2012/6/2
松戸〜県道〜幸手〜4号〜仙台〜県道〜多賀城(休)県道〜松島〜346号〜東和〜456号〜千厩(食)456号〜江刺〜県道〜金ヶ崎(休)4号〜花巻(休)(湯)県道〜盛岡〜4号〜岩手(寝)

いつもより早く起きて、3時半チョイの出発。
ダーっと北上。東北へドライブ。

まずはいつもの道で野田に出てそのまま宝珠花橋まで進んで埼玉に渡る。ちょこちょこっと県道を進んで幸手市に入った所で4号バイパスに出た。

利根川を渡るところで日が昇った。
湿気の関係か今日の朝日は丸く赤く可愛く登場。

4号、新利根川大橋でトラックの合間から朝日→
over! ズーム。

あとはずーっっと4号。
何か気合い入ってた割に行程は単純で(岩手までは真っ直ぐのつもりで)、天気いいけど思った通りトラックだらけだから屋根も空けずに黙々と流れた。

トラックは道々折れて減っても交通量は多く、宇都宮を過ぎても車はずっと繋がってた。
けど、イライラするほどでもなくまずまず順調に流れて関東を脱出し、白河で給油。

郡山を7時半に通過。福島を8時半に通過。(←over!

宮城県に入ると市街地が続いて、また少し混んで仙台には10時過ぎに進入。
仙台まで6時間半か、、やっぱ6号が使えなくなったのは痛いなぁ。

4号、仙台市若林区大和町→
これだけ車線あっても混む仙台バイパス。

まだ早いし、さすがにいい加減屋根開けたい天気なので仙台あたりでちょっと寄り道。
青葉城でも行こうかと思ったけど、あ、城って言えば!そうだそうだと思い出し、4号を逸れて前から気になってた多賀城に寄り道してみた。

多賀城への県道は、ナビ地図にはない新しい陸橋でJR仙石線の線路を超えてキレイに繋がってて、イイ道を真っ直ぐ楽々進むとすぐだった。

←県道、多賀城市南宮庚申。

で、ナビを見ながら多賀城跡の政庁跡に向かった。
ちょっと宅地の裏の方で一瞬失敗したかな?とか思ったけど、ちゃんと案内通り進むと駐車場があった。停めて歩いた。
思いのほかのんびりしすぎて、昼過ぎちゃった。。二時間もいたのか。。やっと屋根開けて出発。

道も考えずに適当に進んだけど、またナビの調子が最悪で困っているうちに利府で工事の渋滞。ダンプと工事が多かった。

あ、この道、前(2010年10/9)に通った道だわ。やっぱ適当に進むと同じ道進んじゃうモンだね。同じ道な上にダンプの後なので迂回路を検索(具合悪いナビでパッと見て、落ちる前に道筋を覚えて、、という荒技)

↑ダンプだらけ。屋根開けて失敗な感じ。。

大和町鶴巣小鶴沢→
適当に折れた道だけど山中の走りやすい道だった。

適当に折れてぐるっと県道を回って、一旦落ち着こうと大郷町の道の駅で休憩した。

もう、ナビはダメダメなので間違いのない国道で回ろうと松島町幡谷から346号に出た。
ここらの国道はどれも割とお馴染みの道。番号だけ勘違いしなきゃ思った方に進めるから、安心して落ち着いて広い田圃の道をのんびりドライブ。んー気持いいね。やっぱり初夏は田圃だね。
多賀城からずっと感じてたけど、やっぱり宮城県内は地震の影響深く道がボコボコ。舗装だけでなく段差も多い。
特に橋の継ぎ目が、ズレた段差が高くて要注意。
↑吉田川の土手。

←346号、大崎市鹿島台平渡。
JR東北本線を越える陸橋。

←舗装工事もあちこちで行われてた。たいへんだよね。

涌谷を過ぎて森に入ると、黄金山神社があった。
さっき多賀城で聞いた「日本で最初に金が取れた(住んでた人にとっては迷惑な)場所」がここだ。資料館みたいなのもあるから寄ってみようか、、とか思いながらも通過。。まぁまたいづれ。

そして米山の町を抜けると、346号は迫川に沿って走る。

この辺りは山口県でもないのに黄色いガードレールがあった区間。地震で舗装とか新しくなってガードレールも変わっちゃったかな?とか思ったけど、ちゃんと新しい黄色のガードレールが設置されていた。おお。意図的に黄色なんだ此処。

