9/20 mon 3日目
10号〜宇佐〜213号〜別府(観光の後、柴石温泉で休憩)県道(やまなみハイウェイ経由)〜南小国〜212号〜日田(散歩しつつ朝食+昼食)210号〜大分〜197号〜佐賀関〜国道九四フェリー〜三崎〜197号〜大洲〜56号(御荘の道の駅で車中泊)
暑くて寝苦しかった。。
前日涼しくて油断したけど九州はまだ夏だった。。油断し過ぎで市街地の道の駅が悪かった。
二時に一旦目が覚めてから眠りつけず、ちょっと回して空調ガンガン冷やしたりした。
眠れないーとか思いつつ少し眠れて次は四時半に目が覚めた。
ちょっと睡眠時間短い気もするけどこんなもんかな。屋根開けて窓拭いて五時過ぎに出発。
取りあえず方向的に自然な大分県メインのドライブと決めて南西に走った。
大分って言ったら?中津の唐揚げと大分のとり天かな。(結局また食い物か。。)どちらにしてもまだ時間早すぎるので、取りあえず流して回るべく国東半島を走った。

六時半になって日が昇った。あー東側じゃないと朝日は見れないかな?とか思ったけど、くねくね走ってたのでいい形で海を挟んで朝日が見れた。

213号、国東市国見町 櫛来。道の駅のすぐ先→

国東半島は何度目だろう?思ったより時間がかかるってだけで印象薄いので、今回は何処か寄ろうと思った。
けど、なんか寺ばかりであまり興味沸かず、、また印象薄く通過しちゃいそうだったので、国東の海岸の展望台がある駐車場で休憩。そこにあった地図を眺めた。
でもやっぱり寺だらけ。。そういえば会社の人に薦められてた崖の仏像とかあったけど、、あまり気がのらず、、

←213号、国東町富来浦にあった展望台。
over! 駐車場の眺め。。
click! :2500×500 パノラマで伊予灘と砂浜。

なんかもう、別府に行って朝から温泉とかがいいな、とか思って携帯で調べてみた。(シャツ着替えて体拭いたものの寝汗のドロドロ感が残ってたので)したら、歴史あって朝からやってて料金安い市営の温泉浴場が見つかった。
ってわけで結局また国東半島はちらちら海見て通過するだけの印象のまま駆け抜けた。

10号に出るトコで少し混んだ。
トロトロ進んでたので、八坂川を渡るトコで杵築城が見えた(観光用の模擬天守だけど)
そういえばこの杵築も城下町っぽい古風な町らしいけど、もう風呂モードなので寄らなかった。

213号、杵築大橋から振り返る形で杵築城の模擬天守→

10号は片側二車線でうまく集団から抜けるとスイスイ走れた。
別府に近づくと椰子の並木でお出迎え。天気良すぎで海も山も良く見えた。

←10号、別府市亀川東町の亀川バイパス。
すぐ先に高崎山が見える。

気持ちよく進んでて、うっかり曲がるつもりの県道をスルー。(あらあら)
まぁいいや少し周り道で500号に曲がってソテツ並木の坂を登った。

500号、別府市汐見町の入口→
ここが「やまなみハイウェイ」の入口だったんだっけ。
地図的には「九州横断道路 入口」。九州横断道路?どういうルートだ?

そてつ並木の温泉坂を登ると「地獄めぐり」の案内が続いてた。地獄めぐりってどんなんだろ?なんて気になってたら、また曲がる県道をスルー。。(どうしたどうした)
Uターンのつもりで海地獄の駐車場に入ってみた。

ん、なんだ?地獄って朝からやってるのか?(まだ八時)
入口あたりにでどんなもんか案内板でも無いかなとか思ってフラフラしてたら案内係の女の子が丁寧に紹介してくれた。
なんか珍しく素直に気を良くして、折角だし観光しちゃおうかな?とか思い、観覧券セットを買って地獄をめぐった。。

八つの地獄の内、二つは少し離れているので車で移動。
丁度その地獄への道が、さっき曲がろうとしてた県道だった。。

その続きの地獄に向かう途中で「別府ゆけむり展望台」という案内に惹かれて行ってみた。
↑別府ゆけむり展望台。普通の宅地の外れにあった展望台だけど、なるほど別府の町が一望出来ていい眺めだった。
天気よく夏に戻ったように熱かったからか、湯煙は少なかった。
click! :2000×550
ちょうど最後の地獄は行こうと思ってた温泉の近くだった。
ただでさえ真夏に戻ったような天気なのに湯けむりで汗だらけ。風呂浴びたい度が極まったトコで狭い谷間の道を少し進んで「柴石温泉」に行った。

柴石温泉は醍醐天皇が湯治したという歴史ある温泉。
¥210でさっぱり天国。
内湯も広いし露天はぬるめでゆっくり出来る。(蝶々が飛び回ってた)蒸し湯という湯けむりサウナも素朴で良かった。さっぱりした。

ドライブ再開。もう屋根閉じて走りたいくらい暑い日差しになってたけど開けて出発。
500号に戻って、耶馬溪に走って中津で唐揚げ!(耶馬渓の近くにおいしい唐揚げ屋さんがあるらしい)と思ってたけど、、500号に折れる右折車線が混んで並んでた。
ので、県道に進んで「やまなみハイウェイ」を走る事にした。(500号の何処に行くんだろう?まさかみんな唐揚げ?)

