神栖市太田にある多肉植物の自然群生地。
茨城県指定の天然記念物になっている。
千葉の銚子の外山の海岸にこのウチワサボテンが生えてる所があって前々から気になってたんだけど、それで調べてたら向かいの波崎の先に群生地があると知って気になってて、夏には花が咲くということでいつか夏に来てみたいなぁと思ってたもののなかなか来れず、やっと来れた。ここら辺来る時っていつも気付くと冬とかなんだよね。。
さて、うろ覚えの場所はもーっと波崎の町の方かと記憶してたんだけど、一応友達に検索してもらって地図に沿って来てみたら全然先だった。ひとりだったらおかしいな?と見つからずにまあいいやと諦めてたかもしれないので、友達乗せててよかった。
場所は宅地の細い道沿いで、車が停められそうなくらい路肩に広がってたので無事停められた。
大きめの宅地一軒分程の区域だけど全部ウチワサボテンで立体的に塊感ある群生地。そして黄色い花も満開ではないけどほどよくぼちぼち咲いていた。なんか作り物のような変な花だよね。
このサボテンはもちろん外来種だけど、いつ頃からか此の地に運ばれ推定100年は群生しているそうだ。
群生地は奥に向って傾斜になって塚になってて、脇から上に登ると柵の先はソーラーになってた。柵があるくらいだからよその個人の敷地なのかな。っていうかよくサボテンの間に柵を設置したね。どこまでが天然記念物なんだろ。
ふり返って見下ろせるかと思ったけど、背の高いサボテンだらけで展望はできなかった。
サボテンの葉の間に日本の家屋の瓦屋根が見えるのがちょっとちぐはぐで面白い光景に思えた。
下って戻る途中で、サボテンの隙間から下りられそうだなーとか思って合間に入り込んでみた。けど、すぐにシャツの腹に棘が刺さってチクチクで諦めた。ちょこっと触れただけでしっかり食い込んで刺さるので恐ろしい。そして意外とあちこち刺さってて抜いても抜いてもまだここに?としばらくチクチクしてた。そんなに触れて無い筈だけどなぁ。。飛んで刺さるのかなぁ。
下におりて今度は横から全体を見てみた。すごいな。
そして花も葉の端に咲くもんだとばかり思ってたけど、葉の真ん中から咲きだしてるのとかあって、かなり自由だった。つぼみは赤いけど、花咲くと黄色くなるんだね。
サボテンって茎とか幹とかは無くて、ウチワのような葉の先にまた葉が生えて伸びてるんだね。飛び出してニョキニョキ伸びてるのもあった。
満喫して車に戻った。シャツの腹の棘をちゃんと全部取り除いて車に乗った。
思った以上に友達も楽しんでもらえたようで来て良かった。
出発してみたら短パンの方にも刺さってたようで太ももの前までチクチク。座席に座るまで気がつかなかった。。
出発してからもしばーらくチクッチクっとしてしぶとかった。
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