2015/7/19
揖斐川〜303号〜上中〜27号〜舞鶴(休)178号(休)(食)〜豊岡(休)312号〜養父〜県道〜大屋県道往復)9号(食)〜京都〜161号〜敦賀〜8号(湯)〜小松
朝は4時半前に目が覚めた。
湿気が不快でなかなか眠れなかったけど、一旦眠ったらちゃんと眠れたようだ。よかった。
汗ダラダラのドロドロ状態。だけど外に出たら涼しかった。窓開けて寝れたらなぁ。。
下着まで着替えて体拭いてさっぱりしてトイレから戻ると段々明るくなってきてヒグラシが啼き始めた。窓拭いて屋根開けて出発した。
←303号、揖斐川町東横山。奥いび湖大橋。
道は引き続き303号。
昨日ずっと屋根閉じてただけに露天の巻き込んだ風が気持ちよく、爽快にスイスイ進んだ。
そしてヒグラシの合唱も涼しげで、山にかかった霧の塊の雲の水墨画のような霞んだ感じがきれいで、一番心地よい時間を満喫して走った。

道も一昔の前の303号とは大違いで、100番台でもおかしくない立派なバイパス級道路。
悠々と八草トンネルを抜けて滋賀県に入った。

滋賀県側も雲と霧でもやっと涼しく、時折雲が薄れて青空が覗けたりしてたけど、暑い朝日が顔を出すこともなく優しい気温のままに山を抜けて木之本で8号に合流した。
もう今日は一日こんな感じでイイよ。。
8号の合流区間は(今回は工事してなかった)賤ヶ岳トンネルを抜けて、よく見えない琵琶湖脇を抜けるとすぐに終了。塩津の道の駅の先で303号に折れる。

早朝の奥琵琶湖パークウェイとか回っちゃおうかな、、とか思ったけど、この道は8時まで通行止めと掲示されていた、、なんだつまんないな。。

琵琶湖の西側で161号に合流してバイパスを南下。今津で303号に分かれてまた山に進むと、こっちの道は車が多く列で走行。釣り客かな?ペースは悪くなかった。けどちょっと単調で、そろそろ涼し気な曇った感じにも慣れて来ちゃった。

そして6時頃福井県に入り、上中で27号と合流するとみんな敦賀方面に折れたので西方面の道は空いてて気持ちよく進めた。

小浜を過ぎると海に出る。
内海の小浜湾は湖のように静かで雲も薄くなっていい感じ。たまには青戸の大橋を渡って大島半島をちょっと走ってみたいなぁとは毎回来る度に思うけど、特にネタもないのでやっぱり通過。なんかいいトコあるのかなぁ?

27号、小浜市鯉川から横目に見た小浜湾→
向かいの左から伸びているのが大島半島。
over!赤い橋が青戸入江を横断する「青戸の大橋」。
気になるけど海釣公園の案内板じゃ及び腰。

高浜を過ぎると京都府に入って舞鶴市街。
舞鶴は国道沿いに赤レンガ倉庫が見れ、護衛艦とかも見える嬉しい町。
たまには赤レンガ博物館とか寄ってみたいもんだけど、こんな早朝に開いてるわけもなく通過。
護衛艦も今日は少なく一隻しか見えなかった。

←27号、舞鶴市北吸。赤レンガ倉庫群。

この先の道の駅でトイレ休憩と思ってたけど、どうせなら展望しようかと思いついて、ちょっと道逸れて五老岳に登ってみた。

前に一度通った道だけどすっかり忘れてて、新鮮な感じでクネクネと登って山頂の駐車場に出た。先に来てた車も出るトコだったので独占状態で悠々と車停めて展望休憩。
微風だけど心地よくゆっくりして出発。
下りの道では大きなサルがいた。ただすれ違っただけの地元の人ってくらいの態度で脇を通った時も逃げるそぶりはまるでなく堂々としてた。
そしてこの国道に戻った五老トンネルのトコが以前覆面パトに捕まった場所なので、少し慎重に、そして誰か捕まってないかなーなんて思いながら通過した。(けど残念ながら誰も捕まってなかった)
舞鶴を出る車は多く、列になって由良川を渡ったけど、他の車はみんな福知山方面に折れていったので宮津方面の178号はガラガラスイスイだった。

