むかな?とか思ったけど、止むことはなく閉館時間の4時になっちゃった。。
時間的にも雨的にもマズイと思い慌てて出発。駐車場では少し降りが弱くなってたけど、それはたまたまで、町を抜けて353号を南に進むとまた強くなった。

わーやべやべ、滝のような土砂降り。この353号の山道は降水量による通行止めとかある道だっけ?とにかく急いで山を越えちゃわないと、、と気持ちは焦るけど、追い付かないワイパーで視界が悪いので低速で進んだ。
でもさすがの四駆だね。足はどっしり安定しててしっかり登り、沢が横断した水たまりなんかも難なく越せた。
そして洞門やスノーシェッドやトンネルが多い道で息付けて有り難かった。

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山を越えて石打で17号に出た。これでもう後はひたすら17号。こっち側は雨の降りも差ほど強くなくて楽だった。
スイスイ進んで5時過ぎに三国トンネルで関東地方に戻った。

群馬側は殆ど小雨。キリ注意なんて出てたけどかわいいもんで楽々山を下った。
峠の下の猿ヶ京温泉では小雨の中でお祭りやってて神輿が出てた。平日で夕方で雨なのに、、なんかごくろうさん。

車は段々と増えて所々詰まりつつも、まだ明るいから慌てずにゆっくり進んで、渋川で6時半前。さすがに渋滞。なので、大正橋に折れて利根川渡って対岸の県道を進んで、お気に入りの日帰り湯「北橘温泉ばんどうの湯」で温泉休憩。すいてて悠々だった。

風呂を出ると真っ暗だった。ちょっと久々の大胡への県道に出た。前橋の夜景を見下ろしつつ小雨の夜道をクネクネ進んだ。
で、なんかちょっと久々だったせいか、大胡で曲がるところ間違えてすぐ先で17号上武国道に出た。まぁ別に悪くない間違えだけど情けない。

バイパスの新上武大橋で8時過ぎに埼玉県。こっちは路面も乾いてた。雨降ってなかったのか。すぐ先で給油した。

17号は熊谷まで進んで125号、加須で県道に出て幸手に抜けて広域農道という素直なコース。
野田橋で千葉県に戻って自宅到着は10時半。まずまずかな。


八月頭に絡めた三連休ドライブ

前回の紀伊半島から二週間しか経ってなかったけど、能登半島っていうのは決めてたのでとくに迷いもなくスンナリ進めたし、決めてたクセに半島の何処へという目標は相変わらず無くて、廻るだけでもいいやとか思いつつもやっぱり廻ってたらいろいろあるもんで、全然知らなかった九十九湾とかたっぷり楽しめて満足。そして寄道だけじゃなくて走ってて楽しくのんびりした夏の日を満喫。とくに最終日の酷道は存分に走れた。最近は避けがちだけどたまには酷道もイイね。

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