346号、登米市米山町。迫川沿い→
カーブ注意って意味で黄色いのかも。

そして登米の町は少し渋滞。んーここはいつも混むよね。のんびり346号をトレースして進む。
ここらに来ると「はっと汁」を食べたくなるけど、今回はこの先の岩手県に入ってから食べようと思ってたので惜しみながら通過。

そしてしっとりした街角の東和町で456号に折れた。
保存区でもない普通に古い田舎の町並みって感じがいいねぇ。

ここでやっと前の車が消えて独走。気持ちよく走れた。

←登米市東和町米川。456号じゃなくてちょっと近道で入り込んだ米川の町の道。over!

町を出るともう宮城県は端。県境の峠は「七曲峠」。
名前ほどの葛折りの道ではないけど、タイヤ痕が残る走りっぽい道。いやいや僕は飛ばさないけどね。
気分良く抜けて岩手県に進入。

山を下るとすぐに旧藤沢町の町。
ここも少ししっとりした街角。
「炎」という赤い幕が街灯に垂れ並んでた。
(藤沢は土器と窯の町で、夏に「野焼祭」というのが行われるそうだ)

←456号、一関市藤沢町 。

白い野菊が咲く田舎道を進んで千厩に出た。
千厩には前から気になってた(以前一度来たけど夜で終わってた)店があって行ってみた。
456号、一関市千厩町→
ローカルなパチンコ屋が印象的。

ら、、「準備中」。。うわーまたハズレかよと通過。
でもあれ?おかしいな。ネタ帳情報ではやってるはずだよな。。と気になって引き返してみた。
もう一回通過して、「まちの駅」の駐車場で停車。

ダメ元で電話してみたら「夕方は五時からだけどどうぞ来たら開けますよ」とのこと。駐車場の場所も聞いて来店。
電話してみてよかった。無事に食事。

←千厩名所の「夫婦岩」(食後に通過)
ここは車停めてちゃんと見ればよかった、、

引き続き456号。
千厩の町を出ると道のすぐに隣りに大船渡線のローカル列車が併走。摺沢までしばらく並んで快走した。

←↑JR大船渡線(ドラゴンレール大船渡線)と併走。

いやー近ごろのディーゼル(キハ100)は早いねぇ。並ぶのがやっとだった。

摺沢の町ではダンプに追いついちゃった→

摺沢で線路と別れて尚も456号。
やたら案内が出てた「猊鼻渓」に行ってみようかとも思ったけどやめて直進。
他の車はみんな曲がって行ったからまたまた独走になった。

←456号、(345号重複)大東町渋民。
白い野菊が勝手に咲いててキレイ。
重複してきてた343号とも少し先の猿沢という町で別れてまた456号を進む。

ちょっと軽い山を抜けて、快走の田舎道。気持ちいい。

そうそうここら辺で道路を横断するリスを見かけた。(勿論写真は撮れなかった)道路を横断するリスって初めてみた。っていうか国内で野生のリスは初めてみた。すげー。かわいー。(一瞬だけど)

456号、奥州市江刺区田原→

と、気分沸きながらスイスイと江刺まで進んだ。

江刺の町も少し風情がある町。
ちょっと整備され過ぎちゃってる感じもするけど、一つ裏の道に入り込んでみようかな?とも思える町並みだった。(一つ裏の道は歩道みたいだったから入り込まなかったけどね)

←456号、江刺区川原町。土蔵造りの町並み。

町を通過して県道に折れた。
そんな古風な町を幾つも過ぎて向かってたのは金ヶ崎町。

ここは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された武家屋敷の通りがある町で、ネタ帳に載せていた。江刺からはすぐだった。

県道、金ケ崎橋。北上川を渡るところ→
前に見える対岸の森が金ヶ崎城趾だったらしい。

北上川を渡って金ヶ崎町。
さあ重伝建はどこかな?と思ってたトコに「まちなみ交流館」というのがあった。ので、寄ってみた。

で、貰ったパンフのガイドマップを見て町中に進入してみた。
車で入っちゃまずいような道ではなかったので遠慮なくフラフラ裏小路、諏訪小路、表小路、達小路と廻ってみた。

