登米市迫町佐沼西佐沼の398号沿いにある小さな神社。
斜め向かいにはちゃんとした羽黒神社があったけど、気になったのは此方で、小雨の早朝のトーンが低い中でも目立つ赤い鳥居と大きな牛の像が気になってちょこっと寄ってみた。
したら名前が何と「牛神社」そのまま牛の神社だった。
由緒案内には「~仙台牛の50%の生産量を誇り東北第二位の実績の生産者の皆様に対して報恩の心で私的に建立」した神社だそうだ。
いや、神社って本来こういうものだよね。八百万の神に加えて感謝と信仰の念をそそぐ対象を大事に奉る社、こういう神社が増えて欲しいなと思った。コンビニと一緒で統廃合された大手チェーンだけじゃ面白くないもん。
さて鳥居をくぐってまずはお参り。おいしい牛肉料理と出会えますように。
社の前には狛犬ならぬ狛牛が阿吽の対で並んでて柱に「背中をなでて」とあったので撫でてみた。吽のほうは親子だったので仔の頭もなでた。
そして社の横前にあった多宝塔。
小さいながらしっかり作られててカッコよかった。って言うかよく考えたら神社に多宝塔ってちょっとチグハグな気もするけど、鳥居の赤と揃って鮮やかでよかった。
そして中にはアマビエ、、洒落っ気かと思えばそうでは無くちゃんとご神体と表記してた。
そして鳥居の前の黒牛の像。眼光鋭くカッコよかった。つやつやなのもいい感じ。
小さなエリアに濃い見どころのいいスポットで、ちょこっとだけど朝からいい寄り道できたと気分良く車に戻った。
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