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大沢の地鎮杉

ファイル 3559-1.jpg魚津市大沢の県道沿いにある古樹巨木。

山側から下って来た時は上の段の田圃が邪魔してとくにどうという見た目でもなかったけど、近づいて横に見ると大きく、案内板も立った名のある巨木だったので思わず車を停めてじっくり見てみた。

県指定の天然記念物で、案内によると推定樹齢500年から800年で幹周12m、樹高30m以上の立山杉。
この立山杉という富山の天然杉は、川の上流部には巨木も多いが水田地帯の平野部では珍しいそうだ。わぁ咄嗟に立ち寄ってよかった。つまり山の方で熊の出現を恐れながら歩いた先で見れるような天然杉が県道の脇で見れたってわけだ。ありがたい。(そういえば2015/7/20に熊情報と歩く距離で敬遠した「洞杉」というのも魚津市だったようだ)

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地面から2mで10本の幹に分かれているのもこの立山杉の特徴だそうだ。
平家の末裔と言われてる大沢氏がこの杉を鎮守として祀ったことから「地鎮杉」と言われてるそうだ。ああ、それで800年なのね。

実も沢山つけていた。グルッと周り見て廻って上側からも引いて見たりした。

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おまけだけど、道を下って車に戻る途中で横に見かけた防火水槽、キレイではないけどトンボには楽園のようで、シオカラトンボが産卵で水面叩いてた。それは写真撮れなかったけど、赤トンボのカップルは絡みまくってて撮ってくれと言わんばかりに見せつけてくれていた。はいはい。

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