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赤神神社五社堂

ファイル 967-1.jpg男鹿市船川港本山門にある神社。社殿は国重文。
詳しく知らずにきてみたら、結構な石段登りのスポットらしかった。
おお。やっぱ朝は石段で一汗かな。
最近あんまし登ってないから意気揚々。

まず案内を読むと、「五社堂」というのは鬼の伝説の鬼を祀った社だそうだ。
此の地に来た五人の鬼が悪さをしたので、困った村人が娘の生贄を賭けて鬼に1000段の石段を作らせたのだけれど、だまして999段で時間切れにして勝利。賭けに負けた鬼は山に籠もって村が平和になった。
というなんとも怪しい物語。(つまり異人をそそのかして働かせて殺しちゃったんでしょ)
その鬼が「なまはげ」のルーツだそうだ。
子供を脅かすにしてもちょっと酷い話に思えるのは穿った見方かな?

そんな999段の石段。よっしゃのぞむところだ!と意気揚々登り始めた。

ファイル 967-2.jpgまず鳥居くぐって少し登ると塔(宝篋印塔)とか池とか有った。


で、石段の登場。
どこを数えて999段なのか分からないけど、結構ラフな昔ながらといった石段で鬼が作った手作りの石段という印象ではある。
結構急で登り応えがある真っ直ぐな坂。(写真で見るとあまり急な感じしないね、、、)
すこしカーブしてたけど折り返したりはしてなかった。

焦らずゆっくり登ろうと思ったけど、半ばまで登ると下から後続の二人組の話し声が聞こえた。
あれには追いつかれたくないなと意地になって進むと、途中でちょっと踏み外して泥濘に足突っ込んじゃった、、

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サンダルで良かったような、、マズったような、、、
でもほぼ休憩もせずに一気に登れて、赤い鳥居をくぐった。

鳥居の先に井戸があった。
「姿身の井戸」という井戸で案内によると、水面に自分の姿がはっきり写らない者は余命短いんだそうな。

ファイル 967-4.jpg

覗いてみた。
これは取り敢えずしばらくは生きられそうだ、、、
ちょっと足のドロドロが気になってたから水を汲んで足を洗った。

そして国重文の「五社堂」。五つの鬼を祀った社。
社自体は大きくもなくわりと新しく改修した感じだったけど、並んだ感じがすごく雰囲気あって堂々としてて良かった。

ファイル 967-5.jpg

ここに到着したくらいに合わせた感じで、青空見えて陽が差してきた。なんか神々しい。
やっぱ登りきった後の参拝は心洗われるな。
拝み方とか有るのかな?
取り敢えず右から順繰りに拝んで廻った。

ゆっくり拝んでたらさっきの後続の2人組に追いつかれてしまった。

ファイル 967-6.jpg

で、下りは慎重に。
滑ることはないけど踏み場を選びながらスタスタ下りた。
わりと登りより下りの方が足元神経使って疲れるよね。
(サンダルで登ってくる所じゃないと思ったww)

ファイル 967-7.jpg

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