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大間崎

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下北半島の北西に尖った先端の岬。
すっかり忘れてたけど前に一度来てちゃんと寄って写真も撮ってた。。(03/09/14)
(っていうか、、大間って頻繁に来てるつもりだったけど、日誌見返すと、函館に渡った05/09/19以来だったんだね)
でもその時は風も波も荒い早朝でちょこっと眺めただけだったので、今回はゆっくりじっくり食事も兼ねてのつもりで歩いた。

本州最北端の碑はスルーして「まぐろ一本釣り」。
このモニュメントを眺めて、ああ、これ大間だったかーと思った。
去年、宗谷岬に行った時に「あれ?なんか魚と腕の像なかったっけ?」とか思ってたのがこれだった。いろいろ混ざっちゃってて困る、、てへぺろ

モニュメントの先は緩い階段で海辺に下れた。
おお!海きれいだなぁ。

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大間埼灯台は海の先の島(弁天島)に建っていた。
その佇まいが手前の小岩に乗ったカモメに似て見えて、可愛らしく凛々しかった。

海は浅く小石ばかりの浜で、水が透明で底まで見えてて川のようだった。
思わず足チャポ。
ホントに流れが川のようで不思議な感じ。
水中を覗くと沢山のヤドカリの合間にハゼっぽい魚も見つけた。

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更に水面に小魚の群れも泳ぎ回って小さな波の波紋を作っててカワイらしい。これは何の稚魚だろうか。大きくおいしく育っておくれ。

ファイル 1202-4.jpgなーんて感じで海をのんびり眺めてたら、何やら足がこそばゆい。。
見てみるとヤドカリが足に上ってきてた。

なんだ愛いヤツじゃのう。
なんて写真とって放って置いたら、足の指と指の間に入り込もうとしてグリグリしてきた。
うへぇ。くすぐったいから振り落とした。


海をタップリ堪能した後は食事食事。
土産屋でも何でもイイやと思いつつ少し店を見てまわって、気になった店に入ってみた。


ファイル 1202-5.jpg食後はもう少しフラリ。
「大間崎レストハウス」という津軽三味線のBGMが鳴り響いた観光案内所みたいな休憩所みたいなのがあったので入ってみた。

中は観光案内の他に大間のマグロのプチ資料館風な展示もあった。

いやそれにしてもこの津軽三味線のBGM、ボリュームでかいなぁ、、なんて思ってたら、それは放送ではなく生演奏だった!
おおー、津軽三味線の迫力は生で聞くとスゴイね。

ファイル 1202-6.jpg演奏の合間にちょっと話も聞けた。
凄く響いていい音だったけど、これでも夏は湿気のせいで鳴りがイマイチなんだそうだ。空気の響きかと思ったけどそうではなくて皮のコンディションだそうな。
ちなみに津軽三味線の皮は犬の皮を使ってるんだけど、ちゃんと飼育された犬より野良犬の方がいい音するんだそうで、最近はほとんど輸入の皮なんだそうだ。
「日本は野良犬とかいなくなったでしょう」
確かに。

伝統芸能のさわりまで味わえて満足しつつ、軽く土産なんかも見ながら駐車場に歩いた。
ら、
何軒かの店先と露天で干して売られてた「たこ足」が気になった。
「一本いかが。イカはどこでもあるけどタコは珍しいでしょう。そのまま食べられるよ」
と声かけられた。確かにタコって珍しいかも。しかもうまそう。鮪食べて満足したばかりだったけどついつい一本購入。

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おー!これはうまい。ばっちりタコの味(そりゃそうだ)
ちゃんと切り目も入ってて食べやすく、出発して運転しながらゆっくり食べるつもりだったのに、車まで歩く間に半分くらい食べちゃったw
ヤバイ、大間って言ったらマグロよりタコを思いだしそうだww

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