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赤城小沼

ファイル 3773-1.jpg前橋市富士見町赤城山の赤城山頂上にある湖。
赤城山は1500m以上の七つの火山の集合体でその間に大沼と覚満淵とこの小沼の三つの沼があるんだけど、この湖は火山の火口にできた火山湖で他の二つは山の間のにできたカルデラ湖なんだそうだ。なので他より少し標高が高い。

県道沿いの駐車場からは前の道を渡った先に小沼への歩道の入り口があって笹藪の坂道を下った先なので道路から湖面は全く見えず、坂の上り下りもあるから滅多に寄らず、今回で二回目。

その入口には案内板があった。この小沼には南の麓の豪族の娘が入水して大蛇になって沼の主になったという伝説があって、16歳未満の娘は赤城山に登るなと言われてたそうだ。

さて駐車場から若干涼しめだったので歩く気になってたんだけど、遊歩道を下って湖畔に出るとまた少し涼しく感じた。
気持ちいい微風が水面を揺らしているだけの静かな湖をのんびり眺めた。

ファイル 3773-2.jpg

猛暑の避暑にいいね。若干曇ってるくらいなのも有難い。
晴れてなくても水面は空と雲を映してて、中が覗き込めないので、少し歩いて角度を変えてみた。

底は土か土埃が堆積した感じで、そういえばさっき寄ってた三夜沢赤城神社の池と同じように水がキレイで水底が良く見えた。
小魚はまったく見かけず、まぁそれが本来の山上湖なんだろうけど、水がキレイなだけにどうしても前に大沼でワカサギが見えたようにここでも小魚が見たいなぁと思ってしまう。大沼の魚も全部移入されたものだそうだけどね。

普段なら足ポチャしたくなりそうなもんだけど、底の土埃が舞って汚れそうなのでそんな気沸かず、指先だけ浸してみたら、意外と冷たくなかったから眺めるだけがいいと思えた。

ファイル 3773-3.jpg

魚はいなかったけどトンボは飛び回ってて、水面をたたいて産卵してるのも見かけた。

しばらく涼んで眺めて、ずっとそうしていたい気分を抑えて遊歩道を戻り登ると、笹の葉をぴょんぴょん跳ぶのがいたのでカエルか?と思って見たけどバッタだった。。。最近しばらくカエルと遭遇できてないなぁ。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

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