出雲崎町石井町の402号沿いにある偉人ゆかりの地。
良寛さまは僕が小学校低学年の子供の頃に読んだ伝記の本の一人であり、最近も書道の仕事などで度々関わったりして勝手ながら親近感を覚える尊敬すべき詩人であり書家であり僧侶の偉人である。
なので記念館とか行きたいんだけどね。いつもタイミング合わず、今日も通過して来てしまった。。と、思ってたトコで目にしたのがこの「良寛堂」。何かなと思ったら生誕地だった。こんな海まん前なんだ。ここらの海岸線は江戸時代とまったく一緒なのかね。
もちろんもう家屋はなく良寛様の像とお堂があるだけ。なので良寛堂。
駐車場の海側は裏で、像を経て、お堂の正面に回って、その先の裏の道が昔の街道なのかな。こっちが家屋の正面でこのスポットの正面のようだ。
お堂の中は良寛の石地蔵をはめ込んだ石塔が覗けた。
正面には石碑と案内板があった。
良寛はこの地にあった出雲崎の名主山本家の長男として宝暦8年(1758)に誕生したそうだ。出家して僧侶になるまでは山本栄蔵さんが本名だったのね。
前の道にはバス停があって屋根付きの待合所には「出雲崎よもやま話ー純粋な良寛さんー」と題して幼少期の良寛の逸話が書かれていた。
名家の長男で頭はいいけどぼんやりしてて、そしてあまりにも純粋だったために出家したんだね。
そしてまた駐車場のある海側に抜けた。後ろから見る良寛像は細い体で海を眺めてて、なんか寂しそうに見えた。
良寛さんてあまり海のイメージがないんだけど、この故郷に戻ることはあったのかねぇ。(とか思ったけど、上のバス停に書かれた詩は「古へに変わらぬものは荒磯海と 向かいに見ゆる佐渡の島なり」だった)
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