銚子市潮見町から旭市上永井までの銚子半島南西に連なる断崖の海岸。国指定の名勝であり天然記念物。
妹のリクエストの屏風ヶ浦、「公園みたいな歩道になってるトコ」というのでここしかないよなぁ、、と思いあたった「銚子マリーナ海浜緑地公園」に来てみたら、「そうそうそうここ、ここ、」だそうだ。
ここは前から何度か来てて、一般の人を連れて来るには確かに歩きやすい場所ではあるけど、いかんせん屏風ヶ浦のホンの入口のサワリ的なオマケみたいな部分で。悪くはないんだけどね。崖も低くて迫力に欠ける場所。
なので個人的にはオススメではなく、もっと急峻な迫力ある本格的な部分を観てもらいたい。ここだけ見て『こんな感じか』と納得されたくなかった。
で、やっぱり妹も「んーたしかに屏風ヶ浦っぽいのは分かるけどイマイチだね」
「でしょでしょ」
でもテレビでは此処を歩く撮影でも迫力有る屏風ヶ浦に見えてたそうだ。やっぱTVすげーな。カメラマンはプロだね。
で、公園風な歩道と屏風ヶ浦っぽいサワリの部分は名洗町で切れていた。
この名洗町から先が本格的な屏風ヶ浦。町を抜けられるか進んでみた。てっきり妹は「もういいわ、戻ろう」というのかと思ってたら意外とのってて飽きずに付いてきた。
したら、ちゃんと町も抜けられて、その先の道もさっきのマリーナ公園からの続きのようにきれいになっていた。
なんだなんだ。こんな感じにしてるなら案内出すなりちゃんと繋げるなりすればいいのに。
ってわけでここからが本格的な屏風ヶ浦。
どーん。
これは妹も「そうそうこれこれ!絶景だよね」と喜んで見上げ見渡しながら歩いた。
もう途中からはアメリカの話しになっちゃって「あーアンテロープ行ってみたい!絶対行く!」と妹。
「ああ、行ってスターウォーズやりたいね」と一応話し合わせたけど、アメリカは遠いいなw
歩いていると崖の色が違うトコもあった。地質が違うのかな、と思ったけど、水の湿り方の違いって感じもした。
そして少し先にまた一旦崖が切れたトコがあり、そこから先は立入禁止。道もガタガタの如何にも危険な以前の侭の様相だった。
ここで折返しだね。っていうかこの道ができたばかりの頃ってどうだったんだろう?ずっと歩けたのかなぁ。。だとしたらすげぇなぁ。
この崖の切れ目で曲がる道があったので、歩いてみた。
目の前に銚子ドーバーラインが通ってた。
道の下を抜ける道があったけどその先を覗くと密林みたいな怪しい道。そっちから車で来て、、という場所ではなさそうだった。
振り返って道を戻ると「なんか海に下る坂道って雰囲気いいね」と妹。手付かずな自然みたいな雰囲気だから余計にイイ感じ。
そして来た道を戻った。
名洗町を抜けるとまた公園の雰囲気が戻って、歩いてる人も多くて、こんなサワリくらいの岩壁を見て感激してるのが不憫で、先まで歩いたらもっと凄いですよと言いたくなった。(けど言わない)
そして駐車場に戻った。
のんびりとだけど50分歩いた。日差し強い暑い時間に歩いて少し日焼けしちゃった。
妹が途中で飽きなかったのは意外で、それどころか「今日は大正解」と御満悦。よかった良かった。
ちなみに
飯岡側からの屏風ヶ浦(→)
それと
この海浜緑地公園(→)
今回サワリって言ってあまり載せてないからね。