9/21 tue 3日目
56号(ドライブインで朝食)〜須崎〜県道〜高知〜194号〜寒風山〜(町道・林道経由)県道〜久万高原〜(494号、県道経由440号〜地芳峠〜県道〜津野〜(439号経由)197号〜須崎(道の駅で昼食)494号〜佐川〜33号〜松山(温泉休憩)周防大島松山フェリー〜伊保田〜437号(東和の道の駅で車中泊)
この夜も蒸し暑かった。でも五時前まで寝られたから上等上等。
体拭いてシャツを着替えて屋根開けて出発。
走り出すと風は冷たく、やっぱり夏は過ぎたようだ。
夜明けも遅くなって暫く暗い56号を進んでたけど、六時頃にちょうど四万十市の旧中村市街で東に走ってる時に正面に日が登った。
←56号、四万十市具同。朝日真正面。
over! 隣に土佐くろしお鉄道のアンパンマン列車が走ってた。なんか変。。
四万十川を渡り四万十市を抜けると海辺に出た。
割と短い区間だけど海沿いをくねくね走る。海にも反射した朝日は、眩しいけど気持ちよかった。

56号、黒潮町白濱。広い土佐湾の海→

海から遠ざかって少し走ると四万十町(旧窪川町)に出る。
四万十ばかりで紛らわしいけど、四万十川の上流の町。川は蛇行してさっきの四万十市で海に流れる。

その先にドライブイン「ゆういんぐ四万十」があった。
そうそう、ここって朝食が食べれたんだっけ、と思い出してとっさに寄ってみた。図らずも丁度ばっちり食堂開店の七時だった。

ゆっくり朝食食べて、ちょっと土産屋も覗いて出発。まだ特に考えもなく56号を進む。

道は少し山に入って、七子峠を越えて中土佐町久礼の町に下る。
ここらがまた東向きの道で眩しかった。

←56号、中土佐町大坂谷。
山合の谷の先に海が見下ろせたりと景色よく走り易い峠道。

今日は平日なので、土佐久礼辺りからそろそろ通勤通学の時間で少し混み出した。

須崎市街に出ると交通安全週間とかで「交通安全」とか「シートベルト着用」とかの幟を持った高校生が立ち並んでた。ご苦労様。

さてと、このまま高知に向かっても混むだけだから、んじゃあ前来た時通った「横浪黒潮ライン」でも走ってみようか、と思って県道に出、、、ようと思ったんだけど、この県道へはバイパスの56号からは曲がれず、ちょっとグルッと回っちゃった。(それで前回来た時は変な細い方の県道に曲がっちゃったんだな)

前回来た時はグルッと浦ノ内湾を回って東から西に走ったので、今回は逆にそのまま西から走ってみた。

県道、須崎市浦ノ内東分。湖みたいな浦ノ内湾→

ぐんぐん坂を登って、外海の土佐湾が見下ろせ始めた。
でも海の眺めは逆からの方がいい感じだった。

←県道、横浪黒潮ラインからの眺め。つっても逆光だし。
over! 振り返ると甲崎。うーん。。こっちの方がいいね。

横浪黒潮ラインで一番長い直線→
山の上を走るなかなかの道。
(なのに40か。。)

長い直線もあまり飛ばさずにのんびり走ってたら、途中に「武市半平太先生像」と言うのがあったので寄ってみた。

その先の道も暫くは山の上の道。
でもやっぱり、海の眺めの景色は逆から走って来た方がいい感じ。
振り返りながらドライブは出来ないので、また帷子崎の駐車場で展望休憩。

←帷子崎の駐車場。
こちらの方が道沿いで入り易く景色もいい。
でもやっぱり売店も無く、捨てられたネコだらけだった。
(絵も悪くないけど些と邪魔)
click! :2200×500 パノラマ

横浪黒潮ラインは、それでもほとんど独走で気持ちよく走れた。朝で涼しく気持ちよかった。
山を下って宇佐大橋で内ノ浦湾を渡り、そのまま県道で高知海岸に向う。

県道、土佐市宇佐町井尻。宇佐大橋を渡るトコ→

仁淀川を渡ると長い海岸脇の道。だけど堤防がずっと続いて浜も海も全然見えずに桂浜まで走る。
桂浜から浦戸大橋を渡って浦戸湾から高知港に沿って高知市街に向う。

←県道、浦戸大橋から高知港を見下ろす。

さすがに道は混んでたけど、気にせずのんびり、先の道を考えながら市街中心に向かった。

高知市街では、せっかくだからわざわざちょこっと「はりやま橋」と「高知城」をチラ見で通過。
高知城は道から天守が綺麗に見えていいね。

はりまや橋→→
高知城→

↓ロメン電車200形(先に赤い600形)
over! 700形。

そして路面電車を追いかけて33号を進む。
たまたまかな?高知市内の路面電車は宣伝塗装の車輌が減った気がした。
今日もばっちり天気イイので、取り敢えずの進路として、二年前に通って霧で何も見えなかった石槌山への雄峰ラインをリベンジしようと思った。

