前橋市三夜沢町にある神社。
赤城神社の総本山と言われる三つの神社の一つ、区別する時は「三夜沢赤城神社」と呼ばれるらしい。
他の二つは山頂の「大洞赤城神社」と平野の「二宮赤城神社」で山頂のだけは行ったことあった。どの神社も起源を主張してて仲が悪いそうだ。どこぞの二代目のラーメンチェーンみたいだ。
どんな感じか興味あったので来てみた。山の中腹の森の中だからいくらか涼しいかなと期待したけど全然暑かった。
駐車場からはそんなに歩かずに大鳥居。大きな神社というイメージだけど入口の前にはパッと見飲食店も商店もなく寂しい感じだった。
鳥居をくぐると手水所があってその裏が池になってた。そこが土っぽくてパッとしない池だけど、錦鯉が泳いでて水は凄くきれいだった。手水の水も冷たくて気持ちよかった。
そして少し苔や草がまとった石段を登って境内に進む。山の神社だからぐったりするくらい登るのかと身構えてはいたけど、段は少しですぐ登り切れてありがたい。お参りしやすかった。
拝殿は大きく飾りのない堂々した風格。だけど雑草や石畳の苔が気になった。
お参りした後は左側に進んでみた。神楽のような建物があり、その先には「上泉伊勢守信綱 修練の地」というのがあって屋根付きの地蔵のように木造の上泉信綱像が立っていた。へええ、バガボンドにも出てきたあの剣豪って上州の出身だったんだ。
一旦戻って今度は右側に進んでみた。
県指定天然記念物という「たわら杉」の案内があったけどどれがその木かわからなかった。。
社殿の脇に石段があったので上ってみた。本殿は飾りのないスッキリした形。県重文。
その先は道があるようなないような、、よくわからないので石段を引き返して下った。
「赤城塔」という宝塔の案内もあったけど、どこにあるのか分からず、「櫃石」という祭祀場跡には矢印の案内があったけど、どのくらい先なのか書かれてなかったので進まなかった。
境内の石垣の左前にも水汲み場があってボトルに酌んでる人がいた。こういう水の案内は駐車場あたりにあってくれないとねぇ。。
手だけ浸した冷たくて気持ちよかった。御神水だそうだ。
なんか大きい神社なのに案内板は古いし少しボロいし、ほかも見どころの場所をはっきりしてほしかったのでもどかしさが残ったけど、雰囲気はよかった。
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