どらいぶ日誌
2014/8/3

東由利〜398号(休)〜南三陸(買)45号(休)〜松島〜県道〜仙台〜4号〜柴田〜349号(食)〜水戸〜県道〜茨城〜6号〜松戸
朝はまた4時に目が覚めた。
今日は蒸して汗ダラダラ。でも外は小雨で霧が出てて冷えてて寒かった。

窓拭いてこっそり着替えて出発。

霧の道の駅「東由利」→

道は107号を岩手方面に、、と思ってたけど、雨だし寒いしもう十二分に楽しんだドライブだから少し早く帰ろうとか思って、すぐ先で398号に折れた。

でも暗い中をしばらく進むと、雨はやんで霧も薄くなってきた。夜明け前のホンの一時のお湿りだったのかな?

横根峠を越えて羽後町に出ると、空も明るくなり霧も薄くなってきた。広い田圃の道で、霧を抜けて朝に走る感じが気分良かった。

←横目に農霧の切れ目が見えた。

398号、羽後町南西馬音内→
東に曲がると夜明けに向かって走る道。

もう屋根外したい気分だけど、気温の標示は22度。まだまだ寒くて風邪引いちゃいそうな気温。着込んでれば別だけど、用意してた長袖一枚じゃ無理だね。しばらく我慢。

でもやっぱこの青空は開放感を誘うよね。ここで開けなきゃなんのための屋根外し車だかわかんない、、って気になって、湯沢の町を抜けた先の駐車帯「もしもしピット」で車を停めて屋根を開けた。

←もしもしピットでは老夫妻が車を待ってたようで、自分が停まったら微妙な顔された。

ヒーターつけて出発。寒いけど臨場感あってイイ。
その先の稲庭への道は山に囲まれた集落が続く道で、上がりかけた朝日はしばらくおあずけ。
右手の西側の山並みに東側の山の影がうつってて面白かった。

398号、湯沢市三梨町御嶽堂。over!山並に山並の影→

そして皆瀬で正面に朝日。いやー眩しい。
これはホンの一瞬であとはまた隠れた。

←398号、湯沢市皆瀬板戸。

道は山道に差し掛かったトコで小安温泉に入る。あ!この「小安峡大噴湯」は前から気になってたんだ。
いつも混んでて通過したりしてたけど、まだまだ早朝で駐車場もガラガラなので今日は車を停めて歩いてみた。

引続き屋根開けてヒーターつけて398号を進む。
谷間の道を少し進むと、先に大湯温泉というのもあって、そこも谷下や道の脇から湯気が立ってた。秋田の温泉は凄いな。。そういえば前に行った川原毛地獄とかも近いんだよな。

398号、湯沢市皆瀬小安奥山→

その先はそれなりに険しいような記憶あったけどそうでもなく、バイパス並のきれいな道でグングン峠を独走で気分よく登った。
しばらく進むと「栗駒神水」の水汲み場があった。しまったさっき自販機で水買ったばかりだ。。と、後悔しつつ県境の花山峠を越えて宮城県に入る。
花山峠より少し先に進んだ湯浜峠の辺りの方が、空も開けてて山の上!って感じで気持ちいい。
ここら辺も道がきれいになったね。
左手に見える栗駒山を見ながらゆっくりスイスイ進んだ。

398号、湯浜峠の手前
over!横目に栗駒山。

←あ、随分前に紅葉時期に来て写真撮った赤い橋だ。
峠を下ると緑が爽やかな森の道。んー気持ちいい。近道って感じで進んだ国道だったけど、逆に正解だったのかもね。
道は少し細めの区間もちょこっと残ってた。
対向車が来ないのはいいけど、方向に寄って朝日が正面で眩しかったりした。
ぐんぐん下って花山湖の手前の道の駅「路田里はなやま」でトイレ休憩。

車に戻るとカゲロウが乗車していた。
気温も上がってきたので窓も開けたから、その内どっか飛んで行くだろうと、気にせず出発したけど、この子、ずっとこのフロントでもじもじしながらずっと乗ってた。短い成虫の貴重な時間をドライブで費やしていいのかい?