←500号、別府市小倉。右折が500号。
直進がやまなみHW。正面の山は鶴見岳。

片側二車線と登坂車線がある内にちょっと頑張ってゆっくり車をパス出来たので、涼しげな森の区間は気分良く走れた。

走っている内にちょっと曇ってきちゃったけど、暑かったから丁度良かった。
しばらく進んで、また前のゆっくり走る集団に追いついた辺りでぱーっと視界が開けて、由布岳の高原地帯に抜けた。

横目に由布岳。ちょっとカルストっぽい高原→

わお。この区間は初めて来た。のんびり車間開けて景色見ながら流れた。

←県道、由布市 湯布院町 川上。
雲を冠った由布岳を見ながら下る雄大な道。
over! 湯布院の町方面も見下ろせた。click! そしてあっという間に通り過ぎた。

のんびりし過ぎて気が付けば「やまなみHW」から外れて由布院駅に向かってた。。
そのまま駅を回って先で戻れはいいんだけど、混みそうだと思って脇道に折れてみた。(っていうかその方がルート的には素直)
ら、逆にこれがモロに観光の道で、歩行者地獄と駐車場に迷う車との離合出来ない車で立ち往生。。
のんびり構えて焦らずに通り抜けたけど、知らない地域の観光地って怖いね。車で入るべきじゃない区間は地図見ただけじゃ分からないもんね。
、、とか言いながら、実は由布院は友達どうしの旅行で来たことあって、途中からはレンタカーで通った記憶のある道だった。
←↑湯布院、金鱗湖付近。
温泉とかしゃれた店とかいろいろ集まってるトコっぽい。
金鱗湖はチラリとも見れなかった。
そして「やまなみ」の県道11号線に復帰。
この道、210号にぶつかってからのルートが分からず、ナビ地図で県道11号線を探してちょこっと210号を東に進んだ。
←210号から県道に折れてすぐの所で見かけた旧日野医院。
国重文の明治建築だそうな。
で、折れた県道11号は、えらく細い道で明らかに「やまなみ」じゃない道だった。

この道は先でまた210号に出るから「やまなみ」から外され無視された区間。細く険しい山道ながら一応山々も眺められた。まさかの対向車もたまにあったけど、晴れたし、一日一度位はこんな道も悪くない。

210号にぶつかったトコで「やまなみ」の県道11号線に変身。人気者の素顔を見たような気分(笑)
が、
せっかくの「やまなみ」は車が多くトロトロで、空もまた曇って来ちゃった。。どいつが遅いってわけではなくずーっと車が続いてて、40km/h走行。(制限以下。。)

焦らずに途中で食事でも、、と思ったけど、たまーに見かける店は観光地ムードたっぷりで、混んでてとても寄る気にならなかった。
あぁやっぱり別府で何か食べるべきだった。。

←県道。九重町田野。やまなみhw長者原。
正面に久住の山並み。写真撮る為に精一杯車間開いた。
青空見えてても此処は曇ってるっていうのもヤだなぁ。

大分スペシャルだったのに気が付けば大分県脱出。。
じゃ、県境越えたったばかりの442号で曲がろうと思ったけど、ここで前の車が揃って曲がって前があいたので、気を良くしてそのまま進んだ。
けど、 ほんの一瞬快走して詰めた先には、自衛隊の隊列がいた。。あぁこれが蓋してたのか。

やまなみhwを走る82式指揮通信車。その前にはトラックが続く→
右上に排煙口があって時折真っ黒な煙りを吐いて走るのでたまらない。

こんな隊列の後で走りたくなかったので次の県道を曲がった。
442号で向かおうと思った竹田方面に曲がるつもりが、気まぐれで逆の南小国方面に曲がっちゃった。
この道は長い区間他の道と交わらない辺鄙な田舎道。
走り易い区間もアリ細い区間もアリだけど、また調子の悪いナビの地図を気にしなくとも困らない道だった。

のんびり走ってたら、ミニの集団に追い付かれた。
少し引き離したく飛ばして進んだけど、慣れてるのか面白がっているのか(いやいやミニって速いよね)喰らい付いてきてた。背中でブンブン煩かったけど、狭い道の温泉集落を抜けたら見えなくなった。なんか面白い温泉だったのかな?

