富津市竹岡の127号沿いにあるラーメン店。
千葉のご当地ラーメン「竹岡式ラーメン」発祥の店。
以前に何度か来てたけどCR-Xに乗ってた頃以来だから十年以上振りだし点景にしてない。(コワクにはしてたかな)
という感じでかなり久々に来てみたけど、月曜の11時過ぎでもやっぱり店前には待ってる客がいてその人気ぶりがうかがえた。
っていうか通るたびにその行列は見掛けてて知ってたのでやっぱ休日に比べたら少なく、裏の駐車場に車を停めて自分が並んだ時には前には二人組の待ちがいるだけだった。
で、先に注文聞かれて「チャーシューメン」をたのんで待った。
店に入ってラーメンが出て来るまで20分。まぁ順調。
さてこの梅乃家さん、ラーメンの味も極端なんだけど、昔ながらの千葉の大雑把で雑な印象そのままの店の雰囲気もあって好き嫌いが別れる店。僕は好きだけど友達は嫌ってた。
出てきたラーメンも汁零れてたし、レンゲもそこに直に置くのかという大雑把さ。ネットの口コミ全盛の今の世でこれでも人気店なんだからみんな千葉に理解があるよなぁ、、と感心する。(自分も若い頃はこういう雑さがイヤで長い間千葉が嫌いだった)
千葉の魅力wはさておきラーメンラーメン。いただきます。
うん、これぞ醤油!これぞ竹岡!
竹岡式ラーメンはその後何軒か他の店では食べてて、どこもおいしく、並ばないからこっちでいいや、、とか思ってたもんだけど、久々に食べてみるとやっぱりオリジナルは違うわ。例えるならビートルズの「ヘルタースケルター」、他のバンドがカバーしたのを聴くと演奏がうまくて纏まってて聴きやすくても、キレた感じやイッちゃった感じが無くてオリジナルこそと常に感じる。そんな感じ。
このラーメンも相当キレてて正直言って日本一の体に悪そうな御当地ラーメン。この濃さがたまらない。
でも汁の濃さもサルことながらチャーシューの濃さも更也で、チャーシューの後だと汁もやさしく、食べ進むと全然問題じゃなくなってきて面白い。
そして賛否両論の乾麺の麺は思ったよりそうと感じずいい柔らかさ。昔は都内でも乾麺のラーメン屋ってわりとあったんだよね。なつかしい。(職場の隣のラーメン屋がそうだった)
食べてて気がついた。あれ?玉ねぎ入ってないよなぁ、、
店の人に聞いてみると玉ねぎは薬味としての別売りだそうだ。そうだったっけ?「後からでも出せますよ」というのでいただいた。茶碗一杯の玉ねぎは微塵の切り方も中々大雑把だったw
ってわけで後半は玉ねぎの甘味で味の確変。濃さに変わりはないけどね。もちろん汁まで飲み干して御馳走さまでした。今血圧どのくらいだろうねw
店を出た時に店のおばちゃんも外に出てきてたので「10年ぶりくらいの来店ですけど玉ねぎって前から別でしたっけ?」なんて聞いてみた。
ら、昔の先代の頃からずっとそうだったそうだ。でも玉ねぎの値は年によって変動大きくて結構大変なんだとか。「スタイルは変えないけど、値段は少しずつ変えてて申し訳ないです」というので「いやいや人気店は高いくらいじゃないとダメですよ」とか話しつつ、また忘れないうちに来ますと言って店を離れた。
で、素直に駐車場に戻るのではなく、国道に出て店を撮ったり、対向車側に渡って港町の屋根の先の内房の海を眺めたりした。
トンビがたくさん空に揺れてぴーひょろろ。うっすらと対岸の三浦半島も見えていた。港まで降りてみようかな、、とも思ったけど、やっぱラーメン屋の駐車場に置いたままはよくないよなと思い、駐車場に戻った。
ちなみに前に来た時のコワクはメニューに無くて探しちゃった。。
随時版の日誌「05.12.05」からだけのコワクだった。→
これは最初に来た時で、その後も来てた筈だけど見つからず、何年ぶりかは分からなかった。。
っていうかしっかり玉ネギの薬味は別になってた。