←キイロカワカゲロウ(蚊じゃないよ)

そしてすっかり日が昇った眩しい朝の田圃道ドライブ。進む方向も東で、モロ順光で眩しかった。少しモヤッとしている割には日差しが真っ直ぐで諄いくらい眩しかった。
←398号、栗原市一迫一本杉。すげー眩しい。

↓この水車も印象的。(自分のサイトで見た風景w)
over!幾つか外れてるみたいなのは地震の影響?

だけど、進む内にモヤモヤが濃くなって、霧の薄曇り区間に突入。
栗原の市街に出る頃にはすっかり日差しが隠れてしまった。まぁ涼しいからいいけどさ。。

時間はまだ7時半。栗原から4号で南下するにはまだ早すぎて勿体ない時間なのでそのまま398号で突っ切った。

そういえばさっきのカゲロウはまだのんびりしてた。
んーこのまま干涸らびてもヤだから何処かで下ろすかと思い、少し国道を外れて伊豆沼に向かってみた。

この伊豆沼では「伊豆沼はすまつり」というのをやってるらしく幟が並んでいた。まだ8時前だから何もやってないだろうけど進んでみて会場の駐車場で車停めて休憩。

ひとりに戻ったトコで出発。
伊豆沼の先に「みやぎ県北道路」という無料の自動車専用道路があったので乗ってみようかな、、と思ったけどナビ地図にない新しい道路だから何処行っちゃうか分からないのでヤメ。下の田圃の中の県道を進んだ。

←県道、登米市迫町新田。

どんどん深くなるような霧の白い世界の田圃道、こういう方が自動車専用道よりドライブとしてはイイよね。(でも蒸し暑くなってきた)

398号に戻って登米市迫町の市街に出ると、サーッと霧が晴れて眩しい日差しと暑い夏が戻ってきた。
最初は「おーはれたー」と気分良く進んでたけど、すぐに眩しさと暑さに圧されてタジタジ。

398号、登米市迫町佐沼。佐沼大橋→
お祭りかな?提灯が並んでた。

道は迫町から中田町まで市街が続いて、どこかで朝食食べたい気分だけれどまだ8時半前でやってる店はなく通過。(はっと汁食べたかったなー)
クネクネの北上川を舐めながら引き続き398号を進む。

←398号(342号重複)登米市中田町浅水。

398号、登米市東和町米谷。気持ちいい直線→

そして田圃から森の道、そんなに高くない峠をトンネルで過ぎると南三陸町。
ここらで道路の気温標示は30度。。あちぃ。
いい天気もそろそろ飽きてきた。。

森を抜けるとすぐ先に仮設住宅の集まった商店街「南三陸さんさん商店街」があった。ああ、ここテレビで見たことある。
朝から開いてる店があるか分からないけど駐車場に車は多かったし人影も多かったのでちょっと寄ってみた。
商店街では食事はできずに出発。
他に店はないかな、、なんて思ったけど、その先は店どころか志津川の町自体なくなってた。。
ああ、そうか。そうだったっけ。

398号、三陸町志津川→

←駅前付近から見えた旧三陸町役場。

398号は一部通行止めで志津川駅の方に迂回。何もない駅前跡を過ぎて少し回って45号に出た。

45号は志津川を抜けるとすぐに海に出る。ここら辺の景色は変わらない感じで気分落ち着いた。
さっき買ったワカメの菓子を食べながらドライブ。

この海沿いを少し進んだ先で、398号は45号と分かれてリアス式海岸沿いに女川に向かうんだけど、もうそこまで走りきらなくてもイイヤと、そのまま45号で内陸に進んだ。

45号→
志津川湾への道。荒島が見える
んーなんかもう暑くてバテた。ダメだもう屋根閉じよう。。
ってわけで、45号のその先にあった津山の道の駅で休憩した。
ってわけでここから屋根閉じドライブ。何か優雅。
キツかったら無理することはないね。露天だけがドライブじゃないよ、、とか言いながら、もうすっかり帰路モード。