←県道、南小国町 満願寺の満願寺温泉。

南小国で212号に出た。
ここらで雨が降ってきた。。小雨で走ってる分には濡れない程度なので、屋根閉じようかどうしようか迷いながら小国を抜けた。

212号、南小国町 赤馬場→
多少雨降っても慌てなくなった。慣れてきた。

雨は谷間の杖枕温泉辺りで天気雨になって、県境越えて大分県に戻ったらすっかり止んでイイ天気。
自衛隊に蓋されて、ミニに追い駆けられて、雨で追い払われた熊本県だった。やっぱり大分を出なきゃよかった(笑)

でも晴れたらまた夏の日差しで暑く、うまくいかないもんだね。。

←212号、日田市天瀬町出口。
窓の映り込みが激しいくらいの明るい天気。

212号は日田に出る。
日田と言えば、、焼きそば! そうそう一度食べてみたかったんだよね。携帯で店を調べてナビさせた。
ナビの案内する日田市街への県道は細い変な道だったけど、かえって面白く三隅川を渡って、無事に焼きそば屋に到着、、
してみたら凄い混んでて行列になってた。。

日田市街、焼きそば屋前。こんな列じゃパスだよね→

これに並ぶ気はせず、他の店を検索。行ってみたけど、こっちは見つからなかった。。おかしいな。
そのかわりちょっと風情がある石畳の道が通れた。

←日田市街、専念寺の脇。寺町通りの石畳道。
日田の市街に入り込んだのは初めてだけど街角にも風情があった。

日田は諦めて、もう耶馬溪に向かおうと212号に出てみたら「豆田の街並み駐車場」という案内が目についたので、誘われるままに行ってみた。
駐車場は月隈公園の脇で、街まで少し歩くみたいだったけど、まぁ少し散歩気分で歩いた。
そしてその散歩の途中で食事。とっくに昼過ぎた朝飯。。
ドライブ再開。の、前にさっき店で教えてもらった日田市内の地元の人の水汲み場に行ってみた。

花月川の横の小山の脇の水汲み場。説明板も何もないモロ地元用っぽい小さな水汲み場だった。
ここも杓と漏斗で500PET四本分いただきました。
無料の日田天領水。おいしかった。

その水汲み場、場所は伏せといた方がいいのかな?とかって訳じゃなくて、たまたまピントが合ってなかった画像。何となく夏っぽくっていい→

ドライブ再開。と、思ったけど気が付けばもう三時半過ぎ。微妙な時間だったので、どうせなら日田焼きそばのハシゴで遅い昼飯も食べちゃおうと思ってまた日田市街に戻った。

昼に最初に行った店「三隈飯店」さすがにもう行列は無くなってた。けど、駐車場は満車(四台分だけだし)。少し先の商店街の駐車場に停めた。焼きそば二皿目。

駐車場では(料金払った後で)管理のおばちゃんに「焼きそば食べたの?」と話しかけられて、ずるずると長話してしまった。(一般の家庭でも焼きそばは普通に食べるけど、鉄板と火力が違うから店のようにパリッとは作れないそうだ。とかそんな話)市川に住んでた事もあるそうで、出庫する時にナンバー見て、懐かしいとまた話しかけられ、入庫する車が来るまで入口で停車したまま話した(笑)話し過ぎ。のんびりし過ぎ。

たっぷり味わった日田を後にして210号を走った。
今から耶馬溪はもう日がもたないと思って、後は大分に走った。

少し走ると道の右脇に勢いある滝が見えた。
左側に駐車場もあったので、咄嗟に車を停めて歩いてみた。慈恩の滝。

日暮れ前にまた一つ楽しめてよかった。
また谷間の210号を進んだ。

夕方だから覚悟してたけど、思った程の渋滞も無く大分市内に進入。

210号、大分市 玉沢。トキハわさだタウン前→

さすがに市街中心は渋滞してた。中心部を迂回することなく突き抜けて少し揉まれつつ179号に出た。
あぁそういえば鳥唐揚も鳥天も食べなかったな。。
でも今回は充分。

179号を佐賀関に走ってフェリー乗り場に着いたのは七時半すぎ。
予約無しだと次の船は乗れない可能性あると言われながら無事に八時の便に乗船。
今回の九州はあまり走らなかったけど、目標にしてなかったからこだわりも無く、あっさりと海を渡った。

船ではずっと甲板に出て夜の海と明るいけど時折雲に隠れる月を眺めていた。

なんかあっという間に愛媛の三崎港に着いた。
暫く行儀よく赤い灯の列に混ざって暗い佐田岬の半島を進む。途中、月明かりで海と半島の山並みが見えた。

列は快速に進んで八幡浜を抜けて大洲で56号に出た。宇和島方面に曲がって、後は行けるだけ進んだ。

て、わけで愛媛県の端、愛南市(旧御荘町)の道の駅まで走る。なんか前にも大分から渡って此処で寝た事あったな。今回もここで車中泊。寝たのは十一時半。

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