高知市南金田にあるシンボル地点。
東経133度33分33秒と北緯33度33分33秒が交わる3並びの地点だそうだ。
だから?
と言ってしまったらそれまでだけど、前からなんか面白く感じてて興味持ってて、近くの県道に案内が出てるのは何度も見かけてたんだけど、道細そうで特に駐車場があるわけでもなさそうだしと通り過ぎてた。
で、今回は割と近くに用事で来てて時間に余裕があったので思い切って来てみた。
やっぱり細めの川沿いの道ではあったけど、ここに来る前に細い道ばかりウロウロふらふらしてたから何てことなく到着。
南岸に柱のようなモニュメントがあったけど、江ノ口川に突き出た桟橋の中央にあるのが正確なものらしく、先の細い橋から北岸にまわって、路駐して桟橋への遊歩道を歩いた。
川は都市型のコンクリで固められた高知湾にそそぐ手前の最下流水路。でも潮臭くも溝臭くもなく、暑い日差しに水面輝いてて、岸は緑地にもなってたし石には貽貝だか溝貝だかの貝が付き亀も泳いでて有機的な感じも含んでのんびりしてた。
そして突端の先のモニュメント柱に進んだ。四つの柱が天蓋の球につながってて、昼近くだけに太陽を見る形で見上げた。
足元には方位を示した羅針盤。踏み入れたらなにかありそうな気がしたけど、何もなかった。そりゃそうだ。
対岸には来る時横を通った白いモニュメントが見えた。あちらの方が古くからあるそうで昭和37年(1962)からだそうだ。(実は向こう岸には33番地に来た証明書をもらえる所があったそうだ。。知らなかった)
後はゆっくり川を眺めて来た道を戻った。
日差し暑く帽子かぶって来ればよかったと思った。
悠々と水面を泳ぐカメが気持ちよさそうだな―と思った。
どうせ外来種のミドリガメなんだろうけど、、とか思って写真撮ってたけど、あらためて見ると顔に赤いの入ってないし甲羅も丸くて在来種のイシガメっぽかった。
岸にはカニもいた。こちらはモズクガニかな。
生き物には東経も北緯も関係ないだろうけど、そういう特別な地点が穏やかな場所で良かったねと思った。
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