道は柳津から県道に出て北上川を渡ってその先の三陸道の無料区間に乗ってびゅーんと走る。

46号(三陸道無料区間)石巻市飯野。びゅーん→

←鳴瀬奥松島大橋。
曲がっている様に見えるのは疲れてるから?じゃないよね。
over!三陸道をおりて下の45号から見た鳴瀬奥松島大橋。

先月行った石巻は一気に通過して、東松島も抜けて奥松島ICで下りた。この先は有料なのでサモアリナン。
少し混んだ45号をゆっくり進む。

車が多いのでもちろん海沿いで観光地の松島は迂回。45号はすぐ先の松島町愛宕で県道に折れた。
この県道は内陸を仙台に抜けるよく通る道。利府町を抜けて仙台市に入ったのが11時半だった。

県道、仙台市宮城野区岩切羽黒前→

そして4号仙台バイパスに出て南下。

仙台市を抜けて隣の名取市では、4号の沿線で前から気になってた牛タン店で昼にしたいな、、と思ってた。けど、小さい店で駐車場も数台のみ、で、思った通り停められずに諦めた。こんなモロ昼時じゃダメだな。まぁ仕方ない。牛タンは先月食べたからいいか。。と諦めて通過。

←4号、名取市増田柳田。

あーあ6号が使えたら楽なのに、、とボヤキながら岩沼も通過。
車も減って流れがよくなってきたところだけど、ずっと4号を進む気はなく、その先の柴田で349号に折れた。

349号は長く深い田舎道を延々と水戸まで走る国道。
よく通る道だけど、そういえばここんトコ久しぶりかも。(震災後は通ってってなかったかも)

349号、柴田町下名生清水→
夏の雲と阿武隈川の土手。

道は暫らく阿武隈川に沿って進み、丸森町からは阿武隈渓谷の峡谷を進む細めの国道になる。

←349号、丸森町耕野高原。

これでも以前に比べれば新しいトンネルやキレイな区間で全然楽にはなったんだけど、まだ狭い区間は長く今日は特に対向車が多くて気が抜けなかった。

続々と対向車。車だけでなく、バイクや自転車も多かった→

そして1時過ぎに福島県入り。順調順調。このくらいなら早い時間に帰れそうだから気侭にゆっくり進めそうだ。

険しかった川の流れが緩やかになって谷も広く開けた伊達市梁川町で川を渡って阿武隈川から離れる。下流のほうが険しいというのも不思議な感じ。(最上川もそうだったかな)

←349号、伊達市梁川町五十沢舟場の梁川橋。

どこかで昼食べたいけど、この道で思いつく店と言ったら持ち帰りのこの伊達市の唐揚屋くらい。
「まぁいいか取り敢えず美味い唐揚を食べながら走るか」なんて思って来てみたら、その店がいつの間にか大きくなってて「お食事処」の幟が出てた!まじ?ナイス!喜んで車停めて食事休憩。
349号はそのまま市街を進んで伊達市の中心の保原町に入る。

ど、ナビ地図見ながらスイスイ進んでたら、うっかり進入禁止の道に曲がって逆送するトコだった、、いけねいけね。この市街の国道ルートは一箇所一方通行があったんだっけ。なんかもう少し目立つ標示が欲しいトコだ。

←349号、伊達市保原町。
国道はこの信号の交差点から左なんだけど、左折禁止の進入禁止。なんの表示も無し。国道を辿って進む車っていないのかな?

