八百津町八百津の県道沿いにある和菓子店。
八百津の町中では手前から「栗金飩」とある和菓子店を見かけてたんだけど、広い駐車場のあるこちら緑屋さんに寄ってもらった。っていうか、店の隣にも駐車場があったんだね。
今日は恵那の方に行くから昨日恵那で寄れなかった栗きんとんの店にあとで寄ってくれるという話をしてた直後で、まさか朝からこの八百津で寄れるとは思ってもなかったので感激。
店は栗きんとんの時季だけにもちろん朝から営業してて、お客さんも多く対応待ちで少し並んでた。
列が伸びる様子はないので、あわてずに店の前の飾りや由緒書きを読んだりした。
この緑屋は明治5年創業で、当時の八百津は江戸時代からの木曾檜の集積地として栄え、300隻の船を擁した港町だったそうだ。へええ。
「栗金飩」は三代目が岐阜で最初に創製し、中津川方面に伝わって広く知られることとなったそうだ。!!こっちが元祖か。おおお!発祥の店じゃないですか。

そしてその店の前から八百津の街並みを眺めたりもした。
ちょっと傷んでるけどリアルな古さのレトロな街並みでいい感じ。
いやぁこういう町だったとは知らなかったなぁ。
そして「栗金飩」バラで二個購入。
紙袋も詩が書かれてて洒落てた。
「かぎりなく客は増すゝ緑屋の 世にたぐひなき金飩の味」
クルマで出発してから早速ひとつ食べた。
んん-やっぱうまい。っていうか一番うまいかも。
栗の渋皮の感じもしっかりアクセントあってもうリアル栗。っていうか栗以上に栗。栗のおいしさを極めた至高の栗。あー嬉しい。
とりとりさんも驚くたようにうまいと気に入ってもらえてて嬉しかった。
実は昨日恵那でスーパー巡って怪しい栗きんとん買って食べてコンナジャナインダヨーと言い訳しまくってたんだけど、やっとホントの栗きんとんのおいしさが伝わって嬉しかった。
続けてもう一つも食べちゃいたいところだけど、すぐなくなっちゃ勿体ないので半日は開けようと我慢した。
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