33号(194号重複)いの町で、JR土讃線→
なんか今日は電車多いけど「並走鉄」なのでアシカラズ。

道は伊野までずっと渋滞してたけど、194号に出たらもうすいてて流れた。
混雑から抜けて気持ち良く仁淀川沿いを走った。

←194号、いの町勝賀瀬。 over! 仁淀川。

194号は、広い川幅の仁淀川とはすぐに分かれて狭い谷間に入って行く。

谷は深いけど道はキレイでずっと快走。岩肌のカッコイイ山も見えてきていい感じ。

194号、いの町清水上分→
戸中山?断層の岩肌の見えるいい山だなぁ、
とか思って写したんだけど、実はこの景色の中に三つもの断崖を落ちる滝が見えてたらしい。
此処と此処と此処
over! & click!
総称で「程野の滝」というらしい。
車を停めてズームで写したらもっと滝に見えるのかな?
知らなかったし気が付かなかった。。

ずっと194号を走って、県境の寒風山トンネルの手前で脇道の旧国道に逸れて、ぐんぐん山を登った。
狭めで勾配のある道だけど、10年くらい前までは現役の国道だった道。寒風山がチラッチラッと見えた。

登る毎に段々と曇り初めてちょっと不安だったけど、町道 瓶ヶ森線(雄峰ライン)に霧はなかったのでホッとした。

←旧国道、寒風山隧道の前の町道入口
さて雄峰ラインのドライブ。
最初は普通に森の道だったけどトンネルを抜けると岩肌ゴツゴツの山岳道になった。
この道はこんな山の上だけど、こんな岩を刳り貫いたようなトンネルが続く道。凄い道だよな。

素堀っぽい岩のトンネル。over! トンネル天井。click! 出たとこ→

幾つかの小さなトンネルを抜けたトコで展望が開けたのでちょっと車を止めた。

←先ず見えた山、伊代富士。頂上は雲がかかってた。

その先も高山の草原が見えたら車を止めたり、ちょこちょこっと展望を楽しみつつ、楽しく情景を感じて通り抜けた。
後続は無く、対向車がチラホラいたので、ちょこちょこ止まって丁度いい感じだった。

↑自念子ノ頭へ続くまさに山の上の道。これは絶景。click! :2400×500 更に谷側もパノラマ。
いやぁしかし凄い道だ。これが霧で何も見えなかったって勿体無さ過ぎだよね。
ちゃんと見える日にまた来れたからいいけど、そうしたらまた欲が出て、快晴だったら更に気持ちイイんだろうなと、また来る楽しみも残して進んだ。

道の名前に冠している瓶ヶ森(という山)は雲に隠れちゃってた→
over! ちょこっと止まって click! 振り返ると凄い岩壁の上の道。

そして瓶ヶ森から少し葛折に下る。前回、一番霧が濃かった区間だ。
その下りの途中で巨大な奇岩のような子持権現山が見えた。こんなのがあったんだ。知らなかった。

←子持権現山。over! 景色ばっかり見てられない。。っていうかトラックは焦るよな。。

ずっと下って山荘に出る。
あとは平坦な道。伊吹山、石黒山と見ながらスイスイ進むと、あっという間に石鎚山スカイラインの駐車場に抜けた。雄峰ライン終了。

そして、石鎚山スカイラインを下った。
この道もガラガラで気持ちよく山を見上げながら下った。ここは前回も晴れてたけど、今回は石鎚山に少し雲がかかってた。

県道、石鎚山スカイライン。右前の尖ってるのが石鎚山→

下りきると494号に出る。
さて、これからどう回ろうか、、と考えながら、二年前と同じ道で県道を経由して33号に出た。
前回通りなら八幡浜に戻っちゃうので、逆の南に走って440号に出て四国カルストに向かった。
四国カルストも前に来た時の逆走行なので新鮮かも。一日で横浪、雄峰、カルストか。なんか贅沢だなぁ。
440号は四国カルストへの観光ルートとして整備してるトコらしく、途中までは広くて走りやすい道だった。

←440号、久万高原町西谷。キレイな道は此処迄、先はまだ工事中。
over! そして森の中に入る。対向車も続々。

でも、まだ半分は400番台らしい狭い道だった。
まぁ、すいててスイスイ。
でも以前この道を夜に通った事あったっけ。。夜はヤだなぁ。

そして地芳峠へ登った。
ここから四国カルストの県道に曲がって姫鶴平に向う。

そろそろかそろそろかと思いながら尾根上の林を進むと、発電風車が見えて一気に視界が開けて、四国カルストの高原に出た。

県道、姫鶴平。カルスト姫鶴牧場→

広々して草原に岩ゴツゴツでイイ景色、、だけど、やっぱ此処も逆からの下りながら方が眺めよくていいなぁ。。
まぁ車止めたりして振り返ればいいんだけどね、、ドライブとしてはやっぱり前向いて走り抜けたいからねぇ。