178号は由良川に河口まで沿って進んで海に出る。

178号、宮津市由良。栗田湾の海→

そして宮津から与謝野の町を抜けて天橋立の北側に出た。
天橋立は興味ないけどたしか丹後国はここら辺だぞ(国分寺もあるし)と、少しフラフラしたかったけど、観光地だけに神社付近にも有料の駐車場しかなく、呼び込みも多いのでそそくさと通過した。
橋立の先はしばらく宮津湾の海沿いの気分いい道。雲が多いけど、お陰で暑さやわらいでまだしばらくは屋根開けて走っていられそうだ。でも風に爽やかさはないのでエアコンで涼しさを加味して走った。

船屋の独特な雰囲気だった伊根の町は、すっかりいい道ができて楽に迂回できるようになって嬉しいやら寂しいやら。

伊根から先はしばらく内陸を走って、そのあと海沿いに出た辺りが以前は一番細めの区間だったので、毎回徐行してずっと下の漁港とか覗きながら進んで記憶があるけど、今では道も拡張してスイスイ通過。むしろ後ろのバイクに煽られないようにそれなりに流してクイクイ進んだ。
CR−Xの頃だったらよかったのに。。

←178号、伊根町蒲入。漁港も見下ろさずに通過。
over!その少し先。スイスイ走りやすい道。

そして丹後半島北端の経ヶ岬。ここは、国道から逸れて岬に進んでみた。

京丹後市丹後町袖志、経ヶ岬へ進む道→
艶っぽい形の山の先が経ヶ岬。でも駐車場は山の手前にある。

広い駐車場に停車。ここは以前一度来たことあったんだけど、灯台まで歩かずに手前の駐車場で引き返しちゃってたので、今日は歩いてみた。

駐車場に戻っても汗が引くまでのんびりして、鳥の写真撮ってるおじさんに話しかけられたりしてゆっくりして、合計一時間で出発。
あれだね、以前来たときは億劫で歩かなかったわけではなくて、時間と体力をドライブの為に温存するために歩かなかったんだね。まぁそういう取り零しでまた来れて楽しめる。その分、今は距離のびないけどね。

178号に戻って引き続き丹後半島をドライブ。まだまだ曇ったままなので露天で走れた。

ここら辺は田圃も広がってて漁村と農村のハイブリッド。緑が柔らかくていい感じ。

少し進むと丹後松島を眺望できる駐車場があったのでちょっと寄って眺めてみた。
ちょっと遠いいけどパノラマで1700×600

その先には道の駅があった。
いやー腹ペこー。もう10時半なので何か食事できるかな?と立ち寄ってみた。

食事してたら日差しが出てきてて、暑くなってきたけどまだそのまま屋根開けて出発。

少し進むと「琴引海岸」の案内があった。ここは鳴砂で有名な海岸で寄ってみたかったけど、海水浴シーズンじゃダメだと通過。でも少し先には「日本の渚100選 日本の音風景100選」なんて看板も出ててやっぱり気になり、少し戻って脇道に折れた。 けどやっぱ1日1000円の駐車場しかないのでヤメて戻った。。

178号は網野町から少し内陸に入る。
町の先でカツカツと曲がったりする変なルートはまだ健在で、ここら辺は昔と変わらなかった。

178号、京丹後市網野町網野→

またすぐ先の久美浜にも道の駅があったので寄ってみた。
ここは八百屋みたいな道の駅で名物の「砂丘メロン」を割引で大売り出し。試食もおいしかったので土産に購入。

←178号、京丹後市久美浜町。静かな久見浜湾。

地図で見ても完全に海から切り離された湖の形の久見浜湾の奥を掠めて通過して久美浜の町。

町を抜けて山に進むと府県境。河梨トンネルを抜けると兵庫県に入った。ここでもう昼過ぎちゃってた。。鳥取くらいまで行きたかったけどダメだったね。

兵庫県に入ると「ようこそ但馬へ」の看板にコウノトリの絵を見て、あーそういえば豊岡の「コウノトリの郷公園」に行ってみたかったんだ。と思い出し、豊岡市街に入ってすぐに312号に折れて、案内通りに進んで「コウノトリの郷公園」に来てみた。
広い駐車場に停めて休憩した。
駐車場に戻ったのが午後の1時なのでここらで折返しかな。それにもう蒸し暑くてキツイので屋根閉じて出発。そのまま312号で豊岡市街に進んだ。

