有田川町三田にある景勝地「あらぎ島」を見下す展望所。
ここはもう随分と前からその眺めの写真を見て気になって行ってみたいとネタ帳にのせてた場所。やっとこれた。
駐車場はその300m手前の道の裏の更地の広場。平日だからかガラガラだった。
車を停めてさっそく歩いて、前の道に戻ってみるともう「展望所100m↑」とか出てた。。えーまだ200mも歩いてないけどなぁw
ってわけで、その先も少し歩くとすぐに視界が開けて「朝日夕陽百選」という碑のある所に出て、あらぎ島を横から見下ろせた。
展望所はもう少し先のようで、周りの民家の庭の花を見上げながらゆっくり進んだ。
なんか、追い越していく車が何台もいて、ん?空いてる時はそのまま車で行って見るくらいでいいのかな?とか思ったけど、歩いてて気持ちいい陽気と雰囲気の道だったので駐車場からでよかった。
そして展望所。
道脇に張り出した歩道がその展望台。ゆっくりと良く眺められた。
んーいい眺め。パッと見た感じ「ああ見知ってたのと同じ景色だわ」とか思っちゃったけど、やっぱり自際に眺めると周りを円を描いて流れる川の流れが優雅で綺麗で驚くほどのんびり和んだ不思議な景色。棚田だけじゃなくて山間に存在する島のような造形全体が素敵だと感じられた。
それにポスターや画像で見るのはここの案内板にもある通り、水張った田圃や緑や金色の稲の季節や冬の雪化粧とか、点々と灯りをともした夜景とか、もしくは朝日か夕陽といった特別感ある状態だったりして、むしろ今のような春寸前の地味な眺めは取り上げられることがないから、実際に見るしかない自然な景色という風にも思えて有難味あった。
そして案内も並んでて周辺図の案内板の上には水にビー玉と花が沈んだオブジェ?がのってた。
あらぎ島は「蘭島」と書き、明暦元年(1655)に開発された棚田だそうだ。
天気よく人も少ないからのんびり眺められた。でもたまに一台分だけある障害者用マークの駐車場にパーッと来て停めて写真撮って騒いでサーっと逃げていく若い一行とかもあって眉を顰めた。
そして少ししたら、幼稚園の遠足のような散歩のような一行も来たのでそれと入れ違いに来た道を戻った。
さて、駐車場へ折れる所に民家を改造して洒落た茶屋にしたような店があって「山椒ソフトクリーム」というのが気になってたので寄ってみた。
正直いえば山椒とか得意ではないんだけど(辛い事もあるし)まぁダメならダメでネタとしてってな気分で購入した。
で、店先の椅子に座って、まず食べる前に写真を、、とかしてたら、ワイワイがやがやと、さっき展望所にいた幼児達のご一行が戻ってきてしまってた。。いけねー、、気まずい。
幼児に「あーアイス」とか言われつつ保母さんに「こんにちわ」とか挨拶されつつ、見送ってから食べた。
味は思ってたような山椒の感じではなくていい風味のおいしいソフトだった。けど、なんか食べるの急いじゃってあまり味わえなかったかも。。
更に、食べ終わって駐車場に戻ったら、自分の車の手前で幼児達ご一行が集まってた。。
帰りのバスが来るのを待ってるのかな。
また「あーアイスの人」とか言われつつ「こんにちわ」とか挨拶されつつ、そそくさと車に戻ってでかけた。
すいてる平日はこういう事もあるわけね。
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