。。けど、、あれ?
パッと見、よくわからなかった。。

←金ケ崎町西根表小路

生垣に隠れて屋敷はあまり見えず、観光的雰囲気が薄かった。
見える家もほとんどは普通の家っぽく、普通の宅地の舗装路に思えた。
裏小路、添田家住宅門→
バトミントンで遊ぶ子供とかも見かけて、平和な休日。
二周してみたけど、あまり特別な感じを受けなかった。

「重要伝統的建造物群保存地区」、、だよね?
建物というか生垣の町だった。

正直、あまり面白味を感じられなかった。

↑諏訪小路、坂本家住宅。唯一見かけた藁葺き屋根。

4号に出た。
あーあ、また4号に戻っちゃった。近場で他に何かあったかな、、と、ネタ帳見て、花巻に向かった。
夕方だけあって北上の市街では少し混んだ。まぁしょうがない。幹線道路だし。

花巻市街に入ると、通りに「宮沢賢治の生家」というのかあった。

「宮沢賢治生家」家は新しかった、。 →
(御血縁の方が生活されているそうです)

歩けば色々あるらしいけど、もう夕方だからネタ帳に載せてたポイントだけを狙って進んだ。
具体的な場所は知らず、ここらへんかな?と目星付けてた所がバッチリ目的地だった!ナイス。
ちょこっと路駐して大町交差点拝見。

花巻と言ったら温泉だよね。
って事でいい時間だし花巻温泉郷に向かってみた。

商店街を抜けたらすぐ先に温泉郷があるのかと思ってたけど、意外と離れてた。(福島と飯坂温泉の距離くらい離れてた気がする。)
ナビがダメダメだったからドコまで行くの?って感じで進んだ。

←県道、花巻市松園町。
JRを越える陸橋からの下りで、夕陽真正面。

夕日を浴びながら案内にそってずっと進むと、山間の谷に立派なホテルが並んでた。。
ちょっとホテル群の正面は行きづらいな、、と脇道の県道の方を進んだら、その奥に古湯「台温泉」というのがあった。
←県道、台温泉旅館街。

こっちは狭い谷間に旅館がひしめき合ってて、温泉宿雰囲気密集。たまに動くナビ地図見たら、道が円になってたので、ずんずん進んで一周してみた。
ら、そんな中に日帰り湯があったので、寄って温泉休憩。

旅館風な新しい建物の内湯だけの温泉で、ちょっと熱めの湯は気持ちよかったけど、広くはなく眺めもなく(無人状態で)あまりイイ感じではなかった。

もう屋根は開けずに出発。(虫多いし少し寒いからね)
ちょっと興味本位で花巻温泉郷のホテル街にも寄り道気分で進んでみた。

あーやっぱ何か場違い。ずっと立派なホテルが並んでた。
花巻温泉ってこういう所か。
飯坂温泉みたいな町の雰囲気を期待してたけど全然違ってた。

ホテル街の一番奥に進むと「釜淵の滝」とあった。
ちょっと車を停めて歩いて、、みたけど、もう暗くて不気味でオバケ出そうだからやめて引き返した。(明るいうちに先にこっちも来てみておけばよかったな。。)

来た道を戻るのはつまらないので、そのまま県道を北に進んでみた。
途中ちょっとコンビニで地図を確認。

で、4号には戻らずにそのまま盆地の西端に並ぶ県道でカエルの大合唱を聞きながらドライブ。

走りやすい県道でスイスイと盛岡まで出た。

さてどうする?
盛岡で折り返しくらいのつもりだったけど、まだ7時半で寝るには早いし、明日どう回るかなぁ。。
まぁいいかとりあえず進もう。

と、考え無しに4号に出て北上。

滝沢で292号に出ようかとも思ったけど、そっちって道の駅あったかなぁ、、と思い出せなくて(少し先にあったらしい)そのまま4号を進む。

←4号、岩手町五日市から見下ろした岩手町の町とJR東北新幹線の「いわて沼宮内駅」
ここは夜通ることが多いけど、いつ来ても周りが真っ暗なだけに異常なほど明るく感じる駅のホーム。町全体の灯りを足してもここまでいかないんじゃん?てくらいに感じる。

岩手町まで走って広い道の駅「石神の丘」で停車。
まだ9時で早いけど、これ以上進むと岩手県脱出しちゃいそうだし。昨日もこんな時間に寝ちゃってたので丁度いいかな。此処で就寝。

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