←312号、豊岡市庄境。市内でよく見るコウノトリの看板。

そういえば豊岡市街はコウノトリだらけだった。
看板や橋の欄干など町中で見るマークはみんなコウノトリだったし、空港も球場も名前はコウノトリだった。

円山川に沿って312号を南下して豊岡市街を抜ける。ロータリー交差点を通らないと豊岡に来たって気がしないかと思ったけど、コウノトリでもう充分だった。

この先は426号に折れて出石町へ行こうかな、、とか思ってたけど、出石は蕎麦の町。あまり腹減っておらず勿体ないのでヤメた。

312号、豊岡市九日市下町。円山川沿いの道→

円山川の312号は程良く流れて、あっというまに八鹿町にぬけた。そして旧9号を西方向に曲がって八鹿バイバスからの9号に合流。すぐ先の道の駅に寄った。
道の駅で、ここら辺で行ってみたかった場所を思い出して向かってみた。
もう少し9号を西に進んで県道に出て、大屋町の「あゆ公園」に来てみた。
ここはネタ帳に載せてたトコで、大きな水槽でアユの群が見れる無料スポット。。 でも来てみたら大きな水槽とは養殖槽の事で、水面揺れてて魚なんか見えやしない。。公園は親子連れだらけの川遊び公園で、逃げるように退散した。。大失敗。
来た道を少し戻り、遅い車がいたので9号までは戻らずにそのまま県道で大屋川に沿って進み、養父の町で細い県道に入り込んで9号に抜けた。

県道、養父市上野。細い軒先県道→

そして9号に出たらあとはゆっくり幹線道路。
312号の続きや前回夜だった426号とかに曲がる気はなく、だらけた気分で9号をそのまま進んだ。

京都府に入り、少しずつ車が増えながらゆるい速度で福知山市街に進入。給油した。
いつもなら福知山から綾部に進むけど、朝通ってる道に戻らないで抜けるルートとか考えるのも面倒だったし、春に通った大原からの道はすっかり忘れてたし、、てことでやっぱそのまま9号をダラダラ進んだ。

市街を抜けるとまた9号は流れた。
スイスイ進んで京丹波の道の駅で休憩した。

食事も満足で出発。でも道の駅から出たら渋滞してた。。
右車線は全然動かないので左車線で進んでたら、こっちは高速入口への車線だった!あ、いけね、、と思ったけど右車線はぎっしりで入り込めず、ままよ、と進むと、入口手前に「琴滝」への脇道があったので咄嗟に折れて向かってみた。

ってわけで少々細い道を犬の散歩の人をよけながら進んで滝入口の駐車場で停車。歩いてみた。

ICの先に出るように裏の細道を進んでみたら、その先の9号に出られたし道もスイスイだった。ナイス寄り道。

←9号、京丹波町須知。すぐに前に追いつくけど、流れてた。

でまた引き続き9号をのんびり。
八木からの477号へは曲がろうかな?と思ったりしたけど、やっぱ通過。細い道を進む元気はない。。
道路の標示ではまだ気温31度。。ヘタレててもいい気温だよね。
老ノ坂峠を越えて京都市街に下ったのが6時半。やっぱりけっこう時間かかっちゃったけど、渋滞の盛りはここから。夕方の京都市内はさすがに混んでて9号はトロトロだった。京都で行きたかったとこなかったっけ?あったけど混雑してるから寄る気はなくトロトロ抜けた。

←9号、京都市西京区樫原芋峠。少し市街を見下ろせる下り坂。

まぁ今日は京都府メインみたいなドライブだから(標題は兵庫だけど)最後にじっくり渋滞にハマって市街を抜けるのもイイ纏めかもしれない。

1号、京都市下京区松屋町。五条通→
「無人速度取締路線」とかある後に時計塔が立ってて
一瞬「京都のオービスはしゃれてるなぁ、、」とか思った。
over!「八坂の塔」も見えていた。渋滞のお陰。