↑五段城へ登る途中で振り返った。これは絶景。click! :2500×500 更にワイドにパノラマ。
それになんか、工事してたりして、、テンション下がるなぁとか思いつつ進んでた。
ら、なんかダンプがバックしてきて焦った。
狭い道で対向車とすれ違えずって事らしい。自分も広いトコまで下がった。

そのまま進むとダンプの後ろなので、展望したり休憩はさんでゆっくり進んだけど、それでも追い付いちゃって困った。。
今回は一番東の天狗荘まで行ってみようと思ってたんだけど、ダンプがそっちに向かったのでヤメて県道を下った。
(、、、なんなのよまったく)

三年前に来た時はスタンドで教えてもらった抜け道の農免道で登って来たので、今回はずっと県道で下ってみた。
ら、
なんかこっちはマイナーな道。農道がメインの道だったんじゃん。
県道を下って439号に出たら四国カルストのゲートがあった。いやいや以前はこっちがメインだったようだ。

439号、津野町北川の197号に合流するトコ→

439号はちょこっとだけ走って197号に出た。

197号は前回風車の立ち並ぶ山並みが気になってて、「風の里公園」と言うのが気になってたんだけど、それより須崎で昼飯にしよう!というのを優先。新荘川に沿ってスイスイ走って須崎に戻った。

そしてお馴染みの須崎の道の駅で昼食。

さて、後はどう走るかな?
のんびり東に走って、明日は香川回って淡路島かな。。とかも考えつつ、気まぐれで494号に曲がっちゃった。。
松山に向かって何処かから船か橋で明日は岡山だ。
そういえば岡山に行きたかった場所があったんだ。

←494号、佐川町中組。斗賀野に下る眺めいい坂。

ってわけで佐川から33号に出て、そのまま素直に松山に向かった。

33号は番号並の走りやすい道。すいてて、仁淀川の谷間をスイスイ進んだ。
四国らしい山の斜面の上の方まで点在する民家を見上げながらドライブ。屋根なしで見上げられて面白い風景。

33号、越知町野老山付近。山の斜面に家が沢山ある→
over! 寺村橋の先の寺村トンネル。

山を抜けると日が暮れて、夕焼け空に飛行機雲の直線が綺麗だった。
時折ちらっと展望が開けて、赤くなった松山の町からかすかに瀬戸内海まで見えた。
ここら辺から道は混んで列になって進む。
↑33号、松山市久谷町。三坂峠からの下り。
混んだ道の露天で目一杯ヒコーキ雲を眺められた。

チラチラ見えた海は松山の伊予湾かな?真中のは興居島?→

あっという間に暗くなって、松山市街に下り、給油した。
ここらで、ナビで日帰り湯を検索。
ゆっくり出来そうな大きめの日帰り温泉を探し、空港近くの町中の「道後さや温泉 ゆらら」に行った。

←道後さや温泉 ゆらら。
一応「道後」と入ってるんだ。
昨日別府で今日は道後か。贅沢だなぁ。明日は有馬か城崎か?なんてね。

広くて気軽でいい湯だった。湯上がりに携帯で船を検索。

どこかで寝て朝に今治から船で岡村島。。と考えて港に電話してみたら、予約はなく、船は小さく朝は混むから早く来ないと乗れない可能性も、、とか言われ、平日の朝の邪魔をしちゃイカンなと思ってヤメた。
他を見てたら、松山の三津浜港で一時間後に出航のイイ航路があった。 けど、こちらは逆に車積は要予約らしい。。ひょとしたらと思って一応電話してみたら、、ヒョットした!空いてるから大丈夫らしい。
早速港に向かった。
丁度港も風呂から近かったので、十分とかからずに着いた。

余裕で乗船。途中の港までなので車をバックで載せた。

また船では甲板に出て風を浴びながら、遠ざかる松山の灯かりと丸い月と暗い島影を眺めてた。
それにしても真っ暗な島が多く、たまに灯かりがある島とか見るとホッする。

船は周防大島(屋代島)の伊保田港に寄港。ここで下船。

周防大島は瀬戸内海で淡路島、小豆島に次いで三番目に大きな島で、本州と橋で繋がっている。
国道も通ってて道の駅まである。
前に一度来た事ある。(国道を走っただけだけど)

もう今日はいい時間だから、437号をその道の駅「サザンセトとうわ」まで走って車を停めた。
平日だし離島だし、ガラガラの寂しい道の駅だった。独占で車中泊。寝たのは十時。

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