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紙漉座清水

ファイル 2024-1.jpg美郷町六郷白山の13号沿いにある湧水池。(13号の一本横の道だから「沿い」というのは語弊あるかな。)

ここは去年、六郷湧水群をまわってた時に最後に来た池で、観光案内で「イバラトミヨが一番見れそうな池」と紹介してもらってて、来たら見れた池。その前回の(→)

案内の標柱によると、昔は「新山堂清水」という名だったそうだけど、いつしかここの水で和紙が漉かれるようになって、それが大正時代まで続いてたそうで今の名になったそうだ。

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曇ってるせいか、夕方より水面の映り込みは薄い感じで、上から覗くにはベストのように思えたけど、やっぱり時折落ちる雨の波紋が邪魔をしてた。
雨は小雨が降ってるか降ってないかってくらいで、ポツポツ降り出したら水面なんて見てられないだろうから、短いタイミングでの勝負。寄り道にはこのくらいがいいのかもしれない。(魚関係は長くなっちゃうからね)

さてさて、魚はいるかなーと覗いてみた。

けど、パッと見、姿は見れず、、
あ、今回はハズしたか、、と思いつつ注意深く見渡してみた。ら、何やらコチョコチョと動く物がいた。虫っぽかった。。ヤゴか?蛍の幼虫か?(蛍は幼虫も夜行性か?)それとハリガネムシっぽいのも見かけてちょっとヤな気分になった。。

ファイル 2024-3.jpgけど、よーーーく見てたら、魚発見!

おお。
いたいた。
やっぱりここは魚影濃いんだ。

けど、小雨の水滴ですぐに見失った。。

まぁ一匹いるなら、じっくり見てれば他にも見つかるだろう、、
と楽観的に再度見渡した。

そしたら今度は反対側の池で魚影確認。
ん?あれ?なんか少し太って見えるぞ、、これイバラトミヨ(地域名:ハリザッコ)かな?フナの稚魚じゃないだろうな、、、とよーく見てたら、口を尖らせたような顔が見えた。そして妙にバランスが悪い体格。これは間違いない。トミヨだ。

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ファイル 2024-5.jpgと、喜んでたトコでまたしても雨粒。

今度はとうとう降りだしてきちゃったみたいで、ポツポツポツと水面をゆらせて唐突に幕引き。

慌てて車に戻ったけど、まぁ満足満足。
早朝から絶滅危惧種を見れて気分よく出発。

タグ:景:泉 観:池 動:魚