9号から1号へ、西から東に抜けて東山に出たのは7時になった。ほんのり夕焼け。日が長いのは嬉しい。

←1号、下京区下材木町。五条大橋から見た鴨川。
京の夏の夕暮れは川原のイメージ。涼しげだけど。。
over!東山区五条橋東。夕方の東山高架橋。
いつも夜に通るとオレンジの灯りの高欄照明が印象的な陸橋だけど、明るい時間だとおとなしい鉄パイプなんだね。

山科区もコッテリの渋滞。日が落ちて京都を抜けた。

滋賀県に入ってすぐに161号のバイパスに逸れた。この道はもう高速みたいに立派な道路で、空いててスイスイだったので今まで渋滞で溜まった鬱憤を晴らすべく快走。気が晴れた。
暮れなずむ薄桃の空を映した琵琶湖とか見れるかなとか思ったけど、方向的に琵琶湖が輝くのは朝日だけのようでよくみえなかった。(ちなみに朝日輝く琵琶湖が見れたのは2012/10/8のドライブ)

161号、大津市下阪本→

こっち方面はスイスイで、一車線になっても流れてたんだけど、逆の対向車線はずーっと渋滞が続いてた。
最初はまぁウチも京都では渋滞だったから、、、とワカルワカル気分で通過してたけど、あまりに長くビッシリだったからかわいそうなくらいだった。

以前は北比良で途切れてたバイパスもその先まで繋がってて北小松で湖岸の道に下りた。

161号、大津市北小松→
バイパスを下りるトコで辛うじて写せた琵琶湖。ブレブレだけど。。

パイパスを下りてもまだ対向車は繋がってた。。すごいな。こんな渋滞見たのバブル期以来かも?関西はいつもこんなもんなのか?

なーんて対向車の心配する前に自分の事考えないと、、
ここらでそろそろ風呂浴びたいので日帰り温泉検索。幾つかあったけど、過ぎちゃってた。。

うーん、、今日は汗かいたから風呂ははずしたくないなぁ、、っていうか、宿が取れれば言うことないんだけど、と今更のような時間だけど一応探してみた。
けどこの先でこの当日の空きは福井のお高いホテルのみ。でも風呂は越前市にあった。
のでそのまま進み、今津からマキノ間だけは朝通った道の重複区間を抜けて滋賀を横断。8時半に県境で福井に入った。

←161号、敦賀市山中。真っ暗な県境。

8号に合流して敦賀に進む。ここら辺にも風呂はあるけど1000円以上はパスなんだよね。

敦賀の8号はバイパスで完全に敦賀市街に入ることなくツルリと通過。敦賀湾の海沿いの道に出る。
海沿いの道は夜は涼しくなるかと思いきや、29度とか標示されてて驚いた。

8号、敦賀市江良。敦賀湾沿いの道→
何を撮ったのがよく憶えていない。海上に並んだ赤い光は船かな?

海から離れてトンネルで一山抜けて、武生に下る途中の白崎の「しきぶ温泉 湯楽里」に9時過ぎに到着。で入浴休憩。
ややぬめる泉質の湯で広くてよかったけど、ロビーから移動の斜行エレベータが遅くて面倒だった。

←しきぶ温泉 湯楽里。駐車場混んでたけど割とイイ位置に停められた。

軽い入浴で10時前に出発。9号に戻って福井に走る。

武生、鯖江、福井、丸岡と続く市街郊外のバイパスは遅い時間でも少々車が多く、夏の連休中日の賑やかさを感じた。

そして石川県に入った。後は進むだけ進んで寝るだけ。
だけど、その寝るのが一問題。汗だくで寝付けないとキツイなぁ、、ってことでスイスイと小松市まで進んだけど以前に寝たことある木場潟の道の駅は通過。
やっぱ寝るなら山の中しかないよね、と、360号を山方面に折れるつもりだったけどうっかり交差点通過。少し先から305号に折れて小松市街を戻った。

ら、小松市街でネットカフェを見かけて「あ、ネカフェで寝れば涼しくてよく寝れんじゃね?」と思った。けど、それは沖縄に行ったときくらいから考えつつも邪道な気がして避けてた手段、、躊躇しつつ通過して進んで、「やっぱ山中の道の駅だって昨夜みたいなら汗だくだからヤメヤメ」と考え直して戻ってきた。

ってわけで小松市街のネットカフェ泊。

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