349号、伊達市月舘町御代田上関→
「小手姫の里まつり」という幟が並んでたけど、開催されてる祭りなのか近々やるものなのかわからず通過。
(翌々週だったらしい)
町の区間を抜けると暫らくは低い山間の田圃の道。地図で見ると広瀬川に沿って進んでる。
帰るだけのドライブだけど、純粋に気持ちよくのどかに流れて、ある意味一番充実して走行できた区間かもしれない。(でもまだ暑くて屋根は閉じたまま)
東和、岩代と二つ続いた道の駅を寄らず通過するとその先は暫くなく、そろそろトイレ休憩したいなとか思いつつずーっと黙々と進んだ。

349号、古殿町松川→
古殿の町の手前。正面に鎌倉岳。

あれ?道の駅もう一箇所なかったっけ?記憶違いかな?とか思い始めた先の古殿町にあって休憩した。トイレだけの休憩。ソフトは、、腹緩いからヤメといた。もう4時だけどまだ30度なので屋根も開けずに出発。

その先、この349号で一番狭い区間だった鮫川村の中心部は手前から新しいトンネルが開通しててバイパスで迂回できるようになってた。(去年開通らしい)

←349号、鮫川村赤坂西野。鮫川バイパスの中野トンネル。

でもその先の細い区間は相変わらずだった。ちょっと嬉しかったりして。
ゆっくりクネクネと通過。さすがに此処は対向車もなく楽々だった。

349号、鮫川村赤坂東野滝ノ下→
over! それと、何度か間違えて脇道に進んじゃった事あるまぎらわしい交差点もそのままだった。

ぐんぐんと少し険しい山道を超えて、谷間の棚田を見下ろしつつ矢祭に抜けた。

←349号、矢祭町宝坂。横目に谷と棚田。

矢祭りまで来ればもう日帰り悠々圏内。後は水戸まで走りやすい道なので、気が楽になったけど、それと同時に車も増えて列での走行。

そしてやっと福島県を抜けて茨城県。まだまだ明るくて暑いけど5時になってた。

列はペースいいけど早くも飽きてきた、、ってトコでナビ地図に日帰り温泉っぽいのを見つけたので行ってみた。

太田市大中町。「ぬく森の湯」への道→

おお、ちょうどよかったナイス!なんて思ったけど駐車場で停めてスマホで検索してみたら入浴料が千円以上だったのでヤメた。

後は黙々と349号を列に混じって走行。あ、途中の里美の道の駅でトイレ休憩して屋根閉じた。
常陸太田市ではさすがに少々渋滞。まぁ夕方のイイ時間だから仕方ないね。久慈川渡って那珂市は二車線になるので流れててスイスイだった。そのまま流れて水戸まで走った。
349号の水戸市街の入口は、トンネルで千波湖に抜ける下の道と丘の上の市街にのぼる陸橋の上の道とあって、走ってた車線が右側だったので深く考えずに上の道に進んでみたら、、
水戸市街はお祭りだったようで(黄門まつり)、中心部が進入禁止で大渋滞。。わー失敗した。
最初は余裕こいて渋滞の列で我慢してたけど、余りにも動かないのでナビ地図見てチョコチョコ迂回。でもどこも混んでた。おとなしく来た道戻って何とか下のトンネルくぐった方が早かったかも。
日が暮れてやっと千波湖に抜けられた。随分時間かかった気がしたけど時間で見ると三十分ほどだった。そんなもんか。

あとは真っ直ぐ茨城県庁の県道を南下。茨城町で6号に出てそのまま素直に6号で帰った。
やっぱり石岡は混むのかな、、とか思ったけどそんなでもなく通過。その後も流れてて苦もなく茨城県を抜けた。
でも最後の柏からはさすがに渋滞。迂回して旧水戸街道で帰った。自宅到着9時半。

まさかまさかの六月から連続での東北ドライブ
今回は山形くらいの距離を軽く、、のつもりだったけど逆に前回よりペース良く
思いきり青森まで廻れて下北半島の長い道を満喫できた
そうだよね出だし良ければ三日間あったらこれくらい廻れるんだよね
またちょっと暑さにやられてバテちゃってた時間もあり涼しい東北のイメージは完全に覆ったけど
美味しい物と爽快な景色を楽しめた充実の連休ドライブで夏を味わえた
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